羽田空港事故関係の英語:ATCなど―🛫―#つぶやき英単語 2237

(2024.1.5)

羽田空港での日本航空と海上保安庁の航空機の衝突事故について
管制官と各航空機の英語での交信内容が公開になっています。
Xにもその関連の投稿が有りました。

The original transcript in English (the language of air traffic control), as well as a diagram of runway C at Haneda, have also been released.
「英語(航空管制言語)による記録原文と羽田C滑走路の図も公開された」

’ATC communications relating to the JL516/DHC-8 runway collision at HND’
「JL516とDHC-8の羽田空港滑走路での衝突に関係する交信」
’ Communications released by Ministry of Land, Infrastructure and Transport’
「国土交通省から発表された交信記録」
  JL516: JAL516便
  DHC-8: 海上保安庁のボンバルディア DHC-8-300
  ATC =air traffic control 『航空管制、航空交通管制』
  communication 『交信』
  runway 『滑走路』
  collision 『衝突』
  Ministry of Land, Infrastructure and Transport 『国土交通省』

交信内容の中で、管制官が以下のように指示しています。
’Please taxi to the runway stop position on C5’
「滑走路停止位置C5までタクシングしてください」
  taxi 『タクシングする(させる)』 
    タクシングは飛行機が地上を自力で移動すること

海上保安庁のDHC-8もC5という停止位置を復唱しており、
この通りに動いていれば着陸してくるJAL機とぶつかる事故は起きなかったと思われます。

普段では考えられないような間違いを犯す場合が誰にも有るはず。
僕も仕事始めに向けて気を引き締めないと。

in time は❓―⏱―#つぶやき英単語 2232

(2023.12.31)

in time は『やがて、早晩、ちょうど良い時に』などの意味になります。

例えば
You will get the results you deserve in time.
「やがて君はふさわしい結果を得るだろう」
のように使われます。

(このin time、オンライン英会話BizmatesのDiscovery Lesson の文章に出てきました。)

今日は2023年の大みそかですね。
個人的には大したこともなく一年が過ぎたような気がしますが、
ただ、このブログは462日間連続投稿らしいです。
来年こそは、
もう少し目に見える英語力の向上を目指したいと思います。

at disposal は❓―💰―#つぶやき英単語 2231

(2023.12.30)

disposal は『(不要物の)廃棄、処分』の意味でよく使われますが、
at disposal はどういう意味でしょうか?

この at disposal は、
『ご自由に、好きなように』のような意味になるそうです。

例えば、こんな感じで使えます。
This money is at your disposal.
「このお金はあなたが自由に使っていい」

disposal は不要物の廃棄の関係以外では、
『(人・物・金などを)自由に使えること』の意味も有るんです。
at disposal では、この意味で使われていますね。

なお、disposal はこの他にも『(所有物の)売却』の意味になるそうです。


もう一つ例文です。
Even if I had such a large sum of money at my disposal, I wouldn’t know how to spend it.
「そんな大金を自由に使えたとしても、どう使っていいかわからない」

MLBの桁違いの契約額のニュースを聞いて、
使いきれないと思うのは自分の器が小さいということでしょうか。

あまり入りたくない coop は❓-🐣―#つぶやき英単語 2227

(2023.12.26)

co-op なら consumers’ cooperative =生活者協同組合、つまり生協でお馴染みですが、
それとは違うcoop という単語はどういう意味でしょうか?

coop は『鶏小屋、狭苦しい所』です。
そういうことなので、俗語で『刑務所』の意味にもあるそうです。
語源は「かご」の意味の中期英語です。

coop は『閉じ込める、おりにいれる』や『閉じこもる』の動詞にもなるそうです。

使ってみましょう。
I would rather be in a coop than in this room.
「この部屋にいるぐらいなら鶏小屋の方がましだ」

実は、この英文を自動翻訳したら
「こんな部屋にいるくらいなら、生協にいるほうがましだ。」
という訳文が最初に出てきました。
(他の訳語の候補を見たら鶏舎というのも入ってましたけど)

まあ鶏小屋よりは生協の方が居心地いいのは間違いないと思います。

(前にも同じようなこと書いてました→これ

fall for は❓―😻―#つぶやき英単語 2226

(2023.12.25)

fall for は『(人・モノに)にほれ込む、が好きになる』や
『(計略・宣伝に)にひっかかる、だまされる』の意味だそうです。

例えば、以下のように使えます。
She fell for Shohei right away.
「彼女はすぐに翔平にほれ込んだ」

She fell for the TV ads and bought the supplements.
「彼女はテレビ広告にだまされてそのサプリを買った」


同じfall for でも、
ほれ込むのはいいですけれど、だまされるのは不快ですよね。
実際は、似たようなものなのかもしれませんけど。

大谷選手は Sho stopper❓―🏈―#つぶやき英単語 2225

(2023.12.24)

