「総当たり戦」の英語は?―⚾―#気になる英語調べ隊 2388

(2024.12.25)

スポーツの試合の『総当たり戦』は、
英語では round-robin tournament 、round-robin competition あるいは単に round-robin と言うそうです。

辞書サイトCollins の説明では
A round-robin is a sports competition in which each player or team plays against every other player or team.
「round-robinは、各選手またはチームが他のすべての選手またはチームと対戦するスポーツ競技のことです。」
のようになってます。

ちなみに、技術用語としては
測定の信頼性を検証するなどのために複数の試験機関で同一試料を測定することを
round-robin test と言うようです。

そもそも round-robin には、署名者の順序を隠すために円形に署名した嘆願書という意味が有ります。

「了解です」の英語は?―👮―#気になる英語調べ隊 2305

(2024.10.1)

映画やドラマで、警官とか軍人が無線で『了解です』と言うシーンがありますが、
英語では roger や ten-four という表現が使われるようです。
どちらも、もともと無線関係から来た言葉のようです。

この他だと、gotcha とかも『分かった』みたいな感じで使えるかもしれません。

ホロライブの人たちが、GTAというゲームをやっていて
白銀ノエルさんが『了解しました』と言ったタイミングが
その場で別の人達の会話の間にうまくはまって、
ちょっとナンセンスなコントみたいになっていました。(笑)

これ英語だと Roger! かな。

(白銀ノエルさん関連→ここ


round number が好き―⚾―#気になる英語調べ隊 2286

(2024.9.12)

round number は『丸めた数字、およその数』ですが、
『切りのいい数字』の意味も有ります。

大谷選手が、今日のホームランで47本塁打-47盗塁まで来たので、
もうすぐ切りのいい50-50に到達しそうですね。
盗塁は48になりましたし。

Many people are hoping that Shohei Ohtani will achieve the round number of 50-50.
「大谷翔平選手が50-50という切りのいい数字の記録を達成するのを多くの人が望んでいます。」

ぼくもその一人です。

大谷選手に関連する投稿

焼いたりしない roast は?―🍖―#気になる英語調べ隊 2567

(2024.8.14)

他動詞のroast は、食品の関係で使われ、
『(肉の塊・野菜などを直火やオーブンで)あぶり焼きにする、ローストする、
(豆などを)いる、ほうじる』
などの意味になります。

このroast は、食品とは関係なく
『(処刑や拷問のため)火あぶりにする』の意味でも使われることもあるようです。
物騒ですね。

その延長と言うのでしょうか、もはや実際に火で焼くとかではありませんが、
roast は『(人をからかったりあざけったりして)酷評する』という意味でも使われるそうです。
(酷評というのも、程度によっては「公開処刑=火あぶり」的なものになりますからね。)

例えば
The candidate roasted the his opponents in his speech.
「その候補者はスピーチの中で対立候補を酷評した。」
のように使えます。

いい意味でも悪い意味でも言葉にはエネルギーが乗る場合が有りますから、
使いどころを間違えませんように。


「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」を英語で言うと?―🦗―#気になる英語調べ隊 2341

(2024.7.20)

我らが白銀聖騎士団のノエル団長が、
ゲーム、エルデンリングでは「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」と自称し激しい闘いを繰り返しています。
この二つ名をもし英語で言うとするとどうなるでしょうか。気になります。

この名前にダンゴムシとあるのは、ゲームでノエル団長が使っている主防具がずんぐり丸くてダンゴムシに似た見た目だからです。
『ダンゴムシ』については、英語で roly-poly bug という言い方があり、
roly-poly が『ずんぐりした(人)』の意味になります。これでいいんじゃない?

また団長はジャンプしてぶったたく戦法をとっているので、バッタと自称しています。
この『バッタ』は英語では grasshopper とか locust になると思います。
hopper は『ぴょんぴょん跳ぶもの』の意味ですし、
locust は語源が『はねるもの』の意味のラテン語ということで、
どちらも団長の戦闘スタイルのイメージに合うと思います。

ということで、「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」は
the roly-poly grasshopper king with two maces
のように言えると思います。
(気になる英語調べ隊見解)

使ってみましょう。
He, the roly-poly grasshopper king with two maces, is showing his own style even in a fierce battle against the boss.
「彼、メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王は、ボスとの激闘でも彼自身のスタイルを貫いている」
(実際は彼女なんだけれど)

7月20日 午前11時前から始まったノエル団長のエルデンリング配信は、午後9時現在、まだ続いています。 
(がんばれ団長!)

追記 午後9時4分 ラスボス戦勝利! すごい。

「ありがとう、メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王!」
Thank you, the roly-poly grasshopper king with two maces!

