大谷選手のバットフリップのflip―⚾-#つぶやき英単語 2025

(2023.6.13)

レンジャーズ戦で同点ホームランを打った大谷選手が珍しくバットフリップをしてまし
それほど完璧な手ごたえだったんだと思います。大きなホームランでした。

このシーンに関するFox Sports のツイートはこんな感じです。
This bat flip by Shohei 🔥⚡
「この翔平のバットフリップ 🔥⚡」
  絵文字の部分は「ホットでしびれる」みたいなことでしょうか。

バットフリップは挑発になるということですが、
大谷選手の場合は、自然に出た感じでかっこいいと思いました。

このbat flip のflip は、『ぽいと投げる(こと)』の意味になります。

flipは、他にも
『はじく、軽く打つ、反転させる、入れ替える、めくる、スイッチをオンにする、反転する、宙返りする、コインを投げる、さっと動く』等の意味の動詞や、これらに対応する意味の名詞として使われます。

ちなみに
TV番組で使われる『フリップ』は、flip board や flip chart です。

大谷選手の記事で覚えた shy の意味!-🙈-#つぶやき英単語 2023

(2023.6.11)

shy というと、『恥ずかしがりの、内気な』の意味で知られていますね。
日本語でもシャイというぐらいですから。

ただ、今日Reddit を見てたら、
なんか shy が違う感じで使われていました。

これです。
Ohtani falls 1 hit shy of cycle while pitching — for 3rd time this year
「大谷選手、投球日にサイクルヒットまであと1本 – 今年3度目」
(このごろは、「サイクル未遂」っていう言い方もされてますね。)

実は shy には、数量を示す名詞の後に置いて『(その数量だけ)足りないで 』の意味となる用法があります。
具体的には、「ヒットに1本足りずサイクル達成ならず」なら、fall 1 hit shy of cycle の形で表すことができます。


大谷選手は、今シーズンで3回もサイクルヒットにあと1本という状況になっています。
今シーズン中にもサイクルヒットを達成するかもしれませんね。

大谷選手のoff the wall は❓-⚾-#つぶやき英単語 2016

(2023.6.5)

大谷選手がフェンス直撃のタイムリー二塁打を打って、
やっとAngels がAstros に勝ちました。

なので、このツイートのOFF THE WALL は『フェンス直撃』ということですね。

OHTANI OFF THE WALL‼️ Halos take the lead 😇
「大谷選手がフェンス直撃弾‼ エンゼルスがリード」
という内容です。

ちなみに、日本語では外野のフェンスと言いますが、英語ではwall なんですね。

なお、Halos は前にも書いたように、エンゼルスの別名・ニックネームみたいなものです。
関連投稿 Halos

エンゼルスもこれを機会に
何とか同地区のアストロズやレンジャースに勝ち越せるように頑張ってほしいです。

大谷選手のObliteration❓-⚾-#つぶやき英単語 2012

(2023.6.1)

今日のMLBが 、”Ohtani Obliteration ” とツイートしていました。

この obliteration は『消滅、忘却、抹消、削除』という意味だそうです。
元の動詞の obliterate は『(痕跡も残らぬように)消してしまう』の意味です。

このMLBのツイートは Angels の大谷翔平選手が今日2本目のホームランを打ったシーンに関してなので、このOhtani Obliteration は「大谷がボールを消し去った」的な意味と思われます。

大谷選手の調子が上がってきたようですね。

大谷選手に当てないでほしい:「死球」の英語は❓-⚾-#つぶやき英単語 2010

(2023.5.30)

野球で投球が打者に当たる『死球』は英語は?
『デッドボール』とも言いますけど、これは和製英語なんですね。

英語で『死球』は hit by pitch と言います。略しでHBPです。

「死球を与える」は hit ~ with a pitch
「死球を受ける」は get hit by a pitch や be hit ny a pitch になります。

例えば
Please don’t hit Ohtani with a pitch.
「大谷選手に死球を与えるのはやめて」

今日の試合で大谷選手が死球を受けましたが、けっこう痛そうでしたね。

で、こんなツイートも出てました。
Good sportsmanship by the @whitesox fans, cheering for #ohtani after he is able to run off the hit by pitch to his shin/calf area.
「ホワイトソックスのファンの良いスポーツマンシップ。大谷選手がすね・ふくらはぎ部に死球を受けた後、走り出すことができた時にはホワイトソックスのファンからも声援が。」
shin は『すね(脛)』、calf は『ふくらはぎ』です。

