when the going gets tough は?―😱―#つぶやき英単語 1544

(2022.3.4)

オンライン英会話でエッセイを読んで内容を議論するレッスンをよくやっています。
ちょっとした長文を音読するので、発音も直してもらえるし、知らない表現もチャックできます。自由に話せるので、お気に入りのレッスンです。

これはその中に出てきた表現の一つです。

when the going gets toughは、「状況が厳しくなった時」という意味になります。

この場合の going は名詞として『状況、進み具合』の意味と考えられます。
get + 形容詞で『~になる』という使い方ができるので、gets tough は「困難になる」ということですね。

📺

例文です。
When the going gets tough, unity of people is needed.
「状況が厳しくなった時こそ、人びとの結束が必要です。」

最近のニュースを見てそう思いました。


英語で「~と仮定して」は?―🤖―#つぶやき英単語 1543

(2022.3.3)

英語を学ぶからには、自分の考えを全て英語で言えるようにしたいと思うのですが、実際には自分の頭の引き出しにある事しか言えないんですよね。

だから、日本語で使っている表現について、英語ではどう言うかを日々考えて、調べて、引き出しの中身を充実させていきたいと思っております。

今日は、『~と仮定して』『~だとすると』に当たる英語表現を考えましょう。

辞書を引くとまず出てくるのがこれです。
Assuming that
Assuming that this bracelet is pure gold, how much would it be worth?
「この腕輪が純金だと仮定して、どのくらいの価値になるのだろうか?」
 Supposing that でも同様に使えます。

On the assumption that
On the assumption that two liquids are mixed uniformly, the final chemical composition should be as follows.
「二液が均一に混合されたとすれば、最終的な化学成分は次のようになるはずだ。」
assumption の所は presumption, supposition にしても同様の意味になります。

👉動詞 assume(presume, suppose) に『仮定する』という意味が有って、
その現在分詞や名詞を使うのが「よくあるパターン」ということですね。

assume のままの形で If we assume that などと言うことができます。
If we assume that his story is true, then some other person is lying.
「もし彼の話が真実だと仮定すると、他の誰かが噓をついていることになる。」

その他にも、
Let’s say using this equipment, we need clean room for it.
「この装置を使うと仮定すると、クリーンルームが必要になる。」
のような表現も有ります。





ランサムウェアから取り留めなく―💻―#つぶやき英単語 1542

(2022.3.2)

世界はいろいろと混乱しているようです。

トヨタ自動車の取引先の部品メーカーがサイバー攻撃を受けたという最近のニュースがありました。某国が関係しているのでしょうか。
使われたのが ランサムウェアという手段だそうです。

『ランサムウェア』ransomwareは、相手のデータを人質にして身代金を要求するマルウェア(悪意のあるソフトウェア)のことですって。
(変なメールは開かずに捨てましょう)

ransom が『身代金』という意味なんですね。
この単語の語源は、「買い戻すこと」の意味の古期フランス語だそうです。

💰

ransom に関連して、king’s ransom といえば「王の身代金」ということですが、
『莫大な金』の意味になるそうです。
確かに、王様が人質に取られたら、身代金は大変な金額になるでしょう。

また、King’s Ransom 「キングの身代金」という有名な小説が有ります。
Ed McBainの警察小説「87分署シリーズ」の中の一つで、誘拐事件を扱った話です。

この小説 King’s Ransom を、日本映画界の巨匠 黒澤明監督が映画化しています。
その映画の題名が「天国と地獄」です。
身代金 ransom の受け渡しのシーンが映画に出てきます。
(出演者は三船敏郎、仲代達也、山崎努・・・・)

この黒澤映画「天国と地獄」の英語タイトルは High and Low です。

で、このHigh and Low ですが・・・・

世界の混乱の前に、僕の書いてることの方が取り留めなくなってきたので
今日はこの辺で。

オーバーヘッドキック―⚽―#つぶやき英単語 1541

(2022.3.1)

サッカーのオーバーヘッドキックは、漫画の必殺技のような特別感が有りますが、現実の試合でも時々見られます。
頭の上にボールを宙返りのように足を跳ね上げて蹴るアクロバティックな技術ですね。

