(2023.8.13)
野球の『延長戦』は、英語では extra inning や extra inning game になります。
この場合、『延長戦に入る』は go into extra innings と表せます。

今、甲子園では、延長戦で決着がついたようです。
すでに夜8時半を回っています。
どちらのチームにも拍手を送りたいと思います。
(2023.8.13)
野球の『延長戦』は、英語では extra inning や extra inning game になります。
この場合、『延長戦に入る』は go into extra innings と表せます。
今、甲子園では、延長戦で決着がついたようです。
すでに夜8時半を回っています。
どちらのチームにも拍手を送りたいと思います。
(2023.8.12)
content という単語には、大きく分けて
『内容』という意味と、『満足(して)』という意味が有ります。
『内容』の方のcontentは、名詞としてさらに
『(容器などの)中身、容量、(ある物に含まれる)含有量、(書物・文書などの)内容、項目』などの意味のバリエーションを持ちます。
かたや『満足』の意味のcontent は
名詞で『満足(感)』の意味にもなりますが、
『be content 満足している、(することを)喜んで受け入れる be content to do』のように形容詞としても使われます。
また、『満足させる』の他動詞にもなります。
使ってみましょう。
Her boss was completely content with her presentation’s content.
「彼女の上司は彼女のプレゼン内容にすっかり満足していた。」
(むりやり両方使う必要も無いんですけど・・)
僕の場合は、最初に『含有量』や文書の『内容・項目』の意味のcontent を知ったので、
後から『満足』の関係のcontent に出会ったときに、「自分の知っている意味以外の使い方」に対して若干の違和感を感じたように思います。
英単語を一つの意味だけで知っていると、違う意味で使われているのに遭遇して混乱するというのは、僕レベルの英語学習者にはありがちかもしれません。まあ、そういう出会いでいろいろな使い方を覚えるものだと思います。
(2023.8.11)
パナソニックワイルドナイツでもプレーした元ラグビー選手のDavid Pocockさんは今オーストラリアで議員として活躍されています。
ポーコックさんのツイートから気になる英単語・表現を拾ってみましょう。
move a motion『動議を提出する』
make a motion も同じ意味になります。
motion が『動議』です。
declassified 『秘密区分を外した』
classify に『機密扱いにする』の意味が有り
declassify が『機密指定から外す』です。
crossbench 『無所属議員(席)』
など
なお、ONI は Office of Naval Intelligence 『海軍情報局』だと思われます。
訳は以下のような感じになります。
「今日、私は政府に対し、ONI気候リスクアセスメントの機密解除されたコピーを開示するよう動議を提出した。
労働党と連立与党は、公開させないために反対票を投じた。
オーストラリア国民は、気候変動がもたらす国家安全保障上の脅威について知る権利がある。」
Today I moved a motion for the Govt to disclose a declassified copy of the ONI Climate Risk Assessment.
— David Pocock (@DavidPocock) August 10, 2023
Labor and the Coalition voted against the entire crossbench to not release it.
Australians have a right to know about national security threats posed by climate change. pic.twitter.com/NIXo0iSCJm
David Pocockは、ラグビーではジャッカルの名手として知られていました。
タックルで倒された選手を安定した足腰と長い手で抑え込んでボールを出せなくするが彼の得意技だったわけです。
今は環境保護派の無所属議員としてがんばっているようですが、
政府や与党にとってもけっこう手強い相手なんじゃないでしょうか。
(少なくとも彼にタックルされたくはないと思いますし・・)
(2023.8.10)
below the belt って直訳したら「ベルトより下」のように見えるので、
「下ネタか!」と思う方もいるかもしれません。
below the belt は
『(攻撃や批判が)反則の、アンフェアな、卑怯な』や
『(発言や批判が)痛いところを突いた』の意味で使われるそうです。
もともと、ボクシングのローブロー(ベルトより下を打つ反則)から来ている言葉です。
ベルトの下は打たれたら痛いところですし、ここを狙うのはさすがに卑怯ですね。
まあ人間関係の中で、ローブローのような発言や行動をする人もいますから、こういう言葉があるのだと思います。
使ってみましょう。
He got angry about the interviewer’s below-the-belt question.
「彼はインタビュアーの痛いところを突いた質問に腹を立てた」
I think it’s a bit below the belt what they’re doing.
