英語で「口内炎」は?―👄―#つぶやき英単語 1514

(2022.2.4)

口内炎が出来て不快です。
でも、こんな時こそ『口内炎』は英語で何というか調べないと・・・。

stomatitis と言うんですね、口内炎。

これ、stomato-+-tis のようにできていて、
stomato-が「口の」で-tis が「炎」の意味なので口内炎ということです。

Oxford辞典での stomatitis の定義
Inflammation of the mucous membrane of the mouth.
「口の中の粘膜の炎症」ということです。
ついでに言うと
Inflammationが『炎症』、mucous membraneが『粘膜』です。

例文です。
They say that stomatitis can be caused by vitamin deficiency.
「口内炎はビタミン不足でおこることもあるらしい。」

(ビタミン剤飲んでおこう。)




英語で「かすみ目」は?―👁―#つぶやき英単語 1513

(2022.2.3)

パソコンで一日仕事をしてて、目がかすんだりする人も多いと思います。
そんな『かすみ目』のことを英語で何と言うでしょうか?

blurred vision は『かすみ目』の訳語の一つとして辞書に載っています。
blurred は 『ぼんやりした』の意味になりますが、これは動詞 blur 『ぼんやりさせる』の過去分詞です。
これは、blurry 『ぼやけた』という形容詞を使って、blurry vision とも言えます。
vision は『視力,視覚』です。

bleary eyes filmy eyes も『かすみ目』に当たる英語です。
bleary は『(疲れや眠気などで)かすんだ』の意味です。
また、filmy は『薄膜のような』の意味も持ちますが、
この場合は『薄もやのような、かすんだ』の意味と考えられます。

「目がかすむ」と言う場合には、
I have bleary eyes. やI get blurred vision. のようになります。
また、My eyes are blurry. のようにも言えます。

例文です。
Have you ever had blurry vision after using a PC for a long time?
パソコンを長時間使って、目がかすんだことありませんか。

かすみ目にサプリメントや目薬もいいですけど、
何やかやPCやスマホ、テレビの画面見てる時間が長くなるので、
意識して目を休めるのが一番じゃないでしょうか。

micromanageは?―🤔―#つぶやき英単語 1512

(2022.2.2)

micromanageという単語は、『無駄な細部まで管理する』の意味の動詞です。

そもそもは、micromanagement 『細部までの管理』という言葉が先にできて、
それからmicromanage と言う動詞が出来たんだそうですよ。
(こういうのを普通の言葉のできる順番とは逆ということで、逆成語 back-formation というそうです。)

また、micromanagerなら、『無駄な細部まで管理をする人』のことです。
(マイクロな小さいマネージャーって意味ではないですね。ある意味、ちっちゃい奴かもしれないんですけど。)

例文です。
Her boss is a very detailed person and likes to micromanage everything.
「彼女の上司はとても細かい人で、何でも細部まで管理したがる」

特に、会社の上司がこういう人で、何から何まで管理されるとしたら、
部下はたいへんですね。


medical attention は?―🚑―#つぶやき英単語 1511

(2022.2.1)

どこの国の言葉でもそうでしょうけれど、英単語も使われ方でいろいろな意味になりますよね。
でも、意外とその中の一つの意味で覚えている場合も有って、ちょっと違った使い方されると戸惑うことがあると思います。

medical attention は『治療』と言う意味で、そんなに難しいことはないのですが、
実は僕は attention を『注意、注目』と言う意味で覚えていたので、これを最初に見たときに、ちょっと意味を誤解しそうになりました。まあ文脈で分かったんで良かったんですけれど。
attention には『世話、手当』のような意味もあり、medical attentionではこちらの意味になるわけですね。
(単語一つを覚えたら、そのいろいろな使い方を理解するのが大切だと思います。)

🚑

使ってみましょう。
If the COVID-19 case numbers increases further, someone can’t get the proper medical attention.
「COVID-19の患者数がこれ以上増えたら、誰かが適切な治療を受けられなくなります」
これ実話なのが怖いところですよね。

英語で「ガチャ」は?―💸―#つぶやき英単語 1510

(2022.1.31)

ガチャとかガチャポンというと、ハンドルを回してカプセルに入ったおもちゃを買う自動販売機やその商品であるカプセルトーイのこと、あるいはこのような何がでるか分からない抽選による販売方式のことですが、これ英語で何というかご存知ですか?

