ovate と ovation の関係は?-⚾-#つぶやき英単語 1658

(2022.6.24)

ovate と ovation という二つの単語の関係は?

例えば、
abbreviateは『略する』で、abbreviation は『省略、略語』です。
これは動詞にtionがついて関連した意味の名詞が出来ているわけで、
この両単語は人間で言えば親子か兄弟みたいな関係だと思います。

では、同じような形の ovate と ovation だとどうでしょうか。
実は、ovate と ovationは意味的に無関係なのです。
ovation は 『大かっさい、熱烈な歓迎』の意味です。
ところが、ovateは 『卵形の』の意味の形容詞で、ovation とはこれと言って関連が有りません。
人間に例えるなら、この二つの単語は「他人の空似」みたいなものです。
この形で無関係っていうのが、ちょっと紛らわしい感じですね。

Angels の大谷選手の最近の活躍すごいですね。
ホームラン2本打って8打点の翌日は、投げて8回無失点、13奪三振とか。
球場の観客も、みな立ち上がって拍手してました。
それを見て、
「 standing ovation のovation にはもとになる動詞か何かあるのか?」
と気になって調べたら、こんな結果でした。

put oneself into someone’s shoesは?-🥾-#つぶやき英単語 1657

(2022.6.23)

put oneself into someone’s shoes は、どういう意味でしょうか?

文字通りなら「誰かの靴に自分自身を入れる」のようなことですが、
もちろんそのままではなく、比喩的な表現になります。
これで『人の立場になってみる』という意味なんだそうです。。

例えば、
Put yourself into his shoes. 「彼の身になって考えてみろよ。」
のように使えます。

この表現は、shoes の代わりにplaceや positionにしても同様の意味になります。
intoではなくin が使われる場合もあるようです。

You should try to put yourself in his place.
「彼の立場に立って考えてみてください。」

僕は、この表現をオンライン英会話 bizmates のレッスンで覚えました。
put oneself into someone’s shoesを文字通りの意味にとって、他人の靴に何かしようとする人を想像すると、ストーカーみたいでちょっと気持ち悪いですね。

captain は動詞にもなる―🏉-#つぶやき英単語 1656

(2022.6.22)

また、ラグビー関係からなんですが、
ハドレー・パークス選手の記事を見て、captainという単語は動詞でも使うんだなと。
日々、発見です。

captain は他動詞として『(チームの)キャプテンをする、率いる』の意味が有るんですね。船長とか機長をする場合でも使えます。

Hadleigh Parkes will captain a very new side to face Spain with the likes of Ed Byrne, Tom Woods, and Seabelo Senatia all on the team sheet.
「ハドレー・パークスが、エド・バーン、トム・ウッズ、セアベロ・セナティアのような新しいメンバーを率いてスペインと対戦する。」

バーバリアンズ(Barbarians)とスペインとの試合の話で、パークス選手がのキャプテンということですね。バーバリアンズは、試合ごと・ツアーごとに選出・招待された世界の一流選手で編成される伝統あるラグビーユニオンクラブだそうです。

記事で使われているパークス選手の写真がワイルドナイツのユニフォーム姿で、いい感じです。ついでに、僕が撮ったパークス選手の写真も貼っときます。

「一息入れる」の英語は?-☕-#つぶやき英単語 1654

(2022.6.20)

今日、気になったこと:「一息入れる」を英語でどう言うでしょうか?

長時間作業で、頭が飽和してしまって能率が下がってしまうようなことないですか。
そんな時は、『一息入れる』方がいいかもしれませんね。

『一息入れる』=『休憩する』なので、take a break や take a rest も使えます。

でも「息」という言葉に近いところで、take a breather のような言い方もできます。
breather には『呼吸する人、 生き物』や『(息切れさせるような)激しい運動』の意味も有りますが、この場合は『しばらくの休息』の意味なんですね。

使ってみましょう。
You’ve been working long hours and seem to be losing focus, you should take a breather.
「長時間働いて集中力が落ちているようなら、一息入れた方がいい。」

まあ、休憩も上手にはさむのが、できる人の仕事のやり方じゃないでしょうか。

blanket banって毛布禁止?-🚫-#つぶやき英単語 1650

(2022.6.16)

blanket ban はどんな意味でしょうか?

blanketと言ったら『毛布、ブランケット』で、ban は『禁止』ですけれど、
毛布禁止ではありません。

実は blanket には、形容詞としての使い方も有って
『全面的な、包括的な』の意味になるんです。

なので、blanket ban は『全面禁止』ということなんです。

blanket は『(毛布のように)一面を覆うもの』という意味もあり、
こういうところから、全てをカバーする、つまり『全面的な』の意味にもなるのですね。

使ってみましょう。
Animal rights groups are calling for a blanket ban on hunting.
「動物愛護団体は狩猟の全面禁止を求めています」

ちなみに
blanket authority は『包括的権限』で、blanket contract なら『一括契約』だそうです。

サボる、サボタージュあるいはsabotage―#つぶやき英単語 1646

(2022.6.12)

サボるという言葉が、sabotageから来てるのはご存知ですよね。

sabotageは
『労働争議中に労働者が機械・製品などに故意の損傷を加えること』『妨害破壊行為』のことです。過激ですね。

これに対して、
日本語の『サボる』は、「(仕事、授業、練習などを)怠ける、怠けて休む」という意味ですから、sabotage とは内容が異なります。

また、カタカナの『サボタージュ』も、sabotage と同じではないのです。
日本では、労働争議の戦術としての「怠業」をサボタージュと呼んでいて、
業務能率を落とすことはしても、破壊行為までは含まないイメージです。
(日本語のサボタージュ=怠業は、英語ではslowdown や go-slow と言うそうです。)

逆に、英語のsabotage は怠業という意味を含まないのだそうですよ。
そんな生ぬるいのはsabotage じゃないということでしょうか。

sabotage の語源はフランス語で、フランスの労働者が争議中に木靴 (sabot) で機械などを破壊したことに由来するらしいです。
そもそもの成り立ちから破壊ありきなんですね。




大谷選手が back in the saddle らしい-⚾-#つぶやき英単語 1644

(2022.6.10)

He is back in the saddle. って何?

