「頻尿」の英語は?―🚹―#気になる英語調べ隊 2342

(2024.7.21)

「さっきトイレ行ったばかりなのに・・・」
という感じの『頻尿』を英語では何と言うでしょうか?

『頻尿、頻尿症』は、frequent urination のように言うようです。
ここで、frequent が『頻繁な』で、urinationが 『排尿(作用)』ですね。
場合によっては、
experience urinary frequency 「頻尿を経験する」とも表せます。
また、urinate frequently なら「頻繁に排尿する」の意味になります。

また、病気としての『頻尿(症)』は、pollakiuria と呼ばれます。
特に『夜間頻尿』はnocturia と言われるようです。

使ってみましょう。
She suffers from frequent urination and thinks there is something wrong with her bladder.
「彼女は頻尿に悩んでおり、膀胱に異常があると思っている」

bladder は『膀胱』です。

「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」を英語で言うと?―🦗―#気になる英語調べ隊 2341

(2024.7.20)

我らが白銀聖騎士団のノエル団長が、
ゲーム、エルデンリングでは「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」と自称し激しい闘いを繰り返しています。
この二つ名をもし英語で言うとするとどうなるでしょうか。気になります。

この名前にダンゴムシとあるのは、ゲームでノエル団長が使っている主防具がずんぐり丸くてダンゴムシに似た見た目だからです。
『ダンゴムシ』については、英語で roly-poly bug という言い方があり、
roly-poly が『ずんぐりした(人)』の意味になります。これでいいんじゃない?

また団長はジャンプしてぶったたく戦法をとっているので、バッタと自称しています。
この『バッタ』は英語では grasshopper とか locust になると思います。
hopper は『ぴょんぴょん跳ぶもの』の意味ですし、
locust は語源が『はねるもの』の意味のラテン語ということで、
どちらも団長の戦闘スタイルのイメージに合うと思います。

ということで、「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」は
the roly-poly grasshopper king with two maces
のように言えると思います。
(気になる英語調べ隊見解)

使ってみましょう。
He, the roly-poly grasshopper king with two maces, is showing his own style even in a fierce battle against the boss.
「彼、メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王は、ボスとの激闘でも彼自身のスタイルを貫いている」
(実際は彼女なんだけれど)

7月20日 午前11時前から始まったノエル団長のエルデンリング配信は、午後9時現在、まだ続いています。 
(がんばれ団長!)

追記 午後9時4分 ラスボス戦勝利! すごい。

「ありがとう、メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王!」
Thank you, the roly-poly grasshopper king with two maces!

(白銀ノエルさん関連→ここ

「ジントニック」は?―🍸―#気になる英語調べ隊 2340

(2024.7.19)

『ジントニック』で和英辞典を引くと gin and tonic と出ています。

gin 『ジン』は、ジュニパーベリー(セイヨウネズの球果)で香りづけをした蒸留酒だそうです。因みに、ネズはヒノキ科の針葉樹で、漢字では杜松と書きます。

この場合の tonic 『トニック』は 、 tonic waterトニックウォーター のことです。
トニックウォーター は、炭酸水に糖分や柑橘系果物の皮やハーブのエキスなどを加えた、少し苦みのある飲料です。もともとは、マラリアの特効薬である quinine キニーネを含有していた薬用のものだったのですが、独特の苦みが好まれて飲料に転用されたようです。なので、場合により quinine water キニーネ水とも呼ばれます。
ただし、現在市販されているトニックウォーターは、キニーネを含まないものが多く、含んでいたとしても薬用のものよりも少ない量に制限されています。

Collins Dictionary でのgin and tonic の説明
a drink made with gin and quinine water, served in a tall glass and usually garnished with a slice of lime or lemon
「ジンとキニーネ水で作った飲み物で、背の高いグラスに注がれ、通常はライムかレモンのスライスが添えられる」
となっていました。

本日、ホロライブ3期生、白銀ノエル団長のジントニック缶が再販だそうです。
缶がかっこいいです。

(白銀ノエルさん関連→ここ

All stars =Ohtani、Imanaga and Blooper ―⚾―#気になる英語調べ隊 2339

(2024.7.18)

昨日のMLB オールスターゲームで、
大谷選手はDHで出場して3ランホームランを打ちましたし、
今永投手はヒットも打たれず3者凡退のピッチングで、日本人選手の活躍が目立ちました。

両選手と、もう一人の日本に縁のある人が試合前に話しているシーンがXに投稿されていました。

Atlanta BravesのマスコットのBlooperです。
このBlooper の中の人は、2018年に広島カープのマスコットを務めていた人で、最近はMLBに行った日本選手と試合前によく交流しているんですね。

