「僕ヤバ」のリアクションから:This man is denser than Mercury・・・-🦾-#つぶやき英単語 2122

(2023.9.14)

アニメ「僕の心のヤバイやつ」に対する英語のリアクション動画の中で、
主人公の市川のことを
”This man is denser than Mercury” と言っていました。

dense という形容詞には、
『密度が高い』と『鈍感な』の両方の意味が有ります。

なので、denser than Mercury だけを素直に読むと
「水銀(Mercury)より密度が高い (dense)」になります。
ちなみに、水銀は室温で密度13.6 g/cm3 で、鉄や銅や鉛よりも密度が高い金属です。

結局、上の文は
「とてもdense(高密度)な水銀より、この男の方がdense(鈍感)だ」
つまり
「この男はとてつもなく鈍感だ」という意味の
ひねった言い方になっているわけです。

これがEnglish Joke というやつでしょうか?
勉強させていただきました。

紛らわしくない? clamp, cramp, clump そして crump ‼-😵‍💫-#つぶやき英単語 2117

(2023.9.9)

clamp, cramp, clump そして crump、どれも辞書に載っている英単語です。
似てますよね。

clamp  (発音記号 klǽmp)
名詞『クランプ、かすがい、締め金、(複数形で)やっとこ、鉗子』
動詞『(クランプ、かすがいで)締める、固定する』など

cramp (発音記号 krǽmp)
名詞『さしこみ、激しい腹痛、けいれん、こむらがえり』『かすがい』
動詞『けいれんをおこす』『かすがいで留める、束縛する』

clump  (発音記号 klʌ́mp)
名詞『 茂み、木立、集団、群れ、かたまり』『重い足音』
動詞『群れ[集団・塊]になる(する)、凝集する(させる)』『重々しく歩く』

crump (発音記号 krʌ́mp)
名詞『バリバリいう音、爆発音、爆弾・砲弾』
動詞『バリバリという音を立てる、爆発する(させる)』

なんか、紛らわしくないですか?
特に、clamp と cramp に『かすがい』という共通したような意味があるところなんか。

laのclamp は、主に工具・道具関係の『クランプ、かすがい』の意味。
raのcramp は、主に『けいれん、こむらがえり』ですが、『かすがい』の意味も有る。 
と覚えておこうかなと思います。



inter- じゃない inter は❓-🪦-#つぶやき英単語 2114

(2023.9.6)

接頭辞のinter-は『中・間・相互』という基本的な意味を持っています。
international なら「国と国の間の」ということで『国際間の、国際的な』の意味になるわけです。

ところが、接頭辞ではない inter という単語も有って、
『(死体を)埋める、埋葬する』の意味なんだそうです。

この動詞は、以下のように使えます。
Soldiers who died in the war were interred at this site.
「戦争で死んだ兵士たちはこの場所に埋葬された」

なお、接頭辞のinter-は、amongや betweenの意味のラテン語 inter に由来するそうです。
一方、動詞のinter は、in + ラテン語 terra (=”earth” )から来ているとのことです。

同じ字面で意味のつながりが感じられないのは、そもそも語源が違うからなんですね。


feel for は❓-👇―#つぶやき英単語 2092

(2023.8.15)

feel for は、後に人が続くfell for sb の形で、『同情する、心中を察する』の意味を表します。

例えば、
We felt for him when he was not selected for the national team.
「彼が代表チームに選ばれなかった時、私たちは彼に同情した」
のように使われます。

また、
後に物が来る feel for sth の形では『~を手探りで探す』の意味になります。

これは例えば、
He felt for the key in his bag.
「彼は手探りでバッグの中のカギを探した」
のように使えます。

同じ形のイディオムでも、後に続くものが変われば意味も異なってくることがあるので、注意が必要ですね。

content と content-😵‍💫-#つぶやき英単語 2088

(2023.8.12)

content という単語には、大きく分けて
『内容』という意味と、『満足(して)』という意味が有ります。

『内容』の方のcontentは、名詞としてさらに
『(容器などの)中身、容量、(ある物に含まれる)含有量、(書物・文書などの)内容、項目』などの意味のバリエーションを持ちます。

かたや『満足』の意味のcontent は
名詞で『満足(感)』の意味にもなりますが、
『be content 満足している、(することを)喜んで受け入れる be content to do』のように形容詞としても使われます。
また、『満足させる』の他動詞にもなります。

使ってみましょう。
Her boss was completely content with her presentation’s content.
「彼女の上司は彼女のプレゼン内容にすっかり満足していた。」
(むりやり両方使う必要も無いんですけど・・)