「彼らがやっていることは少し卑怯だと思う」
オンライン英会話 Bizmates のDiscovery Lesson の中で
このイディオムが出てきてました。
まだまだ、覚えることは尽きません。
(2023.8.9)
nostalgia はノスタルジアとカタカナでも使われており、
『過去を懐かしむ心』や『故郷を想う心、望郷』を意味する単語ですね。
で、この単語を辞書で見ていたら
対義語として nostophobia 『帰郷恐怖症』というのが出ていました。
nostoの部分が古代ギリシャ語のnostos = returning home「家に帰る事」から来ており、phobiaは「恐怖症」の意味になります。
世の中には故郷を懐かしむ人もいれば、
故郷に帰りたくない人もいて、
両方の気持ちを持つ人もいるのではないでしょうか。
お盆のシーズンに帰郷する人はたくさんいるのでしょうが、
台風が来たり、帰省ラッシュで混んでいたりで、
nostophobia 『帰郷恐怖症』じゃなくても、この時期に帰りたくない人も相当数いるかもしれません。
でも帰れる故郷が有るのは幸せなことだと思います。
(2023.8.8)
辞書見てたら、
plushy という単語が載っていました。
『豪華な、ぜいたくな』という意味だそうです。
この単語を見て、昔、プラッシーというジュースが売っていたのを思い出しました。
なんか、plushy とプラッシーって関係あるのかと思ったのですが、
それは無いみたいです。(無いんかい)
プラッシーは Plussy でつづりが違います。
plushy は発音としては plˈʌʃi (プラシー)なので、発音も違いますね。
実は、プラッシーは、みかん果汁入り飲料にビタミンCをプラスしたもので、
このことから「プラッシー」と命名されたのだそうです。
(今は生産中止になっているようですが、武田薬品工業の関係子会社で作っていて、昔はお米屋さんで売っていたんですよ。)
でも、なんか僕の子供のころは、 プラッシーってちょっと特別感が有る飲料だった気がするので、plushy 『ぜいたくな』が語源だと言われたら、信じちゃったかもしれません。
(2023.8.7)
immaculate は『よごれていない、欠点の無い、完全な』などの意味の形容詞ですが、野球用語としては immaculate あるいはimmaculate inning で
『(投手が)3者連続3球三振で終わらせたイニング』のことを指すそうです。
MLB オリオールズの藤浪晋太郎投手がメッツ戦で1イニングを完璧に抑え、
immaculate inning にもうちょっとでした。(すごい)
Shintaro 1 shy of immaculate
晋太郎 3者連続3球三振 に肉薄
Fuji who E? 1😳3#Fujinami @Orioles v Thee @Mets
— David Titchenal (@DCTitch11) August 6, 2023
Shintaro 1 shy of immaculate pic.twitter.com/N67hjnVyNi
直球の速度も日本人投手最高に躍り出たらしいですよ。(すごい、すごい)
(2023.8.6)
mitigation には一般に『軽減』の意味が持つ単語です。
このmitigationはラグビーの用語としても『軽減要因』という意味で使われます。
ラグビーで、例えばタックルがボールを持つ選手の首より上にヒットするような危険なプレイ(ハイタックル)は反則になり、レッドカードが出されて、その危険なプレーをした選手が退場になります。
ただ、危険なプレーでも罰則を軽減する理由=軽減要因 mitigation が有る場合には、レッドより一段軽いイエローカード=10分間の退場の処置になる場合が有ります。
例えば、ボールを持っていた選手が急に姿勢を変えたこともハイタックルになった要因と考えられれば、これが軽減要因 mitigationになります。
(→以前の関連投稿:ラグビーの審判が言ってたmitigation投稿は?)
8/5のラグビー日本代表とフィジーの試合で、前半の早いうちに日本代表がハイタックルの反則でレッドカードを受けました。
ビデオでも「軽減要因が無い=No mitigation」と確認されており、判定としては正当と思いますが、その結果、日本チームは一人少ない14人で戦わざるを得なくなり、かなり差をつけられた配線に終わりました。
日本チームには、ちょっと前のサモア戦でも同じことがありましたので、
チームとしてその辺をどうケアしてきたのかが問われるところです。
レッドカードを出された選手には、その後の数試合の出場停止も加わることになります。
もうすぐ、9月から本番のラグビーワールドカップが始まるため、日本代表チームメンバーの最終決定にも影響するようなレッドカードになったような気がします。
ここは反省点として、反則を犯さないための『規律=discipline』をもう一度確認して、激しくかつクリーンな日本ラグビーをワールドカップで見せてほしいと思います。
(2023.8.5)
icon はそもそも『(絵画、彫刻の)像、肖像、偶像、聖像』の意味で、
これから派生して『偶像視される人、象徴(的な人)』の意味でも使われます。
こういう人を表す場合には、アイドルとかそのままアイコンとしておいた方が伝わりやすいかもしれません。
The Mainichi の8/4付けの英語記事のタイトルにこんなのがありました。
Japanese figure skating icon Yuzuru Hanyu announces marriage
「日本のフィギュアスケートのアイコン、羽生結弦が結婚を発表」
(アイコンの所は、象徴でもアイドルでもいいと思いますけど)
羽生選手のような人が icon だと思っておけばいいのかもしれませんね。
いきなり入籍でびっくりですけど、
おめでたい話ですよね。
Japanese figure skating icon Yuzuru Hanyu announces marriage https://t.co/GBO9e7ZJxY
— The Mainichi (Japan Daily News) (@themainichi) August 4, 2023
なお、icon という言葉は、熱愛・崇拝される商品について使われる場合もあります。
また、icon として最も身近なのは、PCなどの操作に使う小さな図形「アイコン」だと思います。
(2023.8.4)
バターのbutter と up が合わさった butter up は、
『媚びを売る、胡麻をする、おべっかを言う』の意味になります。
butter には名詞で『バター』以外に『お世辞』の意味があるのだそうです。
動詞では『バターを塗る、バターで味をつける』としても使えますが、
このbutter up の形で上の様な『おべっかを言う』の意味で使われます。
使ってみましょう。
He always butters up his bosses.
「彼はいつも上司に胡麻をする」
まあ、余り心にもないことを言うのは
どうかと思いますけど。