All stars =Ohtani、Imanaga and Blooper ―⚾―#気になる英語調べ隊 2339

(2024.7.18)

昨日のMLB オールスターゲームで、
大谷選手はDHで出場して3ランホームランを打ちましたし、
今永投手はヒットも打たれず3者凡退のピッチングで、日本人選手の活躍が目立ちました。

両選手と、もう一人の日本に縁のある人が試合前に話しているシーンがXに投稿されていました。

Atlanta BravesのマスコットのBlooperです。
このBlooper の中の人は、2018年に広島カープのマスコットを務めていた人で、最近はMLBに行った日本選手と試合前によく交流しているんですね。

このBlooper の名称が、そもそもどんな意味なのか気になりますね。

blooper を英和辞典で引くと、
『大失敗、どじ、ポテンヒット』などの意味らしいです。
コミカルな名前なんですね。
ドジ君とかポテンヒット君という感じでしょうか。

なお、関連するbloop という動詞は
『(~を)駄目にする、失敗する、(野球で)当たり損ねる、ポテンヒットにする』
などの意味だそうです。

Xの投稿でBlooper は「翔平と翔太に会えてよかったです!」と書いています。
かなり日本語もできるみたいですね。
楽しそうでなによりです。

ラグビーのクロコダイル・ロールは?―🐊―#気になる英語調べ隊 2338

(2024.7.17)

週末のラグビーの試合でも起こったのですが、このごろ『クロコダイル・ロール 』Crocodile roll でペナルティーになるケースが目立っている気がします。

Crocodile 『クロコダイル(アフリカ・ア異議るジア・アメリカ産の大型のワニ)』は、大型の獲物に嚙みついたままで自分の体を回転させ肉を食い千切ると言います。
ラグビーで、このワニのような動きで相手の選手をどけようとする Crocodile roll は非常に危険なプレーで、最近これを禁じるルールが厳格化されたようです。

ラグビーのルールの説明英文に以下のように出ています。
New definition:
Crocodile roll: A prohibited action where a player laterally rolls/twists or pulls a player, who is on their feet in the tackle area, to ground. The action often lands on the player’s lower limbs
新しい定義:
「クロコダイル・ロール: 禁止されている行為で、プレーヤーがタックルエリアで立っているプレーヤーを地面に向かって横にロール/ツイスト、または、プルをするという禁じられた行為。この行為ではしばしば、プレーヤーの下肢に落下する。」

このクロコダイル・ロールを禁止する理由は以下のように説明されています。
Rationale: Player safety. While low in number, these actions continue to cause long-term injuries in many players. The Shape of Game meeting showed clear support for removing the specific action in law.
「理論的根拠:選手の安全。
数は少ないものの、こうした行為は多くの選手に長期的な負傷を引き起こし続けている。シェイプ・オブ・ゲーム会議では、特定の行為を法律で撤廃することへの明確な支持が示された。」

なるほど。選手のケガを防ぐためなら、Crocodile rollを厳格に禁止するのは理解できますね。

この前の日本 vs ジョージア戦では、この反則でのレッドカードが日本チームの数的不利につながりました。今、厳しく適用されているようなので、次の試合では日本の選手の方たちも、無理に相手をはがそうとしてこの反則を取られないようにしてほしいです。
第一、お互いに重篤な負傷を防ぐことになるので、全てのラグビーチームで徹底してもらいたいものです。

Xに出ていた南アフリカ vs アイルランド戦でのケースは、本当に痛そうです。

Hard to watch this…
Crocodile roll needs to be stamped out of the game.
「これは見ていられない・・・
ラグビーからクロコダイル・ロールを排除する必要がある。」

「吉田選手が起死回生のホームラン」の英語―⚾―#気になる英語調べ隊 2327

(2024.7.7)

MLB レッドソックスの吉田正尚選手が、ヤンキースとの試合で9回の2死から同点2ランホームランを放ちました。打ち取られればゲームセットの状況で、まさに起死回生の一発でした。