『ガチャ』は英語でもgachaなんですね。
これ日本語のガチャが先で、Wictionary でもgacha の語源は日本語のガチャとはっきり書かれています。

ただ、あの販売機は米国で考案されたもので、球形のガムの販売機の発展形らしいです。カプセルに入れたおもちゃの販売も米国で始まったものだそうです。

カプセルトーイの自動販売機が日本で特に発展したのは、こういう小さなおもちゃを作るメーカーが多くあって、独特なキャラクター文化などもあり、日本人の嗜好に合っていたのと思います。
この日本語のガチャが英語のgachaにまでなったのは、やはりガチャに似たソーシャルゲームの抽選式のアイテム課金方式が広く認知されたのが大きいのではないでしょうか。

💸

使ってみました。
She lamented that her son had spent a lot of money on a social game gacha.
「彼女は息子がソーシャルゲームのガチャで大金を使ったと嘆いた」

ゲームの gacha に大金をつぎ込む人もいますが、
そこのところは向こう側に商魂たくましい人たちがいることを思い浮かべると
少し冷静になれるかもしれません。

そのそもカプセルトーイの「ガチャ」という言葉にしても
いろいろ登録商標の関係があって自由に使えるわけでもないらしいので
まあ最初から商魂のせめぎ合う世界なのですよ。

英語で「選手層の厚さ」は?―👯‍♂️―#つぶやき英単語 1509

(2022.1.30)

スポーツで選手の層が厚いチームは、やはりコンスタントに良い結果を出すものです。

この『選手層の厚さ』は英語では何と言えばいいでしょうか?
いろいろ言い方はあると思いますが、
bench strength という表現がこれに近い意味になります。
直訳ならベンチの力ですが、控え選手も含めた選手力=選手層の厚さということですね。

🏉

例えば、こんな風に使います
The bench strength of Wild Knights made them win the game in the end.
「ワイルドナイツの選手層の厚さが最終的に勝利をもたらした」
(1/29のラグビーの試合はこんな感じでした。)

『厚い選手層』=deep roster という表現もあるようです。
roster は『名簿、登録簿』の意味で、チームの登録選手のリストの事を指すようです。
例えば、
The team has a deep roster.
「あのチームは選手層が厚い」のようにも言えます。
他にも、The team has a large pool of players. でも同じような意味になるようです。


 

英語で「逆転勝ち」は?―🎉―#つぶやき英単語 1508

(2022.1.29)

スポーツの試合の『逆転勝ち』に当たる英語として
come-from-behind win (victory) という表現が使えるようです。
「後ろから追い上げての勝利」のような意味ですから、分かりやすいと思います。

『逆転勝ち』の他の言い方として、
winning after defeat seems certainというのも辞書に載ってました。
「負けが確実と思われた後での勝利」のようなことです。
この反対の『逆転負け』は「勝ち確実と思われた後の負け」ということで
lose (the game) after the victory seems certain でいいようです。

また、upset victory でも『逆転勝ち』の意味になります。

『逆転勝ちする』なら、
come from behind and win
come from behind to win
complete a come-from-behind victory などと言えます。

使ってみましょう。

In today’s rugby match, Wild Knights came from behind to win against Steelers.
「今日のラグビーの試合で、ワイルドナイツがスティーラーズに逆転勝ちしました。」