僕の場合は、最初に『含有量』や文書の『内容・項目』の意味のcontent を知ったので、
後から『満足』の関係のcontent に出会ったときに、「自分の知っている意味以外の使い方」に対して若干の違和感を感じたように思います。
英単語を一つの意味だけで知っていると、違う意味で使われているのに遭遇して混乱するというのは、僕レベルの英語学習者にはありがちかもしれません。まあ、そういう出会いでいろいろな使い方を覚えるものだと思います。

エンゼルスのトレード話-⚾-#つぶやき英単語 2071

(2023.7.27)

trade には『商業、貿易、職業、業界』などの他に『交換』の意味が有ります。
野球チームが選手を交換する『トレード』もここから来ています。

MLBのエンゼルスでトレードの動きが有りました。

Shohei Ohtani is off the trade market and the Angels plan to make a playoff push
「エンゼルスは、大谷翔平選手をトレード市場から外し、プレイオフ進出をもくろむ」

Angels make a big trade. All in for getting Ohtani & Trout to the playoffs.
「エンゼルスが大型トレード。大谷とトラウトをプレーオフに連れていくために。」

このトレードが効いてプレイオフに行けるといいけどね。

大谷選手のバットフリップのflip―⚾-#つぶやき英単語 2025

(2023.6.13)

レンジャーズ戦で同点ホームランを打った大谷選手が珍しくバットフリップをしてまし
それほど完璧な手ごたえだったんだと思います。大きなホームランでした。

このシーンに関するFox Sports のツイートはこんな感じです。
This bat flip by Shohei 🔥⚡
「この翔平のバットフリップ 🔥⚡」
  絵文字の部分は「ホットでしびれる」みたいなことでしょうか。

バットフリップは挑発になるということですが、
大谷選手の場合は、自然に出た感じでかっこいいと思いました。

このbat flip のflip は、『ぽいと投げる(こと)』の意味になります。

flipは、他にも
『はじく、軽く打つ、反転させる、入れ替える、めくる、スイッチをオンにする、反転する、宙返りする、コインを投げる、さっと動く』等の意味の動詞や、これらに対応する意味の名詞として使われます。

ちなみに
TV番組で使われる『フリップ』は、flip board や flip chart です。

大谷選手の記事で覚えた shy の意味!-🙈-#つぶやき英単語 2023

(2023.6.11)

shy というと、『恥ずかしがりの、内気な』の意味で知られていますね。
日本語でもシャイというぐらいですから。

ただ、今日Reddit を見てたら、
なんか shy が違う感じで使われていました。

これです。
Ohtani falls 1 hit shy of cycle while pitching — for 3rd time this year
「大谷選手、投球日にサイクルヒットまであと1本 – 今年3度目」
(このごろは、「サイクル未遂」っていう言い方もされてますね。)

実は shy には、数量を示す名詞の後に置いて『(その数量だけ)足りないで 』の意味となる用法があります。
具体的には、「ヒットに1本足りずサイクル達成ならず」なら、fall 1 hit shy of cycle の形で表すことができます。


大谷選手は、今シーズンで3回もサイクルヒットにあと1本という状況になっています。
今シーズン中にもサイクルヒットを達成するかもしれませんね。

化学と関係ないacid ❓-🧪-#つぶやき英単語 2021

(2021.6.10)

acid は、名詞では『すっぱいもの、酸』、形容詞なら『すっぱい、酸性の』などの意味ですね。

ただ、この他に
『(気質、言葉、批評などが)しんらつな、気難しい』の意味の形容詞としても使われるのだそうです。
(オンライン英会話のレッスンで、acid にこういう意味があることを知りました。)

例えば
His acid remarks caused friction within the group.
「彼の辛らつな発言が、グループ内の軋轢を生んだ。」
のようにつかえます。

まあ、言葉が劇薬並みにきつい人とかを思い浮かべると、イメージとしては分かりやすい気がします。

size up は❓-📐-#つぶやき英単語 1989

(2023.5.9)

size up を英辞郎で調べると
『大きくなる、大きくする』の意味が出ており、これはsize 『大きさ』とup『上へ』のように考えても分かりやすいと思います。
日本語でも「サイズアップする」と言って通じると思います。
(例文)
Can This costume be sized up a bit?
「この衣装を少しサイズアップできますか?」

この他に、size upには
『寸法を測る』や『(人物・情勢などを)評価する、判断する』の意味も有るそうです。
(例文)
The manager sized up the status of the project and decided to make reforms on it.
「マネージャーはプロジェクトの状況を判断して、改革を加えることを決めた。」

また、『(基準などに)達する』の意味にもなるようです。
(例文)
This security plan does not size up to the standards of a professional soccer match.
「この警備計画は、プロサッカーの試合の基準に達していません。」

まあ、size の意味を広げて考えれば、それぞれ理解はできる気がします。