この「起死回生のホームランを放つ」は、英語でどう言えばいいでしょうか?
気になりますね。

ちょうど、研究社の新和英中辞典に出ていました。
「起死回生のホームランを放つ」は
hit a homer to pull the game out of the fire
ですと。

pull ~ out of the fire が『~を起死回生させる』だそうです。

使ってみましょう。
Yoshida hit a 2-run homer to pull the game out of the fire.
「吉田選手が起死回生の2ランホームランを放ちました」

最終的にレッドソックスが勝ったので、吉田選手の一振りは値千金でしたね。

バーバリアンズとは❓―🏉―#つぶやき英単語 2310

(2024.6.23)

6/22に、ラグビーの堀江翔太選手がバーバリアンズ の一員として、フィジーと対戦しました。キックも蹴ってましたね。

バーバリアンズ Barbarians は、バーバリアン・フットボール・クラブ Barbarian Football Club の通称です。
barbarian は『野蛮人、野蛮な人』の意味ですから、「野蛮なやつら」的なチーム名になります。確かにラグビー選手は、ピッチ上ではすごい音立ててぶつかり合っているので、まあそういうチーム名をつけるのも理解できます。

このバーバリアンズは、世界の一流選手を試合・ツアーごとに招待して構成される伝統あるラグビーチームです。今回は、ラグビーリーグワンの埼玉ワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督がバーバリアンズを率いていた関係か、堀江翔太選手の他にもワイルドナイツから、クレイグ・ミラー、ジャック・コーネルセン、ラクラン・ボーシェ、リアム・ミッチェルの各選手も名を連ねていました。

Xには引退が決まっている堀江翔太、サム・ホワイトロックの両選手がトロフィーを持つ写真が載っていました。
サム・ホワイトロック選手はワイルドナイツでもプレーしていたので、ぼくの好きな選手の一人です。この試合が日本とニュージーランドのラグビー・レジェンドの最後の試合になるかと思うと、感慨深いものが有ります。
お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

How many Wild Knights are in the picture?
この写真で何人のワイルドナイツがいるかですが、
ワイルドナイツ関係者として、堀江翔太選手、ラクラン・ボーシェ選手とロビー・ディーンズ監督と、元ワイルドナイツのサム・ホワイトロック選手が写っています。
なので4人でしょうか。
もしかしたら、クレーグミラー選手の頭が写っているかも・・・違うかな。

ドジャース勝ったって⁉ What a come back!! ―⚾―#つぶやき英単語 2306

(2024.6.19)

今日のMLB ドジャース vs ロッキーズの試合で、大谷翔平選手が6回に特大の20号ホームランを打ちました。

試合としては、ドジャースが終始劣勢で、
8回の終わり時点ではロッキーズ 9-5 ドジャースでした。
ところが、9回にドジャースが7点取って逆転して、そのまま勝利したんです。
あまり見ないような逆転勝利でした。

Redditの試合後のスレッド(Postgame Thread ⚾ Dodgers 11 @ Rockies 9)でも
What a come back!! と言ってる人がいました。

この場合の come back は、
負けそうだった状況から追いついてひっくり返す『逆転』、
あるいは comeback victory 『逆転勝ち』の事と思われます。
なので、「何という逆転劇」や「なんてすごい逆転勝ちだ」と言ってるわけですね。

Comment
byu/DodgerBot from discussion
inDodgers

山本選手やベッツ選手の離脱も有りますが、
ドジャースはチームとしてよく戦っている感じですね。
大谷選手も調子が上がってきたようですから、ホームランや盗塁も数を伸ばしてくれると思います。。

英語で「アザミ」は❓―📷―#つぶやき英単語 2304

(2024.6.17)

