大谷選手の quest は続く―⚾―#気になる英語調べ隊 2274

(2024.8.31)

quest は『探求、冒険の旅』の意味です。
DRAGON QUEST =ドラクエでお馴染みですね。

MLBのXへのPOSTで quest がこんな風に使われてました。
Shohei Ohtani’s quest for 50/50 continues as he homers and steals a base in the @Dodgers win.
「ドジャースの勝ちゲームで大谷翔平選手がホームランを打ち盗塁を決めて
50/50 への探求は続く」

大谷選手、まだ8月なのに前人未到の43本塁打/43盗塁に到達したんですね。
なんかこのペースなら50本塁打/50盗塁も行けるんじゃないでしょうか!
すごい。

なお、quest は『探し求める』の意味の動詞としても使われます。

例えば
「大谷翔平選手は常に理想のバッティングフォームを探求している」
なら
Shohei Ohtani is constantly questing for the ideal batting form.
のように言えます。

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大谷選手の40/40に関するRedditコメント-⚾―#気になる英語調べ隊 2268

(2024.8.25)

大谷翔平選手がサヨナラ満塁本塁打で40/40(40本塁打/40盗塁)を達成して、
まだ興奮冷めやらないところですね。
この件に関し、Redditから英語の人たちのコメントを拾って、和訳してみました。

Redditのスレッド
Shohei Ohtani Enters The 40/40 Club With a Walkoff Grand Slam

「大谷翔平選手、サヨナラ満塁ホームランで40/40クラブ入り」

I have literally never been more sure a home run was coming lmao
「ホームランが来るとこれほど確信したことは無い(笑)」

I mean, that’s literally a storybook perfect way to secure the 40/40
「俺の思う所、これは40/40を達成するのに文字通り童話のように完璧なやり方だ」

Man the silence while the ball is coming down is so cool.
「ボールが下りてくる間の静寂がとてもクール」

Holy fuck that gave me the chills
「あれで寒気がしたぜ」

This was the most Shohei way ever for him to get the 40/40
「これは40/40の到達するのに最も翔平らしいやり方だ」

And he got the 40th SB in the same game too. Unreal.
「それに彼は同じ試合で40個目の盗塁もやったし、非現実的だ」

Fastest to 40/40 too…
「最も早い40/40達成だし・・・」

Main character. Shohei Ohtani is HIM.
「大谷翔平、彼こそが主人公だ」

WHAT A FUCKING WAY TO ENTER THE 40/40 CLUB.
「40/40クラブに入るのに何ていうやり方だ」

Also that fan that dropped that ball gonna be punching himself everyday for the rest of his life lmao
「それに、あのボールを落としたファンは、残りの人生、毎日自分を殴ることになるだろうね」

Fastest player to 40/40 in MLB history.
「MLB史上、最も早く40/40を達成した選手」

Yeah he’s the MVP
「そう、彼がMVPだ」

Bro is this a movie? What a moment
「なあ、これ映画か? 何という瞬間だ」

YOU COULD NOT HAVE SCRIPTED THIS ANY BETTER
「これ以上の脚本は得られないだろう」

That confirms it. Baseball is scripted
「これではっきりした、野球には筋書きが有る」

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大谷選手: A WALK-OFF GRAND SLAM TO JOIN THE 40/40 CLUB―⚾―#気になる英語調べ隊 2267

(2024.8.24)

SHOHEI OHTANI WITH A WALK-OFF GRAND SLAM TO BECOME THE FIRST DODGER IN FRANCHISE HISTORY TO JOIN THE 40/40 CLUB.
大谷翔平選手がサヨナラ満塁ホームランを放って、ドジャース球団史上初の40/40クラブ入りを果たした。

WALK-OFF GRAND SLAM:サヨナラ満塁ホームラン
JOIN THE 40/40 CLUB:40本塁打/40盗塁達成者に加わる

40/40達成は最速とのことで、
大谷さん、すごすぎる。

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ボウリングのアレはガーターじゃないよ―🎳―#気になる英語調べ隊 2265

(2024.8.22)

ボウリングでレーンの脇の溝にボールが行ってしまうのを「ガーター」と言う人がいますが、それだとgarter 『靴下止め』みたいになっちゃいますね。

あれはそもそも『溝』の意味のgutter なので、
『ガター』と言う方が正しいようです。gutter の発音は、発音記号で gʌ́tər ですから。

なお、 gutterには『(屋根の)樋、側溝、排水溝』などの意味も有ります。

英語で「近代五種」は?―🏇―#気になる英語調べ隊 2564

(2024.8.11)

パリオリンピックの近代五種で、佐藤大宗選手が銀メダルを取りましたね。
この種目で日本人初のメダル獲得だそうです。🎉

この『近代五種』は英語では、modern pentathlon と言います。
pentathlon が『五種競技』の意味です。

The American Heritage dictionary の modern pentathlon の説明は以下の通りです。
An athletic contest first held at the 1912 Olympics in which each participant competes in five events (running, swimming, horseback riding, fencing, and pistol shooting), with the running and shooting events now combined as a single event.
これを訳すと
「近代五種とは、1912年のオリンピックで初めて開催された種目で、ランニング、水泳、乗馬、フェンシング、ピストル射撃の5種目からなる競技で、現在はランニングと射撃は組み合わせた1種目となっている。」
のようになります。

