ハート形の大きな葉っぱ・・・『サトイモ』の英語-♡-#つぶやき英単語 1800

(2022.11.12)

畑にでっかいハート形の葉っぱの野菜が植えられてたんですけど、
あれ『サトイモ (里芋)』なんですね。

『サトイモ』を和英辞典で調べると、 taroという単語が出ています。
これはタロイモというもので、そう聞くと南国で食用にされているイメージですが、実はサトイモ科の食用植物を広く含んだ言葉なんだそうです。
なので、サトイモも taro の一種であり、taroと呼ぶのは正しいのです。
ただ、taroにはサトイモ以外の品種もあるわけですね。

『サトイモ」の訳語としては、これ以外にも eddo という単語も出てきます。
また、学名は Colocasia esculenta と言います。

サトイモをタロイモと区別するなら、Satoimoと書いて、説明を加えるのがいいかもしれません。

Satoimo is a kind of taro native to Southeast Asia and used as an ingredient in Japanese dishes.
「サトイモは東南アジア原産のタロイモの一種で、日本食の食材として使われます。」

これ、なぜサトイモと呼ばれるかご存知ですか?

山で自生するヤマイモ(山芋)に対して、
人里で栽培される作物なのでサトイモ(里芋)と呼ばれるのだそうですよ。



「大麦麦芽」が今日の英語辞書検索数で上位なのは・・・-🍺-つぶやき英単語 1798

(2022.11.10)

なぜかWeblio の検索数ランキングで『大麦麦芽』が5位になってました。
これは何の影響なんでしょうか?

『大麦麦芽』は barley malt といいます。
barley が『大麦(の実)』で、malt が『麦芽』です。

麦芽 =malt というのは発芽した麦(たいていは大麦)のことで、ビールやウィスキーの原料になります。

Malt is made by soaking barley in water to germinate it, then drying and roasting it.モルトは大麦を水に漬けて発芽させた後に乾燥・焙煎して作られるそうです。

発芽させることで、大麦が含む糖化酵素が活性化し、デンプンを糖に変えることができるんだそうです。これがビールやウィスキーの味を決める重要な原料になるんですね。

でも、Weblioのユーザーの皆さんは
なぜそんなに『大麦麦芽』の英語が知りたくなったんでしょうか?
(謎だ)

「ヤマボウシ」の英語は?―👒―#つぶやき英単語 1795

(2022.11.7)

近くの街路樹にぼつぼつした表面を持つ赤い実がなっていました。(写真1)
この木は『ヤマボウシ』だと思われます。
英語で Kousa Dogwood や Japanese Flowering Dogwood と呼ばれるようです。

夏ごろに同じ木の花の写真も撮ってました。 (写真2)
ヤマボウシは、 ハナミズキ(Dogwood )と近縁種で、花もよく似ています。

でも、実については違いが有ります。
The fruits of Dogwood are inedible, while those of Kousa Dogwood are edible and quite tasty.
ハナミズキの実は食べられませんが、ヤマボウシの実は食べられて、かなり美味しいそうですよ。

写真1  ヤマボウシの赤い実 Red fruits of Kousa Dogwood

 

写真2  初夏に花をつけたヤマボウシ Kousa Dogwood in bloom in early summer

街路樹のヤマボウシになった実なので、みんな鳥の御馳走になるんだと思うんですけど、
出来たら一個でも味見してみたい気がします。

英語で「串」は?-🍢-#つぶやき英単語 1793

(2022.11.5)

オンライン英会話で焼き鳥の話になったら
先生の口から耳慣れない単語が出てきて・・・で、覚えました。
『串』は英語で skewer と言うんですね。

the Oxford Advanced Learner’s Dictionaryで説明を見ると
skewer (noun)
a long thin pointed piece of metal or wood that is pushed through pieces of meat, vegetables, etc. to hold them together while they are cooking, or used to test whether something is completely cooked
「肉や野菜などを調理中に突き刺して固定したり、何かが完全に調理されているかどうかを調べるために使用する、金属や木でできた細長い先の尖ったもの」
(うん、これは確かに串のことですね。)

skewer は動詞として『串にさす』の意味にもなるようです。

『竹串』は bamboo skewer
『串団子』は skewered dumplings だそうです。

使ってみましょう。
‘Negima’ is a type of yakitori, grilled chicken and green onions alternately skewered.
To make this, you need bamboo skewers as well as chicken and green onions.
「ネギマは焼き鳥の一種で、鶏肉とねぎまを交互に串に刺して焼いたものです。
これを作るには、鶏肉とネギの他に竹串が必要です。」

僕は、串に刺してある食べ物、なんか特別感が有って好きかもしれません。


「ホウキギ」の英語―🧹-#つぶやき英単語 1784

(2022.10.27)

『ホウキギ(ホウキグサ)』という植物をご存知でしょうか。
その乾燥した茎を 箒(ほうき)に使うので、こういう和名がついています。
和風の箒の掃くところの素材を思い浮かべていただければいいと思います。

このホウキギの英語名が Kochia なんだそうです。
そう、この『コキア』という名前の方でご存知の方の方が多いかもしれません。
そうコキアというと、こんもりとした樹形が特徴的で、緑色していたものが秋には赤くに紅葉するので、観賞用としても育てられています。国営ひたち海浜公園のコキア Kochia は有名でよく写真を見かけます。

このコキア kochia を近所で見かけました。今赤くなっていますね。

Kochia

このコキア Kochia ですが、その実が食用にもなるんだそうです。
これ「とんぶり」という秋田県の名産品だそうで、畑のキャビアと呼ばれるような
プチプチした食感の食べ物です。

コキア Kochiaって箒になったり、とんぶりになったり、観賞用だけじゃないんですね。

梅の「種」は英語で何? -🍑―#つぶやき英単語 1780  

(2022.10.23)

seed は植物の『種(たね)、種子』のことですね。でも、梅干しの中の「種」は、英語では違う呼び方になるようです。
何と言うでしょうか?

