co-opとcoop は?―🐓―#つぶやき英単語 1463

(2021.12.3)

co-op は cooperative 『協同組合』のことで、特にconsumer cooperative 『生活者協同組合』でお馴染みですね。この発音は「kóuɑ̀p コウアプ 」だそうです。

他に発音が「kúːp クープ」の coop という単語が有り、
『(鶏)小屋、狭苦しい場所、かご、囲い』の意味になります。
発音は「kúːp クープ」です。

オンライン英会話のレッスンで chicken coop という形で出てきてました。
文脈で『鶏小屋』と想像がつきましたが、場合によっては生協と紛らわしいかもしれません。

無理やりco-op とcoop を入れて例文を作ってみました。
The eggs collected in this coop will be shipped to the co-op.
「この小屋でとったたまごは、生協に出荷する予定だ。」

🐓

この coop は、俗語としては『刑務所』の意味でも使われるようです。

(日本語でも留置所のことを豚小屋とか言うものね。)

you name it は?―👍―#つぶやき英単語 1462

(2021.12.1)

you name it は、物を列挙した後につけて『何でも、どんなものでも』の意味を表す口語的表現だそうです。

Wiktionary の説明だと
Used, often after a short list, to show that further examples are unnecessary; all kinds of things
「しばしば短いリストの後で、それ以上の例が不必要であることを示すために用いられる;あらゆ種類のもの」
だそうです。

使い方は、こんな感じです。

I like all kinds of Japanese food: sushi, sukiyaki, tonkatsu, tenpura, you name it.
「 日本料理なら、寿司、すき焼き、とんかつ、てんぷらなど何でも好きだ。」

こういう表現て、僕のレベルだと、さっと口から出て来ないんですよ。
知ってたりするんですけどね。
身についてないんで、まあ修行が足りないんです。

sole もいろいろ―👟―#つぶやき英単語 1461

(2021.11.28)

She is the sole resident in the town.
「彼女はその街の一人だけの住人です。」

このように、sole は形容詞として『ただ一つの、ただ一人の』の意味になります。
発音はソールとかソウルに近く、発音記号ではsóʊlやsˈəʊlと表されます。

ただ、sole は全く別の意味としても使われます。
日本語でもソールと言われるように、soleは『足底、靴底』の意味の名詞でもあります。
この場合も、発音は形容詞のsole と同じです。

The sole of my right shoe wears out easily.
「私の右足の靴の底はすぐにすり減る。」

👟

この二つの意味のsoleのような、同じ形、同じ発音で違う意味になる単語を
同形同音異義語 homonym *と言います。

* 同音異義語には、音が同じでつづりが異なる異形同音異義語= homophone というのもあります。(例えば、right 『右』とwrite 『書く』)
homonym は同音異義語という訳でいいのですが、homophone との区別が必要な場合には同形同音異義語と呼ばれるようです。

🎣

ついでに言うと、名詞のsole には『シタビラメ』の意味も有ります。これも発音まで同じです。

This restaurant’s signature dish is meuniere of sole.
「このレストランの看板料理はシタビラメのムニエルです。」

sole がなぜ複数の異なる意味を持つのかなんですが、
違う語源から変化して最終的に同じつづり、同じ音の単語になってしまったということらしいのです。

研究社の新英和中辞典での語源の説明では、
一人だけのsole の語源はaloneやsingleの意味のラテン語 で、
靴底のsole は地面や足の裏の意味のラテン語から
シタビラメのsole はフランス語から来ている、とのことです。

でも、語源が違う言葉が、何で同じつづりや同じ発音になってしまうかは不思議です。
英語として発音しやすい方、書きやすい方に変化して、最終的に同じ音とつづりになってしまうのかもしれません。

batと batter と battered ―🏏―#つぶやき英単語 1460

(2021.11.25)

bat は『バット、こん棒』などの名詞としても使われますが、
動詞として『(バットで)打つ、こん棒で殴る』の意味も表します。

そこから、batter と言えば打つ人のこと、野球の『バッター、打者』の意味になるわけですね。

ただ、batter という単語には名詞以外の使い方も有るのですよ。
batter は動詞として『(人や物を)乱打する』『(物を)打ち壊す』や『(妻や子などを)虐待する』などの意味でも使われるんです。

