Neurologyは?-🩺-#つぶやき英単語 1229

(2020.8.26)

病院内の診療科の表示で Neurology とあれば『神経内科』です。
この頃は『脳神経内科』と呼ばれることも多いようです。

🩺

Neurology is a branch of medicine dealing with disorders of the nervous system.
「神経内科は、神経系の病気を扱う医学の一分野です。」

脳・脊髄、神経やその周りの筋肉に関係する症状は、しびれ、めまい、ふらつき、ひきつけ、むせ、頭痛、物忘れ、意識障害や、歩きにくい、つっぱる、しゃべりにくい、ものが二重にみえる、かってに手足や体が動いてしまうなど多岐に渡り、これらが神経内科に関係してくるそうです。

神経内科と心療内科って、ちょっと紛らわしい感じですね。
『心療内科』の方は、英語で Psychosomatic medicine (PSM)と言うそうです。
psychosomaticが『心因性の』の意味なので、PSMは心因性の病気を扱う診療科ということですね。

 

コロナ関連:spikeの使い方-📌-#つぶやき英単語 1228

(2020.8.23)

spike って単語、もちろん『先の鋭くとがったもの、大くぎ、(競技用の靴につける)スパイク』のような意味があるのですけれど、
『急増(する)、急上昇(する)』の意味にもなるんですね。

新型コロナウィルス感染症関係の英語Newsでは、急増の意味のspikeをかなり見かけます。以下のBBCのツイートにもこのspikeが使われています。

「韓国は世界でもCovid-19の早期対応成功例の一つとみなされていましたが、首都ソウル周辺で新たな感染が急増しており、国が大発生の危機にひんしているのではないかと懸念されています。」

lead to fears (that) という懸念につながる
on the brink of  ~にひんして、~の寸前で

ただ、coronavirusとspike でWeb検索すると、感染急増のニュースとかよりは、
コロナウィルスのスパイク蛋白質(coronavirus spike protein)についての記事が多く出てきます。
コロナウィルスの外側のとげとげは、形としてspikeですもんね。
spike protein の理解は、感染のメカニズムや薬、ワクチンの研究でもポイントになっているようです。

コロナ関連:RNA virus -🦠-#つぶやき英単語 1226

(2020.8.19) 

以下は、コロナウィルスの性質についての説明文の一部です。

 The new coronavirus is an RNA virus: a collection of genetic material packed inside a protein shell.
RNA viruses, like the flu and measles, are more prone to changes and mutations compared with DNA viruses, such as herpes, smallpox, and human papillomavirus (HPV). →healthline.com

「新型コロナウィルスはRNAウィルスで、タンパク質の殻の中に遺伝子物質が集まって詰め込まれたものです。
インフルエンザや麻疹のようなRNA ウイルスは、ヘルペス、天然痘、ヒトパピローマウイルス(HPV)などの DNA ウイルスに比べて、変化や変異が起こりやすいのです。」

コロナウィルスはRNA virus (RNAウィルス)で変異が起きやすく、ある時点でワクチンを作っても、その後にウィルスが変異してたら効くかどうか分からないのですね。なかなかやっかいです。

RNA virus のRNAは『リボ核酸』だと思うのですが、何の略でしたっけ? 
分からないので調べます。 
リボ核酸のRNAは、ribonucleic acid の略なんですね。

因みに、DNA virus のDNAはデオキシリボ核酸=deoxyribonucleic acid です。

* コロナ関係の言葉は別の頁にまとめて、逐次更新中です。
  →コロナ関係の言葉まとめ(英語と日本語)


  

yellow feverは何?-🍋―#つぶやき英単語 1221

(2020.8.10)

ツイッターで目についた話ですが、
ニューヨークで1798年にyellow fever の流行があったんだそうです。
yellow fever は『黄熱(病)』です。

yellow fever 黄熱は、蚊が媒介するyellow fever virus 黄熱ウィルスによるものです。
発熱とともに、肝臓へのダメージで体が黄色くなる黄疸の症状が出るため、黄熱病 yellow fever という病名なのですね。
(野口英世博士がかかって亡くなった病気としても知られています。)

🍋

1798年の黄熱病の流行では、 棺桶が不足するほどだったとのこと。
当時、原因も分かっておらず、治療法も予防法も分からない病気でした。
献身的な医療関係者の犠牲も大きかったらしいです。
貧困層での被害が大きかったことから、伝染病と信じず人の行いに対する結果という偏見も生み出していたようです。
(その後、原因が解明され、蚊を駆除する対策や有効なワクチンができて、
yellow fever 黄熱病は未知の恐ろしい病気ということはなくなりました。)

🍌

現在のコロナ禍の社会を見て、医療も研究手段や学問もこれだけ進んでいながら、
人間の心は黄熱病流行の当時とあまり変わっていない気がするんですけど、
どうなんでしょう。

角栓は?ー😩ー#つぶやき英単語 1215

(2020.8.1)

ネットでなんか探してると、毛穴から角栓がきれいに取れる的なPRがちょいちょい入ってくるんですけど・・・。

この『角栓』は、horny plug , keratin plugやkeratotic plugと言うそうです。

plugが『栓』です。
hornyは『角(つの)のような』ということですね。
名詞ならhorn=角(つの)ですから。

keratin は『ケラチン』。髪や爪を形作るたんぱく質です。(動物の蹄や角なんかもね.)
keratoticは『角化の』だそうです。

『角栓』をWeblioで調べたら、例文のところに
角栓除去剤 KERATOTIC PLUG REMOVER(AGENT) とか出てますが、
出典が特許庁となっているので、これたぶん特許のタイトルです。

