英語で「チョウザメ」は?-📰-#つぶやき英単語 1612

(2022.5.10)

『チョウザメ』は英語では sturgeon だそうです。

Weblioの中に出ている日本語WordNet(英和)によるsturgeonの説明は
肉と卵が価値のある大型原始魚 (large primitive fishes valued for their flesh and roe)
となっています。

roe は『魚の体内にある卵』のことで、チョウザメ sturgeonroe がキャビアcaviar になります。

食品としてのcaviar は「チョウザメの塩漬魚卵 salted roe of sturgeon 」です。

チョウザメのイラスト

最近、琵琶湖で本来生息していないはずのチョウザメが定置網にかかったとのニュースが有りました。誰かが無断で放流したのかもしれません。

実は、チョウザメは日本でも養殖されていて、国産のキャビアも売っているようです。
(たまごかけご飯に合わせるとおいしいとか。)

pro-choice は?-🏥-#つぶやき英単語 1611

(2022.5.9)

pro-choice は、プロが選んだ素敵な物とかではなくて、
『妊娠中絶合法化支持の』ということなんです。

これに対しpro-life が『妊娠中絶合法化に反対の』になります。

pro-は『賛成の』の意味の接頭辞です。
これが、choice とか life について、こういう意味になるというのは、
政治的な事柄として知っていないと推測は難しいかもしれません。

アメリカでは、中絶権を認めた判例を覆す最高裁の多数意見草案がリークされたことで、両派の長年の対立がより激しくなっているようです。

I’m Pro-Choice. But I don’t think pro-lifers are bad guys.
「私は妊娠中絶合法化支持者だが、妊娠中絶合法化に反対する人たちが悪者だと思っていない。」
意見の違いは大きいとしても、それを乗り越えて答えを見出そうとする議論が必要なんじゃないでしょうか。


Yes, I have a number. なにこれ?-🧮-#つぶやき英単語 1610

(2022.5.8)

Yes, I have a number.  これ、円周率の覚え方なんですって。

yes=3、I=1のように字数を見ると、3.1416という円周率の数字になるんですね。
なるほど。

ひらめいた人のイラスト(男性)

ちなみに『円周率』は、
the ratio of the circumference of a circle to its diameter
「円周の直径に対する比」ですが、
英語では、circular constant や number Pi、あるいは単に Pi (π)になります。

例文です。
Pi (the ratio of the circumference of a circle to its diameter) is a constant of approximately 3.14.
円周率(円周の直径に対する比)は、約3.14の定数である。



platinum jubilee は?-💍-#つぶやき英単語 1609

(2022.5.7)

platinum jubilee という言葉がBBCのニュース記事のタイトルに出ていました。

Prince Harry and Andrew will not join other royals on Buckingham Palace balcony for Queen’s Platinum Jubilee celebrations

「ハリー王子とアンドリュー王子は、女王の在位70周年記念祝典(Platinum Jubilee)でバッキンガム宮殿のバルコニーに集う王族に加わらない模様」

Platinum Jubileeは『70周年の記念式典』だそうです。
platinum は『プラチナ、白金』、Jubilee は『(区切りの年の)記念祭, 祝祭』のことです。

つい最近、golden anniversary 『50周年記念日(記念祭)』について書いたのですが、
同じ意味で golden jubilee という言い方もされます。

他に、silver jubilee が25周年、diamond jubilee が60周年の記念式典だそうです。

ロイヤルファミリーも、何かあると報道されるので、なかなか大変ですね。
(平民で良かったかも)

英語で「よく学び、よく遊べ」は?-#つぶやき英単語 1608

(2022.5.6)

校長先生のお話に出てきそうな『よく学び、よく遊べ』という言葉は、英語ではどう言えばいいでしょうか?

