1120) 「HCの俳句」続き

つぶやき英単語1120 (2019.12.14)

前回、ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフHCの激励「俳句」の正確な英文が知りたいと書きました。

まだ公式発表のソースは分からず、どこかから引用してる記事は、それぞれ少し違っていたりしませす。

🏉

特に問題は二行目の

「誰も接戦になるとさえ思っていない」

です。

🐣

①最初に見たのは、

No one thinks we can even close

これcanの後に適当な動詞が無い・・。close は動詞だと『閉じる』ですね。

接戦 close game のcloseは形容詞だから、be動詞みたいなのが抜けてる気がします。詩だから、省略できる?

🐣

② こんなのも

No one thinks we can even some close

これ、someが入ってるけど、動詞は?

🐥

③ あっ、これが正解かと思ったのは

No one thinks we can even come close

動詞 come があり、意味も通ります。

(②は一字違いのcome と someを間違えたんじゃないかな。)

🐥

一応、僕が正解と思ったのが以下のものです。(訳は勝手に変えてます。)

🏉

No one thinks we can win.

(誰も僕らが勝てると思っていない。)

No one thinks we can even come close.

(誰も接戦になるとさえ思っていない。)

But no one knows how hard you’ve worked.

(でも誰も、君達がどれだけ努力して来たか知らない。)

No one knows how many sacrifices you’ve made.

(どれだけのことを犠牲にしてきたかも知らない。)

You know you’re ready.

(さあ、あとはやるだけだ。)

🧐

公式に発表されたものを僕が知らないので、間違えてるかもしれません。

オリジナルのソースをご存知の方は、教えていただけたら、ありがたいです。

1119) ラグビーHCのpep talk

つぶやき英単語1119 (2019.12.8)

pep talkは❓

pep talkは『(通例短い)激励演説』と 研究社の新英和中辞典に 出ています。

📚

また、Cambridge Dictionary のサイトでは、より具体的に

「一層努力するよう、あるいは試合や競争での勝利を目指すよう激励するための短いスピーチ」

のような説明を英語でしています。

🏉

いまさらなんですが、ラグビーワールドカップのアイルランド戦の時に、ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチが英語の俳句を詠んで選手を激励したことが話題になってました。(例えば、Sponichi Annex の9.29記事)

⭐︎

誰も勝つと思ってないし

誰も接戦になると思ってないし

誰も僕らがどれだけ

犠牲にしてきたのか分かんないし

信じてるのは僕たちだけ

⭐︎

これは、田村優選手が試合後のインタビューで明らかにしたとのこと。

俳句と呼ぶかどうかはともかく、長くきびしい時間を共にした選手の心に言葉が響いたのは分かりますね。pep talkとして、名言のレベルに達してます。

🧐

ただ、この英語の正確な原文が知りたいところです。何処かに記事とか出てたでしょうか? 

どなたか、ご存知ないですか? 

🐣

1118)Jackal を辞書で見たら

Jackal

つぶやき英単語1118 (2019.12.6)

jackal は❓

英和辞典で引くと、

1) ジャッカル (アフリカ・インド産の野生の犬)

2) 下働き、お先棒、人に使われて悪事を働く人 (研究社の英和中辞典)

のように出ています。

2)のところ、あまり、いいイメージではないですね。

🏉

でも、ラグビーのワールドカップでジャッカル jackal というプレイが、注目されてました。これは、タックルで倒れた相手選手のボールに守備側な選手が立ったまま絡んで、ボールを奪うか、ノットリリースザボールの反則をとるプレーです。

この立ったままボールを取りにいく姿勢が、ジャッカルが捕食する時に似ているんですと。(どこの人が名付けたのかな。南アフリカかな。)

📗

この意味のjackal は、上に書いている普通の英和中辞典には載ってないんですね。

これ、Cambridge Dictionary のサイトで調べても、ラグビーのプレーの意味では出てませんでした。

📕

これから、辞書が改訂される際には、ラグビーのjackalも追加されるのではないでしょうか。(もう載ってる英語の辞書あるかもしれませんが。)

👍

僕の気持ちとしては、これから日本代表の姫野選手がどんどんジャッカル決めていって、いつのまにか Himenoというプレイ名で辞書に載ることになっても、全然OKですけど。

1113)ラグビー 英語俳句

つぶやき英単語1113 (2019.11.27)

ラグビー俳句4 自分も英語で一句。

Running around fields

Red and white striped wind

has brought Rugby season

(Captain Zuka)

🏉

フィールドを駆け回る

赤白ストライプの風

ラグビーシーズンを連れてきた

😔

ゴメン、俳句にはなってないね。

☺️

赤白ジャージの日本代表、ワールドカップの活躍があったし、

女子もスコットランドに勝って、🎉

なんかすごいラグビーシーズンになってる気がする。

1112)Rugby俳句3  フェラーリコンビ

つぶやき英単語1112 (2019.11.24)

Rugby俳句 3

走る走る走るラグビーの男  (秋山巳之流)

