rapport は❓-🧑‍🤝‍🧑-#つぶやき英単語 1981

(2023.5.3)

rapport は『(一致・調和を特徴とした)関係』だそうです。
オンライン英会話のレッスンで覚えました。

THE FREE DICTIONARY の説明でも
Relationship, especially one of mutual trust or emotional affinity.
「特に相互信頼や感情的な親密さを伴う関係』
となっています。

この単語はフランス語からの借用語で、
発音は ræpɔ́r か ræpɔ́ː (ラポァ、ラポー)です。

rapport with ~「~との関係」や
rapport between ~は「~の間の関係」の形でも使われます。

be in rapport with は
「と心が通じ合っている、と互いに理解し合っている」の意味です。

例えば
The teacher had a rapport with his students.
The teacher was in rapport with his students.
「その教師は生徒たちと信頼関係を築いていた」
のように使えます。


なお、この単語は、ららぽーととは関係ありません。
ららぽーとはLaLaport らしいです。



full of beans は❓-#つぶやき英単語 1972

(2023.4.24)

full of beans は『元気いっぱいで』の意味になるんだそうです。

これは、「馬が餌の豆をいっぱい与えられて、とても元気になること」に由来した表現だとか。
昔は馬が身近にいて、こういうことが実際に有ったんだと思います。

例文)
He has been promoted and is full of beans.
「彼は昇格して元気いっぱいです」

ただ、この full of beans という表現は
これで『誤って、間違って』の意味でも使われる場合が有るようです。

なので、
No matter what his excuses, he’s full of beans.
「彼が何と言い訳しようが、彼は間違っている」
のような言い方もできるということです。

結局、同じように人が主語になって使われていて、
どちらの意味になるかは文脈によるということになりますね。
紛らわしい場合も有るかもしれません。

なお、容器とかが主語なら、full of beans が文字通り『豆でいっぱいだ』という意味にもなります。
The container was full of beans.
「容器には豆がいっぱい入っていた」

最初の『元気いっぱいで』の意味のfull of beans とその語源については、
オンライン英会話の教材で初めて知りました。
まだまだ、知らないことがたくさんあって、
伸びしろが多いということですね。

eureka は❓-💡-#つぶやき英単語 1916

(2023.3.1)

eureka は『見つけた!、分かった!、しめた!』のような意味だそうです。

eurekaの語源は、I have found it!を意味するギリシャ語だそうです。
アルキメデスが王冠の金の純度を量る方法を思いついた時の叫び声から来ているのですと。

eureka moment と言えば、『発見した瞬間』のことになります。

何か一つの問題についてずっと考えていると、
ある瞬間にピンとひらめいて解決できることが有りますね。
そういうのが、eureka moment です。

そんな時には、アルキメデスのように
Eureka! 「わかった!」
と叫んでもいいかもしれません。

February と節分・・-👹-#つぶやき英単語 1888

(2023.2.1)

It has been February.
二月になってしまいました。

日本で2月と言えば、
節分で「鬼は外」と声を出して豆まきをする習慣が有りますが、
あれって一種の厄払いの儀式ですよね。

実は英語でも、2月に当たる February の語源はラテン語で
「厄払いの儀式(の月)」の意味なんだそうです。
Weblio-研究社 新英和中辞典調べ

ラテン語の示す儀式が豆まきということはないですが、
冬から春へ移る季節の節目に厄払いをしたい気持ちは、洋の東西を問わず共通するものがあるのかもしれません。

(第5類になるという例のあの病気も、今年こそ豆まきで何とかできないでしょうか。)

豆まきをするふっかちゃん

「同じ釜の飯を食った同士の」の英語は❓-🍚-#つぶやき英単語 1882

(2023.1.26)

英辞郎に『同じ釜の飯を食った同士の、仲間の』という意味で
contubernal という英単語が出ています。
発音はkəntjúbənəl(コンチュバナル)です。

このcontubernal の語源は「一つのテントでのつき合い」的な意味のラテン語なんだそうです。

英英辞典のCollinsには
contubernalの意味として
occupying the same tent 「同じテントに住む」と
familiar or intimate 「よく知っている、親しい」の
両方が出ていました。

contubernal=「同じテントに住む」というのは、
確かに日本語の「同じ釜の飯を食った」と似た感覚だと思います。

例文です。
He and I are contubernal friends.
「彼と私は同じ釜の飯を食った友人です」

こういう友達は大切にした方がいいですね。

マシュマロの花❓-☕-#つぶやき英単語 1823

(2022.12.3)

お菓子の『マシュマロ』は、英語で書くと marshmallow です。
marsh mallowmarsh-mallow と表記されることも有ります

では、これと同じ名前の植物があるのご存知ですか?
植物の方のmarshmallow は、和名では『ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)』と言います。

merriam-webstermarshmallow という言葉を調べると、
a pink-flowered European perennial herb (Althaea officinalis) of the mallow family that is naturalized in the eastern U.S. and has flowers, leaves, and roots used in herbal remedies
「アメリカ東部に帰化しているアオイ科のヨーロッパ原産の多年草(Althaea officinalis)で、花、葉、根がハーブ療法に使用されているピンク色の花を咲かせるもの。」
と最初に出ています。

次に
a sweet white confection usually in the form of a spread or small spongy cylindrical pieces now usually made from corn syrup, sugar, albumen, and gelatin but formerly from the marshmallow’s root
「甘い白いお菓子で、通常はスプレッドや小さなスポンジ状の円筒形のものが多く、現在はコーンシロップ、砂糖、卵白、ゼラチンなどから作られていますが、以前はmarshmallow (ウスベニタチアオイ)の根から作られていました。」と書かれています。