ドジャースに加入した大谷翔平選手が、アメリカンフットボール観戦に訪れたことが話題になってました。

その話題について
Sho stopper! というXの投稿が有りました。
これは、show stopper という言葉と Shohei をかけているようです。

show stopper は
『(ショーが一時中断されるほどの)拍手喝采の名演技、人目を引く物・人』という意味だそうです。
大谷選手が、野球以外のスポーツの会場に行っても注目を浴びるshow stopper であるということですね。

今日は、大谷選手が、No.17の背番号をゆずってくれたジョー・ケリー投手の奥さんのアシュリーさんにポルシェをプレゼントしたというニュースも有りました。
大谷選手のやる事は予想を超えてくるから、目が離せません。
やっぱり、Show stopper 、いやSho stopper なんだと思いますね。

ドジャースの prolific offseason ―⚾―#つぶやき英単語 2224

(2023.12.23)

山本由伸投手もドジャースに入るとそうですね。🎉
このことをCBS News のXがこんな風に書いていました。

The Los Angeles Dodgers prolific offseason continues, as the team has reportedly inked Japanese starting pitcher Yoshinobu Yamamoto to a 12-year contract.
「ロサンゼルス・ドジャースの華々しいオフシーズンが続く。
 同チームは日本人先発投手、山本由伸と12年契約を結んだとのこと。」

prolific は『多産の、実をたくさん結ぶ、多作の』の意味です。
大谷選手と山本選手を獲得したので、
ドジャースにとってまさに prolific offseason ですね。

inkは、名詞ならそのまま『インク』ですが、
動詞としては『(契約書などに)署名をする』の意味にもなるそうです。

ドジャースで日本人選手コンビが活躍するのが楽しみです。

slush fund は❓―💴―#つぶやき英単語 2222

(2023.12.21)

slush fund は、『(特に政治の世界における)不正資金、裏金』だそうです。

Xで最近この単語がちらほら見かけます。

Japan prosecutors to probe largest LDP faction over slush fund scandal
「検察、自民党最大派閥の裏金スキャンダルを調査へ」

The faction formerly led by slain PM Shinzo Abe asks its members to sell tickets to the fundraising parties. Members received kickbacks when their sales exceeded quotas.
「故安倍晋三首相がかつて率いた派閥は、資金集めのパーティーのチケットを売るよう所属メンバーに依頼した。
その売り上げがノルマを超えた場合にメンバーはキックバックを受け取っていた。」

slush fund という単語、政治家の方々から教わった形ですね。
教わりたくはなかったですけどね。

一字違いの person と parson は❓―#つぶやき英単語 2221

(2023.12.20)

person は『(個人としての)人、人間、人物、人柄』などの意味で、
中学で習う基本的な単語ですね。

では、一字違いの parson という単語はどんな意味でしょうか?

parson は、『(英国国教会の)教区牧師、牧師、聖職者』だそうです。

使ってみましょう。
The person drinking wine there is the parson who lives in this village.
「そこでワインを飲んでいる人が、この村に住む牧師です」

person とparson は発音が違ってて、
personの発音記号はpə́ːrsənかpə́ːsənで、parsonではpɑ́rsənかpɑ́ːsən だそうです。
(でも、紛らわしいかな)

このごろ耳にする kickback って❓―💰―#つぶやき英単語 2218

(2023.12.17)

『キックバック』って、この頃、政党とか政治家がらみのニュースで耳にしますね。

元の英語の kickback は『(強い)反動、はね返り、割戻金、リベート、ぴんはね』の意味の名詞です。

動詞として使われる kick back は、『蹴り返す、逆襲する、リベートとして払う』等の意味だそうですよ。

自民党の話は、派閥が集めたお金を政治家にキックバック(割戻金)を渡して、それを会計処理をきちんとせずに裏金にしたということでしょうか。
(ルールを作る政治家がルール違反してどうするんですか!)

米津玄師さんのKICKBACKは、アニメ「チェンソーマン」の曲として、ぶっ飛んだ感じでいいですけどね。
あれは、チェンソーの反動や、逆襲というような意味からつけられた曲名かな?