(2025.12.16)
艶めいて
誰を待つやら
残り柿
Showing gloss
Waiting for someone?
Lingering persimmon

残り柿は冬の季語です。
(2025.12.16)
艶めいて
誰を待つやら
残り柿
Showing gloss
Waiting for someone?
Lingering persimmon

残り柿は冬の季語です。
(2024.12.10)
cry for the moon は『得られないものをほしがる、できない事を望む』の意味の表現です。
cry for が『(を求めて)叫ぶ、欲しがる 』の意味なので、
直訳ならcry for the moon は「月を欲しがる」ということになります。

このcry for the moonという表現は、
「名月を 取ってくれろと 泣く子哉」
という小林一茶の俳句を思い起こさせますね。
さすがに子供に月をとってくれと泣かれても無理な物は無理。
そんな時は、月の写真を撮ってお茶を濁すぐらいでどうでしょう。
「ほらとったよ」
(2024.12.1)
先週、野菊の写真を撮ったら、主役のように花の上にカメムシが立ってました。
なにか、風を読んで未来を知ろうとしているような感じで・・・。
そこで一句。
風を読む 野菊の上の 放屁虫
カメムシは嫌な臭いを出すので、俳句では放屁虫とも言われているようです。
オナラする虫ということですね。
これを、英語俳句にもしてみました。
as a wind reader / on a wild aster / a stink bug farts
(風読みのように 、野菊の上で 屁をこくカメムシ)
どうでしょうか。まあ、へたくそなのはお遊びなので許してください。

『カメムシ』は英語では、
stink bug (悪臭を放つ虫)と言われるようです。
その他に shield bug (盾の形の虫)とも言われます。
今年、この緑のカメムシが大量発生していたようですが、
こういうことが、未来に起きることを暗示してたりしないでしょうか。
(2024.9.10)
夏に、こういう小さな白い花が集まって咲くのを見かけます。
けっこう空き地に咲いていたりするのですが、これ『ニラ』なんですね。
『ニラ』は英語ではChinese chives や Garlic chives と言うらしいです。

ちなみに、韮(ニラ)の花は、夏の季語です。
ここで一句
「懲りもせず道端に咲く韮の花」
Chinese chives
bloom on the roadside
without fail
また季節が来れば咲くでしょう。
(2024.9.3)
『プチトマト』『ミニトマト』は、英語では cherry tomato と言うそうです。

先月撮った写真ですけど、
赤くなりかけのプチトマト、ツヤがあってきれいでした。
ここで英語俳句(?)を一句!
Cherry tomatoes
holding on to the stems
get some redness
プチトマト
茎につかまり
赤み帯び
(2024.1.26)
今夜は満月らしいので、写真撮りました。
(あそこで、SLIMが逆立ちしているのかな)
1月の満月、英語では Wolf Moon という呼び名が有るそうです。
文字通りなら「狼月」ですね。
ここで一句
「狼月に 遠吠えもせず 一人飲む」
Under the Wolf Moon
Not even howl
Just drink alone
(狼月と言う季語は正式には無いと思いますが、季語っぽいから許してください。)

寒い夜には、熱燗がいいですかね。
僕はお茶にしときますけど。
(2022.11.3)
『虫食い穴 』は worm hole や worm bore と言うそうです。
(この場合のbore は『穴』の意味です)
久々に英語俳句に挑戦。
秋の葉の 虫食い穴に 空青し
In wormholes
See how blue the sky is !
autumn leaves
推敲します。
See, how blue it is,
the sky through the worm holes
in autumn leaves
こっちのほうがいいでしょうか?

もう11月ですね。
(2022.8.14)
今日、茶色っぽいトンボが逃げもせず写真を撮らせてくれたのですけど、
英語どころか日本語でも名前分かりませんでした。
調べないと!
これ、たぶんですけれど『ナツアカネ(夏茜)』という種類です。
英語で『ナツアカネ』は、summer darter と言うそうです。
dart には『(投げ矢のように)飛んでいく、突進する』の意味があるので
そういう性質をもつトンボということですね。
学名だとSympetrum darwinianum で、Sympetrumがアカネ族、いわゆる赤とんぼの仲間であることを示しています。
ちなみに、狭い意味で赤とんぼというとアキアカネのことを指しますが、
これは red dragonfly や autumn darter と呼ばれ、学名は Sympetrum frequens だそうです。

このナツアカネ summer darter は未熟だと薄い茶色っぽい色ですが、だんだん秋に近づくとオスなら赤くなるらしいです。メスはそれほど赤くならないみたいですが。
ここで英語俳句を
夏茜 卒塔婆の上で 羽休め
A summer darter / resting his wings / on a stupa
(お盆ですから)
(2022.8.6)
英語俳句を一つ。 Here is my English Haiku.
Just enjoy living
No need for fighting now
Summer butterflies
(by Zuka)
争わず 生きて楽しめ 夏の蝶
(一般に蝶は春の季語とされますが、夏の蝶とすれば当然、夏の季語になります。)
オレンジと黒の色が特徴的な二匹の蝶を見かけました。
これは ツマグロヒョウモン(英名はIndian Fritillary)です。
前にこの幼虫を見つけて調べたので知っていました。
(関連投稿→黒にオレンジの君は)
模様が違うのは雄と雌だからです。仲がいいのは当たり前かもしれません。

もし、死んだ人の魂が何かの形で、例えば蝶になって帰ってきたとしたら、
今の世の中をどう見るのでしょうか。
If the souls of those who died somehow returned, say as butterflies, how would they view the world today?
今日、8月6日は広島の原爆投下から77年目の記念日だそうです。
Today, August 6, 2022, is the 77th anniversary of the atomic bombing of Hiroshima.
(2022.7.12)
今日の気になる英語:『なで肩』は英語で何?
『なで肩』とは、「外側になだらかに傾斜して下がっている肩」のことで、
これは漢字で書くと『撫で肩』です。
この『なで肩』は英語では sloping shoulders というそうです。
sloping は『傾斜した』と言う意味ですから、傾斜した肩ということですね。
slope は動詞なら『傾斜する(させる)』で、名詞だと『坂、斜面、勾配』の意味になります。
このslope のスキー場の斜面的なイメージから、sloping shoulders って
なんか滑りそうな感じがします。
以前、タモリさんが「なで肩で肩掛けかばんがずり落ちる」というようなことを言っていました。あだ名が矢印だったとか。

それでは、なで肩=sloping shoulders を使った川柳を一つ。
なで肩を 撫でようとして 手が滑り
meant to stroke your sloping shoulders,
I have my hand slipped.
(斜面だから、滑るかも)