ラグビーのオープンサイド・ブラインドサイド-🏉-#気になる英語調べ隊 2857

(2026.3.1)

ラグビーの中継で解説を聞いていると、
オープンサイド(Open side)とかブラインドサイド(Blind side)という言葉が出てきます。

Open sideのCambridge Dictionary での説明
in rugby, the side of the scrum (= the group of players from each team who come together with their heads down and arms joined, and push against each other, trying to take control of the ball) that is furthest from the edge of the playing area:
となっています。これを訳すと
「ラグビーにおいて、スクラム(=両チームの選手たちが頭を下げて腕を組んで集まり、互いに押し合いながらボールの支配権を奪い合う行為)の際、プレーエリアの端から最も離れた位置にある側」ということです。

Blind side はこの反対で、同辞書の説明では
in rugby, the side of the scrum (= a group of players from each team who come together with their heads down and arms joined, and push against each other, trying to take control of the ball) that is closest to the edge of the playing area:
「ラグビーにおいて、スクラム(–重複するので略–)の際、プレーエリアの端から最も近い位置にある側」となっています。

要するに、
ラグビーのフィールド内でスクラム(やラック)の位置からサイドのタッチラインまでが広い側を Open side 、狭い側を Blind side と呼ぶわけですね。

A scrum scene from the Wild Knights vs. Heat rugby match

 また、ラグビーでは、一般にフォワードの背番号6の選手がブラインドサイドフランカー(Blind-side Flanker)、背番号7の選手がオープンサイドフランカー (Open-side Flanker )と呼ばれます。広いオープンサイドと狭いブラインドサイドで、選手に求められる役割が異なるため、適性に応じて担当しているわけです。

「~に対する嗅覚がある」の英語は?-👃-#気になる英語調べ隊 2842

(2026.2.14)

『嗅覚』は匂いを感じる感覚ですが、この文字通りの意味であれば英語では
sense of smell となります。
なので
「彼は犬のような鋭い嗅覚を持っています。」は
 He has a keen sense of smell like a dog.
のように言えます。

ただ、比喩的に「~に対する嗅覚がある」という場合には、
have a nose for ~ という表現が使われるようです。
これは、instinct 『本能』を使って
have an instinct for ~ と言っても、同じような意味になります。

例文です。
「彼には有名人のスキャンダルに対する嗅覚がある」
 He has a nose for celebrity scandals.

「ワイルドナイツの竹山晃暉選手にはトライを決める嗅覚がある」
  Wild Knights player Koki Takeyama has a nose for scoring tries.
 Wild Knights player Koki Takeyama possesses a keen instinct for scoring tries.

Takayama’s Try Scene
(February 14, 2026, during the match against Toyota at Kumagaya Rugby Stadium)

竹山晃暉選手のトライシーン、競技場で撮影しました。
さすがのバレンタインデートライ、竹山君。

you とewe の関係は?―🐑―#気になる英語調べ隊 2835

(2026.2.7)

ewe は『雌羊』なんですけど
これ、you と同音異義語(同音異形異義語 homophone)なんですって。

確かに、発音記号はどちらもは júː と出ています。

でも、ewe で ユーと読むって・・・。

ewe の彼氏の方、『雄羊』は英語で ram です。

Today in Rugby League One,
my favorite team, the Saitama Panasonic Wild Knights,
are facing off against the Ricoh Black Rams Tokyo.

本日、ラグビーリーグワンで、
僕の推しチームの埼玉パナソニックワイルドナイツが、
リコーブラックラムズ東京との対戦です。

If Ricoh had a women’s rugby team,
would they be called the Black Ewes?

もしリコーに女子ラグビーチームが有ったら
ブラックユーズになるんでしょうか?