要するに、先にmarshmallow という植物が有って、その根を原料としたお菓子がmarshmallow マシュマロと呼ばれるようになったのですね。
それが、原料が変わってもマシュマロと呼ばれていると。

ちなみにmarshmallowのmarsh が『沼地』でmallow が『アオイ』の意味だそうです。
花や植物として興味のある方、写真が見たい方はこちらを→山科植物資料館

オンライン英会話の先生とmarshmallowの花のことを話したら、先生はマシュマロみたいに白っぽい花だから、その名前なのだと思っていたらしいです。

コスタリカの国名は❓-🇨🇷-#つぶやき英単語 1815

(2022.11.27)

コスタリカの国名は日本語で言うと「コスタリカ共和国」です。

英語名は The Republic of Costa Rica ですが、Costa Rikaで通じますね。
正式な国名はスペイン語の La República de Costa Rica です。
(スペイン語圏ですから) 

スペイン語の Costa 「海岸」とRika「豊かな」で、「豊かな海岸」という意味から来ているそうです。
探検家・奴隷商人のクリストファー・コロンブスがこの地に上陸した時に、現地の人たちが金の装飾品を身に着けていたかららしいのですが、この後の歴史は・・・。

Costa Rica is located between Nicaragua and Panama in Central America.
It currently has a population of approximately 5 million.
Costa Rica has abolished its regular military. Instead, it is known for its generous education budget.
(However, due to the drug problem, security is said to be not good.)
コスタリカは、中米でニカラグアとパナマの間に位置しています。
現在、人口500万人ぐらい。コスタリカは常備軍を廃止した国です。その代わり、教育予算が手厚いことで知られています。
(ただ、麻薬の問題があるせいで、治安は良くないそうです。)

Costa Rica is both an agricultural and industrial country, and its main exports are coffee, sugar cane, bananas, pineapples, and computer parts.

It may come as a surprise that the country exports computer parts, but this is mainly because of Intel’s manufacturing base in the country.
We can call it ’Intel inside’.
コスタリカは、農業国と工業国の面を併せ持ち、輸出品はコーヒー、サトウキビ、バナナやパイナップルなどやコンピュータ部品が主だそうです。

コンピュータ部品というのが意外かもしれませんが、主にこの国にIntelの製造拠点が有るためです。
言うなれば、「インテル入ってる」ということです。

今夜(2022年11月27日 19:00~)、
サッカーワールドカップのグループステージで日本とコスタリカが戦います。
お互いが力を十分に発揮するクリーンな好ゲームになればいいと思います。
(その上で、日本に勝ってほしい。)

追記 負けた・・・。

ergo は?-📚-#つぶやき英単語 1723

(2022.8.30)

今日、気になって調べた単語:ergo

ergo は『それゆえに』というthereforeに近い意味の副詞、接続詞です。
発音は ə́ːrgou (アーゴウ)で、もともとラテン語だそうです。

僕は昔、「我思う、故に我在り」というデカルトの言葉のラテン語表記が
Cogito ergo sum と習った気がします。そのergoですね。

そんなニュアンスの単語なので、普通によく使われる単語ではありませんが、
使いどころが有ります。

例えば、ちょっとおどけて哲学者みたいに「それゆえに」と言いたい場合です。

The night is long. Ergo, we need more booze.
「夜は長い。それゆえに、もっと酒が必要なのだ。」

ちょっと昔のインテリ気取りの学生みたいな感じで、
嫌いではないかな。



poppycock って、そうなの?-😒-#つぶやき英単語 1659

(2022.6.25)

poppycock という言葉の意味、想像がつきますか?

poppy には『ケシ、ポピー』、cockには『おんどり』などの意味が有りますが、
poppycockはそれとはあまり関係ないんです。

実は、poppycockは『ばかげた話、たわごと』の意味だそうです。
なんで?

ちょっと上品ではない方向に話が行くのですが、
poppycock の語源は、オランダ方言のpappekakで、
「柔らかいうんち」のことなんですって。
(柔らかいうんちがばかげた話になる繋がりがいまいち分かりませんが、
うんちみたいにしょうもない話ということかも)

使ってみましょう。
「そんなバカな話を信じないでしょうね」
You wouldn’t believe that poppycock, would you?
(poppycockは、そんなに使用頻度の高い単語でもないので、
もう少し一般的な単語なら nonsense とかが同様に使えると思います。
You wouldn’t believe that nonsense, would you?)



サボる、サボタージュあるいはsabotage―#つぶやき英単語 1646

(2022.6.12)

サボるという言葉が、sabotageから来てるのはご存知ですよね。

sabotageは
『労働争議中に労働者が機械・製品などに故意の損傷を加えること』『妨害破壊行為』のことです。過激ですね。

これに対して、
日本語の『サボる』は、「(仕事、授業、練習などを)怠ける、怠けて休む」という意味ですから、sabotage とは内容が異なります。

また、カタカナの『サボタージュ』も、sabotage と同じではないのです。
日本では、労働争議の戦術としての「怠業」をサボタージュと呼んでいて、
業務能率を落とすことはしても、破壊行為までは含まないイメージです。
(日本語のサボタージュ=怠業は、英語ではslowdown や go-slow と言うそうです。)

逆に、英語のsabotage は怠業という意味を含まないのだそうですよ。
そんな生ぬるいのはsabotage じゃないということでしょうか。

sabotage の語源はフランス語で、フランスの労働者が争議中に木靴 (sabot) で機械などを破壊したことに由来するらしいです。
そもそもの成り立ちから破壊ありきなんですね。