ビジネスで使われるstreamline は❓-🚄-#つぶやき英単語 1988

(2023.5.8)

streamline は名詞なら『流線(形)』の意味です。
これは、形容詞『流線形の』や『流線形にする』の意味の動詞としても使われます。

しかし、ビジネスの話の中では、このstreamline が違った意味になり、
『(仕事・生産などを)合理化する、能率化する』を表す動詞としても使われるのだそうです。

使ってみましょう。
We will further streamline our production processes in order to compete in the steel sector.
「鉄鋼分野での競争に勝つため、我が社はさらに生産プロセスを合理化します」

企業も本当の意味での合理化・能率化を進めてほしいものです。
その場限りで人を減らすのが、合理化ということではないと思いますので。

cook the books は❓-👨🏻‍🍳-#つぶやき英単語 1829

(2022.12.9)

cook the books はどんな意味でしょうか?

さすがに「本を料理する」ではありません。(食べたくないし)

cook the books は『帳簿をごまかす、粉飾する』という意味なんだそうです。

この場合のbooks が『帳簿』の意味ですね。
動詞のcook には『料理する』以外に、
口語で『(勘定・事実などを)ごまかす、に手を加える』の意味も有るのだそうです。

このイディオムは、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで覚えました。

使ってみましょう。
It was only after a whistleblower that we found out that that company had been cooking the books.
「その会社が帳簿をごまかしていたのが分かったのは、内部告発者がいたからだった。」

こういうのは正直が一番ですから。

cash cow は?-🐄-#つぶやき英単語 1614

(2022.5.12)

cash cow はどんな意味でしょうか?

cash は『現金、お金』などの意味で、cow は『雌牛、乳牛』ですが、
cash cow は日本語で言えば『金のなる木、ドル箱』のような意味になんだそうです。
(美味しい牛乳が出るのかしら)

Oxfordの辞書サイトの説明では
cash cow
A business, investment, or product that provides a steady income or profit.
「安定した収入や利益が得られる事業、投資や製品」
となっています。

■

例文です。
The vaccine business must be a big cash cow for that pharmaceutical company.
「あの製薬会社にとってワクチン事業は大きなドル箱に違いない」
(世界中でこれだけワクチン使ってるんだからね)

英語で「換算する」は?-⚾-#つぶやき英単語 1582

(2022.4.10)

今日は『換算する』の英語について。

異なる単位や通貨の間で換算が必要な場合が有りますが
この『換算する』を和英辞典で引くと convert という動詞が出ています。

例えば、次のように使われます。
To settle the expenses on my overseas business trip, I converted the amount from dollars to yen at the default exchange rate.
「海外出張の費用清算のため、私は既定の為替レートで金額をドルから円に換算しました」

Ball speed of 100 MPH is approximately 160 km/h when converted to metric units.
「100MPHの球速は、メートル法に換算すると約160km/hです」

因みに、MPHは miles per hour で mile での時速の単位です。
1MPH=1.609344km/h になりますので、100MPHは160.9km/hになります。
(エンゼルスの大谷選手の球速が話題になるので、米国で用いられるマイル時速、MPHにはだいぶ馴染んできた感じです。)

野球のピッチャーのイラスト(オーバースロー)

convertは、他にも『(…を…に) 変える、転換する、(人を)改心させる、転向させる』や『変わる、切り替える、転向する』などの意味にもなります。
名詞は conversion ですね。

なお、convert の語源は、「方向を変える」の意味のラテン語だそうです。

breadwinner は?―🍞―#つぶやき英単語 1473

(2021.12.21)

breadwinner は直訳ならパンを勝ち取る人ですけれど、
これで『一家の稼ぎ手』の意味になります。
(オンランイン英会話 Bizmates のレッスンに、この単語が出てきました。)

例文です。
He was the only breadwinner in his large family.
「彼は大家族の中で唯一の稼ぎ手だった。」


breadwinner は一家に一人とは限りません。
two-breadwinner は『共稼ぎの』の意味の形容詞になります。

They are a two-breadwinner couple. (=They are a dual-earner couple.)
「彼らは共稼ぎ夫婦です。」

ご飯しか食べない一家の大黒柱のお父さんは、ricewinner という感じでしょうか。
(まあ、通じないとは思うけど。)

malaise は?―😵―#つぶやき英単語 1459

(2021.11.23)

特定の病気ではなくても、何となく気分がすぐれないことありませんか?
malaise という単語は、このような『不快感、倦怠感、不調』のことだそうです。
(英検1級ぐらいで必要になる単語だとか)