これ、辞書サイトのWeblioで見ると
 Work hard and play hard.
という表現が出ています。
これはちょっと簡単だったでしょうか。

では、『よく学び、よく遊べ』というのが、そもそも英語から日本語に翻訳されて定着したという話をご存知ですか。
その元になったのは、上の英文とは少し違うらしいんです。
コトバンクというサイトの説明では、
『よく学び、よく遊べ』は、英語のことわざの
Work while you work, play while you play. の翻訳が明治時代に入ったもので、修身や国語の教科書でも教えられていたのだそうです。
「学ぶときはよく学び、遊ぶときにはよく遊べ」ということですね。

おもちゃで遊ぶ人のイラスト(スーツ)

まあ、教科書とか教育関係で使われたのでwork が「学べ」になっていますが、
働いている人なら、Work hard and play hard.を『よく働き、よく遊べ』と理解しておいていいと思います。
ゴールデンウィークで大いにリフレッシュして、連休後は仕事をがんばりましょうか。


英語で「鎧兜 よろいかぶと」は?-🎏-#つぶやき英単語 1607

(2022.5.5)

5月5日、こどもの日は昔風に言うなら端午(たんご)の節句です。
端が「はじめ」の意味であり、端午は5月最初の午(うま)の日のことでした。
奈良時代以降、午という文字の音「ご」が五に通じることなどから、5月5日が端午の節句として定着してきたのだそうです。

この日に飾る五月人形には『鎧兜(よろいかぶと)』が付き物ですけれど、
これを英語で一語で言うなら armor になると思います。

Weblioで見ても、armor の訳語に『よろいかぶと,甲冑(かつちゆう)』が出ています。
ここで甲冑は「胴部を守る鎧(甲、よろい)と、頭部を守る兜(冑、かぶと)からなる武具」のことです。

armor は軍事用語の『装甲』の場合も有りますし、英語でarmor と言えば西洋式の甲冑が第一に思い浮かぶかもしれません。
そこで、日本式の『鎧兜』と限定する場合には、samurai armorとでもしておけばいいでしょう。
また、兜も含めた一揃いの鎧兜は、a suit of samurai armor という言い方になろうかと思います。

なお、『兜』はhelmet の一種ですが、文脈上分かりにくければ、
samurai worrier helmet などの言い方がよいかもしれません。

鎧兜を着た男の子のイラスト

例文です。
At the entrance to the clubhouse of a rugby team, Saitama Panasonic Wild Knights, a magnificent samurai armor is displayed as a symbol of the team.
ラグビーチーム、埼玉パナソニックワイルドナイツのクラブハウスの入り口には、チームのシンボルとして立派な侍の鎧兜が飾られています。

Its helmet is adorned with buffalo-like horns and a lightning bolt-shaped ornament.
The team’s color blue is also featured in several places on the armor.
その兜には、水牛のような角と稲妻の形の飾りがついています。
また、鎧兜のところどころにチームカラーの青色が用いられています。

As a fan of Wild Knights, I feel that this suit of armor is sending good energy to the team.
Go Wild Knights!
ワイルドナイツのファンとしては、この鎧兜がチームに良いエネルギーを送ってくれているように感じます。
頑張れ、ワイルドナイツ!

The Samurai armor of Wild Knights



shun は?-😒-#つぶやき英単語 1606

(2022.5.4)

オンライン英会話のレッスンで出てきた shun という単語を知らなかったので、質問しました。

説明してもらって avoid 『避ける』の類義語と分かったんですけれど、後で辞書でも確認しました。

Oxford の辞書サイトでの説明
shun (TRANSITIVE VERB)
Persistently avoid, ignore, or reject (someone or something) through antipathy or caution.  
となっており、訳せば
shun (他動詞)
反感や警戒心から、(誰かや何かを)しつこく避けたり、無視したり、拒絶したりすること。」 ということです。

shun の発音は ʃʌ́n (シャン)です。
たった4文字ですが、英検だと1級ぐらいで出てくる単語らしいです。

まあ、でも出会った時が覚え時なので、
avoid『避ける』、ignore『無視する』、reject 『拒絶する』と合わせて覚えてしまおうじゃないですか。ついでにpersistently『しつこく』も。