関連投稿
ブラックラムズとラム肉-🏉―#つぶやき英単語 1560

追記
2026年2月7日 
ワイルドナイツとブラックラムズ、雪が降る中で
ジリジリした感じの試合をしてました。


イベントの「火炎演出」の英語は?-🔥-#気になる英語調べ隊 2794

(2026.12.21)

大規模なコンサートやスポーツイベントなどで、火炎を出してびっくりさせるような演出がされることが有りますね。
このような炎、爆発や煙などを使う『火炎演出』は、
英語では Pyrotechnics と言うそうです。
pyro-は「火」を意味する接頭辞で、technics が「技術」なので、火を操る技術ということになります。

Pyrotechnics で使う『火炎噴射装置』は、
Flame machine, Fire machine や Fire effect machine などと呼ばれるようです。

熊谷ラグビー場での火炎演出

Pyrotechnic effects using fire machines were employed during a rugby match at Kumagaya Rugby Stadium.
「熊谷ラグビー競技場で行われたラグビーの試合で、ファイアーマシンを用いた火炎演出が行われました。」

今日、かなり近くで見ていたので、炎が出るとその熱を感じました。
盛り上げるには、こういう派手な演出もいいと思います。

スポーツでの whitewash は?―🏉―#気になる英語調べ隊 2788

(2025.12.14)

whitewash はスポーツに関して使われると
名詞では『圧勝、完封』、動詞では『圧勝する、完封する』の意味になるそうです。

これが受け身のbe whitewashed だと『全敗する、零敗する』になります。
(零敗とは一点も取れずに負けることですね。)

ラグビーリーグワンの第一節で
前シーズンの王者 東芝ブレイブルーパス東京 が、埼玉パナソニックワイルドナイツとの試合で無得点に終わり、結果は完敗でした。

Toshiba head coach Todd Blackadder reacts to being whitewashed 46-0 by Saitama
「東芝のトッド・ブラックアダー ヘッドコーチが、埼玉に46-0で零敗したことにコメント」

このポスト見て、
whitewash がスポーツでは『完封する』の意味になる事を覚えました。

whitewash には、そもそも『しっくい』や『しっくいを塗る』の意味があります。
白い塗料で塗るような場合もwhitewash と言えます。
スポーツで相手を無得点に抑えて勝つのは、相手の得点表にスコアを記入させず白いままにするということから white washと言うわけですね。
(サッカーの試合で相手を無得点に抑えるきることをclean sheet と言うのと似た発想と思います。)

ちなみに、white wash には
『(過失・欠点を隠すための)体裁のいいごまかし、粉飾』や それをすることの意味も有ります。
これは壁の汚れを白い塗料を塗りつぶすように、悪いことを取り繕ってごまかすということですね。

ラグビー:Japan clinch the win! ―🏉―#気になる英語調べ隊 2702

(2025.7.5)

本日行われたラグビーの国際試合で、日本代表がウェールズ代表に勝利しました!

Japan Rugby League OneからもXにお祝いのポストが有りました。

Japan clinch the win! 🇯🇵 👏
「日本が勝利を収める!」
  (clinch the win で『勝利を収める』の意味になるようです。)

Massive effort from both sides, players and fans
「両チームの選手とファンの多大な尽力があった」

What a fantastic day for Japan Rugby history 🤩
「日本のラグビー史にとって何と素晴らしい日だろう」

日本代表にとっては、うれしい勝利となりました。

来週は神戸で再選があります。
ウェールズには悪いけれど、この調子でいきましょう。

Wild Knights がシード権確保―🏉―#気になる英語調べ隊 2686

(2025.5.10)

In the final round of Japan Rugby League One,
Saitama Wild Knights defeated Tokyo Sungoliath to confirm their second place in Division One.
As a result, they will start the playoffs from the semifinals as a seeded team.

