BB cream と CC creamは?―🧴―#気になる英語調べ隊 2261

(2024.8.18)

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで読んだ英文に、
BB cream とか CC cream という言葉が出ていました。

Longman Dictionary によると
BB cream は、blemish balm (beauty balm) creamのことで
a type of face cream that is used to improve the appearance and feel of your skin, especially by covering marks
「BBクリームはフェイスクリームの一種で、肌の見た目や化粧ノリを改善するために使用され、特に傷跡をカバーするもの」だそうです。

ここで、blemish は『傷、欠点』で、balm は『香油、芳香のある軟膏、慰め』などの意味で、合わせたblemish balm は「傷をいやすもの」ということだそうです。
もともと、BBクリームは医療用で用いられたものが一般化した感じですね。

同じくLongman Dictionaryによると
CC cream は colour control cream のことで、
a face cream designed to make your skin have a more even colour and look better 
「肌の色を均一にし、見た目を美しくするフェイス・クリーム」だそうです。


男性でこういう化粧品を使う人も多くなっているようですね。
ぼくでも使ったら違いが出るんでしょうか?

ノエル団長が言っていたガンレットとかガントレットとか-⚔―#気になる英語調べ隊 2568

(2024.8.15)

ホロライブの白銀ノエル団長が、
お披露目になったシスター+黒騎士衣装の手の防具について、
「ガンレットかガントレットかどっちなんだ? まいいか、とにかく『こて』です、日本語訳(笑)」
と言ってました。

英語でこれは gauntlet で、『(中世の鎧の)こて』です。手を保護するための装甲手袋のことになります。
このgauntletの発音は、辞書サイト英辞郎によると
発音記号で gɔ́ntlit、 gɑ́ntlitあるいはgɔ́ːntlitです。
この音のカタカナ表記は、
ゴントゥリト、ガントゥリト、ゴーントゥリトのようになるそうです。

ノエル団長の疑問にお答えすると、
この語をカタカナ語として使う場合には、「ガントレット」でいいと思います。
クリント・イーストウッドの映画 The Gauntlet は、「ガントレット」の邦題でしたし、GAUNTLET(ガントレット)というゲームも有ったらしいです。
なので、カタカナ語としては、ガントレットで既に認知されているんじゃないかな。

ノエル団長のガントレット

ついでに言うと
throw down the gauntlet というイデオムは、『挑戦する』の意味になるそうです。
これは、中世の騎士が挑戦のしるしにこて gauntlet を投げたことに由来するようです。

これに対して
pick up the gauntlet や take up the gauntlet は
『(こてを拾って)挑戦に応じる』の意味だそうです。

不用意に、こてを投げたり、拾ったりしないようにした方が無難かもしれませんね。

(白銀ノエルさん関連→ここ



レスリングの選手が着てるアレ―🏅―#気になる英語調べ隊 2560

(2024.8.8)

オリンピックのレスリングの試合の中継を見ていたら、
アナウンサーが「赤いシングレットの選手」とか言ってました。

レスリング選手が試合で着ているウェアは 『シングレット』singletと言うのですね。

goo の国語辞典では、シングレットは
「レスリングの選手などが着用する、体にぴったりした上下一体型のユニホーム。」
と説明しています。

ただし
Collins Dictionary の説明では
A singlet is a sleeveless sports shirt worn by athletes and boxers.
となっており、これを訳せば
「シングレットとは、スポーツ選手やボクサーが着用するノースリーブのスポーツシャツのことです。」
となります。

なので、シングレットは、レスリングのような「袖なしで上下一体のウェア」を指す場合と、単に「袖なしのシャツ=ランニングシャツ」を示す場合が有るようです。

PFC バランスは?―⚔―#気になる英語調べ隊 2558

(2024.8.6)

白銀ノエルさんの今朝の配信でPFCバランスのことを言っていました。
PはProtain 『蛋白質』、FはFat 『脂質』、CはCarbohydrate 『炭水化物』
のことで、これらのバランスがダイエットにも重要ということですね。

A good PFC balance is important for a healthy diet.
It is recommended to aim for 13-20% protein, 20-30% fat, and 50-65% carbohydrate for your daily energy intake.
「健康的にダイエットするには、良好なPFCバランスが大切です。
1日に摂取するエネルギーに対して、たんぱく質は13〜20%、脂質は20〜30%、炭水化物は50〜65%を目標に取ると良いでしょう。」

(やってみるか。)

(白銀ノエルさん関連→ここ

ノエル団長の新衣装:肩の防具の英語 ―⚔―#気になる英語調べ隊 2343

(2024.7.22)

Hololive 白銀ノエル団長の新衣装で肩につけている防具『肩当て』は、
英語ではspaulder というものだと思われます。

もう一つ pauldron 『肩甲』という防具も有って迷ったのですが、pauldron は脇の下まで覆って、鎧の他の部分と連結して機能するもののようです。
spaulder は 主に肩の外側を守るためのもので、pauldron より覆う範囲が小さいとのことです

なので、この絵から見てspaulder かなと。(でもpauldronかも・・・)

Noel-Dancho’s black spaulders are asymmetrical and elaborate, with a feather-shaped ornament on the left shoulder.
ノエル団長の黒い 肩当て は、左右非対称の凝ったデザインで、左肩に羽形状の飾りがついています。

かっこいいです。

(白銀ノエルさん関連→ここ

「ジントニック」は?―🍸―#気になる英語調べ隊 2340

(2024.7.19)