🏉

英語にしてみました。別物かもしれないけど。

Run, run, ・・・

and run

Rugby men

(走る、走る・・・走る、ラグビーの男)

三単現の runs にすると、語呂が悪い気がしたので、複数形にしちゃいました。

🏉

ラグビー ワールドカップ、日本代表のフェラーリコンビ

松島幸太郎選手、福岡堅樹選手を思い浮かべて。

1110)Rugby俳句2 田村選手へ

つぶやき英単語1110 (2019.11.22)

Rugby俳句 2

球を蹴るラガーきらりとひかるは意思  (山口誓子)

この句、日本代表の田村優選手にピッタリなのでは。

🏉

訳というには変えすぎですが、英語にしてみました。

No.10 player kicks the ball

gleaming in his eyes

intention to goal

10番の選手がボールを蹴る

彼の目に光る

ゴールへの意思

(英文については、教育的指導のコメントや添削いただければありがたいです。)

🏉

RWCでは、田村選手のゴールに集中した時の目力が印象的でした。トップリーグの試合でも、あの目力からのゴールを期待しています。

田村選手、今日はご出身地で凱旋セレモニーとのこと、地元での声援はまた格別でしょう。

1105)田村優選手はMaverick

つぶやき英単語1105      (2019.11.16)

🏉

ラグビーの田村優選手が『The Mavericks of 2019』で「異端児」として表彰されたそうですね。受賞おめでとうございます。(でも、むしろ田村選手は「正統派」なんじゃないかな。ゴールを狙っている時は、特にキリッとしてて、かっこいいし。)

🏆

maverick を辞書で引くと

1) 焼き印のない牛

2)無所属の人、異端者、「一匹狼」

の意味です。

🐂

この言葉の由来は、「米国の開拓者S.A. Maverickさんが、所有する子牛に焼き印を押さなかったから」だそうです。

(焼き印押さなくても、見分けついたんでしょうか)

1104)ラグビー俳句:タックル

つぶやき英単語1104   (2019.11.13)

ラグビーは冬の季語です。

実際にラグビーを扱った俳句も少なくありません。

🏉

例えば

「ラグビーの 花はタックル 巨躯倒す 」

粟津松彩子

🙈

恥ずかしながら、この句を英語にしてみました。

The blossoms in rugby,

brave tackles lay gigantic guys

down !

🌸

ちょっと日本代表のBrave Blossoms イメージが入って、原句とは違うかもしれませんが、素人の英作文と笑ってお許しを。

1102)アンストラクチャーを覚えた日

ラグビーWC 熊谷ファンゾーンでのしんやさん

つぶやき英単語1102     (2019.11.11)

「アンストラクチャーと言っておけばラグビー通ぶれる。」というようなことを熊谷のパブリックビューイングの時に、MCの田中美里さんとラグビー芸人のしんやさんが話してました。

(ワールドカップ前の南アフリカ戦の時か、ワールドカップ開催後か、定かではないのですが。)

🏉

ラグビーの陣形が整わない状態をアンストラクチャーと呼び、そこでのプレーがポイントになるということでしょうか。

💁‍♀️

ただ、英語の辞書ひいても、unstructure では出ていなくて、形容詞の形になったunstructured で出てきます。unstructured は『組織化されていない』という意味ですね。

(unstructureはスペルチェックにかかって、unstructuredに直されます。)

英語のラグビー記事の中でも、unstructured play やunstructured rugby の形で使われているようです。

📰

例えば

Rugby World Cup 2019 tactical guides: Japan hope to outwork and over-run rivals in unstructured rugby

(telegraph.co.uk, 2019.9.16)

「ラグビーワールドカップ2019 戦略ガイド: 日本はアンストラクチャーラグビーで、より良い動きをし、ライバルを凌駕したいと希望している」

🤔

なので、英語として使う場合は形容詞 unstructured を用いた表現となると理解していた方が、よりRugby通に見えるかもしれません。 (カタカナではアンストラクチャーを使うのはいいですが)

🏉

にわかの意見ですので、専門家のご指摘をいただければありがたいところです。

1100)Leagueにも色々ある

ラグビータウン熊谷 マンホールにもトライ

つぶやき英単語1100 🎉    (2019.11.10)

Balkan League は?

これはサッカーやラグビーのリーグではなく、「バルカン同盟」です。世界史に出てきます。

1912年にバルカン半島諸国の間で結ばれたオスマン帝国に対する同盟。これがバルカン戦争に繋がり、第一次世界大戦の伏線になったのだとか。

(受験生の方は、ちゃんと教科書とかで確認しといてくださいね。)

📚

league は「結ぶ」の意味のラテン語に由来し、

名詞で『同盟、連盟、リーグ』、

動詞で『同盟(団結)させる』『同盟(団結)する』の意味になります。

The countries were leagued together.「その国々は互いに同盟を結んでいた。」のようにも用いられます。

🏉

ところで、Japan Rugby Top League2020年1月12日開幕とのこと。チケットの一般販売が始まっていますね。僕は熊谷でやるパナソニックワイルドナイツの試合に行くつもりです。