ammunition depot は?-💣-#つぶやき英単語 1718

(2022.8.24)

今日の気になる英語:ammunition depot は?

近頃のニュースとかツイートで見かけるammunition depot という言葉は、
『弾薬庫』のことです。
ammunitionが『弾薬』の意味なんですね。
この場合のdepotは『貯蔵所、倉庫』で、発音は díːpou デーポゥのようになります。

例えば、こんなツイートが有りました。
A major ammunition depot in Russian Belgorod has been blown up and the authorities are evacuating people. Obviously, this was done once again by the Ukrainians, but the local authorities claim that it was caused by the hot sun!

「ロシアのベルゴロドで主要な弾薬庫が爆破され、当局が人々を避難させています。
これは明らかに、またウクライナによるものですが、地元当局は暑い日差しが原因と主張しているそうです。」

ロシアの強がりが、ちょっとイタい感じになっていますね。

warrior と worrier -🗡️-#つぶやき英単語 1717

(2022.8.23)

オンライン英会話のレッスンで、
warrior 『戦士』とworrier『心配性の人』が両方出てくる文章を読む羽目になり、
発音が同じでないというのは分かりますが、なんだか混乱して・・・。

ここで確認しておくと
戦士のwarrior は発音記号だとwɔ́rjərで、ウォリアーのような発音です。
これに対し、心配性の人のworrier はwə́ːriərで、ワーリアに近い発音ですね。
(wa がウォで、woがワになるのは、ありがちです。)

せっかくなので、二つの単語が入った例文を書いてみました。
ついでに、wをマシマシで。

We were worried the warrior was a worrier.
「私たちは、その戦士が心配性なのを心配していました」

声に出して読んでみてね。

It takes two to tango. は?-💃-#つぶやき英単語 1716

(2022.8.22)

今日の気になる英語:It takes two to tango.

これは、直訳すれば「タンゴを踊るには二人が必要」ということですが、
「(争いごとなどで)責任が双方に有る」ことを意味する表現なのですね。
「お互い様」みたいなことかもしれません。

この It takes two to tango. は
文中にtが多くて、特にトゥートゥーの繰り返しが音として面白いんですけれど、
最初に音で聞くと何と言っているのか理解しにくいかも知れません。
読めば、なるほどという感じですが。

こういう諺表現は、やはり知っていないと意味が取れないところが有りますので、
出会ったときに確認して覚えておきたいものです。
(会話の中で出てきたら、聞き返して確かめるのが一番と思います。)

wunderbarは?-🌼―#つぶやき英単語 1715

(2022.8.21)

wunderbarは、『素晴らしい』の意味の形容詞・間投詞です。

そもそもは、wonderful に当たるドイツ語の単語ですが、これが英語でも使われているのですね。英辞郎とかにも載っています。

発音が聞けるサイトで確認しましたが、
オリジナルのドイツ語では「ヴンダバー」のような発音ですが、
アメリカ英語では「ワンダバ―」のように発音されるようです。

「素晴らしい!」という場合のバリエーションとして
Wonderful!だけでなく、Wunderbar !も覚えておくといいかもしれません。

ちなみに、WUNDERBARという商品名のチョコレートバーも売られているようです。
このネーミングセンスは、Wunderbar! なのでしょうか?
(僕は結構好きだけど)

Maddux は?-⚾-#つぶやき英単語 1714

(2022.8.20)

MLBのAngelsの珍しく良いニュース!
Patrick Sandval投手がTigers相手に好投し1-0の勝利に貢献しました。
球数97での完封、マダックス(Maddux)というやつですね。

MLB.comでのMadduxという用語の説明はこんな感じです。

A Maddux describes a start in which a pitcher tosses a complete-game shutout on fewer than 100 pitches. Named after Hall of Famer Greg Maddux, the term was coined by baseball writer Jason Lukehart.
「マダックスとは、先発投手が100球未満で完封する登板のことを指す。殿堂入りしたグレッグ・マダックスにちなんで名付けられたこの言葉は、野球ライターのジェイソン・ルークハート氏による造語である。」

上のTweetによるとPatrick Sandval投手の好投は、
first Maddux (SHO on fewer than 99 pitches) by an Angels pitcher since Ricky Nolasco on Aug 31, 2016
「2016年8月31日のRicky Nolasco以来のエンゼルス投手によるマダックス(99球未満で完封)」だそうです。

なお、SHOとは、Shutout『完封』のことです。
この頃は、SHOの代わりにCGSO (= Complete Game Shutout)という用語もよく使われているようです。
昔より先発ピッチャーのComplete Game 『完投』が少なくなって、「5回をシャットアウト」とか「ピッチャーリレーでシャットアウトした」というような表現もされます。
なので、先発投手が完投して完封したことがはっきり伝わるCGSOという略語がよく使われるようになったのではないでしょうか。

MLB.comでのMadduxの説明の続きですが
Since 1988, the first year accurate pitch-count data is available, Maddux ranks first in the Majors with 13 such starts during the regular season. Nobody else has thrown more than seven.
「正確な投球数データが入手可能になった1988年以降で、マダックスはレギュラーシーズン中に13回の「マダックス」を達成し、メジャーで1位になっている。7回以上やった人は他にいない。」

少ない投球数で完封することに関しては、Maddux選手が頭抜けていたのですね。名前が使われているのも当然な感じですね。

「一等三角点」の英語は?-🔼-#つぶやき英単語 1713

(2022.8.19)

今日の気になる英語:「一等三角点」の英訳語

今日、家族と榛名富士に行ったんですが、山頂に一等三角点が有りました。

『三角点』については前にも書いており、英語ではtriangulation point と言います。triangulation が『三角測量』の意味で、
三角点 triangulation point は「三角測量に用いる経度・緯度・標高の基準になる点」のことです。