このBlooper の名称が、そもそもどんな意味なのか気になりますね。

blooper を英和辞典で引くと、
『大失敗、どじ、ポテンヒット』などの意味らしいです。
コミカルな名前なんですね。
ドジ君とかポテンヒット君という感じでしょうか。

なお、関連するbloop という動詞は
『(~を)駄目にする、失敗する、(野球で)当たり損ねる、ポテンヒットにする』
などの意味だそうです。

Xの投稿でBlooper は「翔平と翔太に会えてよかったです!」と書いています。
かなり日本語もできるみたいですね。
楽しそうでなによりです。

ラグビーのクロコダイル・ロールは?―🐊―#気になる英語調べ隊 2338

(2024.7.17)

週末のラグビーの試合でも起こったのですが、このごろ『クロコダイル・ロール 』Crocodile roll でペナルティーになるケースが目立っている気がします。

Crocodile 『クロコダイル(アフリカ・ア異議るジア・アメリカ産の大型のワニ)』は、大型の獲物に嚙みついたままで自分の体を回転させ肉を食い千切ると言います。
ラグビーで、このワニのような動きで相手の選手をどけようとする Crocodile roll は非常に危険なプレーで、最近これを禁じるルールが厳格化されたようです。

ラグビーのルールの説明英文に以下のように出ています。
New definition:
Crocodile roll: A prohibited action where a player laterally rolls/twists or pulls a player, who is on their feet in the tackle area, to ground. The action often lands on the player’s lower limbs
新しい定義:
「クロコダイル・ロール: 禁止されている行為で、プレーヤーがタックルエリアで立っているプレーヤーを地面に向かって横にロール/ツイスト、または、プルをするという禁じられた行為。この行為ではしばしば、プレーヤーの下肢に落下する。」

このクロコダイル・ロールを禁止する理由は以下のように説明されています。
Rationale: Player safety. While low in number, these actions continue to cause long-term injuries in many players. The Shape of Game meeting showed clear support for removing the specific action in law.
「理論的根拠:選手の安全。
数は少ないものの、こうした行為は多くの選手に長期的な負傷を引き起こし続けている。シェイプ・オブ・ゲーム会議では、特定の行為を法律で撤廃することへの明確な支持が示された。」

なるほど。選手のケガを防ぐためなら、Crocodile rollを厳格に禁止するのは理解できますね。

この前の日本 vs ジョージア戦では、この反則でのレッドカードが日本チームの数的不利につながりました。今、厳しく適用されているようなので、次の試合では日本の選手の方たちも、無理に相手をはがそうとしてこの反則を取られないようにしてほしいです。
第一、お互いに重篤な負傷を防ぐことになるので、全てのラグビーチームで徹底してもらいたいものです。

Xに出ていた南アフリカ vs アイルランド戦でのケースは、本当に痛そうです。

Hard to watch this…
Crocodile roll needs to be stamped out of the game.
「これは見ていられない・・・
ラグビーからクロコダイル・ロールを排除する必要がある。」

今日のWeblio検索ランキング: trump と bullseye ―🐂―#気になる英語調べ隊 2337

(2024.7.16)

Weblioには、その日に検索された言葉のランキングが出ているのですが、
今日の1位は trump で、2位が bullseye でした。

trump はもちろんトランプ氏の暗殺未遂事件が有ったので、それに関係して調べられていると思います。
なお、一般名詞としてのtrump は、
『切り札、奥の手、最後の手段、すばらしい人』などの意味になります。

2番目に多く調べられた bullseye には『(標的の)中心部、標的』の意味が有ります。
なんで、多くの人がこれを調べたのかなんですが、バイデン大統領がこの言葉を使ったかららしいです。

Xにも、こんな風に出ています。
President Joe Biden has appeared to defend his comments about putting Donald Trump in a “bullseye” made less than a week before the former president was shot at a Pennsylvania rally.
これを訳すと
「ジョー・バイデン大統領は、前大統領がペンシルベニア州の集会で銃撃される1週間足らず前に発した、ドナルド・トランプを「bullseye(標的)」に置くという自分のコメントを弁明しているようだ。」

発言と事件が結び付けられるようなタイミングで言ってるので、
これは現大統領側のダメージも大きいかもしれません。

トランプ氏のstunning photo !-🇺🇸-#気になる英語調べ隊 2336

(2024.7.15)

