uninterested とdisinterested ―🙈―#つぶやき英単語 1333

(2021.3.8)

un- とdis- はどちらも『不…』とかの意味を表す接頭辞ですけど、
同じinterested につくと、かなり違う意味になるんです。
uninterested は『無関心な』ですが、disinterested には『私心のない、公平な』の意味が有るんですね。

🙈

interested『興味をもった、関心があって』なので、
これにun-を付けた uninterestedが『無関心な』の意味になるのは分かりやすい気がします。

でもinterested には『利害関係のある』『私心のある』のような意味も有るんです。
だから、これにdis- がつくと利害関係を離れた感じになって、『私心のない、公平な』の意味になるんですね。
(実はdisinterested にも『無関心な』の意味も有るらしいのですが、その意味ではuninterested の方が使われるのが普通とのこと。)

🙈

ともかく、
uninterested attitude = 無関心な態度
disinterested decision =公平な決定  のように区別して覚えときましょうか。


おくらの衝撃的事実―🥢―#つぶやき英単語 1332

(2021.3.5)

「おくら、レシピ」で検索したら、おくら納豆の梅添えとかが人気レシピとして出てました。
個人的には、シンプルにゆでて小口切り、鰹節をかけて醤油でいただきたい。
なんか、僕の中では和風食材というポジションだったんです。

でも、オンライン英会話のレッスンで、小学生が学習のため植物を育てるという話になって、トレーナーがおくらを育ててたみたいなことを・・・。

え、「おくら」って日本語が国際化してるの、と思ったんですけど、これが大誤解で
okra はれっきとした英語ですわ。衝撃の事実!
(他の言い方としてはLady’s finger というのもあるらしいですが。)

🌍

後で調べて分かったのですけど、英語だけじゃなく、フランス語でもドイツ語でもokra なんですと。
もともとは、ガーナで話されるトウィ語の nkrama から来ているそうです。
原産地はアフリカなんですね。

okra は、アオイ科トロロアオイ属の植物で、明治時代に日本に入ってきたそうです。
日本でも南の地方、沖縄、鹿児島や伊豆諸島では近縁種のトロロアオイが存在していて
それをネリと呼んでいたんだそうです。
なので、新しく入ってきた外国産のokraはアメリカネリと呼ばれるようになったと。
そう、okra の正式な和名はアメリカネリなんです。
(知らなかった!)

だから、もし正式な和名と尊ぶ人ならば、
料理名も「アメリカネリの酢の物」とか言うべきなのかもしれませんよ。

not to be sneezed at は?-😷―#つぶやき英単語 1331

(2021.3.4)

sneeze は名詞なら『くしゃみ』、動詞は『くしゃみをする』です。

これを踏まえて、以下の表現はどんな意味でしょうか?
not to be sneezed at

「くしゃみをされるようなことがない」みたいな並びですが
実はこれで、『軽視できない』の意味になるんです。

nothing to sneeze at でも同じ意味とのことです。

使い方ですが、
This business is not to be sneezed at.
「この商売もなかなかばかにならない」

😷

何かに向かってくしゃみをすることは、
それに対する軽視や軽蔑を表すと受け取られていたんですね。
だから、くしゃみされないのは、軽視できないということなのです。

今のコロナ禍の世の中だと、面と向かってくしゃみをするのは
軽視どころで済まないことかもしれませんけどね。

boil down は?-🍲―#つぶやき英単語 1330

(2021.3.2)

オンライン英会話の教材の英文で見つけた表現なんですが
boil down には、『(…に)要約される』の意味が有るんですね。

例えば
Boil down your report to 150 words.
「あなたの報告を250語に要約してください。」
のように使えます。

boil は『沸かす、煮る』で、
down には『(量が)少なくなるまで』の意味が有ります。
なので、boil down は文字通りだと『煮詰める』で、
この意味でも使われます。

The soup was boiled down to a half.
「スープは半量まで煮詰められた」とか。

要約するというのは、煮詰めてこくのあるスープを作るのに似てるかもしれないので、
まあ、理解はできますね。

mobilize は?-🚁―#つぶやき英単語 1329

(2021.3.1)

mobile が『可動性の』などの意味なので、mobilize は動きやすくするみたいな意味かと思うかもしれませんが、辞書で調べたところ、ちょっと違うんですね。

mobilize という単語は『(戦争・非常事態に)動員する』や『戦時体制にする、結集する』の意味の動詞です。

例えば
「山火事の消火活動に自衛隊が動員された。」なら
 The Self-Defense Forces were mobilized to fight a wildfire.
のように、mobilize を使って表せます。

🚁

空気が乾燥して、山火事があちこちで起きてるようなので
お気を付けください。
自衛隊の方々を動員しても、そんなに簡単に火は消えないので、
火事を起こさないのが一番です。
火の用心で自衛しないとね。

corruption caseと meal voucher の共通点 − 🍣− #つぶやき英単語 1328

(2021.2.27)

