「自分の時間」の英語―⏱―#つぶやき英単語 1476

(2021.12.28)

me-time (あるいは me time) が、『自分の時間』という意味の表現になるそうです。
オンライン英会話のレッスンで覚えました。

自作例文です。
Enjoying me-time allows us to refresh ourselves.
「自分の時間を楽しむことでリフレッシュできます」

自分の時間 me-time を上手に使って、人生楽しみたいものですね。
Work life balance が大切ですからね。

me-ism (または meism )という言葉も有りますが
これは『自己中心主義、利己主義』ということで、あまりいい意味ではありません。

自分の時間は大切ですが、人との時間も楽しめるようだと
もっと幸せかもしれません。


クリスマスにmassの話―🎄―#つぶやき英単語 1475

(2021.12.24)

mass を英和辞典を引くと、名詞としては最初に
『(一定の形のない)大きなかたまり、集団、多数、多量、大部分、大衆』などの意味が最初に出てきます。

次に、カトリックの『ミサ』と出てきます。カトリック教会の重要な儀式ですね。
この意味の場合は頭が大文字の Mass の表記が多いようですが、小文字のmass が用いられる場合も有ります。

発音なんですが、多量のmass も ミサのMass も同じマス(発音記号は mǽs)です。
じゃ、何でMassのことをミサというのかと言うと、ラテン語のmissa から来てるからなんですね。
(多量のmassはの語源が異なるようです。)

⛪

オンライン英会話の授業で
I go to Mass with my family on Sundays.
「日曜日には家族とミサに行く」
というような会話で、マス=Mass =ミサが瞬時に理解できないことが有りました。
日本語のミサが頭にあるから、混線するんですですね、たぶん。

🎅


今日はクリスマスイブですけれど、
Christmas は 、Christ の mass ということですもんね。

教会のミサに行く方も行かない方も、寒くなりそうなんで、
暖かくしてお過ごしくださいね。

dog tag は?―🐶―#つぶやき英単語 1474

(2021.12.22)

dog tag は『犬の鑑札』のことで、首輪につける金属製の迷子札のようなものです。

でも、犬じゃなくてもdog tag をつける場合があるのですよ。

実は、兵士が身に着ける『認識票』のことも dog tag と言うのです。
例えば、戦争中なら戦死者の身元識別に使われるものですね。
この認識票の意味の dog tag は主に米国で用いられる口語的表現で、
正式に言えば identification tag となるようです。
でも、ニュース記事などでも dog tag と普通に使われているんですね。

以下は、第二次大戦中に有名人がつけていた認識票 がオークションで売られたとのツイートですけれど、ここでもdog tag となっています。

Dog Tag worn by Ted Williams in World War II. Sold for $10,500 in February by
@HeritageAuction
「第二次世界大戦でテッド・ウィリアムスがつけていた認識票、
2月にHeritageAuction で10500ドルで売られた。」

ちなみに、テッド・ウィリアムスは、Theodore Samuel Williams はメジャーリーグで3冠王を2回も獲得した伝説的な野球選手で、1941年に彼が規定打席で4割を打って以来、メジャーで規定4割打者は出ていないそうです。そんなスーパースターですが、彼は2度も従軍しています。
テッド・ウィリアムスが最前線に行ったかどうかは分かりませんが、第二次大戦では日本の野球関係者が何人も亡くなっています。このdog tagは、野球どころではなく、命のやり取りをする戦いがあった時代の証拠品のようにも思われます。

今、日本人メジャーリーガーの活躍を見られて、このような dog tag を身に着ける必要のない立場でいられるのはありがたいことだと思います。

breadwinner は?―🍞―#つぶやき英単語 1473

(2021.12.21)

breadwinner は直訳ならパンを勝ち取る人ですけれど、
これで『一家の稼ぎ手』の意味になります。
(オンランイン英会話 Bizmates のレッスンに、この単語が出てきました。)

例文です。
He was the only breadwinner in his large family.
「彼は大家族の中で唯一の稼ぎ手だった。」


breadwinner は一家に一人とは限りません。
two-breadwinner は『共稼ぎの』の意味の形容詞になります。

They are a two-breadwinner couple. (=They are a dual-earner couple.)
「彼らは共稼ぎ夫婦です。」

ご飯しか食べない一家の大黒柱のお父さんは、ricewinner という感じでしょうか。
(まあ、通じないとは思うけど。)

Bear collision !?―🚅―#つぶやき英単語 1472

(2021.12.19)

When things move, some things collide.
The collision may stop things from moving.
「動く物があれば、ぶつかる物もあります。
 その衝突で、物が動かなくなることもあります。」

collide は『衝突する』で、collisionはその名詞で『衝突』です。

新幹線はスケジュール通りに動くのが当たり前な感じで、
遅れたり運航が止まるとJRもすぐに理由をアナウンスしますね。
そんなツイッターでのお知らせ(英語版)で、
なんと遅延の理由が Bear collision 「熊との衝突」ですと!