サムネイル画像

実話です。
コベルコ神戸スティーラーズ 37 – 41 埼玉パナソニックワイルドナイツ
結果は僅差でした。
最後に堀江翔太選手のトライで逆転した瞬間は、TVの前で思わず立ち上がって拍手してしまいました。 👏




intermittent fasting は?―🍰―#つぶやき英単語 1507

(2022.1.28)

intermittent fasting は、訳語としては『断続的断食』あるいは『間欠的断食』となり、ダイエットや健康のために行われるものです。
例えば、一日のうち夕食後から16時間は食事を断ち、後の8時間は食事をとるのが、このintermittent fasting の方法の一つになります。

ここで、intermittent は『断続する、間欠性の』の意味です。
(intermittent hot spring なら、時々お湯が噴き出す温泉、つまり『間欠泉』のことです。)

また、fast が『断食する』の意味の動詞なので、fasting は『断食(すること)』です。

このintermittent fastinのことを、オンライン英会話のレッスンでトレイナーと話す機会が有りました。
実は、そのトレイナー自身が断続的断食を実践していて、午前中は食事をしないのだそうです。
In fact, the trainer herself is practicing intermittent fasting and doesn’t eat in the morning.

これやると、当たり前かもしれませんが、やせるそうです。
ちょっと、試してみようかと思ってしまいました。

英語で「既得権益」は?―💰―#つぶやき英単語 1506

(2022.1.27)

『既得権益』というのを英語で何というかご存知でしょうか?

最近、覚えたのですが、
vested interest と言う言葉が『既得権益』に当たるようです。

💰

interest という単語は『興味』『利息』なども意味しますが、ここでは『権益、利害関係』の意味になります。

また、vested は『既得の』を意味する形容詞で、
『(権利・財産などを)与える』の意味を持つ動詞 vest の過去分詞とも言えます。

古い英語として、動詞のvest には『(司祭に)祭服を着させる』の意味があって、このことが権利を与えるという意味につながっているわけですね。
この vest の語源は「衣服」の意味のラテン語だそうです。
(名詞のvest には、袖のない上着『ベスト、チョッキ』の意味があります。)

🇦🇺

ラグビーの パナソニックワイルドナイツ の選手だったDavid Pocock さんのサイトを見たら、vest interest 既得権益という言葉が以下のように使われてました。

Drive policy on behalf of people – not vested interests
「既得権益者ではなく人々の代表として政策を推進」

I’m running for the Senate in Canberra at the next election. 
「次に選挙ではキャンベラで上院議員の立候補する」
とも書いていますから。Pocockさん、選挙に出るんですね。

Pocockさんは既に地球環境とか人権のことで進歩的な立場で活動しており、
政治の世界を目指すのは自然な流れかもしれません。
有権者でもないので軽々しくは言えないのですが、
ワイルドナイツのフォンとしては陰ながら応援したいと思います。

🏉

Mr. Pocock, an ex-Wild Knights player, would be able to break through the vested interests of the political world with the passion and dignity he has cultivated in rugby.
元ワイルドナイツのポーコックさんなら、ラグビーで培った情熱と品位で政治の世界の既得権益を打ち破れるでしょう。



英語で「鳥が~に止まる」は?―🐥―#つぶやき英単語 1505

(2022.1.26)

鳥が何かに止まるということを英語で言う時に、動詞は何を使ったらいいでしょうか。

perch という動詞でOK!
perch on ~の形で『(鳥が)~に止まる』の意味になります。
(perch は名詞では『止まり木』の意味です。)

使ってみました。
The number of spectators for the rugby match between Panasonic Wild Knights and Canon Eagles in Kumagaya was announced as 6436.
But take a look at this photo of the venue.
Can’t you see a crow perched on the goal post?
Shouldn’t we say the spectators are 6436 people plus one crow?
「熊谷で行われたパナソニックワイルドナイツとキャノンイーグルスのラグビーの試合観客数は6436人と発表されました。しかし、この会場の写真を見てください。
ゴールポストにカラスが止まっているの分かりません?
これ観客数は6436人+1羽と言うべきでは?」

(at Kumagaya Rugby Stadium Jan 23)