英辞郎に出ていた「ムチムチした太もも」の英語 -📖-#気になる英語調べ隊 2658

(2025.3.9)

「ムチムチした太もも」を英語で何と言うでしょうか?

本日、私は英辞郎にこの答えが出ているのを発見しました。

ムチムチした太もも 
cottage cheese thighs (米俗語だそうです。)

thigh は『太もも』だからいいとして、
なんで cottage cheese 『カッテージチーズ』がムチムチの意味になるかは分かりません。どうしてでしょう?

パセリとかカタカナ野菜の英語名―🥦-#気になる英語調べ隊 2656

(2025.3.6)

カタカナの野菜名、例えば『トマト』は 英語でもtomato で、
カタカナ表記と英語のスペリングが近いですね。
(発音は təméitou とかですけどね。)

それじゃ『パセリ』はどうでしょうか?
これは英語では parsley です。
カタカナで知ってると思っているだけに、この綴りは意外に難しいのでは?
発音もパースリィ(発音記号で pɑ́rsli )で、パセリとはちょっと違う感じです。

『ブロッコリー』もカタカナ名はみんな知ってますけど、
これ broccoli とすっと書けるかは別問題ですよね。
(発音もブラカリ brɑ́kəli に近いらしいです。)

『レタス』は lettuce ですけど、
これでもuのところがちょっと難しいかも。
(発音は létəs でカタカナに近いので、問題ないですけど。)

にんじんが carrot なのはかえって問題ないんですけど
パセリが parsley なのが難しい感じがするんです。
僕にはね。

「蒸留」の英語は?-💧-#気になる英語調べ隊 2651

(2025.2.28)

『蒸留』は英語で distillation と言います。

『蒸留する』の意味の動詞は distill あるいは distil です。

Cambridge dictionary のサイトでの distil の説明
to make a liquid stronger or purer by heating it until it changes to a gas and then cooling it so that it changes back into a liquid:
「液体が気体に変わるまで加熱し、その後冷却して液体に戻すことで、液体をより濃く、より純粋にすること」となっていました。

『蒸留水』は distilled water
『蒸留酒』は distilled liquor や distilled spirit のようになります。
(単に liquor や spirit でも蒸留酒の意味になるようです。)

また『蒸留器』はdistiller や still と言うそうです。

eatery は?-🥪-#気になる英語調べ隊 2644

(2025.2.18)

eatery は 英辞郎によると『飲食店、レストラン』だそうです。

Oxford Learner’s Dictionary の説明でも
​a restaurant or other place that serves food となってました。
「レストランなどの食事を提供する場所」ということですね。

eatery は『食べる』の eat に 『~の場所、店』などの意味を表す 接尾語 -ery がついて、「食べるところ、食べる店」という意味になるわけですね。

例文です。
That eatery is popular because of its taste for the price.
「その食堂は値段の割りに味がいいので人気がある」

(そういう所でいいんだよね。)

ゾルとゲルの英語-🧪―#気になる英語調べ隊 2641

(2025.2.15)

Wiktionaryでの説明で、
化学用語の『ゾル』 sol は、
A type of colloid in which a solid is dispersed in a liquid.
「固体が液体中に分散しているタイプのコロイド」
のようになっています。

これに対して『ゲル』 gel は、
A semi-solid to almost solid colloid of a solid and a liquid, such as jelly, cheese or opal.
「ゼリー、チーズ、オパールなど、固体と液体からなる半固体からほぼ固体のコロイド」だそうです。

要するにコロイド溶液が流動性を保った状態が『ゾル』sol で
これが流動性を失ったものが『ゲル』gel ということですね。

ゾルに変化する『ゾル化』は solation で、
逆にゲルになる『ゲル化』は gelation や gellingと言います。

例文です。
Gelatin and agar are used as gelling agents for sweets.
「スイーツ用のゲル化剤としてゼラチンやアガーが用いられている。」

「海苔、こんぶ、わかめ」の英語は?-🍙-#気になる英語調べ隊 2640

(2025.2.13)

Weblioで調べると
英語で『海苔』は laver、『こんぶ』はtangle や kelp と出ています。

ついでに寒天の原料になる『天草』は agar と出てきます。

なのに、『わかめ』は wakame と・・・。

海藻類は、英語ではみんな seaweed で済まされがちみたいです。

「生ハム原木」の英語は?―🍴―#気になる英語調べ隊 2624

(2025.1.19)

ぼくにはあまり縁がないのですが、
世の中には「生ハムの原木」というものがあるそうですね。

生ハムの原木は、スライスする前の丸ごとの生ハムの塊で、主に豚のももの形のままのものを指します。これには骨付きのもの(bone-in)と、骨を抜いたもの(boneless)があるようです。

この『生ハムの原木』を英語では、
whole leg of prosciutto や whole leg のように呼ぶようです。
『生ハム』を意味するprosciutto はイタリア語由来です。

実際にオンラインで
Authentic Prosciutto di Parma Whole Leg 「本物のパルマ産生ハム原木」のような説明で生ハム原木が売られています。
ぼくが見たものは、通常価格が $263.65(156.3円/ドルで41208円)でした。

なお、これが何で「原木」と呼ばれるのかははっきりしませんが、
外観や表面の色・質感が木材のように見えるからかもしれません。
外国語の名称には、原木に関係するような表現は含まれていないので、
本当に何でこう呼んでいるのかよく分かりません。
(誰か、知ってる方教えてください)

本日の白銀ノエルさんの配信で、『生ハム原木』の話が出ていたので調べました。

クエン酸の英語は? そもそもクエンって?―🍋―#気になる英語調べ隊 2602

(2024.12.27)

クエン酸は柑橘類などに含まれる酸味成分のことですね。

英語で『クエン酸』は citric acid と言うのです。

では、このクエン酸のクエンは何から来ているのでしょうか?
ラテン語かドイツ語?

実は僕は大誤解していたのですが、これ英語や西欧の言葉が語源ではないのです。
クエンは漢字で書くと枸櫞で、レモンの近縁種の果物(シトロン citron)のことだそうです。
これ、漢語由来なんですね。

知らなかったのは僕だけでしょうか。

クエンって、いかにもカタカナ語みたいに書くから間違えるんだと思うんですけど。

cherry-picking は?―🍒―#気になる英語調べ隊 2557

(2024.11.11)

cherry-picking はどんな意味でしょうか?

単純に『サクランボ狩り』でも正解ですが、これと異なる意味も有ります。

cherry-picking は比喩的に『選り好み、いいとこ取り』の意味にもなるそうですよ。
多くの中から、自分にとって都合の良いものだけを選ぶことですね。

動詞は、cherry-pick 『いいとこ取りする』になります。

例えば、以下のように使えます。
You shouldn’t cherry-pick data.
「データを都合よく選ぶべきではない」

(バイアスのかかった情報だけ見ているのは危険ですね)

camo は?―🪡―#気になる英語調べ隊 2555

(2024.11.9)

ソーイング・ビー(The Great British Sewing Bee)という、
アマチュアが裁縫を競うBBCの番組をよく見ています。

その中で camo という単語を使っているのが聞き取れました。
これは『迷彩柄の生地、迷彩服』の意味で、
camouflage 『カモフラージュ、偽装、迷彩』を短くした言葉ですね。

その単語が使われたのは、迷彩柄を取り入れた服が画面に映っていた時だったので、
camo = camouflage = 迷彩 が自然に理解できました。
こういう出会い方をした言葉は、
すっと頭に入ってきて、しっかり定着するような気がします。