英語で運命の人は?-👫-#つぶやき英単語 1241

(2020.9.18)

「運命の人」を英辞郎で調べると
 destined soul mate と英辞郎に出てました。

逆に、destined soul mateを引くと、「運命の人」の他に「赤い糸で結ばれた相手」という訳も有りました。

destined で『運命づけられた』という意味です。
元の動詞はdestine『運命づける、予定する』ですって。

(destined には電車などの『~行きの』の意味も有ります。
 destinationが『目的地、行き先』ですね。)

soul mate は『心の友』ですけど、『良きパートナー、魂の伴侶』の意味にもあります。

「運命の人は?」 って聞かれて
Beethoven って答えも、嫌いじゃないですよ。

鯖折りをWeblioで引いたら-🐻-#つぶやき英単語 1239

(2020.9.14)

鯖折りって相撲の技ですが、これWeblioで引いたら bear hug と。

まあ、英語で言ったらそうですかね。
いきなりプロレスっぽいですけど。
熊のhug ってネーミングもすごいですね。

🐻

混ぜっ返すわけじゃないけれど、
プロレスの bear hug のこと、熊式鯖折りという言い方があるそうです。
(鯖折りがbear hugなら、
 熊式鯖折りはbear bear hug かもって、
 そんなことはない。)

🐟

鯖折りという言葉は、鯖を釣ったときに、鮮度維持のために首を折って血を抜くやり方から来ているらしいです。首を後ろにおられた様が、あの技かけられた感じに似てるということで。

相撲の鯖折りやプロレスのbear hug をかけられるのも嫌ですが、
釣り人に首折られて血を抜かれるのは嫌で済まないですね。

フェーン現象は?-🥵-#つぶやき英単語 1234

(2020.9.5)

フェーン現象は英語で、fohn phenomenon か foehn phenomenon だそうです。
何で書き方が二通りあるんでしょうかね。

🇩🇪

fohn、foehn は、ドイツ語 föhn から来てるんだそうです。ドイツ語のö の文字使わないで英語表記した過程で、二通りの綴りになっちゃったのではないでしょうか。
元々、föhnは北アルプス地方でアルプスを越えて吹く南風のことです。村の名前から来ているとの説明も見かけます。

foehn phenomenon フェーン現象は、
「湿った風が山に当たって越える過程で湿気を失い、低湿度の風になって山を下ると、その風の気温は元の風より高くなる」ような現象です。水蒸気が水になるときに熱が出るんですね。

🇯🇵

同様の現象はアルプス以外でもfoehn phenomenonと呼ばれる訳です。
この現象によって、9月なのに新潟で気温40.4℃になったそうですね。
foehn phenomenon 恐るべしです。

英語で二度手間は?-✌-#つぶやき英単語 1233

(2020.9.1)

英語で『二度手間』は何だろうと思って英辞郎で調べたら
duplication of effort  と出てきました。

なるほど、duplication 『二重、重複』とeffort 『努力、骨折り』ですから、
「二重の努力」的なことですね。

「二度手間を避けるため、決められた手順通りに作業してください。」
なら
To avoid duplication of effort, please follow the established procedure.
とかですね。

英語で「辛口の批評家」は?-🍛-#つぶやき英単語 1225

(2020.8.15)

「辛口の批評家」を英辞郎で調べたら outspoken critic という訳が出てました。

 Mr. Sato is an outspoken movie-critic.
 「佐藤氏は辛口の映画批評家です。」

critic は『批評家』ですね。
outspoken は『(言葉・意見などが)率直な、無遠慮な、辛口の』の意味です。
形容詞 outspoken は、
 Mr. Sato is outspoken in his commentaries.
「佐藤氏は解説では辛口です。」
のように叙述的用法でも使えます。

なお、形容詞のoutspoken は、動詞 outspeak 『言い負かす、率直に話す』の過去分詞形から来ています。

🍛

speak と関係している言葉なので当然かもしれませんが、
outspoken の『辛口の』の意味は、批評や意見など言葉にかかわる辛口なんですね。

因みに、飲食物についての『辛口の』は
辛口のワインなら dry wineで、
辛口のカレーは hot curry です。

英語で博物学は?-🦉-#つぶやき英単語 1217

(2020.8.4)

『博物学』は英語で Natural history と言うんです。
簡単な英語なんだけれど、知らないと出てこないですね。

The American Heritage Dictionary of the English Language でのNatural history の定義は、以下の通りです。

The study and description of organisms and natural objects, especially their origins, evolution, and interrelationships.
「生物や自然物に関し、特にその起源、進化、相互関係についての研究と記述」

狭い意味では、動物、植物や鉱物を含む自然物の種類、性質、分布などを整理分類する学問と言えます。広くとらえると、自然科学全般が関わってきます。

Natural history は『自然史』とも訳されます。
こちらの方が直訳で分かりやすいですが、これが博物学と同じものだと思っていませんでした。

Gunma Museum of Natural History は、群馬県立自然史博物館です。
(博物学博物館という名前はつけないんですね。)

角栓は?ー😩ー#つぶやき英単語 1215

(2020.8.1)