大統領候補のトランプ氏の暗殺未遂事件、間一髪でしたね。びっくりです。
この事件自体もそうですが、事件直後に、血を流しながら拳を挙げるトランプ氏と取り囲むSP、青い空に掲げられた星条旗というニュース写真にも驚きました。
ある意味で、 stunning photo 「見事な写真」という感じです。
stunning は『気絶させるような、見事な』の意味の形容詞ですね。

右派のコラムニストの方が、Xにこんな投稿をしてました。

Woke up thinking about this and I’m still stunned. I’ve been as big a Trump critic as anyone else on the right over the past couple of years, but what happened last night, Trump’s brave, defiant reaction, and especially the stunning photos that captured it, stirred something in me that I never knew was there. Somehow, I want to run through a wall for someone I worked against the entire primary cycle. If this didn’t change the world, it certainly changed me.
訳すとこんな感じです。
「これを考えながら目が覚めて私は唖然とした。過去数年間、私は右派の側の誰よりもトランプ氏を批判してきた人間だ。しかし昨夜起こったこと、トランプの勇敢に戦おうとする反応と、特にそれを捉えた見事な写真が、私な中に有ると思っていなかった何かをかき立てた。なぜか、私は予備選の全期間を通じて敵対していた人物のために壁を突き破りたくなった。これが世界を変えなかったとしても、私を変えたことは確かだ。」

これは、アメリカの人が好きそうな写真で、
なにかAIが作り込んだのかと思うほどです。
大統領選挙にもこれが少なからぬ影響を与える気がします。

「懺悔」の英語は?―😔―#気になる英語調べ隊 2335

(2024.7.14)

『懺悔(ざんげ)』を英語で何と言うでしょうか?

辞書を引いて出てくるのは、confession、shrift などです。

confession には『告白、白状、自白』などの他、キリスト教での『告解、懺悔』の意味が有ります。
動詞は confess で、『告白する、打ち明ける、(罪を神に)懺悔する』などの意味になります。

shrift は『(神父が)懺悔を聞くこと、(神父に対する)懺悔、(神父による)罪の許し』の意味だそうです。
動詞のshrive が『懺悔を聞く、罪の減免を与える』の意味です。

面白いのは動詞のconfess は『ざんげする』で、shrive が『ざんげを聞く』なので、同じざんげと言っても立場が違う感じになっていることですね。

白銀ノエル団長が懺悔室をテーマとした配信をやるようですが、
この『懺悔室』は 英語ではconfession booth や confessional になります。 

はたして、どんな懺悔が取り上げられるのでしょうか?
そして、僕の罪は許されるんでしょうか?

(白銀ノエルさん関連→ここ

「防音室」の英語は?―🙉―#気になる英語調べ隊 2334

(2024.7.14)

英語で『防音室』は 、soundproof chamber、 sound-proof room や
noise attenuating roomのように言うようです。

soundproof は『防音の』の意味です。
chamber は 『部屋』ですね。
Harry Potter and the Chamber of Secrets 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」でお馴染みかもしれません。

attenuate は『減ずる、弱める』の意味の動詞なので
noise attenuating が「雑音を減ずる=防音の」と言うことになります。

ホロライブの白銀ノエル団長の日曜朝の配信で、防音室の話をしていましたので気になって英語での言い方を調べました。

(例文です)
Noel Dancho uses a soundproof chamber for her ASMR streaming.
「ノエル団長はASMR配信に防音室を使っています」

そうだよね。外の音が聞こえてきたら台無しになる場合もあるしね。
部屋の中に設置する防音室らしいので chamber にしときました。

(白銀ノエルさん関連→ここ)

「鼻水」の英語は❓―👃―#気になる英語調べ隊 2333

(2024.7.13)

I have a runny nose. が「鼻水が出る」というのは知ってるのですが、
その『鼻水』という液体のことは英語で何と言うでしょうか?

『鼻水』は英語では
nasal mucus とか snot と言います。

nasal は『鼻の』、 mucus は『粘液』なので
nasal mucus で『鼻水』の意味になるんですね。
(そもそも、 mucus の語源は『鼻汁』の意味のラテン語だそうです)

snot は『鼻水、鼻汁』の意味ですが、
他に『生意気なやつ、いやなやつ』の意味にもなるそうです。

『鼻水をたらした』はsnotty や snotty-nosed で、
『鼻水を拭く』はwipe snot from one’s nose や wipe snot out of one’s nose のようになります。

使ってみましょう。
She wiped snot out of her nose several times.
「彼女は何度も鼻水を拭いていた」

これはsnot をあえて使わずに、
She wiped her nose repeatedly. 
「彼女は何度も鼻を拭いていた」でもいいかもしれません。