最近、僕がオンライン英会話の授業で覚えたのが、battered wife という言葉です。
このbattered が『虐待された』という意味なので、これで『夫に虐待された妻』だそうです。
bettered child なら『大人に虐待された子供』ということになります。

例文です。
Shelters are needed to accommodate battered wives and children.
「虐待された妻や子供たちを受け入れるシェルターが必要です。」

新しい言葉を覚えるのは基本的にうれしいんですけれど、
虐待とか、こんなことが世の中から無くなって、覚える必要が無いのであれば
その方が喜ばしいとは思います。

basedは?―😎―#つぶやき英単語 1457

(2021.11.20)

辞書で based を引くと、
『~に基礎づけられた』や『~に本拠を置く』などと出ているのですが、
ちがーう。調べたいのはこれじゃない。

スラングなんでしょうけれど
based で『最高にかっこいい』というような意味で使われているようです。

This dude is based. 「この男、超かっこいい。」
(ついでに、dude は『やつ、男』などの意味です。)

メジャーリーグで文句なしのMVPになる大谷選手はもちろん最高にかっこいいのですが、
英語の勉強をして、スラングも理解できるほどつきつめた人は、based じゃないでしょうか。

pay a visit to は?―🚂―#つぶやき英単語 1456

(2021.11.15)

pay は、基本的に『支払う』の意味の動詞ですけれど、
お金とかに関係ない場合でも使われるパターンも有ります。

💸

例えば、「注意を払う」や「敬意を払う」という表現でpay が使われます。

Pay close attention to pedestrians while driving.
「運転中は歩行者に十分注意を払ってください。」

He paid respect to all his clients.
「彼はすべての顧客に敬意を払っていた。」

でも、これらはまだ「払う」という日本語と結びついているから
pay を使っても納得しやすいと思うんです。

🚗

これが、pay a visit to という『訪問する、参詣する』の意味の表現になると、
「払う」ってこととのつながりが感じられないので、
なんでこれにpay が入ってくるのか、よくわかりません。

使い方はこんな感じです。
The new prime minister paid a formal visit to the United States.
「新しい首相はアメリカを正式訪問した。」

At that time, many people wanted to pay a visit to the Ise shrine.
「当時、多くの人が伊勢神宮にお参りしたいと願っていた。」

この表現ですが、動詞はmake でも同じような意味になるんですよね。
じゃあ、なんでpay を使うんだろうか?

まあ、四の五の言わずに、そういうものだと覚えてしまうのが正解なんでしょうけどね。

forewordは?―📚―#つぶやき英単語 1455

(2021.11.14)

foreword は名詞で、『はしがき、序文』の意味になります。
細かいことを言うと、本などで特に著者以外の人が書いた序文が foreword だそうです。

序文と言うとpreface という単語も有りますが、 こちらは 主に著者自身が書いているものを指すようです。

📖

このforeword って、ちょっと forward という『前方へ、先へ』などの意味の副詞と紛らわしいかもしれません。

この二つは発音記号だと、
forward は fɔ́ːrwərd で、
foreword は fɔ́ːwə̀ːd です。
辞書サイトで音を聞くと、序文のforeword の方がワの音が強調されているような気がします。

まあ、条文の意味の名詞でのoreword と、前方への意味の副詞のforward は、
使われ方が違いますし、文脈上で間違えることは少ないかとは思いますが。

動詞 cook の使い方―🍳―#つぶやき英単語 1453

(2021.11.8)

動詞のcook 『料理する』は、初歩的な英単語ですよね。
本日は、この使い方のパターンを整理してみました。

🍗

①自動詞=目的語がない
 『料理する』
 He can cook. 「彼は料理ができる」  

②他動詞で目的語一つ (直接目的語のみ)
 『(食物を)料理する』
 He cooked chicken.  彼は鶏肉を調理した。
 He cooked lunch.     彼は昼食を作った。
 He can cook local dishes.  彼は地元料理が作れる。
   目的語は、素材だったり食事・料理の場合も有ります。

