K-9の意味がわかった!―🐶―#つぶやき英単語 1373

(2021.6.4)

昔、K-9というタイトルの映画を見たことがあります。TVでやってたんで。
警察犬がでてくる映画だったんですが、内容はよく覚えていません。
ただタイトルは印象に残っていて・・・。

そしてつい最近になって分かったのです。

K-9は canine という単語から来てて、当て字みたいなものなのですね。
canine は『犬、イヌ科の動物』や『イヌ科の、犬のような』の意味ですと。
canine の発音は kéɪnɑɪn だからK-9 ですか。なるほど。

最近、オンライン英会話でエッセイの内容について話すレッスン中に、
canine という単語が出てきて、はたと気が付いてしまったわけです。

これを気が付くのに、四半世紀を要したわけですが、
まあ気が付いた自分をほめとこうかと思います。

RランチでLランチ―🐄―#つぶやき英単語 1371

(2021.5.30)

ランチって言ったら lunch =『昼食 』ですけれど、
r で始まるランチもあるんですね。

ranch は『(大)牧場、農場』です。

英英辞典でのranch の説明は
A large farm, especially in the western US and Canada, where cattle or other animals are bred and raised. Oxford Dictionary
「アメリカ西部やカナダを中心に、牛などの動物を飼育している大規模な農場のこと」

昼食の lunch の発音記号は lˈʌntʃ で、
大牧場の ranch は rˈæntʃ なので全然違うんですけど、
なにせ僕の日本語耳は L と R の区別に自信がないもので、
まあ紛らわしいと思っちゃうわけですよ。

開き直って両方入れた自作例文書きました。
I look forward to lunch at your ranch.
「あなたの牧場での昼食が楽しみです。」

(大牧場主の知り合い居ないなぁ、残念ながら。)

ドクダミは英語で何?―🧐―#つぶやき英単語 1370

(2021.5.29)

ひさびさに早起きをしたので、カメラを持って散歩。
道端で見つけたのがこの植物。
ドクダミですね。

英語の名前は知らなかったので、調べました。
(Wikipedia さん、ありがとうございます。)

『ドクダミ』の学名は Houttuynia cordata だそうです。
英名はというと、いろいろな呼び方があるようです。

まず fish mint、fish leaf のようにfish がつく名前が有ります。
これは、独特の香りが魚みたいだということらしいです。

他に、chameleon plant や lizard tail という爬虫類系の名前も。
(これは何だろう。においか。形からきてるのか?)

heart leaf は、ハート形の葉を見れば分かりやすい名前ですね。

(注、学名は確かですが、英語名は似たような植物の名前を当ててしまっている場合が有るので要注意です。)

ちなみに和名のドクダミは、毒を抑える薬効があるということで、
そういう意味の「毒矯み」という名から来ているらしいです。
(矯めるは「形の悪いものを直して見栄えよくする」という意味です。この漢字は矯正のキョウですね。)

子供のころ住んでいた家の裏手の日陰にドクダミがたくさん生えていて、なんかすごい匂いだったことを思い出しました。
そのせいか、僕はドクダミって、においが強烈だから毒のつく名前でディスられてるのかと思ってました。

早起きは三文の得というか、トリビア1個分ぐらいの得にはなりますね。

カラマリフライ?―🦑―#つぶやき英単語 1361

(2021.5.4)

ファミリーレストラン COCO’S のメニューに「カラマリフライ」というのが有って
何それ?と思った今日この頃です。

カラマリ=calamari は、
squid used as food『食用のイカ』のことですと。
また、calamari だけで、『イカフライ』を表す場合も有るようです。

この語源なんですが、
イタリア語のcalamari (=calamoroの複数形)から来ているそうで、
さらに遡ると「インクペン」を意味するギリシャ語に行きつくようです。
イカ墨がインクに使われていたからなんでしょうか。

🦑

で、COCO’Sのカラマリフライですけど、写真見ると、まあイカフライですよね。
食べてみました。うん、イカフライです。おいしいです。

COCO’Sのカラマリフライ

でも、僕が無知なだけかもしれませんが
カラマリフライでメニューとしてふつうに通じちゃうんですかね。


What I learned from the name of Kwagga Smith :クワッガ・スミス選手の名前から学んだこと ―🏉―#つぶやき英単語 1356