(白銀ノエルさん関連→ここ

たぶんこれ rose hip -🌹-#つぶやき英単語 2164

(2023.10.27)

これ、たぶんバラですよね。
ということは、このオレンジ色のはバラの実=rose hip です。

rose hip またはhip で『バラの実』のことになるんですね。

この実はビタミンCが豊富らしいです。ハーブティにも使われています。

ちなみに、rose hip のhip はお尻とは無関係なんだそうです。

rompers は❓-👶-#つぶやき英単語 1880

(2023.1.24)

rompers には「トップスとボトムスがいっしょになった服」の意味が有ります。
そういうデザインの「乳幼児用の遊び着」は、日本でも『ロンパース』と呼ばれていますね。

この元になった単語 romp には
『(子供などが)はね回る、遊び戯れる』の意味が有ります。

romper では、『はね回る人』の意味になります。
この複数形のrompers が、
動き回る子供たち用の服のことも指すというわけですね。

使ってみましょう。
Rompers are clothes for babies and infants who romp.
「ロンパースは乳幼児が遊びまわるための服です。」

子供ってなんであんなに動き回れるのか、不思議です。

quetta, ronna, ronto and quecto は何?-😵‍💫-#つぶやき英単語 1810

(2022.11.22)

単位につく接頭語として103のkilo とかはおなじみですが、
今度新しいものが4つ加わったそうです。

quetta (記号はQ) 10の30乗
ronna (R) 10の27乗
ronto (r) 10のマイナス27乗
quecto (q) 10のマイナス30乗

NIKKEIのニュース記事の中の文:
「太陽の重さは約2000クエタグラム。
 地球の重さは約6ロナ(ronna)グラムです。」
を英語にすると
The sun weighs about 2000 Qg ( quetta-grams ).
The Earth weighs about 6 Rg (ronna-grams).
のようになります。

まあこういう単位は、天文とか科学分野では必要なんでしょうね。

お金の額としたら、ちょっと桁違いすぎて理解できないぐらいです。
(もし、こんな額のお金の話が当たり前になるとしたら、スーパーインフレにしてもスーパー過ぎますから。)

rob と steal の違い―😎-#つぶやき英単語 1754

(2022.9.29)

rob steal は、奪うとか盗むという似たような意味の動詞ですが、
使い方が違うんですね。そこのとこ押さえておきましょう。

rob では、
Lupin robbed the queen of the jewel. 
「ルパンは女王から宝石を奪った」のように、
rob +(被害者)+ of +(盗まれた物)の形になります。
   
一方、 stealは、
Lupin stole the jewel from the queen. 
「ルパンは女王から宝石を盗んだ」のように、
steel + (盗まれた物)+ from + (被害者)の形で使います。

受け身では、それぞれ
The queen was robbed of the jewel by Lupin.
The jewel was stolen from the queen by Lupin.
のようになります。

また、意味の上でも
rob が『奪う、略奪する、強奪する』なのに対し、
steal は『盗む、こっそり取る、うまく手に入れる』なので
少し違いは有ります。
rob :強盗、 steal:コソ泥ぐらいのイメージで覚えておけばいいかもしれません。



Root for Wild Knights―⚔―#つぶやき英単語 1537

(2022.2.26)

本日の表現:root for 『~を応援する』
root は名詞なら『根』などの意味ですけれど、
自動詞としてforを伴うと『~を応援する』の意味になります。

熊谷ラグビー場での使用例:
Root for Wild Knights 「ワイルドナイツを応援して ‼」
ワイルドナイツのラグビーの試合で、会場を盛り上げるメッセージに Root for を使ってました。

Kumagaya Rugby Stadium, Feb 26.

In Round 7 of Japan Rugby League One, Wild Knights and Sungoliath faced off at Kumagaya Rugby Stadium.
「ジャパンラグビーリーグワンの第7節、ワイルドナイツとサンゴリアスが熊谷ラグビー場で対戦しました」

About 7,000 spectators gathered in Kumagaya, the home of the Wild Knights, to enjoy the play of two of the best teams in the league.
「ワイルドナイツのホームである熊谷に約7000人の観客が集まり、リーグ屈指の2チームのプレイを楽しみました」

The Wild Knights won the game by a score of 34-17.
It was a satisfying day for me as I am rooting for the Wild Knights.
「試合は34-17のスコアでワイルドナイツが勝利しました。
 ワイルドナイツを応援している僕としては満足のいく一日でした。」

🐖

ついでの話になりますが
root for~ という表現は『(豚などが)(~を求めて)鼻で地面を掘る』という
全く違う意味でも用いられます。
The pigs are rooting for foods. は、豚が食べ物を応援しているわけではなく、
「ブタたちが鼻で食べ物を掘り出している」の意味になります。