dormouse は?-🐭-#つぶやき英単語 1766

(2022.10.9)

dormouse は『ヤマネ』

Cambridge dictionaryでの説明は以下のようになっていました。
dormouse (複数形 dormice)
a small animal that looks like a mouse with a long tail covered in fur
「毛に覆われた長い尾を持つネズミに似た小動物」

dormouse には半年以上の長い休眠・冬眠(dormant hibernation)をする習性が有り、このことが名前のdorの所に関係しているようです。

最近、このdormouse ヤマネがニュースに出てました。
Rare tree dormouse not seen for 20 years discovered in Austria
「オーストリアで20年間目撃されていない希少なオオヤマネが発見される」

僕の説ですが、
The dormice that were not found for 20 years may have all been dormant throughout that time.
「20年間見つからなかったヤマネたちは、みんなでその間中休眠していたのかも。」
(そんなわけない)

英語で『量子』は? ノーベル物理学賞のニュースから-😵‍💫-#つぶやき英単語 1764

(2022.10.8)

『量子』は英語で quantum です。
量子 quantum は、粒子と波の性質をあわせ持ったもので、
電子 electron、中性子 neutron、陽子 proton、光子 photon やその他の素粒子もこれに含まれます。

2022年の ノーベル物理学賞 は、フランスのアラン・アスペ教授、アメリカのジョン・クラウザー博士、オーストリアのアントン・ツァイリンガー教授が受賞しました。
そのニュースでは、
『量子もつれ』 quantum entanglement
『量子情報科学』quantum information science
といった言葉がキーワードになっています。

The 2022 #NobelPrize laureates in physics have conducted groundbreaking experiments using entangled quantum states, where two particles behave like a single unit even when they are separated. The results have cleared the way for new technology based upon quantum information.

「2022年のノーベル物理学賞受賞者たちは、2つの粒子が離れても1つのユニットのように振る舞う「量子もつれ状態」を利用した画期的な実験を行いました。この成果が、量子情報科学に基づく新しい技術への道を開きました。」

こういう研究成果が『量子コンピュータ』quantum computer の開発につながるということですが、正直なかなか中身が理解できません。
まあ、そういうのが話題というぐらい知ってればいいんじゃないでしょうか。

then president は?-📰-#つぶやき英単語 1763

(2022.10.7)

今日の気になる英語:then president

then という単語は、
I was living in Tokyo then.「当時は東京に住んでいた」のように
『その時は、あの時は、当時は』という意味の副詞として使われますね。

実は、このthen には『当時の』の意味の形容詞として使う用法も有るんですね。
なので、then president は『当時の大統領』ということです。

例文です。
The then president promised to increase the welfare budget.
「当時の大統領は福祉予算の増額を約束した」

オンライン英会話のレッスンで読んだ英文にthe then president として出ていたんですけれど、定冠詞のthe にthenが続くので語呂が悪いというか、なんか違和感を感じました。。
Weblioの辞書サイトでは、この形容詞のthen のところに
「この用法を好まない人もいる」とわざわざ注がついていました。
やはり、語呂が悪いからなんじゃないかしら。

まあ、かえって覚えちゃいますけどね。

all-time は?-⏱-#つぶやき英単語 1762

(2022.10.6)

all-time は『前代未聞の、空前の、史上~の』という意味です。

Twitter で今日使われてるのを見かけました。

The 2022 #MLB season:
▪️ Miguel Cabrera tallied his 3,000th hit
▪️ Shohei Ohtani hit 30+ HRs and struck out 200+ batters
▪️ Albert Pujols reached 700 HRs
▪️ Aaron Judge set AL single-season HR record
Has this been the greatest baseball season of all-time?

「2022年の #MLB シーズン:
▪️ ミゲル・カブレラが通算3000本安打を達成。
▪️ 大谷翔平選手が30本以上のHRを放ち、200個以上の三振を奪った。
▪️ アルバート・プホルスが700HRを達成
▪️ アーロン・ジャッジがALシングルシーズンHR記録達成
史上最高の野球シーズンだったでしょうか?」

Otani has achieved several all-time records this year.
「大谷選手は、今年いくつか前代未聞の記録を達成しました」

大谷選手、規定投球回と規定打席を満たしたのもすごいことです。
オフシーズンは十分休んで、来年もお願いしますよ。

cog in the machine は?―⚙️-#つぶやき英単語 1758

(2022.10.2)

今日の気になる英語:cog in the machine

cog は『歯車の歯』の意味の単語です。

なので、cog in the machineは、比喩的に『大組織の中で小さな(つまらない)役割を担う人』を意味します。
(cogだけでも。文脈上で同じような意味を表す場合も有ります。)

これは日本語でも、「組織(会社、社会)の歯車」という表現が有りますから、
どこの国の人でも共通している感じ方なのではないでしょうか。

使ってみましょう。
I don’t want to be a cog in the machine any more.
「もう、組織の歯車でいるのはいやだ。」
Without one cog, the whole machine would not run well.
You should be proud that you can contribute to society through your work.
「一つの歯車が無ければ、機械はうまく動きません。
 仕事を通して社会に貢献できることに誇りを持つべきです。」

歯車としてちゃんと動いていれば立派なものだと思いますよ。

英語で「ビンタ」は?-🙀-#つぶやき英単語 1756

(2022.10.1)