このうち、日本全国で約1000か所に設置されている『一等三角点』は、
英語ではfirst order triangulation point と言うそうです。
榛名富士の山頂はその一つなんですね。

First order triangulation point located on the summit of Haruna-Fuji

ここはロープウェイで山頂近くまで行けるので多くの人がこの三角点を目にすると思うのですが、管理が十分ではないようで少し残念です。三角点の柱石の周りのコンクリートは割れており、表示の木の杭も斜めで字もよく見えなくなっていました。
ICタグが付いており、他の測量手段の発達も有って、三角点の柱石自体の重要性は以前より高くないのかもしれません。
ただ日本の地図の基準になる三角点ですから、もう少し大切に整備してもらいたいと思います。
(こういう細かい事をきちんとやるのが、日本の強みだったんじゃないんでしょうか。)

the epitome of Angels’ game -⚾-#つぶやき英単語 1712

(2022.8.18)

今日の気になる英単語:epitome
この単語の意味は『(…の) 典型、縮図』や『概略、あらまし』だそうです。

使ってみましょう。
Today’s game was the epitome of Angels’.
「今日の試合は典型的なエンゼルスの試合でした」

MLBのエンゼルスの話ですけれど、今日の試合、大谷選手がホームラン1本、3塁打1本を含む5打数4安打で4打点の活躍にも関わらず、マリナーズに11-7で負けてて、こんなのばっかりですね。普通にSweepされてますもん。
(見ててツライ感じです)

トラウト選手が近々帰ってくるみたいなので、これを機会に、皆が「エンゼルスどうしちゃった?」と思うぐらい、連勝してみたらどうでしょうか。

shut-in は?-🙈-#つぶやき英単語 1711

(2022.8.17)

今日の気になる英単語:shut-in

shut-in には、形容詞や名詞として『寝たきりの(人)、病弱などで外出できない(人)』の意味があり、『引っ込み思案の、内気な、非社交的な』の意味にもなります。

ネットで見ると、この shut-in が日本語の『引きこもり(の)』に対する英訳語としても使われているようです。

適切な例かは分かりませんが、
あるライトノベルについてのTweetでshut-inが使われていました。タイトルからしてそうなんですが。
(他にもいろいろ例の選びようは有ったんですけど、プライベートな内容とかだと気軽に引用できないので・・・。)

NEW NOVEL ANNOUNCEMENT: The Vexations of a Shut-In Vampire Princess
「新作のお知らせ: ひきこまり吸血姫の悶々」

Shut-in vampire Komari awakens from her slumber to find she’s been promoted to a commander of the army!・・・
「引きこもりの吸血鬼・コマリが眠りから覚めると、軍司令官に昇格していた!・・・」

(「ひきこまり」は間違えじゃなく、主人公の名前とかかってるんですね。
vexationは『苛立たしさ、心痛、ままならないこと』の意味です。)

まあ、インドア派の人もいるので、それは人の好き好きでいいと思いますけど。
本当に深刻な引きこもりのケースでは、専門的な助けが必要かもしれません。

英語で「モロヘイヤ」は?-🥗-#つぶやき英単語 1710

(2022.8.16)

『モロヘイヤ』って野菜、どんなのか見たことありますか?
これです。


モロヘイヤは、もともとエジプト語です。
英語の辞書にもmulūkhiyyaや molokheiyaとして載っていますが
別に英語名も有って、Jew’s marrow と言うそうです。

marrow は野菜としては『ペポカボチャ』だそうですので、
Jew’s marrowは「ユダヤ人のペポカボチャ」ということになりますね。
(イメージがわかないけど)

実は、モロヘイヤには「タイワンツナソ」という和名も有るのだそうです。

Jew’s marrow or mulūkhiyya is known for its high nutritional values of 9 times more calcium and 4.6 times more carotene than spinach.
It is also rich in potassium, vitamins B2, C, E, and iron.

「モロヘイヤ(Jew’s marrow、mulūkhiyya)は、ほうれん草の9倍のカルシウム、4.6倍のカロテンと栄養価が高いことで知られています。また、カリウム、ビタミンB2、C、Eや鉄分も豊富に含んでいます。」

健康には良さそうですよね。
僕はエジプト風のモロヘイヤスープより天ぷらがいいかな。

「遺族」の英語は?-😢-#つぶやき英単語 1709

(2022.8.15)

『遺族』は英語では bereaved family と言うそうです。

今日は終戦の日です。
英字紙 The Mainichの記事に、77回目になる戦没者記念式典での戦争遺族の方のスピーチの内容が載っており、bereaved families という言葉が使われていました。

Kenichi Otsuki, the 83-year-old representative of relatives of the war dead, said in a speech that the world is still witnessing bereaved families in conflicts such as Russia’s invasion of Ukraine.
戦没者遺族代表の大月健一さん(83歳)はスピーチで、世界は今もロシアのウクライナ侵攻などの紛争で生じる遺族を目撃し続けていると指摘しました。

“We have to recognize again that war is not something in the distant past but something close to us,” said Otsuki, who lost his father in China, pledging to continue to pass down the tragedy of war and the preciousness of peace to future generations.
中国で父を亡くした大月さんは、「戦争は遠い過去のものではなく、身近なものであることを再認識しなければなりません」と語り、戦争の悲惨さ、平和の尊さを後世に伝え続けることを誓っていました。

遺族 bereaved familyの bereavedは『肉親に先立たれた、あとに残された』の意味の形容詞で、この元となる動詞の bereave は、事故などが人から『(肉親などを)奪う』の意味だそうです。

確かに戦争が人の命を奪っているのでしょうが、それを始めて続ける決断をしている人に責任があると思います。