③他動詞で目的語二つ (間接目的語+直接目的語)
 『(人のために)(食物を)料理する』 
 He cooked her pasta.  彼は彼女にパスタを作った。 

②のパターンの He cooked fish. 「彼は魚を料理した。」に、
for +人、例えば for us =「私たちのために」を加えると
He cooked fish for us. 「彼は私たちのために魚を料理した。」になります。
これは③の
He cooked us fish. とほぼ同じ意味になります。

ふとした疑問なんですが、
③のパターンで間接目的語の所にher が入ると、例えば
He cooked her fish. 「彼は彼女のために魚を料理した。」
(=He cooked fish for her.)
の意味という意味になりますが、
これは②のパターンの
He cooked her fish. 「彼は彼女の魚(her fish)を料理した。」
とも考えられるんじゃないでしょうか。
(彼女が飼っていた金魚とか料理してしまった感じで)

あと、猫に料理してやるシチュエーションでも使えるなら
He cooked his cat fish. 「彼は猫のために魚を料理した。」
ですけれど、
これも「彼は彼のナマズ(cat fish)を料理した。」みたいにも見えますね。
(それに、これを言ったら
 He cooked his cat まで聞いたところで、猫好きの人が失神するかも。)

 

動詞のbread は?―🍞―#つぶやき英単語 1452

(2021.11.4)

bread といえば『パン』ですけれど、場合によっては『主食物、生計、金』なんかの意味になる場合もあるんです。でも、みんな基本的に名詞ですよね。

🍞

ですが、bread が動詞で使われる場合も有るのですよ。
どんな意味になるでしょうか?

これ、英語で料理の作り方を説明する番組で使ってました。
その料理はとんかつ。

そう、bread は他動詞で『~にパン粉をまぶす』という意味になるんです。

使ってみましょう。
When breading the meat, make sure to lightly coat it with breadcrumbs.
「肉にパン粉を付ける時は、軽くつけるようにしてください」

英語って、名詞を動詞に使ったりして新しい言葉を作るのには
寛容な言語かもしれませんね。

preside からstudent に思い至る―❔―#つぶやき英単語 1450

(2021.10.31)

アプリで英単語のクイズをやっていて、
preside=『司会をする』というのを間違えました。(あらら、4択なのに・・・)

見ざるの絵文字がGoogleでどのように見えるか。

動詞のpreside の語源は「前に座る」という意味のラテン語だそうです。
前の席にいて取り仕切るということで、これが『議長をする、司会をする』の意味になっているんですね。
同じように、『(食卓の)主人役を務める』や『(楽器の)演奏者を務める』の意味でも使われるそうです。

この延長で、preside は『統括する、主催する、責任を負う』の意味も表します。

聞かざるの絵文字がGoogleでどのように見えるか。

ここで、はたと気が付きました。

preside する人=president ということか!

president は、日本語で言えば、
国の大統領、公的組織の総裁、大学の学長、会社の社長、銀行の頭取、学会・協会の会長など組織ごとにいろいいろですけれど、
みんなpresideする人、つまりその組織で「全てを統括して責任取る人」なんですね。
(なるほど。じゃ、責任取れない人は president と呼びたくないかな。)

ちなみに、本日、衆議院議員選挙なのですけれど
自民党総裁は President of the Liberal Democratic Party です。
岸田さんは、国の prime minister (首相)で、党のpresident です。
(いろいろ責任持っていただかないと)

言わざるの絵文字がGoogleでどのように見えるか。

president の -ent は「行為者」を表す接尾辞なので,
presid+-ent =( preside する人、統括者)ということです。 

ここで、はたと気が付きました。 (本日2回目)
同じ構造のあるじゃないですか。
study する人=study + ent =student
勉強する人が、student 学生・生徒なんですね。 
初歩の初歩なんですけど、分かってるつもりで、ちゃんと分ってなかったかも。

ハロウィンかぼちゃの絵文字がGoogleでどのように見えるか。

勉強する人が student ですから、若い学生の皆さんは頑張って学んでください。
ハロウィンで、はしゃぎすぎないようにね。