今日、道端にアザミが咲いていたので写真を撮りました。

『アザミ』は英語では thistle だそうです。

Collins の辞書サイトでの説明では
A thistle is a wild plant which has leaves with sharp points and purple flowers.
「アザミ(thistle)は、鋭いとげのある葉と紫の花を持つ野草です」
となっていました。

このアザミ= thistle はスコットランドの国花なんですね。
なので、スコットランドのナショナルチームのラグビージャージには、
thistle のマークが入っています。

スコットランドのラグビー選手にとって、このthistle のマークを胸にプレーすることは最上の名誉のようです。

「狼の群れ」の英語は❓―🐺―#つぶやき英単語 2302

(2024.6.15)

 5/26日、ジャパンラグビーリーグワンの2023-2024シーズンの決勝で東芝ブレイブルーパス東京が埼玉パナソニックワイルドナイツに勝利し、王座につきました。

 ブレイブルーパスは、 Lupus が狼座という星座の名前でもあり、チームのマークやマスコットは赤い狼で統一されています。今年のブレイブルーパスは、勇猛な狼の群れのようなチームだったと思います。

 英語では動物ごとに群れの言い方が違っていて、狼の『群れ』については pack という単語が使われます。
 なので、
 「今年のブレイブルーパスは、勇猛な狼の群れのようなチームだった」は
 This year’s Brave Lupus was a team like a pack of valiant wolves.
のように言えます。

ここのファンの応援も面白くて、ときどき狼の遠吠えみたいな声を出します。
チームとファンも一体になって、一つの狼の群れなのかもしれません。

大谷選手の最強のFan boy ―⚾―#つぶやき英単語 2294

(2024.6.7)

fan boy あるいは fanboy は
『マニアの少年、オタク、熱烈なファンの男性』のような意味ですね。
『ファンボーイ』でも通じますけど。

Xから
Paul Skenes face when Ohtani hit a home run
Fan boy mode
大谷がホームランを打ったときのポール・スキーンズの顔
ファンボーイモード

打たれた投手がこんなにっこりしてるって・・・。

ポール・スキーンズ投手と大谷選手、力と力の対決という感じです。
ゴジラ対キングコングみたいだというコメントも出てましたよ。

大谷選手に関連する投稿

Once a Wild Knight, always a Wild Knight ―⚔️―#つぶやき英単語 2287

(2024.5.31)

埼玉パナソニックワイルドナイツから、の単団の発表が有りました。

Saitama Wild Knights announce the departure of six players this season
埼玉ワイルドナイツ、今季6選手の退団を発表

We extend our heartfelt gratitude and support as they embark on new challenges
新たな挑戦を始める選手たちに、心からの感謝と応援を送ります

Once a Wild Knight, always a Wild Knight ⚔️
一度ワイルドナイツの選手になれば、ずっとワイルドナイツの仲間です ⚔️

Let’s continue to champion Japan rugby together! 💙
これからも一緒に日本ラグビーを盛り上げていきましょう!💙

champion は動詞として『擁護する、支持する』の意味を表す場合が有ります。)

堀江翔太選手、谷昌樹選手、内田啓介選手、松田力也選手、スリアシ トル選手、マーク アボット選手、これまでありがとうございました。
これからの新しい挑戦を応援します。

堀江翔太選手のmoniker は❓―🏉―#つぶやき英単語 2285

(2024.5.29)

moniker は『名前、呼称、あだ名』だそうです。

Shota Horie of the Saitama Panasonic Wild Knights has been popularly known by his moniker “Lasbos (the final boss)”.
埼玉パナソニックワイルドナイツの堀江翔太選手はラスボスというあだ名で親しまれてきました。
The Rugby League One final, including its conclusion, was a dramatic match that was a fitting end for the retiring final boss.
ラグビーリーグワンの決勝は、その幕切れも含めて、引退するラスボスに相応しいドラマチックな試合でした。

ありがとう堀江選手。

*『ラスボス』はfinal boss や end boss のように言うそうです。