こういう特許が出てるってことは
毛穴をすっきりさせて、きれいな肌でいたいという需要が高いってことですね。

英語で「たこ」はカラスか?-✍🏻- #つぶやき英単語 1210

(2020.7.17)

 手足などのすれる部分で、皮膚が硬くなり盛り上がったりしているのを『たこ』といいますね。

 この『たこ』に当たる英語を辞書で調べると、callousっていうのが出てきます。
これ、発音はカラスかキャラスみたいな・・・。

だから、たこ=callous=カラスと言ってもいいかと。

まあ、callousは、『たこ』の意味の名詞callusの異なるつづりのvariantと説明されています。この意味ではcallusの方が一般的なのかな。こっちの発音はカルスに近い感じ。

callous には『(皮膚などが)硬くなった、たこができた』の意味の形容詞もあります。

ついでに言うと、
形容詞のcallousは『(他人の痛みに対して)冷淡な、無情な、無神経な』といった意味でも使われます。
(これ、皮膚の硬い「たこ」の部分は痛みを感じにくかったりすることから、比喩的にできた用法だと思われます。実はcallousは、こちらの意味で使われる方が多いようです。)

🐧

例文
He has a pen callous on his middle finger.
「彼は中指にペンだこができている」

僕のペンだこも昔はなかなかのものだったんですけどね。
(遠い目・・・)

コロナ関連:hoaxだと思ってたって・・・ 😔 #つぶやき英単語 1207

(2020.7.14)

アメリカでコロナパーティーに出て感染して死んだ人の記事:

A 30-year-old man who believed the coronavirus was a hoax and attended a “Covid party” died after being infected with the virus, ・・・・・・
By Bryan Pietsch
Published July 12, 2020 Updated July 13, 2020

「コロナウイルスをデマと信じて「Covidパーティー」に参加した30歳の男性がそのウイルスに感染して死亡した」

何て言っていいのか。

hoax という単語が、名詞だと『だますこと、かつぐこと、悪ふざけ、でっち上げ』のような意味なんですね。

動詞なら『(真実ではないことを言って人を)だます、かつぐ)』の意味になります。

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hoax って単語、今までうろ覚えだったんですが、なんか完全に頭に焼き付いた気がします。 でもなあ・・・・。

コロナ関連:英語の三密も覚えたよ – 👨‍👨‍👦- #つぶやき英単語 1201

(2020.6.28)

日本のコロナウィルス感染症対応にいろいろな意見があるかもしれませんが、「三密」という言葉で最も危険な状態を説明してクラスター発生防止を呼び掛けたのは評価高いのではないでしょうか。お役所の作った三密のポスターもよくできてて、その英語版は海外の人もツイッターとかで使ってます。

この日本語・英語のポスターを二つ並べるとよくわかりますが
三密
①換気の悪い密閉空間
②多数が集まる密集場所
③間近で会話や発生をする密接場面
です。

これを英語にすると
Three Cs
1. Closed spaces with poor ventilation.
2. Crowded places with many people nearby.
3. Close-contact settings such as close-range conversations. 
なんですね。
(この場合の setting は「状況」といった意味です。)

6月末になってもCOVID-19の問題はまだ収まっていませんし、東京での感染数がなにげに多いのが気になるところです。

まだしばらく、Avoid the three Cs ! 「三密を避けましょう!」を心がけないと。
手洗いとマスクの着用もね。

コロナ関連: 第2波は英語で何? – 🌊 – #つぶやき英単語 1196

(2020.6.16)

そのままな感じですけど、『第2波』は second wave でいいんですね。

🌊

COVID-19関係のニュース記事でもこんな感じで使われています。

Cases of coronavirus are rising again, prompting fears that a second wave has hit the U.S.

「コロナウイルスの感染数が再び増加し、第2波が米国を襲ったとの懸念を呼び起こす。」

🏄‍♂️

たぶんCOVID-19の第2波は来るんでしょうけど、上手く乗り越えていかないとね。

Probably the second wave of COVID-19 is coming, but we’ll have to get through it well.

コロナ関連: PCR test using saliva – 😷 – #つぶやき英単語 1192

(2020.6.8)

先週のJapan Times の記事のタイトルで
Japan approves safer, easier PCR virus test using saliva
「日本がより容易・安全な唾液によるPCR ウイルス検査を承認」というのが有りました。

saliva が『唾液』です。

因みに、よだれを垂らすとかは、dribble salivaなんですね。
カッコ悪いドリブル。
  He often dribbles saliva while sleeping.
  「彼は寝ている時によくよだれを垂らす」

🤧

で、PCRなんですが、
既存の方法では、綿棒(cotton swab)で 鼻の奥の粘液(mucus)を採取しなければいけなかったので、くしゃみとかで採取する人は感染する可能性もあったんですね。鼻も痛そうだしね。

唾液 saliva なら自分で容器入れればいいので、ずいぶん簡単。
ちゃんと保険も効くようで。

実用化に尽力いただいた方たち、ありがとうございます。
薬やワクチン Vaccine を開発してる方たちも、よろしくお願いしますね。