ジャパンラグビーリーグワンの最終節で埼玉ワイルドナイツが東京サンゴリアスに勝利し、ディビジョン1の2位を確定しました。
この結果、プレーオフではシードチームとして準決勝からのスタートとなります。

スポーツのトーナメントで強い選手やチーム同士が最初から対戦しないよう特別に扱って調整することを『シード』と言いますが、これは英語では seed です。
『種』の seed と同じですね。

seed は名詞で『シード選手』、動詞として『シード権を与える』の意味になります。

もうジャッカルとは呼ばない!―🏉―#気になる英語調べ隊 2617

(2025.1.12)

今年になって日本ラグビー協会が、統括団体であるワールドラグビー(WR)に合わせるためにラグビー用語変更の通達を出したそうです。これにより、いくつかのラグビー用語が実際に変更されています。

たとえばボールを前に落とす反則は、これまでノックオン Knock-on と呼ばれていましたが、ノックフォワード Knock forward に変更になっています。
これ、言い慣れているので、しばらくはノッコンと言ってしまいそうです。

また、密集の接点で相手からボールを奪うプレーはジャッカル Jackal と呼ばれていましたが、これからは スティール Steal が正しい言い方になります。
Jackal は動物の名前に由来していましたが、Steal は『盗む、うまく手に入れる』なので、より直接的で意味は分かりやすいですね。
でもJackal の方がかっこいいような気もします。

これをする選手も ジャッカラー Jacklerでなく、スティーラー Stealer と呼ばれることになります。

埼玉パナソニックワイルドナイツのラクラン・ボーシェー選手はジャッカル Jackal の名手と言われていましたが、これからはスティール Steal の名手と言うのが正解ということになります。

( 以前の関連投稿 →「 Jackal を辞書で見たら」 「ラグビー×英語:jackler は?」 )

ラグビーで導入されたセンサー付きマウスピースの英語名―👄―#気になる英語調べ隊 2604

(2024.12.29)

ジャパンラグビーリーグワンで選手がセンサー付きのマウスピースを着用しているという話を昨日書いたのですが、今日はその続きになります。

調べたら、リーグワン公式HPではスマートマウスガード(iMG)と書いていました。
(この場合、マウスピースmouthpiece ではなく、マウスガード mouthguard の呼称を使ってるんですね。)

このiMGは Instrumented Mouthguard の略で、直訳なら「装置が付いたマウスガード」ということになります。要するに「センサー内蔵のマウスガード」ですね。

ラグビーの試合中に 選手が着けているiMGから、ある値を超える衝撃が感知された場合、選手は試合から離れて、脳震盪の検査=HIA(Head Injury Assessment)を受けることが定められているとのことです。

12/28のワイルドナイツ vs スピアーズの試合で僕の撮った写真に、オペティ・ヘル選手が口に咥えているセンサー付きマウスガード iMG が写っていました。

この試合でも、 iMG で規定を超えた衝撃が検知されたケースがあり、HIAの検査が行われていたようです。
ラグビーは基本的に激しいスポーツなので十分な安全対策が必要で、こういう新しい装置を使うのも有効だと思います。

山沢選手もつけている「マウスピース」の英語は? ―🏉―#気になる英語調べ隊 2603

(2024.12.28)

本日、ラグビー リーグワンの埼玉ワイルドナイツは、今シーズン初のホームゲームでスピアーズと対戦しました。
かなりギリギリの試合でしたが、なんとか勝利しました。結果良し。

今日撮った山沢拓也選手の写真で、歯が白く大きく見えるのは、マウスピースをしているからだと思います。マウスピースは、ぶつかった際の口中の負傷を防ぐほか、 頭部へのダメージ緩和や脳震とうの予防に効果があるそうです。

このマウスピース、英語でも mouthpiece と言います。
ただ、mouthguard、mouth protector や gumshield などのようにも呼ばれます。

むしろ、mouthpiece という言葉は場面や文脈によっては他の物になるので注意が必要かもしれません。
例えば、管楽器の息を吹き込む部分も『マウスピース』 mouthpiece と言います。
他にも、電話の送話口や煙草の吸い口なども mouthpiece と呼ばれます。
また、『代弁者、弁護士』のこともmouthpiece と言うそうで、これだと物ですらありませんね。

ラグビーの話に戻りますが、
このごろラグビー選手のマウスピースには、センサーが入っていて、一定以上の衝撃が感知された場合に、その選手は頭部などの検査を受けるルールになっているらしいです。
激しいスポーツだけに、可能な限りの安全対策が必要だと思います。