他チームのファンでも大谷選手のプレイは見たいですよね。
だから、まじで死球はやめてほしいです。

なおエとTungsten Arm O’Doyle と―⚾-#つぶやき英単語 2008

(2023.5.28)

MLB のエンゼルスで、大谷選手が投球や打撃で活躍しても試合に敗れるケースが多く、
こういう試合結果や状況をネットスラングでは「なおエ」と表現するようです。
これは、大谷選手の活躍を伝えた後に、「なおエンゼルスは試合に敗れました」のように試合結果を伝えるニュース番組や記事から来ているのですね

この「なおエ」に当たる表現として、英語では Tungsten Arm O’Doyle (タングステンアーム・オドイル)という言葉がSNSなどでよく出てきます。

これは、2021年に以下のようなツイートがきっかけとなってできたスラングだそうです。
every time I see an Angels highlight it’s like “Mike Trout hit three homes runs and raised his average to .528 while Shohei Ohtani did something that hasn’t been done since ‘Tungsten Arm’ O’Doyle of the 1921 Akron Groomsmen, as the Tigers defeated the Angels 8-3″
(訳)
エンゼルスのハイライトを見るたびに、
「マイク・トラウトが3本のホームランを打って打率を.528に上げ、大谷翔平が1921年のアクロン・グルームズメンのタングステン・アーム オドイル以来となる活躍をして、タイガースがエンゼルスを8-3で破った」という感じです。

この文では、大谷選手がしばしば過去何年・何十年もなかったような記録を達成するのを、Tungsten Arm O’Doyle という架空の名選手以来と表現していて、
そんなパフォーマンスがあってもチームは負けると冗談めかして言っているのです。。

なお、Tungsten Arm O’Doyle は架空の人物ですが、Wikipediaに来歴などが載っています。 (ただしジョークとして。)

この Tungsten Arm’ O’Doyle は、例えばツイッターで次にように使われています。

Saw Trout hit two bombs, Ohtani have three knocks and a pair of stolen bases…and the Angels lose despite having more than twice as many hits. It’s like the Tungsten Arm O’Doyle meme in real life
(訳)
トラウトが2ホーマーを打ち、大谷が3安打と2盗塁を決め、エンゼルスは2倍以上のヒットを放ちながら負けた。まるでタングステンアーム・オドイルのミームが現実になったようだ。
(この場合、meme=ミームはSNS上で広まったスラングやジョークのようなものです。)

今日の試合も大谷選手が先発登板し、そこそこ良い投球だったのですが、
試合結果は・・・。
今シーズン、もうTungsten Arm O’Doyleの名前を聞かないようになれば、
エンゼルスもポストシーズンが見えてくる気がしますけど。

大谷選手が食べてたスナック菓子Funyunsは?-🌽-#つぶやき英単語 2005

(2023.5.25)

大谷選手が食べてたスナック菓子 Funyuns って?

Funyuns (ファニオンズ)は 発売元のFritoray社の商品説明によると
FUNYUNS® Onion Flavored Rings are a deliciously different snack that’s fun to eat, with a crisp texture and zesty onion flavor. Next time you’re in the mood for a tasty treat that’s out of the ordinary, try FUNYUNS® Onion Flavored Rings.
「ファニオンズ オニオンフレーバーリングは、パリッとした食感とピリッとしたオニオンフレーバーで、食べるのが楽しくなるような一味違ったスナックです。
今度、いつもと違うおいしいお菓子を食べたくなったら、ファニオンズ オニオンフレーバーリングを試してみてください。」

Funyuns の主原料は
Enriched Corn Meal:Cornmeal that has had the nutrients lost during processing added back in.
「エンリッチドコーンミール:加工時に失われた栄養を再び添加したコーンミール」
    *コーンミール cornmeal は、『ひきわりトウモロコシの粉』
だそうです。

あと、Vegetable oil 『植物油』、Salt『塩』とか
Onion Powder 『オニオンパウダー』などなど。 

Funyuns (ファニオンズ)は日本でも、楽天やAmazonで50袋入りなら買えるみたいです。
50袋はいらないけど、コンビニで売ってたら、一つは試しに買いたいかも。
なんかおいしそうだし。 

