ノエル団長の言葉から:Remake, Remaster と Rebootの違い―🎥―#気になる英語調べ隊 2730

(2025.9.14)

ホロライブの白銀ノエルさんが9/14の「サンデーマッスル」の配信で
アニメ 銀河英雄伝説 のことを話していて、リメイク Remake、リマスター Remaster と リブート Rebootという言葉を使っていました。
ちょっと、この違いについて整理しておこうと思います。

remake は
動詞としては『作り直す、(古い映画を)再映画化する』の意味で、
名詞では『再映画化作品、リメイク』のことです。
(ここでは映画としていますが、ゲームやアニメシリーズなどについても同様に使われるようです。)

remaster は
『(品質改善のためにレコードや映画フィルムの)マスターを新たにつくる』
ことです。
デジタルリマスターdigital remaster は、デジタル技術を用いたリマスター ということです。古い作品でも良い画像で見られるのはありがたいですね。

reboot はコンピューター用語では『再起動、リブート』ですが、
『(映画などのフィクション作品において)連続性を捨て新たに一から仕切り直すこと』を意味するようです。
これは、新たな視点を入れて作品やシリーズを作り直す感じのことになります。
例えば、原作は同じでもリブート作品では、前作とキャラクターの解釈やストーリーの強調される部分が違ったりします。

ノエル団長は、銀河英雄伝説の新しいアニメは reboot だと言ってました。
こういうのは、両方を比べて見る楽しみも有るかもしれませんね。

9月の満月の英語―🌕―#気になる英語調べ隊 2727

(2025.9.7)

9月の満月を英語では Corn Moon と言うそうです。

トウモロコシが収穫できる月だからでしょうね。

2025/9/7 Corn Moon

満月が出てたので写真撮りました。

ドジャース・・・「天国から地獄」の英語―⚾―#気になる英語調べ隊 2726

(2025.9.7)

『天国から地獄』は from heaven to hell だそうです。
まあ、そのままな感じですね。

A nightmare from heaven to hell. Yoshi’s wonderful pitching was ruined.
天国から地獄の悪夢。ヨシの素晴らしい投球が台無しだ。

ドジャースの山本由伸投手がノーヒットノーランを続けていて、9回の2アウトでソロホームランを打たれました。ここで山本投手、アウェーの球場ながらスタンディングオベーションの中で降板。この時点で3-1で勝っていたのだけれど・・・。
この後、リリーフがワンアウトをとれずにサヨナラ負けなんて!

見ているだけだけど、心折れたような。
Feels like we’ve gone from heaven to hell.
「ぼくたちも天国から地獄の気分。」

「残塁」の英語―⚾―#気になる英語調べ隊 2725

(2025.9.4)

野球の『残塁』は、英語では left on base (略は LOB)だそうです。

Left on base” refers to runners remaining on base when the teams switch between offense and defense in baseball.
Or, it refers to the number of runners left on base.
「残塁」とは、野球で攻守交替のとき、塁上にランナーが残っていること。
あるいは、その塁上に残ったランナーの数。

being strandedという表現も『残塁』の意味で英辞郎に出てました。
stranded には『(船が)座礁した、(人、乗り物が)動けなくなった』の意味が有りますが、野球ではこれが『残塁の』の意味になるそうです。

最近、Xでこんなポストがありました。
10 runners left on base for the Dodgers…
「ドジャースは10残塁・・・」

ドジャース、この頃チャンスで得点が取れない試合が多いような・・・。
大谷選手がホームラン打って勢いつけたいところですね。

「二度見する」の英語は?―😯―#気になる英語調べ隊 2724

(2025.9.2)

『二度見する』とは、
「一度見て理解しがたいことやうまく確認できないものをもう一度見る」ことですね。

この『二度見する』を英語では do a double take と言うそうです。

double take が『二度見、(驚くべきことなどについて)少ししてから気付くこと』といった意味になります。

例えば
On a nearby street, an old man was walking a large tortoise, and I couldn’t help but do a double take.
「近くの通りで、おじいさんが大きなカメを散歩させていて、思わず二度見した」
のように使えます。