例文です。
I’ve been feeling a certain malaise lately.
「このごろ、倦怠感を感じるんですよ。」

この単語は、体調だけでなく経済の沈滞などに関しても使われます。

The economic malaise of this period is known as the lost decade.
「この期間の経済の不調は失われた10年として知られています。」

malaise は語源はフランス語で、その元は「不快」の意味のラテン語らしいです。

どこの国の人も、調子の悪い時はあるもので、
そんな時は、休息をとるなり、病院に行くなりした方がいいですね。

経済の方の不調については、岸田さんや日銀の人に、良い解決策を考えてもらいたいところです。

cryptocurrencyは?―💰―#つぶやき英単語 1427

(2021.9.26)

最近、英語のニュース記事でcryptocurrency という単語を見かけるのですが、
『暗号通貨』のことだそうです。

🤑

速報: 中国中央銀行、暗号通貨関連の取引はすべて違法と発表

Wictionaryに出ている説明を引用すると
cryptocurrency 
A digital currency based on a cryptographic system.
暗号通貨
「暗号システムを利用したデジタル通貨」
だそうです。
(cryptographic は『暗号の』で、cryptograph が『暗号』です。)

デジタルでやり取りができる資産で、暗号によって安全性が確保されているもののようなんですが、いまいちよく分かりません。

そもそも、何でそんなものが通貨として通用するのかも分かりません。
(本物の通貨だって何で数字が印刷された紙が物と交換してもらえるのかだって、
突き詰めると分からないんですけど。)

中国でcryptocurrencyを法的に禁止するらしいのですが、これがどう影響するのかもよくわかりません。
まあ、とりあえず言葉としては覚えましたので、その分だけは僕の得になったことは確かです。

RCEPは?-🚢―#つぶやき英単語 1269

(2020.11.17)

最近のニュースで言ってるRCEPは
Regional Comprehensive Economy Partnership 
地域的な包括的経済連携(東アジア地域包括的経済連携)のことですね。

2020年11月15日に、この経済連携協定が署名されました。
ASEANに中国や韓国も加わり世界の貿易総額や人口の3割に相当する大きな枠組みとして注目されます。

🗺

ついでに、関連語を挙げると
TPP = Trans-Pacific Partnership Agreement 環太平洋パートナーシップ協定
FTA = Free Trade Agreement 自由貿易協定
EPA = Economy Partnership Agreement 経済連携協定
などがあります。

財布の中のlegend は?―🥇 ―#つぶやき英単語 1267

(2020.11.15)

財布の中の legendって何でしょう?

legend には『伝説』とか『伝説的人物』の意味が有りますが
お札に顔が出てる偉い人のことを言っているのではありません。

🥇

legendには、『(メダル・貨幣面などの)銘』と意味もあるんです。

だから500円玉とかに日本国などと彫られているのは、legendです。
小銭でふくれている財布なら、legend だらけなわけですね。

他に、
地図やグラフの『凡例』もlegendで、
挿絵や図の『説明文・キャプション』もlegend なんです。

👨🏻‍💼

legend の語源は「読まれるべきもの」の意味のラテン語だそうです。

この元々の意味が分かると、
誰もが読んで知っておくべきなのが伝説や伝説的人物で
読んで確認すべきメダルや貨幣の表示だと考えると
イメージつながる気がしませんか。

英国の通貨と安物買いの件-💷-#つぶやき英単語 1219

(2020.8.6)

英国の通貨と言えば、 ポンド pound です。
Sterling pound が正式名称で、この略号はSTGとのこと。
Great Britain Pound とも言い、この略号のGBPもよく使われます。記号は£ですね。
日本語では、スターリング・ポンド、英ポンドと言います。
(エジプトとか、通貨として「英ポンドじゃないpound」 を使ってる国が複数有ります。だから場合によっては、区別して語る必要があるわけです。)

ドル dollar にセントcentがあるように、
ポンド pound には補助通貨のペニー pennyが有ります。

pennyの複数形として、普通にpenniesというのが有るんですが、これは硬貨を数える時に使うもの。金額になるとpenceを使うんですって。

だから
One penny is worth 1/100th of a pound.
「1 ペニー は 1 ポンドの1/100の価値です。」
So, 1 pound is equal to 100 pence, right?
「なら、1ポンドと100 ペンス が 等しいということですね。」 

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Penny wise and pound foolish. という諺があります。

これ、「安物買いの銭失い」「一文惜しみの百失い」あるいは「木を見て森を見ず」的な意味らしいです。

要するに、
小さな金額の損得は考えても、大きな金額になると馬鹿な判断をするとか、
小さい見方しかできず、大局を見ない
ということですね。
(イギリスにも僕みたいな人がいるんだなと、
人のふり見て反省しようか)