大喜利風に言うと

corruption case と掛けまして、meal voucher と解きます。
その心は

どちらも「おしょくじけん」です。
(汚職事件お食事券ですけど)

最近のニュースで
総理の息子がいる会社からご馳走になったお役人がいるって言ってましたけど、
お食事と汚職事件は本当に紙一重かもしれません。

akaって何だっけ?-🚥―#つぶやき英単語 1326

(2021.2.23)

オンライン英会話で、教材のエッセイの中に、akaというのが出てきました。

aka は、also known as の略語で、『~としても知られる、別名~』の意味です。

使い方はこんな感じ:
Yumi Matsutoya, aka Yumin, is an influential Japanese singer-songwriter.
「松任谷由実(通称ユーミン)は、影響力のある日本のシンガーソングライターです。」

こういうacronym (頭文字をつなげた略語=頭字語 ) はネットでもよく使われていてますが、知らないと暗号みたいで「?」になっちゃいますね。

ASAP=As Soon As Possible 「少しでも早く」は、もうお馴染みですが、
仕事のメールとかに書かれてたら、ちょっとプレッシャーです。

LOL=Laugh Out Loud 「笑」はよく見かけますし、
ROFL =Rolling On the Floor Laughing「大爆笑」というバージョンも有ります。

AFK =Away From Keyboard 「離席中」
BRB = Be Right Back 「すぐ戻る」とか、
chat をやる人にはこういう略語が便利なんでしょうか。

あと、acronym には、ジョークというか大喜利みたいなのもあるんですね。

BLOG = Boring Lump Of Garbage 「退屈ながらくたのカタマリ」

・・・・とか。




shed its skin は?-🐍―#つぶやき英単語 1325

(2021.2.21)

shed an old skin や shed its skin の意味は『脱皮する』なんですね。

🐍

shed には『流す、こぼす、(自然に)落とす、脱ぎかえる、脱ぎ捨てる』などの意味があります。でもこの他動詞の場合、目的語で日本語訳が変わるイメージです。

shed tears なら「涙を流す」
shed leaves は「(木が)葉を落とす」
shed cloths は「衣服を脱ぎ捨てる」

なので、目的語がits skin となれば「脱皮する」となるわけですね。

🏉

この週末、2/20と2/21にRugby Top league の第一節の試合が開催されました。
コロナの関係で予定より1か月以上遅れたスタートですが、ラグビーがある週末が戻ってきました。(待ってたよ)

トップリーグは今年が最後で、来年から新しいリーグが立ち上がるそうです。
私たちはこれから、日本のラグビーが脱皮してさらに飛躍するのを目撃することになるのかもしれません。(わくわく)
This is the last year for the Top League, and a new league will be launched next year.
We may be about to witness Japanese rugby shedding its skin and taking a greater leap forward.

(shed its skin 使ってみました。)




slip of the tongue は? – 👅 – #つぶやき英単語 1322

(2021.2.13)

slip of the tongue は『失言』です。

直訳なら舌がすべることなので、口がすべるという日本語と同じ発想ですね。
(英語の人の滑るのは舌で、日本語の人が滑るのは口なんだな。)

make a slip of the tongue で『口を滑らす』になります。

口や舌は、滑りやすいものなんでしょうが、
国や組織の偉い人の失言は、悪影響が大きいので
気を付けていただきたいところです。

(頭の中で考えていることにも問題はあるのですが、言動がだめなら即アウトですから。)

例文です。
The president of the organizing committee for the Olympic Games has come under heavy criticism for a slip of the tongue regarding women.
「オリンピックの大会組織委員会の会長が女性に関する失言をして大きな批判を浴びています。」

舌や口の滑り止めが有ればよかったのかも。

bambooは竹。じゃ bamboozle は?-👤-#つぶやき英単語 1321

(2021.2.11)

bambooは『竹』ですよね。
じゃ、これにzleがついた形の bamboozle って単語あるの、知ってます?

bamboozle は、『言葉巧みに欺く、だます、だまして奪う』という意味の動詞なんです。

「竹から、どうつながるの」と思ったあなた。字面にだまされてますよ。
これは、竹のbamboo とは関係ないらしいので。

Weblioに出てる語源の説明では、bamboozle は、
17世紀の口語的な言葉 bam (だますことの意味)から派生したと書いてあるんで、
竹のbamboo とは直接の関係は無いんですね。
(でも、bambooという言葉の語呂に寄せちゃったんじゃないのかな。こんだけ似てるんだから。)

使い方はこんな感じです。

He was trying to bamboozle me. 「彼は私をだまそうとしていた。」

She bamboozled me out of 1 million yen. 「彼女は私から100万円だましとった。」

世の中、悪い人もいるから、気を付けないとね。