鯖折りをWeblioで引いたら-🐻-#つぶやき英単語 1239

(2020.9.14)

鯖折りって相撲の技ですが、これWeblioで引いたら bear hug と。

まあ、英語で言ったらそうですかね。
いきなりプロレスっぽいですけど。
熊のhug ってネーミングもすごいですね。

🐻

混ぜっ返すわけじゃないけれど、
プロレスの bear hug のこと、熊式鯖折りという言い方があるそうです。
(鯖折りがbear hugなら、
 熊式鯖折りはbear bear hug かもって、
 そんなことはない。)

🐟

鯖折りという言葉は、鯖を釣ったときに、鮮度維持のために首を折って血を抜くやり方から来ているらしいです。首を後ろにおられた様が、あの技かけられた感じに似てるということで。

相撲の鯖折りやプロレスのbear hug をかけられるのも嫌ですが、
釣り人に首折られて血を抜かれるのは嫌で済まないですね。

sugar glider ってそうなんだ。-😲-#つぶやき英単語 1214

(2020.7.27)

ラグビーのDavid Pocock選手のツイートで、
オーストラリアにsugar glider という動物がいるのを知りました。

このツイートには縄張り争いしている小さな動物 sugar gliders の動画がついてます。
(having a territorial dispute で「縄張り争いしている」なんですね。)

これ和名は、『フクロモモンガ』というんです。
モモンガは木から滑空する動物だから、gliderなんですね。

フクロというところから分かるように、sugar slider は有袋類の動物です。
ついでに言うと、有袋類は英語で marsupial です。
Pocockさんの文でも
Amazing little marsupials. 「驚くべき小さな有袋類」と書いてあります.

で、sugar glider のsugar なんですが、甘い食べ物好きだかららしいんですよ。
その辺はざっくりしてますけど。

この基準で言ったら、僕も甘いもの嫌いじゃないので、
そのうちに「sugar爺」とか呼ばれることになるのかも。

今日の表現
sugar glider フクロモモンガ
marsupial 有袋類
territorial dispute 縄張り争い、領土紛争
have a territorial dispute 縄張り争いをする

黒にオレンジの君はだれ?-🍊-#つぶやき英単語 1213

(2020.7.25)

道で、黒とオレンジのツートーンでとげとげの毛虫が歩いているの発見。君は誰かな?

英語の名前どころか、日本語の名前も知らないけれど、
こういうの調べるの面白いじゃないですか。

道で遭遇した黒とオレンジの幼虫君
Larva of Indian Fritillary

「黒 オレンジ 毛虫」 で検索したらすぐ分かりました。

ツマグロヒョウモンという蝶の幼虫ですと。
漢字で書くと「褄黒豹紋」 (なんか暴走しそうな・・)

こんな蝶になるんですね。

うさぎ屋写真さんによる写真ACからの写真

で、英語名は Indian Fritillary というそうです。
ラテン語の fritillus “dice-box”が語源だとか。
黒い点がサイコロっぽいからかな。

👉

この蝶、日本ではもともと南西諸島、九州、四国、本州南西部で見られる種で、1980年頃までは近畿地方以西でしか生息していなかったらしいです。それが、生息域がだんだん北上して、今では北関東でも普通に見られるんですって。
(蝶の幼虫から温暖化を教わった感じです)

ツマグロヒョウモン Fritillaryの幼虫は、スミレとかビオラの葉を食べるんです。そういう花育ててる人には迷惑なやつなのかもしれませんが、毒はないみたいだし、ちょっとぐらいだったら大目に見てやってくれませんかね。
みんなが殺虫剤で始末しちゃったら、あの蝶も見られなくなっちゃうんで。

I found a black and orange caterpillar on the road, which is a larva of Fritillary. In Japan, this species of butterfly originally was of the southern area, but it is common now even in Kanto area due to global warming.

locust plague は何? – 🌾- #つぶやき英単語 1200

(2020.6.27)

locust plagueって?

locust を辞書で引くと『バッタ、イナゴ』と出ています。
(セミもlocustという場合もありようで、なんか大雑把。)
plague は『大厄災、疫病』『(害虫などの)大発生』などの意味です。

それで locust plague は、「バッタ類、特にトビバッタ、ワタリバッタの類の大量発生による災害」のことを言います。
日本語では『蝗害(こうがい)』だそうです。(蝗はイナゴの漢字表記ですね。ただ、locust plague起こすのは、イナゴじゃなくて一部のバッタなんだそうですが。)

今、desert locust (サバクトビバッタ、学名Schistocerca gregaria)の大発生が世界的に脅威になっているようです。写真でもやばいことになっているのが分かります。

こういうの今に始まったことではないんです。

旧約聖書の出エジプト記(Exodus)では、神が奴隷状態であったユダヤ人を開放するためにエジプトに起こした10の災厄の中にもLocustsが入っているんです。紀元前13世紀ごろにも大規模なlocust plague が起こったということですね。

モーゼが神の言葉としてLocustsのことをエジプト王に伝えるところは、英語だとこんな感じ。
If you refuse to let them go, I will bring locusts into your country tomorrow. They will cover the face of the ground so that it cannot be seen. They will devour what little you have left after the hail, including every tree that is growing in your fields.
「もしあなたが彼ら(ユダヤ人)を解放することを拒むなら、明日あなたの国に locusts(バッタ)を連れてくる。 それらは地面を覆って見えないほどになり、畑に生えている木も含め、雹の被害を免れたものまで食い尽くすだろう。」