顔を平手でたたく『ビンタ』は、英語でface slapping などと言います。
場面によっては、単にslapでもいいと思います。
『ビンタする』は slap someone’s face や slap someone on the face などになります。

slapはもともと「ピシャリ」に近い擬音語で、動詞なら『(平手で)ピシャリと打つ』、名詞なら『ピシャリと打つこと』の意味を持ちます。

ニュースでアントニオ猪木さんが亡くなられたことを知りました。

以前は猪木さんにビンタされたい人たちが列を作ってたりしましたね。

Would you have lined up for an Inoki slap?
「君なら猪木のビンタのために並んだだろうか」

猪木さんのビンタで闘魂を注入してもらいたい気持ちは、ちょっと分かります。

 

rob と steal の違い―😎-#つぶやき英単語 1754

(2022.9.29)

rob steal は、奪うとか盗むという似たような意味の動詞ですが、
使い方が違うんですね。そこのとこ押さえておきましょう。

rob では、
Lupin robbed the queen of the jewel. 
「ルパンは女王から宝石を奪った」のように、
rob +(被害者)+ of +(盗まれた物)の形になります。
   
一方、 stealは、
Lupin stole the jewel from the queen. 
「ルパンは女王から宝石を盗んだ」のように、
steel + (盗まれた物)+ from + (被害者)の形で使います。

受け身では、それぞれ
The queen was robbed of the jewel by Lupin.
The jewel was stolen from the queen by Lupin.
のようになります。

また、意味の上でも
rob が『奪う、略奪する、強奪する』なのに対し、
steal は『盗む、こっそり取る、うまく手に入れる』なので
少し違いは有ります。
rob :強盗、 steal:コソ泥ぐらいのイメージで覚えておけばいいかもしれません。



英語で「頭脳流出」は?-🤯-#つぶやき英単語 1745

(2022.9.20)

オンライン英会話の中で覚えたのですが、
『頭脳流出』のことを英語では brain drain と言うのだそうです。

brain は『脳、頭脳』や『頭のいい人』で、
drain は名詞なら『下水(排水)設備、排水、流出』等の意味が有ります。
この流出というのは、人材や文化財の流出という時にも使えるようです。
なので、日英とも同じ感じの表現になっています。

Merriam-Webster での説明では
brain drain
the departure of educated or professional people from one country, economic sector, or field for another usually for better pay or living conditions
頭脳流出
「高い教育を受けた人や専門家が、通常、より良い給与や生活条件を求めて、一つの国、経済セクターや分野から他へ流出すること」
だそうです。

日本も、本当に優秀な人には相応しい待遇を与えないと、頭脳流出で大きな損失があるかもしれません。また、外国から優秀な人が来るのは歓迎すべきことですけれど、その国の人材を奪う結果になるので、これも慎重に考えるべきかもしれません。

BRAIN DRAIN : South Africa may lose 53% of graduates to emigration, survey shows
頭脳流出:南アフリカでは卒業生の53%が移民として流出する可能性がある、との調査結果




Commonwealth は?-🇬🇧-#つぶやき英単語 1743 

(2022.9.18)

commonwealth を辞書で見ると『共和国、国民、(共通の目的と利益で結ばれた)連邦』などの意味が出ています。
(common+wealth で語源は「公共の福祉」の意味らしいです。)

これが大文字始まりのCommonwealth となると、主にCommonwealth of Nations(=イギリス帝国の旧領土である加盟国で構成される経済同盟)を指すようです。
元々、これはBritish Commonwealth と呼ばれていましたが、現在は Britishが名称から外されています。ただし、日本語では現在でも旧名称の訳である『英連邦』という言い方が多くされるようです。

エリザベス女王の葬儀には英連邦の各国のリーダーが参加するため、英語のニュースでもCommonwealth という単語が出てきています。

King Charles has been meeting some of the prime ministers of the Commonwealth realms at Buckingham Palace.
「チャールズ国王は、バッキンガム宮殿で英連邦王国の首相たちと会っています」

realm には『王国』の意味があり、the Commonwealth realm というのは、
『英連邦王国(英連邦諸国の中で英国国王または女王を君主とする立憲君主国家)』のことだそうです。英辞郎の説明では、イギリス、カナダ、オーストラリアなど16か国が英連邦王国に当たるそうです。

lying-in-state は?-🇬🇧-#つぶやき英単語 1742 

(2022.9.17)

この数日、英語のニュースに lying-in-state という言葉が出てきています。

lying-in-state は、『告別正装安置、(著名人の)遺体の一般公開』だそうです。

the Oxford Advanced Learner’s Dictionaryの定義では
lying-in-state (noun)
the period when the dead body of a political leader is displayed to the public before being buried; the display of the body in this way
「政治的なリーダーの遺体が埋葬される前に公開される期間、このように遺体が公開されること」となっています。

亡くなられた英国の女王陛下のlying-in-state では、多くの人が集まり長い行列ができているようです。
あのサッカーのベッカムがお別れのために12h並んだそうで、現在は24h待ちとか・・・。

King Charles lll and The Prince of Wales are meeting people waiting in the queue near Lambeth Bridge for Her Majesty The Queen’s Lying-in-State at Westminster Hall.
「国王チャールズ三世と皇太子が、ウェストミンスター・ホールでの女王陛下の告別安置のためランベス橋付近で行列を作って待っている人々に会っています。」
長い待ち時間にも関わらず集まってくれた人々に、新国王や皇太子も感謝の言葉を述べられたようです。