(2021.4.25)

🏉

 クワッガ・スミス= Kwagga Smith 選手は、トップリーグ のYamaha Jubilo に所属するラグビー選手です。僕の見た試合ではNo.8でプレイしてました。
 南アフリカ出身の彼は、2019年ラグビーワールドカップでは優勝した同国代表チーム Springboks の一員でした。

🇿🇦

クワッガ・スミス選手の名前から学んだこと。
① クワッガ・スミス選手の名は、 Albertus Stephanus “Kwagga” Smith 。
  Kwaggaは、実はニックネームで、ある動物の名前に由来するとのこと。
②  kwagga あるいはquaggaは、サバンナシマウマの一亜種です。
  この名称は、 “kwa-ha-ha” みたいな鳴き声からつけられたようです。
  かつてアフリカ南部の草原で生息していました。
③ 実はこの動物 kwagga は絶滅して、もう存在していません。
  ただ、この動物の写真が残っています。
 →興味のある方はこの写真
④ kwagga はシマウマと馬かロバをつなげたみたいに、
  頭の方にはシマウマの縞があり、お尻の方には無いという、
  変わった外見の動物です。。

🏍

オンライン英会話のレッスンで、南アフリカ人の先生とヤマハ ジュビロのクワッガ・スミス選手のことをいろいろ話して盛り上がりました。
僕は他チームのファンなのですが、ヤマハのバイクエンジンのようにエネルギッシュな彼のプレイは好きです。

In my online English lesson, my South African teacher and I had a lot of fun talking about Kwagga Smith of Yamaha Jubilo.
I’m a fan of another team, but I like the way he plays, as energetic as a Yamaha motorcycle engine.

なお、南アフリカ人の先生は、Kwagga を クワッガでなく、クワッハ(ガが混じっているようなハなんですけど)と発音していました。元となるアフリカーンス語(Afrikaans)ではそういう発音なんだと思います。

vivisectionは?―😨―#つぶやき英単語 1347

(2021.4.3)

vivisection という単語、これで『生体解剖』なんですね。
(オンラインレッスンで教わりました。)

この単語のvivi-の部分が「生きている=alive」を意味し、sectionが「切開」なので
「生きたまま切る=生体解剖」ということです。
dissection 『切開、解剖』という言葉も有るので、まとめて覚えときましょう。

この単語を初めて見たとき、
vivid 『はつらつとした、鮮やかな』を連想したのですが、
あながち間違ってなかったようです。

ただ、vivisection での vividな心臓や血の色まで思い浮かべるのは
やめといた方がいいかもしれません。

今でも理科の授業でカエルの解剖とかやってるんでしょうかね。


時の試練に耐える―🌸―#つぶやき英単語 1345

(2021.3.31)

stand the test of time は、
『時の試練に耐える、長く使用される、長年にわたり賞讃される』の意味になります。

ちょっと今が盛りの桜について書きたいと思います。

 桜にはさまざまな品種があり、600種とも言われています。この中で、公園や学校の校庭などに多く植えられているのはソメイヨシノ(学名Prunus × yedoensis )です。
このソメイヨシノは遺伝子解析で、母がエドヒガン、父が日本固有種のオオシマザクラの交雑種であり、すべてが単一の樹のクローンであることが分かっているそうです。
この品種同士で結実しても発芽することはなく、他の種類との交配ではソメイヨシノではなくなってしまうので、人の手による接ぎ木などしか増やす方法がないのだそうです。

 江戸末期から明治の初期に染井村の植木職人や造園業の人々によって交雑種の中から特徴のある個体が見いだされ育成されたということですが、それ以来ずっと人の手で植えられてきたわけです。今は、日本だけでなく、他の国にも植えられるようになって
 今、見られるソメイヨシノは、染井村で見つかった1本の桜にとって、子孫と言うよりは同じDNAを持つ分身なのです。美しさのなせる業ということでしょうが、およそ1.5世紀前に見つかった桜の木がクローンとして受け継がれているのは驚くべきことだと思います。
最初にこの木の美しさに気が付いた染井村の人も、このことを知ったら満足なのではないでしょうか。

ソメイヨシノは時の試練に耐えて、人々を魅了し続けているのです。
Someiyoshino has stood the test of time and is still attracting people.

