Grammer be hanged!は❓-📖-#つぶやき英単語 2037

(2023.6.24)

Grammer be hanged! は
「文法なんかくそくらえだ」の意味だそうです。

hang は『つるす、しばり首にする』などの意味の動詞でなので、
「死ね文法」みたいなことでしょうか。

ちょっと面白いのは、この文法を呪ったような例文が
「徹底例解ロイヤル英文法」という文法の参考書に出ているところです。
(これは意図的なユーモア?)

この参考書で、
Grammer be hanged! は仮定法現在を用いた祈願文と
文法的に説明されています。

まあ、そんなことは「くそくらえ」かもしれませんけど。

普通名詞のKubota❓-#つぶやき英単語 1997

(2023.5.17)

英語で『固有名詞』は proper noun で、『普通名詞』がcommon noun です。

日本語でも英語でも固有名詞(人名、会社名、商品名など)が、普通名詞として使われるようになることが有ります。
この『(固有名詞を)普通名詞化する』という意味では、commonize という動詞が使われます。
また、『普通名詞化』はcommonizationです。

ある国で会社名の「クボタ」が、普通名詞のように使われているのをご存知ですか?

In the Philippines, any tractor is called “Kubota”.
This is an example of the commonization of proper nouns.
「フィリピンでは、どんなトラクターもKubota と呼ばれます。
これは固有名詞の普通名詞化の一例です。」

オンライン英会話の先生から聞いたので、確かだと思います。

例えば
We need two Kubotas for today’s work.
「今日の作業にはトラクターが2台必要だ。」
とか言うのですね。
(メーカーはKubotaじゃなくてもいいのです。)

🏉

ラグビーの話で「クボタ」と言えば、クボタスピアーズ (Spears)。
オレンジのユニフォームでパワフルなプレーをするリーグワンの有力チームです。

今週末、5月20日のワイルドナイツとの決勝戦も、激しい試合になることでしょう。
新国立競技場が揺れるかもしれません。

Star Wars でお馴染みの optative sentence -☆彡-#つぶやき英単語 1982

(2023.5.4)

optative sentence は『祈願文』だそうです。英文法の参考書に載っています。
このoptative は『願望を表す』という意味の形容詞で、主に文法用語として用いられるようです。

祈願文 optative sentences のパターンの一つに、May を頭に文頭においた形が有ります。
例えば
May the King live long! で
「王様万歳(=王様が長生きしますように)」
のように 願望を表す文になります。

実は、映画 Star Wars でお馴染みのあのセリフ
“May the force be with you!”
「フォースが共にあらんことを!」も、
このパターンの祈願文 optative sentence です。

何で、このStar Wars の祈願文の話になったのかというと
今日は5月4日、 May the fourth だから・・・・。

大谷選手を形容する言葉が尽きる❓-⚾―#つぶやき英単語 1971

(2023.4.23)

大谷翔平投手の対ロイヤルズ戦での好投があったので、Reddit などで彼に関する多くの英語コメントがされていました。

その中で、こんなのも有りました。
I ran out of adjectives to describe him.
「彼を表現する形容詞を使い果たした」

ここで
run out of は『を使い果たす、切らす』の意味おかで、
adjective が『形容詞』ですね。

大谷選手はamazing とか hot とかいろいろ言われてますけど
確かにパターンが出尽くすぐらい多くのコメントがされている気がします。
    (関連投稿:大谷選手が英語でどう表現されているか
          大谷選手の投球をどう形容するか    )

いっそのこと考え方を変えて
大谷選手を表現する新しい言葉を造った方がいいのかもしれませんね。

are not じゃない aren’t について-📚-#つぶやき英単語 1912

(2023.2.25)

are not の短縮形がaren’t というのは正しいですが、
逆にaren’t がいつもare notの短縮形かというと
そうではないんですね。

aren’t を辞書でひくと
① are not の短縮形
② am not の短縮形
と出ています。

②のam not の短縮形のaren’t は、特に否定疑問文で用いられるとのこと。

例えば、
「私って天才じゃない?」は
Aren’t I a genious? (= Am I not a genious?)
と言えます。

また、付加疑問文の形でも使われます。
「私は正しいですよね」
I’m right, aren’t I?