MLBのチーム名 「テキサス・レンジャーズ」について―⚾️-#つぶやき英単語 1985

(2023.5.6)

テキサス・レンジャーズ=Texas Rangersは、MLB のアメリカンリーグ西地区に所属するチームです。
(2023.5.6 13:30、大谷選手のいるエンゼルスとレンジャーズが試合してます。
延長戦になってます。)

せっかくなので、チーム名のRangers について、ちょっと掘ってみましょう。

この元となるrange という単語は、名詞なら『範囲』などの意味ですが、
動詞として『歩き回る、さまよう』や『求めて探し回る』の意味にもなります。

なので、rangerは、歩き回ってパトロールする役目の人、例えば『森林警備隊員』などの意味になります。

ただ、チーム名のTexas Rangersは、森林警備隊とかではなく、
テキサス州にある「テキサス・レンジャー=The Texas Ranger」という公安組織の名前からとられたものだそうです。
The Texas Rangerのルーツは先住民族の襲撃に対抗するための自警団のようなもので、
当時は、騎馬で巡回パトロールする隊員がrangerと呼ばれたということらしいです。
それから200年ぐらいたって、乗り物は変わっても
The Texas Rangerは州公安局の中核をなす組織として存続しているんですね。

日本だと警察組織の名前をプロ野球のチーム名に使うというのは、ちょっと想像しにくい気がします。

(今、エンゼルスがレンジャースにサヨナラ勝ちしたみたいです。🎉)

カージナルス の cardinalは❓-🐦-#つぶやき英単語 1983

(2023.5.5)

カージナルス (St. Louis Cardinals)は、MLBナショナルリーグ中地区のチームです。
WBCで侍ジャパンで活躍したラーズ・ヌートバー (Lars Nootbaar)選手の所属チームですね。

19世紀から存続する古豪チームで、球団名の Cardinals は1900年から使用されています。当時の選手たとのユニフォームが赤い色であったため、
同じような色の鳥 Cardinal (Northern Cardinal=ショウジョウコウカンチョウ)と地元メディアが呼んだことが由来するとのことです。
この鳥は、セントルイスのあるミズーリ州の州鳥で、カージナルスのユニフォームにもしっかり描かれています。


そもそも、cardinal はカトリック教会の高位聖職者『枢機卿』という意味があり、その枢機卿の衣のような『深紅、緋色』という意味にもなり、その色の鳥の名前にもなったわけです。

ちなみに、cardinal には『きわめて重要な、主要な』の意味もあり、
語源は「ちょうつがいの、主要な」の意味のラテン語だそうです。
枢機卿=cardinal というのは、こちらの方の意味から来ているのだと思われます。

大谷選手のムーンショット!-🌝―#つぶやき英単語 1979

(2023.5.1)

MLB Angels の大谷選手のすごいホームラン「ムーンショット」が話題になっていますね。

“Ohtani’s blast had a 39 degree launch angle. There had not been a single home run with that launch angle or higher hit to center field since Statcast debuted in 2015.” The homerun’s height was almost double the average homerun.
訳)
大谷選手のホームランは、打ち上げ角が39°だった。スタッドキャストのシステムができた2015年から、これ以上の角度でセンターに放たれたホームランは1本もない。
このホームランの高さは平均的なホームランのほぼ2倍だった。
(from reddit)

blast は『突風、爆発』などを意味する単語ですが、
野球に関しては『強打、猛打、ホームラン』の意味になります。
Statcast は「MLBで導入されているデータ解析ツール:ステレオカメラやレーダーを使用して選手やボールの動きを高速・高精度に分析するためのもの」だそうです。

また、この大谷選手のホームランの軌道を示したツイートも出ていました。
Trajectory of Shohei Ohtani’s 114.3 mph, 39° moonshot home run
162 feet high, 7.0 seconds of hafeet ng time
訳)
大谷翔平選手の114.3mph、39°のムーンショットホームランの弾道
高さ162フィート、滞空時間 7.0秒

trajectory は『弾道、曲線、軌道』
moonshot はこの場合は『高く上がった打球、ムーンショット』です。
 (宇宙関係だと、moonshotは『月ロケットの打ち上げ』だそうです)
・114.3mph は、114.31.61×1.61=183.9km/h
 162feet は、162×0.30=49.4m になります。

とにかく、美しいホームランでした。