例文で締めます。
She does shun that light-mouthed girl these days.
「彼女は最近、その口が軽い女の子を敬遠している」
He shunned meeting his fans privately.
「彼はプライベートで彼のファンに会うことを避けていた」

April showers bring May flowers.-🌹-#つぶやき英単語 1605

(2022.5.3)

「5月 ことわざ 英語」で検索すると、
April showers bring May flowers.
「四月の雨は五月の花を咲かせる」というのが出てきます。

これには長めのバージョンもあります。
March winds and April showers bring forth May flowers.
「3月の風と4月の雨が5月の花を運んでくる」

どちらにしても、日本語の「苦あれば楽あり」的な意味のことわざなんですね。

Wictionaryでは、文字通りの花についてのこと以外に拡張されて、
A period of discomfort or hardship can provide the basis for a period of happiness and joy.
「不快や苦難の期間が、幸福や喜びの時期の基礎となることもある」
の意味となることが説明されています。

今いろいろな花が咲いています。
これも、寒い風や冷たい雨に耐えた結果なのかもしれません。
世の中暗い話題も多いですが、きっといいことも有るはずなので、
ほどほどには頑張りたいとは思いますよ、僕も。

それにしても、もう5月なんですね。

「旅」の意味の英単語いろいろ-📺-#つぶやき英単語 1604

(2022.5.2)

今朝、テレビ朝日のグッド!モーニングの中の「林先生のことば検定スマート」というコーナーで、『旅』という意味の英単語 journeyのことを取り上げていました。

問題になっていたのは journeyの由来で、答えは「一日の仕事、一日の旅」という意味の言葉から来ているのだそうです。
林先生は journeyと類義語である travelとtripと比較して解説していました。

辞書サイトのWeblioでも、「旅」を意味する単語の意味の違いが説明されていましたので、それを語源も併せてまとめてみました。

travel  :もっとも広い意味で旅行の表す語で,特に遠い国または長期間にわたる旅行。
     語源は、「苦しんで旅する」の意味の中期フランス語。

trip   :通例用事か遊びで出かけ,また帰ってくる旅行。
     語源は、「踏む」の意の古語英語。
    (林先生も語源は「ステップを踏む」と説明していました。)

journey :通例かなり長い,時として骨の折れる旅で、
     必ずしも帰ってくることは意味しない。
     語源は「一日の(旅)」の意の古期フランス語。
     これは、『日誌、日記』の意味のjournalと同じ語源なんだそうです。

tour :観光や視察などのための計画に基づいて各地を訪れる周遊旅行
   この語源は、「旋盤,回るもの」の意味のラテン語だそうです。
   だから、見て回るような旅行のイメージなんですね。

voyage :海上の比較的長い旅行。
     語源は、「旅の費用」の意のラテン語。

excursion :レクリエーションなどのために多くの人が一緒に行なう短い旅行
     語源は、ラテン語で「外に走り出ること」の意だそうです。

キャリーケースを引く人のイラスト(男性)

そろそろ安心して旅行できるといいんですが。

run in the family は?-👨‍👨‍👧‍👦-#つぶやき英単語 1603

(2022.5.1)

今日の表現 run in the family

~ run in the family は『~が家族に遺伝している』という意味の表現です。

カルガモの親子のイラスト

dictionary.cambridge.orgのサイトでの説明では、
If a quality, ability, disease, etc. runs in the family, many members of the family have it:
「ある資質、能力、病気などが run in the family するということは、その家族の多くがそれを持つということ。」

なので run in the family という表現は、遺伝するなら能力でも病気などでも、良い悪いに関係なくこの表現を使っていいようです。

例えば、こんな感じでしょうか。
Stubbornness runs in your family, doesn’t it?
「頑固さは君の家系の遺伝なんじゃないの?」
No, I should say that strong willpower runs in my family.
「いや、強い意志力がうちの家系の遺伝だというべきでしょう。」
(このうちの人はみんな本当に頑固なのかも・・・)