でもね、
なんかam not = aren’t というのは、ちょっと違和感ありませんか?
(こういうとこはテストで出ると迷って間違えたりするかも)

まあこういう違和感を含めて、他の国の言葉を学ぶ面白さだと僕は思います。
ちゃんと疑問に思った方が、ちゃんと覚えられますしね。
そうじゃないですか?
I’m right, aren’t I?


got over itとgot it over の違いは❓-🤔-#つぶやき英単語 1866

(2023.1.10)

参考書「徹底例解ロイヤル英文法」の例文に
She got over it. 
She got it over.
というのが出ていました。

She got over it. は
「彼女はそれを乗り越えた」の意味だそうです。
この場合のgotは自動詞で、over は前置詞です。
get over が『乗り越える、から回復する、克服する』などの意味の句動詞ということですね。

これに対し、
She got it over. は
「彼女はそれを片付けた」の意味で、
got は他動詞、overが副詞ということになります。
この場合の副詞のover は『終わって、済んで』の意味と考えられます。

これ、語順で意味が変わってかなり紛らわしいと思いますから、
例文ごと覚えておいて損はありませんね。

「クイズ :一人称の乗り物は?」からの「文法用語も英語で知っとこか・・」―🤔―#つぶやき英単語 1802

(2022.11.14)

乗り物と一口に申しましても、
たくさんの人が乗れる電車やバスから、
5人乗りの自動車、一人乗りの自転車まで、いろいろございますね。
では、クイズです。一人称の乗り物ってご存知でしょうか?

答えは、タクシー。
a taxi、ア タクシー、あたくし・・・・。

まあ、おふざけはこの辺にしまして、
代名詞なら I や we とかは『一人称』ですけど、
この『一人称』という言葉は、英語ではthe first person と言うのですね。

the first person て「最初の人」みたいですけど、これで文法用語なんですね。

当然、『二人称』は the second person、『三人称』はthe third person です。
あの『三単現(三人称単数現在)』なら、third person singular present になります。

Cambridgeの辞書サイトでのthe first personの説明
the form of a verb or pronoun that is used when people are speaking or writing about themselves
「人々が自分自身について話したり書いたりするときに使われる動詞や代名詞の形」
となっていました。

If you are asked in an interview to explain ’the first person’, you can explain it as above. Do not start talking about your first person.
もし面接で「一人称について説明しなさい」と言われたら、上のように説明すればよいでしょう。くれぐれも、あなたの最初の人について話し始めないように。

(まだ、ふざけてますね。すみません。)

夢を夢見る的な英文-(-_-)zzz-#つぶやき英単語 1765

(2022.10.9)

「昨夜、彼女は色鮮やかな夢を見ました。」を英語にするには
① She had a colorful dream last night. でもいいのですが、
② She dreamed a colorful dream last night. でも正解です。

他動詞のdream は名詞のdream を目的語にしても使えるんですね。
ただし通常、この形になるのは上の例のcolorful dreamのようにdreamに形容詞がついている場合のみだそうです。
(例外として、詩では形容詞の無いdream a dreamの形 も見られるようです。)

これ、dreamed a colorful dreamのように、一文にdreamが2回出てきますから、知っていなければ言葉の重複が有って正しくないように感じるかもしれません。

日本語でも「馬から落馬する」は意味が重複していて正しくないとされますが、一方「着物を着る」は正しい表現ですよね。
こういうのは使い方のパターンが頭に入っているから、正誤の判断ができるわけです。

なので英語にしても、正しい文例を頭に入れることが大切だと思います。

なお、このような他動詞と同じ語源の名詞がその目的語になるものを、
「同族目的語 cognate object 」と言うそうです。
他にも、同族目的語をとるパターンがあります。
   He lived a happy life.
   She smiled a charming smile. など
こういう文法的切り口で整理するのも、正しい文例を頭に入れる助けになると思います。

then president は?-📰-#つぶやき英単語 1763

(2022.10.7)

今日の気になる英語:then president

then という単語は、
I was living in Tokyo then.「当時は東京に住んでいた」のように
『その時は、あの時は、当時は』という意味の副詞として使われますね。

実は、このthen には『当時の』の意味の形容詞として使う用法も有るんですね。
なので、then president は『当時の大統領』ということです。

例文です。
The then president promised to increase the welfare budget.
「当時の大統領は福祉予算の増額を約束した」

オンライン英会話のレッスンで読んだ英文にthe then president として出ていたんですけれど、定冠詞のthe にthenが続くので語呂が悪いというか、なんか違和感を感じました。。
Weblioの辞書サイトでは、この形容詞のthen のところに
「この用法を好まない人もいる」とわざわざ注がついていました。
やはり、語呂が悪いからなんじゃないかしら。

まあ、かえって覚えちゃいますけどね。

抽象名詞+itself は?―#つぶやき英単語 1678

(2022.7.14)

kindness は『親切、優しさ』という抽象名詞ですが、
これに itself をつけて、例えば
She was kindness itself. とすると
「彼女は親切そのものだった」の意味になります。
つまり、形容詞のkindを使った
She was very kind. 「彼女はとても親切だった」に近い意味のことが
名詞のkindness を使って言えるわけですね。

なので
You are beauty itself. なら
「あなたは美そのものだ」という意味になります。
(でも、これを実際に言えるかどうかは、あなた次第ということで・・・)