Angels の大谷選手が、投手として先発し7回1失点と好投し、5回には自ら逆転ホームランを打って勝利しました。

で、向こうの実況で大谷選手がホームラン打った時に
Drives that one. Hit well.   かっ飛ばしました。うまく打った。
Shohei Ohtani has done it.   大谷翔平、やりました。
He is back in the saddle.   (   ?    )
2-1 Angels.         Angels 2-1と逆転。
とか言っとりました。(僕の聞き取りベース)

back in the saddle というイディオムは、
THE FREE DICTIONARY BY FARLEXでの説明だと
Resuming something after an absence.
「一度休んだものを再開すること」

Weblioの英和では「体調などが)元通りになる」と出ていました。

saddle は馬を走らせるために座る『鞍』なので、
back in the saddleは鞍に戻るということから、「いい状態に戻る」というイメージなのだと思います。

この場合、Angelsが連敗していて、大谷選手もしばらくホームラン打ってなかったというところからの一発だったので、back in the saddle なのかなと思います。

なので、
He is back in the saddle. は
「大谷のホームランが戻ってきた」なのかと思います。
(でも、もしかしたら1点負けているところから単に「逆転の一発」なのかもしれません。)

何はともあれ
これきっかけに、Angels なんとか調子出して欲しいんですけどね。

   

シカゴのエル(Chicago ‘L’)は?-🚃-#つぶやき英単語 1642

(2022.6.8)

駐日米国大使のインタヴュー記事を見ました。
このラーム・エマニュエル(Rahm Israel Emanuel)大使は、鉄道好きで知られているようです。
「なぜ大使は電車がお好きなんですか?」と聞かれた際には、
「私が生まれ育ったシカゴという街は「エル」という電車が走っているんです。」
と答え、子供のころから電車によく乗っていたということを語っています。

エルって何でしょうか?

これ英語ではLですけれど、これは米口語で elevated railroadを略したもので、
『高架鉄道』の意味になります。
最初はel と書いていたのでしょうが、今はLと書く方が主流になっているようです。

シカゴのL(Chicago ‘L’)は、シカゴ市を中心にChicago Transit Authority (CTA)が運行している鉄道で、高架区間が特徴になっているためこの名称なんですね。実際には、地下鉄の区間なども含まれています。1892年の6月開業だそうですよ。


こんなセンセーションはいやだ!-🙈-#つぶやき英単語 1637

(2022.6.3)

センセーションて、日本語の文の中で
「大谷選手の投打の活躍はセンセーションを巻き起こした」のように使われます。
センセーションには、多くの人が熱狂するようなイメージが有り、
「大評判、大評判のもの、大事件」の意味になります。

当然ながら、センセーションの元の英単語は sensation です。
今日、このsensation という単語の入った以下の例文を見かけました。
I’ve had the sensation of residual urine all day.
「一日中残尿感がある」
(こんなセンセーションはいやだ)

sensation には、
カタカナのセンセーションと同様に『大評判(のもの)』という意味もあります。
上の大谷選手の例を英文にすれば、
  Ohtani’s pitching and hitting successes caused a sensation.
などとなります。

ただ、sansation には『感覚、知覚』の意味があり、むしろこの方が基本的な意味と思われます。
なので、sensation of residual urine は「残った尿の感覚=残尿感」なわけです。

『感覚』という意味では、sense が類義語になります。
『聴覚』なら、auditory sensationやauditory sense と表せます。

とりあえず、sensation の『感覚』という意味については、
僕は sensation of residual urine は「残尿感」で覚えとこうかな・・・
嫌な感じだけどね。



excelsiorは?-☕-#つぶやき英単語 1635

(2022.6.1)

この前入ったカフェの名前が EXCELSIOR CAFFÉ というのですが、
excelsior ってどんな意味でしょうか?

気になりますね。
で、調べました。ちゃんとWeblioに出てました。

excelsior は『より高く』という意味の形容詞で、間投詞としても使われます。
iksélsiər イクセルスィオ(ァ)のような発音になります。

この言葉は、米国ニューヨーク州の標語になっているそうです。
New York’s official state motto is simply one inspiring word; “Excelsior” (ever upward).
「ニューヨーク州の公式標語は、Excelsior(より上へ)という刺激的な一語ですだけです」

たぶんカフェの名前、この「より上へ」的な意味から来ているのだと思います。
ここで、たぶんと言っているのは、
excelsior という言葉には、『木毛(荷造りの詰め物に用いる細かいかんなくず)』という別の意味も有るからです。まあ、かんなくずの方ではないと思うのですよ。

このカフェの店名の由来は、調べたんですけど分からずじまいでした。
分かったのは、このお店がドトールコーヒー系列で、イタリアンエスプレッソを中心にした差別化店ということです。
なるほど。