🍙🍙🍙

答えは stone です。(石のstone と同じです。)
stone は『ウメ・モモなどの果実の中の核(堅い内果皮に包まれた部分)』のことです。
日本語ではこの核のことを普通「種」と呼んでいます。
ですが、植物学的な意味での本当の「種子」は、核の殻の中にあるのだそうです。英語では、この辺を分けた呼び方になっているということですね。

ちなみに、このような核が中にあるタイプの果実を『核果』と呼ぶそうで、
これは英語で stone fruits となります。

英作文に使ってみましょう。
Umeboshi are made by pickling whole ume-plums containing those stones inside.
「梅干しは、種が入った丸ごとの梅の実を漬けて作られます。」

「甘党だ」の英語 は?-🍰-#つぶやき英単語 1769

(2022.10.12)

今日の気になる表現;甘党だ=have a sweet tooth

I have a sweet tooth. という英文が、「私は甘党だ」という意味になるのだそうです。
甘党は「大の甘いもの好き」の人のことですね。

I like sweets. としても「私は甘いものが好きだ」で大筋の意味は同じですが、
なにか真面目な普通の表現という感じです。
a sweet tooth の方が少し発想が飛んでいて面白い表現ですね。

そう言う意味では、甘党という日本語も「甘いもの好きな人の党」みたいなものを想像させる面白さがあります。
なので、ちょっと面白い表現同士で
「私は甘党だ」= I have a sweet tooth と覚えて間違えありません。

have a sweet tooth は、文字通りなら「甘い歯を持っている」ですから、
こういう甘党の人が注意しなければいけないのは虫歯かもしれません。

If you have a sweet tooth, be careful not to get cavities.
「甘党なら、虫歯にならないよう気を付けてね」




「餃子 ギョーザ」は英語で何?-🥟-#つぶやき英単語 1755

(2022.9.30)

餃子はそもそも英語国の食べ物ではないのは承知ですが、
レストランで出していれば、メニューには名前が書いてありますよね。

英語で『餃子』は、元の中国語の読みから jiaozi と呼ぶのが普通のようです。
Chinese dumpling, Jiaozi のように説明付きだと分かりやすいかもしれません。
(ちなみにdumpling はスープなどで煮る肉入りのだんごのようなものだそうです。)

Twitterでの例でも
I made jiaozi myself today. 「今日、自分で餃子作った」
のように使われています。

So, basically Gyoza is a Japanese version of Chinese dumpling, Jiaozi 饺子
「つまり、ギョーザは中国の餃子(Jiaozi 饺子)を日本風にしたものです。」
日本の焼きギョーザなら、説明付きで Gyoza と呼ぶのも有りかもですね。
何年かしたら、説明いらなくなるかもしれません。

唐揚げrecipeから「かたくり粉」の英語を知る-🍳-#つぶやき英単語 1720

(2022.8.26)

実は、今晩のおかずが唐揚げでした。うまし。

それで、唐揚げの英語でのRecipeがどんな感じか気になって見てみたのです。

材料(Ingredients)に、Potato starch とあったので、
potato 『ジャガイモ』のstarch 『でんぷん』だとは思ったのですが、
一応 Weblio辞書で確認しました。

そしたら、potato starch 『かたくりこ』と出てきて、「ちょっと待て」と。
片栗粉(かたくり粉)は、カタクリから作るもんなんじゃないの?

認識不足でした。
市販の『かたくり粉』のほとんどは、ジャガイモからとったでんぷんなんだそうです。
かたくり粉という名前でも、実際は potato starch ジャガイモでんぷんなんですね。

まあ、ジャガイモでんぷんのかたくり粉を使った唐揚げをずっと食べてきたので、味に文句はないのですが、食品の名前と内容は合っている方が望ましいのではないでしょうか。

ちなみに、植物の『カタクリ』は dogtooth violet と言うそうなので、
これを使った本物の『かたくり粉』は dogtooth violet starch となります。

この話を、オンライン英会話のレッスンで話題にしたのですが、
英語の中に日本語の「かたくりこ」を入れてしゃべっているうちに、
面白くなってきて「かたくりこ、かたくりこ、かたくりこ」と連発してしまいました。
英語のリズムの中だと、この言葉の音は面白く聞こえる気がします。

英語で「モロヘイヤ」は?-🥗-#つぶやき英単語 1710

(2022.8.16)

『モロヘイヤ』って野菜、どんなのか見たことありますか?
これです。


モロヘイヤは、もともとエジプト語です。
英語の辞書にもmulūkhiyyaや molokheiyaとして載っていますが
別に英語名も有って、Jew’s marrow と言うそうです。

marrow は野菜としては『ペポカボチャ』だそうですので、
Jew’s marrowは「ユダヤ人のペポカボチャ」ということになりますね。
(イメージがわかないけど)

実は、モロヘイヤには「タイワンツナソ」という和名も有るのだそうです。

Jew’s marrow or mulūkhiyya is known for its high nutritional values of 9 times more calcium and 4.6 times more carotene than spinach.
It is also rich in potassium, vitamins B2, C, E, and iron.

「モロヘイヤ(Jew’s marrow、mulūkhiyya)は、ほうれん草の9倍のカルシウム、4.6倍のカロテンと栄養価が高いことで知られています。また、カリウム、ビタミンB2、C、Eや鉄分も豊富に含んでいます。」

健康には良さそうですよね。
僕はエジプト風のモロヘイヤスープより天ぷらがいいかな。