内容はこんな感じです。
11/25/2021 at 20:14, The some of the trains of Akita Shinkansen Komachi Outbound line on Between Morioka and Akita Station is being delayed due to Bear collision on the Tazawako Line.
「2021年11月25日 20:14 秋田新幹線こまち号の下り、盛岡―秋田間の一部列車で、田沢湖線区間での熊との衝突を原因とした遅れが発生しています。」

JRが直に出している情報で Bear collision と言っているので、これが公式な言い方ということでしょう。
(ただ、新幹線の事故に関する情報と知らずにBear collision と聞くと、
熊と熊がバンバンぶつかり合っているのを想像するかもしれません。)

秋田新幹線や山形新幹線では、従来線の線路をそのまま利用している部分があるので、たまに動物との衝突が起こっているようです。
クマやイノシシやシカに「気を付けろ」と言っても事故が無くなるわけではないので、
お互いのために有効な対策が必要だと思います。

便秘は英語で何?―😫―#つぶやき英単語 1471

(2021.12.18)

オンライン英会話で、英語のエッセイの内容について話すレッスンをよく受けています。

その中で出てきた名詞 constipation は、これで『便秘』の事なんですね。

  He is suffering from chronic constipation.
「彼は慢性的な便秘に悩まされている。」

constipation というからには、
constipate が動詞だろうと思って辞書引くとビンゴです。
これは他動詞で『便秘させる』なんですね。

  Lack of dietary fiber would constipate you.
  「食物繊維が不足すると便秘になるよ。」

僕はそんなにひどい状態までの経験はないのですが、
出るものが出ないのは苦しいですね。

仕事がなかなか仕上がらないときの感じはちょっと似てるかもしれません。

(追記)
ついでですが、便秘は何で秘と書くのか知ってます?
この秘は「締め付けて外に漏らさない」という意味で用いられるようです。
(秘密の秘なので「隠し事をする」の意味もありますが、便秘を隠す人が多いからこの字というわけではないらしいですよ。)

「4年ごとの」の英語は?―🍀―#つぶやき英単語 1470

(2021.12.15)

オリンピックやワールドカップなど、
4年ごとに開かれるビッグイベントは結構ありますね。

英語では、 quadrennial が『4年ごとの』の意味を表す形容詞なんですね。
(これ『4年間続く』の意味の場合も有ります)

Leap years are quadrennial.
「うるう年は4年ごとです。」

🍀

『X年ごとの』の単語は、実はいろいろあります。

annual 『年1回の,1年の』  
biennial 『2年ごとの、2年続く』 
triennial 『3年ごとの、3年続く』
quadrennial 『4年ごとの、4年続く』
quinquennial 『5年ごとの、5年の』
decennial 『10年ごとの、10年間の』
centennial 『100年ごとの、100年間の』

まとめて覚えとけばお得かもしれません。

目の下のくまの英語は?―🐻―#つぶやき英単語 1469

(2021.12.13)

目の下のくま(漢字で書くと隈)は、疲労や寝不足などで目の下側の色が暗く見えたりするアレですけど、英語で何と言うでしょうか?

😩

英語では bags under one’s eyes で『目の下のくま』の意味になるそうです。

使い方はこんな感じです。
You have bags under your eyes.
「目の下にクマができているよ。」

この場合は bag は、袋状のもの=目の下のたるみのことを指しているらしいです。
たるみが影になって、暗く見える原因の一つになっているんですね。

他にも、
(dark) circles under one’s eyes とか
(black) rings under one’s eyes という言い方も有るそうです。

There were dark circles under his eyes.
「彼の目の下にクマができていた。」

🐻


今日は月曜日ですから、休養十分で平気かもしれませんが、
目の下にクマ作らない程度に今週も頑張りましょうか。

have no teeth は?―🦷―#つぶやき英単語 1468

(2021.12.12)

赤ちゃんとかお年寄りならば文字通り「歯がない」ということはあるでしょうが、
そうではなく比喩的な表現として have no teeth の意味は何でしょうか?

🤓

これは例えば、以下のように使われます。
These regulations have no teeth.
「これらの規制には実効性がない。」

このように、have no teeth は
「見掛け倒しだ、実効がない、名前ばかりだ、強制力がない」
という意味で使われる表現です。

たとえば、規則や法律で、
抜け道があるとか、運用がゆるい、罰則が軽いか無いとかなら
強制性・実効性が無い=歯が無いということになると思います。
(噛まれても痛くないという感じですね)

規則・法律は厳しければいいというわけではありませんが、やはり「歯が無い」のでは意味がないと思います。
道路交通法でも、罰金や免許停止を無くしたら、交通違反や事故が確実に増えると思いますし、危なくて道が歩けなくなるかもしれません。


airway management は?―👩‍⚕️―#つぶやき英単語 1467

(2021.12.11)

救命救急を扱ったドラマを見ていると気道確保という言葉が出てきます。

英語の airway management は、この『気道確保、気道管理』に相当する用語になります。

Airway management は osmosis.org のサイトでは以下のように説明されています。
Airway management is the assessment, planning, and series of medical procedures required to maintain or restore an individual’s ventilation, or breathing.
「気道確保(管理)とは、人の呼吸を維持または回復するために必要な評価、計画および一連の医療処置のことです。」

アメリカの高校の生徒が救急処置の指導を受けたという2018年のツイートの中にも、
airway management が言葉として出てきていました。
これは、ためになる特別授業だと思いますが、残念ながらパンデミックのせいで、
こういうことはしばらくできないかもしれません。

当然ながら、この場合のairway は『気道』で、Oxford の辞書での定義は、
The passage by which air reaches a person’s lungs.
「人の肺に空気が到達するための通路」となっています。

この他に、airway には『航空路、航空会社』の意味も有ります。
(だから、知らないで airway management って聞いたら、航空会社の経営の話と思ってしまうかも。)