英語で『オーバーヘッドキック』のこと、
そのまま overhead kick とも言うみたいですけれど
bicycle kick や scissors kick の方がよく使われるかもしれません。

bicycle は自転車で、scissors はハサミなので
蹴る時の姿勢がこれらに似ているからbicycle kick や scissors kick と言われる訳ですね。
(細かく言うと、同じオーバーヘッドでも、bicycle とscissors は足の使い方や形が少し異なるかもしれませんが)

以前、イギリスのレスターでプレイしていてオーバーヘッドキックで得点したことのある岡崎慎司選手が、今はスペインのカルタヘナというチームでプレーしており、最近の試合でもオーバーヘッドキックでゴールを決めました。
Shinji Okazaki, who used to play for Leicester in England and had scored with a bicycle kick, is now playing for a team called Cartagena in Spain and scored another bicycle kick goal in a recent game.

彼の情熱と献身が、このような美しいゴールを呼び込むのだと思います。
そして、ゴール後の彼の笑顔は見ている人にも幸せの意味を教えてくれるような素晴らしいものです。
I think it is his passion and dedication that brings about such beautiful goals.
And his smile after the goal is so wonderful that it teaches the meaning of happiness to anyone who sees it.

(岡崎選手のシュートは、scissors kick というよりは bicycle kick という方がふさわしいかもしれません。)

→関連投稿:岡崎選手のことを前にも書いています。


英語で「若木」は?―🌳―#つぶやき英単語 1540

(2022.2.28)

また、オンライン英会話で覚えたんですけれど
『若木』という意味の sapling という単語が有るんですね。
発音はsǽpliŋ で、カタカナだと「サップリング」に近い感じです。

Wictionary の説明だと、sapling
A young tree, but bigger than a seedling. 「実生より大きい若木」
だそうです。
なお、seedling = 実生(みしょう)は、種子から発芽したばかりの植物のことです。

🌳

では例文書いてみます。
The acorn he had planted was growing into a sapling.
「彼が植えたどんぐりが若木に育っていた」

なお、sapling は『若者』という意味にもなるそうです。


 


Molotov cocktail は何?―🍸―#つぶやき英単語 1539

(2022.2.28)

お酒のカクテルがお好きな方もいらっしゃるでしょうが、
Molotov cocktail はちょっと手が出しにくいと思います。
これで『火炎瓶』という意味ですから。

🍸


この言葉の語源はというと、第2次大戦中にフィンランドに侵攻した時に、
フィンランド兵がソ連の戦車をを攻撃するのに火炎瓶を用いて、これを当時のソ連外相 Vyacheslav Mikhailovich Molotovの名にちなんでMolotov cocktailと呼んだからという説があります。

🇫🇮

それから70年後の現在、
このMolotov cocktail という言葉がニュースで使われています。

例えば、Los Angels Times (FEB. 26, 2022)の記事タイトルはこんな感じです。
Kyiv civilians take up arms — and mix Molotov cocktails — to fight Russian attack on Ukraine
「キエフの市民が武器を取り、火炎瓶を混ぜ、ロシアのウクライナ攻撃に対抗」

🇺🇦

歴史は繰り返すということなんでしょうか。
今回のロシアのウクライナ侵攻で、首都キエフの市民が火炎瓶 Molotov cocktail を作っているのはニュース映像にもなっていました。

何とか普通の人たちが犠牲にならないように、
この問題が早く解決されることを祈ります。

 

 

SWIFTって何?-💶-#つぶやき英単語 1538

(2022.2.27)

ロシアのウクライナ侵攻に対する制裁のニュースでSWIFTという言葉が出てきています。
スズキ自動車の車種名にも有ったような気がしますが、もちろんそれとは違うやつです。

これは略語で、頭字語(initialism)というやつですよね。
こういう略語を見かけたら元が何なのか探らないと、「気になる英語調べ隊」とは言えません。

今日の言葉:
SWIFT=Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication
「国際銀行間通信協会」の略称です。

SWIFTは、国をまたぐ貿易などの決済や送金用のシステムで、ロシアの銀行がこれから締め出されると、ロシア経済は打撃を受けることになります。
この制裁措置で、天然ガスや穀物などの貿易が滞る可能性があり、他の国にも影響が及びます。