『ジントニック』で和英辞典を引くと gin and tonic と出ています。

gin 『ジン』は、ジュニパーベリー(セイヨウネズの球果)で香りづけをした蒸留酒だそうです。因みに、ネズはヒノキ科の針葉樹で、漢字では杜松と書きます。

この場合の tonic 『トニック』は 、 tonic waterトニックウォーター のことです。
トニックウォーター は、炭酸水に糖分や柑橘系果物の皮やハーブのエキスなどを加えた、少し苦みのある飲料です。もともとは、マラリアの特効薬である quinine キニーネを含有していた薬用のものだったのですが、独特の苦みが好まれて飲料に転用されたようです。なので、場合により quinine water キニーネ水とも呼ばれます。
ただし、現在市販されているトニックウォーターは、キニーネを含まないものが多く、含んでいたとしても薬用のものよりも少ない量に制限されています。

Collins Dictionary でのgin and tonic の説明
a drink made with gin and quinine water, served in a tall glass and usually garnished with a slice of lime or lemon
「ジンとキニーネ水で作った飲み物で、背の高いグラスに注がれ、通常はライムかレモンのスライスが添えられる」
となっていました。

本日、ホロライブ3期生、白銀ノエル団長のジントニック缶が再販だそうです。
缶がかっこいいです。

(白銀ノエルさん関連→ここ

白銀ノエルさん用語12:シスターのかぶっているのは?―⛪―#気になる英語調べ隊 2324

(2024.7.6)

白銀ノエル団長の新衣装の各部分を英語で何と言うか問題。

『修道服』がhabit というのを書いた流れで
シスターが頭にかぶっているものを何と言うかも調べました。
これは wimple ウィンプルと呼ばれるらしいです。

Collins Dictionary によるwimple の説明
a piece of cloth draped around the head to frame the face, worn by women in the Middle Ages and still a part of the habit of some nuns
となっています。
「顔を囲うように頭からかぶる布のことで、中世の女性が着用し、現在でもシスターの修道服の一部となっている。」のようなことですね。

研究社の新英和中辞典で wimple
『(中世に女性が用いたが,現在では修道女が用いる)ベール』と出ているので、
場合によりベール vail と呼んだ方が分かりやすいかもしれません。

vail という単語は『ベール(装飾・宗教用の婦人のかぶり物)』や『おおって見えなくするもの』などの意味になります。

団長の新衣装には口元を隠すベールもあり、これは face veil のように言うようです。





ノエル団長が「のれん」と言ったアレ-🙈―#つぶやき英単語 2319

(2024.7.1)

昨日、ホロライブの白銀ノエルさんの新衣装の発表が有りまして、
その時にノエル団長が衣装の前の方に垂れている部分を「のれん」と言っていました。

最初ぼくは、日本語なら『前だれ』と呼びそうだと思って和英辞典で引いたら apronと出てきました。
(エプロンは違うだろう!)

で、なんやかや調査を続けた結果、
この「のれん」は、英語ではpelvic curtain と呼ばれるものと判明しました。
のれんじゃなくてカーテンなのか・・・。

pelvic は『骨盤の』なので、pelvic curtain は「骨盤のカーテン」的なことです。
ついでに言うと『骨盤』は英語で pelvis と言います。

まあ、気になることは調べないとね。
今回も勉強になりました。

(白銀ノエルさん用語8:ノエル団長が「のれん」と言ったアレ)

(白銀ノエルさん関連→ここ

サイリューム(サイリウム)の英語―🌟―#つぶやき英単語 2318

(2024.6.30)

アイドルのコンサートなどで観客の持つ光るスティックはサイリュームやサイリウムと呼ばれていますね。

Weblio で『サイリューム、サイリウム』を調べると
これが CYALUME という登録商標から来ていることが分かりました。
一般名としては、光るスティックの意味で glow stick 、light stickや、化学反応で光るので chemical light のようになります。

ただ、紛らわしいのは
『サイリウム』で調べると psyllium という別の単語もあるようです。
これは『オオバコ』あるいはその一種の事や、そこから作られる生薬のことを意味するようです。
サイリウムで検索すると、確かに健康食品的なものがたくさん出てきます。

なので、サイリウムを買ってきてと言われたら
CYALUME (光るスティック)なのか、 psyllium (健康食品)なのかは確認した方がいいかもしれません。
(そんなことは、あまり無いと思うけど)

「なまぬるい」の英語―☕―#つぶやき英単語 2317

(2024.6.29)

液体などが「なまぬるい」と英語で言うには、lukewarm という形容詞が使えます。

Oxford Learner’s Dictionary の説明はこんな感じです。
lukewarm
1. slightly warm 
「わずかに温かい」
2. not interested or enthusiastic 
「興味や熱意が無い」

また、tepid という形容詞も『なまぬるい』の意味で、同じ辞書に以下のようば説明が出ています。
tepid
1. ​slightly warm, sometimes in a way that is not pleasant
「(時には心地よくない感じで)わずかに温かい」
2. not enthusiastic 
「熱意が無い」

この二つの単語とも、
基本的な意味は、液体などの物が『なまぬるい』というもので
Our meal was only lukewarm. 「私たちの食事は、なま温かいだけだった」
I don’t like tepid tea. 「なまぬるいお茶はきらいだ」
のように使えます。

また、2番目に人や態度などが『なまぬるい=熱意の無い、冷めた』の意味も持ち、
She resented his lukewarm attitude.
「彼女は彼の熱の無い態度に腹を立てた」
He was lukewarm about the project.
「彼はそのプロジェクトに対し冷めていた」
The campaign received only a tepid response.
「そのキャンペーンは冷ややかな反応しか受けなかった」
のように使えます。

コーヒーとかは、なまぬるいのは嫌ですね。