Locustsは8番目の災厄で、前の災害が雹 hail だったんです。
神様って実力行使付きで脅したりもするんですよ。

このトビバッタlocustには、普段の「孤独相=solitary phase」と呼ばれる体から「群生相=gregarious phase」と呼ばれる移動に適した体に変化する相変異(phase polymorphism)という不思議な生態があるんです。
普通の環境で生まれたサバクトビバッタの幼虫は緑色で、個々に分かれて暮らす性質です。これが、草地が減少するなどで生育密度が高い状態で幼虫が生まれると色が黒っぽくなる外観上の変化が有り、相対的に羽が大きくなり移動に適した体になって、集団で行動するんです。

よく環境が人を変えるといいますが、環境は虫も変えるんですね。

人間も集団になると、普段ではしないようなことをしちゃうことがあるようで・・・。集団の力って恐ろしいです。

木の「こぶ」って英語で何?―#つぶやき英単語 1178 (2020.4.26)

街路樹とかで、瘤(こぶ)ができてるの見たことありますか?

例えば、こんなの。

木の瘤に当たる単語として、burl があります。(これは米国英語で 、英国式ではbur あるいはburrだそうです。)

他にgnarlやknotという言い方もあります。

樹木の瘤 burl は、局部的に組織の異常成長が起こってできたもので、傷や細菌などがその原因になるそうです。

このburlの中には、特異な木目が美しく木材として貴重な物があるらしいです。バール材、burl woodで調べると出てきますが、家具とか、高級自動車の内装、エレキギターの素材にも使われてるようです。

自然は木の瘤にまで美を与えてるんですね。

Nature gives beauty even to a burl tree.

1169)この小鳥は?

つぶやき英単語1169 (2020.4.3)

お名前は?

我ながら、「物を知らないな」と実感。身近にいる鳥の名前さえ知らなかったりします。

地面で何かついばんでいる鳥がいたんで写真撮って、名前を調べました。

『シジュウカラ』か、君は。

🐣

シジュウカラは英語では、Japanese tit と言うんだそうですよ。

tit = titmouse『シジュウカラの類の小鳥』とのこと。

🐥

シジュウカラ Japanese tit は、単語を組み合わせて文にする言語能力を持ってるらしいです。そう言えば、なんかさかんにおしゃべりしてたような。

1167)ホントのウソ

つぶやき英単語1167 (2020.4.1)

4/1 と言えば April Fools day 。ウソついてもいい日なんですかね。

で、ウソって鳥がいるんですけど、知ってます? スズメ目アトリ科ウソ属の鳥です。こな鳥は口笛のような鳴き声なので、口笛を意味する古語「うそ」から名前をつけられたんだそうですよ。

当然ながら、ウソに英語名もあります。Eurasian Bullfinch と言うんですね。

なんで bullfinchなのか、よくわかんないんですが、むっくりしてるところがbull という感じなんでしょう。twitterで見つけた外国ねウソは赤い部分が大きいようですが、日本で見るウソはクビの所だけ赤いような。

神社(天満宮)に「鷽替 うそかえ」という神事があります。木彫りの鳥が使われるんですが、あれウソbullfinch ですね。黒い頭と赤い首の特徴でわかります。

この神事には、悪いことがウソになる的な意味があるようです。コロナウィルス流行もウソのようにピタッとおさまってくれないものでしょうか。

1157)英語俳句「道端のビオラ 」

つぶやき英単語1157 (2020.3.18)

Even alone

in a corner of the world

the viola is blooming proudly

世界の片隅で

たった独りでも

ビオラ誇らかに咲く

土も無いような所に落ちた種でも花を咲かせています。

愚痴や心配の種ばかりの世の中ですが、良いことに目を向けて、今日を楽しみましょう。

(英語俳句、おかしな所があればご指摘、御指導ください。勉強させていただきます。)

1152)Secretarybirdって?

つぶやき英単語1152  (2020.2.29)

生物の名前って知らないのが多いですよね。けっこう面白いネーミングが有ったりします。

Secretarybirdはサバンナに住んでいる鳥で、和名は『ヘビクイワシ』というそうです。蛇だけ食べてるわけではないでしょうが、蛇を捕食する方法がキック連発して弱らせてから食べるんだって。(ちょっと引く)

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Secretaryというと『秘書、書記官』などの意味ですね。Secretarybirdには、直訳したような『書記官鳥』という呼び名もあるそうです。これ何で書記官なのかというと、この鳥の頭に特徴的な冠羽があって、昔の書記官が使っていた羽ペンを連想させるからという説があります。

🐥

僕はSecretarybirdという鳥の名前は、ラグビーのDavid Pocock選手のtweetで最近知りました。Pocock選手は一流のラグビー選手というだけでなく、自然と語り合えるような人なんです、きっと。

なにせ、WikipediaのPocock選手の説明に、 ラグビーワールドカップの出場歴とかに加えて、 最近ご自宅のある太田市でカメラを仕掛けてタヌキの撮影に成功したというエピソードが書いてあるくらいだから。

📷

興味のある人は、ポーコック選手のInstagramでSecretarybirdの頭の羽を見てください。twitterの方もね

1133)dog in the manger は?

つぶやき英単語1133 (2020.1.17)

これで『意地悪な人』なのですが、「他人が手にするのが嫌なので、自分が欲しくもない物をキープする人」のことです。(性格ワル!)

🐶

manger は『飼い葉おけ』。

dog in the manger で「飼い葉おけの中の犬」ですね。

🐴

実は、この言葉はイソップ物語 “The dog in the manger” から来ています。馬小屋の中の飼い葉おけに犬が座り込んで、馬が飼い葉を食べれないようにしたという話らしいです。

🐥

僕も大きな人間ではないけれど、人の邪魔をする人間にはなりたくないな。