善玉菌、悪玉菌と日和見菌―🦠―#つぶやき英単語 1338

(2021.3.15)

はたらく細胞というアニメで、
善玉菌、悪玉菌と日和見菌というのが出ていました。

人の体に有益な働きをする乳酸菌などの『善玉菌』は、
英語でもgood bacteria でいいんですね。
他に friendly bacteria とも言うようです。
(細菌は単数形がbacterium で、複数形がbacteriaです。)

これに対し、
病気や食中毒の原因となる『悪玉菌』は bad (unfriendly) bacteria と言います。
『病原菌』という意味では、pathogenic bacteria または pathogen という言い方も有ります。

💊

上のどちらにも入らない細菌でも体が弱った場合に悪い作用を及ぼすことが有ります。
このように時として病気を起こすような細菌『日和見菌』を、opportunistic pathogen と言います。

ちなみに、 opportunistic は『日和見性の、ご都合主義の』の意味の形容詞で、
医療関係では他にもoppotunistic infection 『日和見感染』などの言葉も有ります。
これは人を形容するのにも使われ、例えば
opportunistic politician なら『日和見主義の政治家』です。

💊

善玉菌、悪玉菌というのは正式な医学用語というわけではないそうですが、
確かに腸内などの細菌の働きが健康に影響するのは確かです。
ぜひ僕のおなかの中の善玉菌には頑張ってほしいので、ヨーグルト食べて乳酸菌の増援を送ろうかと思います。

おくらの衝撃的事実―🥢―#つぶやき英単語 1332

(2021.3.5)

「おくら、レシピ」で検索したら、おくら納豆の梅添えとかが人気レシピとして出てました。
個人的には、シンプルにゆでて小口切り、鰹節をかけて醤油でいただきたい。
なんか、僕の中では和風食材というポジションだったんです。

でも、オンライン英会話のレッスンで、小学生が学習のため植物を育てるという話になって、トレーナーがおくらを育ててたみたいなことを・・・。

え、「おくら」って日本語が国際化してるの、と思ったんですけど、これが大誤解で
okra はれっきとした英語ですわ。衝撃の事実!
(他の言い方としてはLady’s finger というのもあるらしいですが。)

🌍

後で調べて分かったのですけど、英語だけじゃなく、フランス語でもドイツ語でもokra なんですと。
もともとは、ガーナで話されるトウィ語の nkrama から来ているそうです。
原産地はアフリカなんですね。

okra は、アオイ科トロロアオイ属の植物で、明治時代に日本に入ってきたそうです。
日本でも南の地方、沖縄、鹿児島や伊豆諸島では近縁種のトロロアオイが存在していて
それをネリと呼んでいたんだそうです。
なので、新しく入ってきた外国産のokraはアメリカネリと呼ばれるようになったと。
そう、okra の正式な和名はアメリカネリなんです。
(知らなかった!)

だから、もし正式な和名と尊ぶ人ならば、
料理名も「アメリカネリの酢の物」とか言うべきなのかもしれませんよ。

山火事のニュース―🔥―#つぶやき英単語 1327

(2021.2.24)

栃木県の足利の山火事のニュースが流れてますね。
早く鎮火できるといいですが。

この関係のニュースで、日本語では『山火事』と言ってますが、
英語では wildfire や forest fire が使われているようです。

📰

英字ニュースのタイトルは、以下のような感じです。
72 households told to evacuate as east Japan wildfire burns over 10 hectares
February 24, 2021 (Mainichi Japan)
東日本の山火事で10ヘクタール以上を焼失し、72世帯に避難勧告

Forest fire continues to spread in Tochigi Pref. city
February 24, 2021 (The Yomiuri Shimbun)
栃木で山火事の延焼続く

📰


forest fire は文字通りなら『森林火災』ですね。

wildfire は『野火』なんて訳語もあります。
wild は、自然のままの人が住まない場所ということでしょうから、
日本だとそれが山やそこの森ということになり、代表して山火事という言葉になるんだと思います。
(自然のスケールの違う外国のwildfireでは、山の火事だけでなく、草原で燃えてたりする可能性もあるわけですね。)