昔、テレビ番組で、そんなおじいさんとカメが取り上げられていました。
あれとすれ違ったら二度見すると思います。
あの方は、まだお元気でしょうかね。

ノエル団長の言葉から:「おなかが鳴る」の英語は?―🙈―#気になる英語調べ隊 2723

(2025.8.31)

『おなかが鳴る』というのを英語にすると
 one’s stomach makes a noise
のようになりますね。

ただ、おなかが空いてグーグー鳴っているような感じだと
one’s stomach is growling
のような表現の方が合うかもしれません。
growl には『(動物が)うなる、(人が)怒鳴る、(雷が)とどろく』などの意味があり、
『(おなかが)グーグー鳴る』の意味でも使われます。

同様に
one’s stomach is rumbling (grumbling)
のようにも言えます。
rumble や grumble も『ゴロゴロ鳴る、(おなかが)グーグー鳴る』の意味になります。

ホロライブの白銀ノエルさんが、
ASMRの配信で時々「おなかが鳴っちゃった」と言っているのですが、
これは英語なら 
My stomach has made a noise.
ぐらいの感じかと思います。
そんなにグーグー鳴ってるわけではないでしょうからね。

「ぼちぼちでんな」の英語は?―💮―#気になる英語調べ隊 2721

(2025.8.19)

辞書サイトWeblioの例文で
「ぼちぼちでんな」
Things are so so. というのが出てました。

この「ぼちぼちでんな」は 
So-so.
It’s OK.
Not too bad.
などでも良さそうです。

それと、これも使えるかなと思うのが
I’m just plugging along.

近況や調子を聞かれたときに
plugging along の形で「まあまあである、ぼちぼちというところだ」という意味になるそうです。

Weblioで「ぼちぼちでんな」で例文が出てるのは、ちょっとした発見でした。
いっそのこと、
次のエイプリルフールには辞書の例文全部を関西弁にしてみたらどうでしょうか?

「時系列」の英語は?―⏱―#気になる英語調べ隊 2719

(2025.8.17)

英語で『時系列』は、
temporal sequence や time series と辞書(英辞郎)に出ています。

また、『時系列順で』は in chronological order のように言います。
chronological は『経時的、年代順の』の意味です。
副詞のchronologically は『経時的に、年代順に』の意味になります。

ホロライブのノエル団長が配信でこんな風に言っていました。
「今週有ったことを時系列順に話していこうと思います」
これを英訳すると
 I will talk about what happened this week in chronological order.
(I will talk about what happened this week chronologically.)
のようになります。

傘と日傘の英語は?―☔―#気になる英語調べ隊 2717

(2025.8.15)

研究社の新和英中辞典によると
雨の日に使う『傘』は英語では umbrella で、
晴れた日に使う『日傘』は parasol だそうです。

ただ、umbrella は日傘の意味でも用いられるようです。
そもそも、この単語の語源は「小さな陰」の意味のイタリア語だそうです。

parasol は専ら日傘のことを指すようで、語源もイタリア語で「日よけ」の意味だそうです。

Today, I went to Tatebayashi to see an event called “Castle Town Umbrella Sky”, where many umbrellas were hung in the air. 

「おおきく振りかぶって」の英語タイトルは?―⚾―#気になる英語調べ隊 2716

(2025.8.13)

野球マンガ『おおきく振りかぶって』の英語タイトルは
Big Windup! だそうです。
当然ですが、アニメの英語タイトルも同じです。

windup (ワインドアップ)は、
投手が投球するために両腕を頭上に上げる、振りかぶることですね。
名詞だけでなく、動詞でも使われ、
『投球前に腕を振りかぶる、ワインドアップする』の意味になります。

Nowadays, there are fewer pitchers who throw with a big windup.
「現在、おおきく振りかぶって投げるピッチャーは少なくなっています。」

野茂投手のような個性的なフォームのピッチャーを見る