このような複数種目の技術を磨くのは、並大抵のことでは無いと思われます。
佐藤選手おめでとうございます。

「やり投げ」の英語は?―🥇―#気になる英語調べ隊 2563

(2024.8.11)

『やり投げ』は英語では javelin throwやjavelin throwing です。
場合によりjavelin や jav とも言うようです。
(→ 関連投稿 「・・投げ」クイズ

パリ五輪、陸上競技のやり投げで、北口榛花選手が優勝! 
トラック・フィールド種目で日本女子初の金メダル獲得だそうです。👏

The first Japanese woman to win a field event at the Olympics 👏
🇯🇵’s Haruka Kitaguchi rules the javelin throw final with 65.80m.
日本女子初の五輪フィールド種目優勝👏
日本の北口榛花がやり投げ決勝を65.80mで制す。

実力通りの勝利という感じでした。

レスリングの選手が着てるアレ―🏅―#気になる英語調べ隊 2560

(2024.8.8)

オリンピックのレスリングの試合の中継を見ていたら、
アナウンサーが「赤いシングレットの選手」とか言ってました。

レスリング選手が試合で着ているウェアは 『シングレット』singletと言うのですね。

goo の国語辞典では、シングレットは
「レスリングの選手などが着用する、体にぴったりした上下一体型のユニホーム。」
と説明しています。

ただし
Collins Dictionary の説明では
A singlet is a sleeveless sports shirt worn by athletes and boxers.
となっており、これを訳せば
「シングレットとは、スポーツ選手やボクサーが着用するノースリーブのスポーツシャツのことです。」
となります。

なので、シングレットは、レスリングのような「袖なしで上下一体のウェア」を指す場合と、単に「袖なしのシャツ=ランニングシャツ」を示す場合が有るようです。

「失格」の英語は?―#気になる英語調べ隊 2554

(2024.8.2)

スポーツなどでの『失格』は英語では disqualification です。

動詞の disqualify が『失格させる』ですから、
be disqualified が『失格する』になります。

『失格負け、反則負け』は loss by disqualification で、
『失格負けする、反則負けする』が lose by disqualification です。

Xにこんなポストがありました。
BREAKING: #BelgianGP winner George Russell has been disqualified from the race for an underweight car
「速報:#ベルギーGPの勝った ジョージ・ラッセルが重量不足で失格になった」

F1でもオリンピックでも、規定違反や反則で勝負がつくことも有ります。
ちゃんとルールを守った中で競争してほしいと思います。

大谷選手は Texas-sized か!―⚾―#気になる英語調べ隊 2349

(2024.7.28)

MLBのドジャースvsアストロズ戦で、大谷翔平選手が32号ホームランを打ちました。🎉

このホームランについてMLBがXにこんなふうにポストしてました。

”A Texas-sized home run for Shohei Ohtani!”
「大谷翔平選手の特大のホームラン!」

Texas-sized が「非常に大きい」の意味です。
Wiktionary では
”(informal, hyperbolic) Very large for its type”
「(口語、誇張)その種の中で非常に大きい」

テキサスはアメリカで2番目に大きい州です。(一番大きいのはアラスカ)
テキサスではみんなデカいものが大好きで、何でも大きいというのが定説(?)ですね。
なので Texas-sized 「テキサスサイズの」と言ったら、とにかくデカいという意味です。

また、今日の大谷選手のホームランは、アストロズのホームグラウンド、テキサス州ヒューストンのミニッツメイド・パークで打ったものなので、このTexas-sized という形容詞を選んで使ったんだと思います。

大谷選手のホームランはMLBの公式ポストで Texas-sized 認定なわけですけれど、
体やパワーの方もTexas-sizedだと思うのですよ。

日本ではデカいものの事を
「岩手サイズ」Iwate-sized と言うことにしたらどうでしょう?
岩手県は都道府県の大きさでは北海道に次ぐ2番目なんで、日本のテキサスと言えなくもないのでは。
なにより、大谷選手の出身地ですしね。

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All stars =Ohtani、Imanaga and Blooper ―⚾―#気になる英語調べ隊 2339

(2024.7.18)

昨日のMLB オールスターゲームで、
大谷選手はDHで出場して3ランホームランを打ちましたし、
今永投手はヒットも打たれず3者凡退のピッチングで、日本人選手の活躍が目立ちました。

両選手と、もう一人の日本に縁のある人が試合前に話しているシーンがXに投稿されていました。

Atlanta BravesのマスコットのBlooperです。
このBlooper の中の人は、2018年に広島カープのマスコットを務めていた人で、最近はMLBに行った日本選手と試合前によく交流しているんですね。

このBlooper の名称が、そもそもどんな意味なのか気になりますね。

blooper を英和辞典で引くと、
『大失敗、どじ、ポテンヒット』などの意味らしいです。
コミカルな名前なんですね。
ドジ君とかポテンヒット君という感じでしょうか。

なお、関連するbloop という動詞は
『(~を)駄目にする、失敗する、(野球で)当たり損ねる、ポテンヒットにする』
などの意味だそうです。

Xの投稿でBlooper は「翔平と翔太に会えてよかったです!」と書いています。
かなり日本語もできるみたいですね。
楽しそうでなによりです。