ネットでなんか探してると、毛穴から角栓がきれいに取れる的なPRがちょいちょい入ってくるんですけど・・・。

この『角栓』は、horny plug , keratin plugやkeratotic plugと言うそうです。

plugが『栓』です。
hornyは『角(つの)のような』ということですね。
名詞ならhorn=角(つの)ですから。

keratin は『ケラチン』。髪や爪を形作るたんぱく質です。(動物の蹄や角なんかもね.)
keratoticは『角化の』だそうです。

『角栓』をWeblioで調べたら、例文のところに
角栓除去剤 KERATOTIC PLUG REMOVER(AGENT) とか出てますが、
出典が特許庁となっているので、これたぶん特許のタイトルです。

こういう特許が出てるってことは
毛穴をすっきりさせて、きれいな肌でいたいという需要が高いってことですね。

黒にオレンジの君はだれ?-🍊-#つぶやき英単語 1213

(2020.7.25)

道で、黒とオレンジのツートーンでとげとげの毛虫が歩いているの発見。君は誰かな?

英語の名前どころか、日本語の名前も知らないけれど、
こういうの調べるの面白いじゃないですか。

道で遭遇した黒とオレンジの幼虫君
Larva of Indian Fritillary

「黒 オレンジ 毛虫」 で検索したらすぐ分かりました。

ツマグロヒョウモンという蝶の幼虫ですと。
漢字で書くと「褄黒豹紋」 (なんか暴走しそうな・・)

こんな蝶になるんですね。

うさぎ屋写真さんによる写真ACからの写真

で、英語名は Indian Fritillary というそうです。
ラテン語の fritillus “dice-box”が語源だとか。
黒い点がサイコロっぽいからかな。

👉

この蝶、日本ではもともと南西諸島、九州、四国、本州南西部で見られる種で、1980年頃までは近畿地方以西でしか生息していなかったらしいです。それが、生息域がだんだん北上して、今では北関東でも普通に見られるんですって。
(蝶の幼虫から温暖化を教わった感じです)

ツマグロヒョウモン Fritillaryの幼虫は、スミレとかビオラの葉を食べるんです。そういう花育ててる人には迷惑なやつなのかもしれませんが、毒はないみたいだし、ちょっとぐらいだったら大目に見てやってくれませんかね。
みんなが殺虫剤で始末しちゃったら、あの蝶も見られなくなっちゃうんで。

I found a black and orange caterpillar on the road, which is a larva of Fritillary. In Japan, this species of butterfly originally was of the southern area, but it is common now even in Kanto area due to global warming.

Sundayじゃないサンデーは?-🌞- #つぶやき英単語 1211

(2020.7.19)

バナナサンデーとかの『サンデー』は sundae です。
日曜日のSunday とは発音は同じですが、スペリングが違うのです。
(こういうの異形同音異義語=homophoneというのですよ。)

🍨

でも、sundaeって名前はやっぱり日曜日のSundayから来てるんです。

sundae はアイスクリームの上にいろいろなソース・シロップやトッピングを加えたスイーツ。これアメリカ生まれですと。

一説によると、 ice cream soda (クリームソーダ)を日曜日に販売することが禁止されていて(?)、その代わりのバリエーションとしてできたとのこと。

で、このクリームソーダのソーダ抜き、Sunday って名前になったんだか、しようとした時に、
「安息日の名前を甘い食べ物につけるとはいかがなものか」
といううるさいクレームが出て、
「いえ、ちがう綴りですから」
ということにしたのがsundae というネーミングらしいです。
(結局、他の日にも売るようになったし。)

🥄

そもそも日曜日にクリームソーダ売るのが禁止されてた事にびっくりです。
僕の安直な理解では「安息日に不要不急の商売以外するな、なんだこのチャラチャラした食い物は」的な理由みたいなんです。
Blue lawsで検索すると、いろんな国や地域で実施されていた安息日の法規制について説明が出てくるみたいですから、興味のある人はどうぞ。クリームソーダのことが書いてあるかは分かりませんが。
(今もめんどくさいこという人たちがいるけど、昔の社会のめんどくささは「けた違い」だったんでしょうね。)

英語で「たこ」はカラスか?-✍🏻- #つぶやき英単語 1210

(2020.7.17)

 手足などのすれる部分で、皮膚が硬くなり盛り上がったりしているのを『たこ』といいますね。

 この『たこ』に当たる英語を辞書で調べると、callousっていうのが出てきます。
これ、発音はカラスかキャラスみたいな・・・。

だから、たこ=callous=カラスと言ってもいいかと。

まあ、callousは、『たこ』の意味の名詞callusの異なるつづりのvariantと説明されています。この意味ではcallusの方が一般的なのかな。こっちの発音はカルスに近い感じ。

callous には『(皮膚などが)硬くなった、たこができた』の意味の形容詞もあります。

ついでに言うと、
形容詞のcallousは『(他人の痛みに対して)冷淡な、無情な、無神経な』といった意味でも使われます。
(これ、皮膚の硬い「たこ」の部分は痛みを感じにくかったりすることから、比喩的にできた用法だと思われます。実はcallousは、こちらの意味で使われる方が多いようです。)

🐧

例文
He has a pen callous on his middle finger.
「彼は中指にペンだこができている」

僕のペンだこも昔はなかなかのものだったんですけどね。
(遠い目・・・)