🏧

この措置に関し、イギリス首相がツイートしています。
”We have taken decisive action tonight with our international partners to shut Russia out of the global financial system, including the important first step of ejecting Russian banks from SWIFT.
We will keep working together to ensure Putin pays the price for his aggression.”
「今夜、我々は国際的なパートナーとともに、ロシアの銀行をSWIFTから排除するという重要な第一歩を含めて、ロシアを世界の金融システムから締め出すための断固とした行動をとった。
我々は、プーチンが侵略の代償を払うことを確実にするために協力を続けるだろう。」

この制裁措置や世界中の反戦の世論で、ロシアが早急に方針を転換することを願います。

Root for Wild Knights―⚔―#つぶやき英単語 1537

(2022.2.26)

本日の表現:root for 『~を応援する』
root は名詞なら『根』などの意味ですけれど、
自動詞としてforを伴うと『~を応援する』の意味になります。

熊谷ラグビー場での使用例:
Root for Wild Knights 「ワイルドナイツを応援して ‼」
ワイルドナイツのラグビーの試合で、会場を盛り上げるメッセージに Root for を使ってました。

Kumagaya Rugby Stadium, Feb 26.

In Round 7 of Japan Rugby League One, Wild Knights and Sungoliath faced off at Kumagaya Rugby Stadium.
「ジャパンラグビーリーグワンの第7節、ワイルドナイツとサンゴリアスが熊谷ラグビー場で対戦しました」

About 7,000 spectators gathered in Kumagaya, the home of the Wild Knights, to enjoy the play of two of the best teams in the league.
「ワイルドナイツのホームである熊谷に約7000人の観客が集まり、リーグ屈指の2チームのプレイを楽しみました」

The Wild Knights won the game by a score of 34-17.
It was a satisfying day for me as I am rooting for the Wild Knights.
「試合は34-17のスコアでワイルドナイツが勝利しました。
 ワイルドナイツを応援している僕としては満足のいく一日でした。」

🐖

ついでの話になりますが
root for~ という表現は『(豚などが)(~を求めて)鼻で地面を掘る』という
全く違う意味でも用いられます。
The pigs are rooting for foods. は、豚が食べ物を応援しているわけではなく、
「ブタたちが鼻で食べ物を掘り出している」の意味になります。

direは?―😠―#つぶやき英単語 1536

(2022.2.25)

オンライン英会話で短いエッセイを読んで会話するレッスンを受けているんですが、知らない単語が普通に出てくるんですよ、まだまだ。

dire は4文字の短い単語ですけど、その授業で初めて覚えました。
この単語は『(必要、危機など)差し迫った』という意味で使われます。
例えば、
  I’m in dire need of money. 「差し迫ってお金が必要だ」
  There is a dire need for water. 「水が切実に必要だ」
のように使えます。
これは dire need の形で使われることが多いと、先生も言ってました。

direには他に『恐ろしい、悲惨な』の意味も有って、
例えば、以下のように使われます。
His carelessness had led to dire consequences.
「彼の不注意が悲惨な結末をもたらした」

dire の発音は、カタカナで書けば「ダイア」、発音記号でdáiərです。

僕のウクライナ問題―🇺🇦―#つぶやき英単語 1535

(2022.2.24)

Russia launches military action in Ukraine
「ロシアがウクライナで軍事行動開始」
    NHK WORLD-JAPAN のニュースタイトル

なんかウクライナは大変な状況になっているようですね。びっくりしました。
このウクライナの問題、始めてしまった争いを収めるのはなかなか難しそうですが、
何とか平和的に解決できたらいいと思います。

🇺🇦

僕に関する問題としては、
Ukraine はもちろん日本語で『ウクライナ』なんですけれど、
その英語の正しい発音を理解していなかったことです。

英語のニュースを見て、
Ukraine の発音はカタカナで書けば「ユークレイン」に近いとわかりました。
(発音記号だと juːkréinです。)

『ウクライナの』や『ウクライナ人、ウクライナ語』は、英語ではUkrainian です。
この発音も、「ユークレイニアン, juːkréiniən」ですね。

まあ、英語が正しくて日本語が間違っているということでもありません。
ウクライナ語で『ウクライナ』の意味のУкраїнаの発音は、「ウークライーナ」のようなので、むしろ英語よりは日本語の方に近い感じですから。

🇺🇦

ウクライナ情勢の方は、NATO加盟国の動きなども気になるところですが、
このNATO(北大西洋条約機構)も英語発音は「ネイトー, néɪṭoʊ」みたいな感じです。