visitant は?―👻―#つぶやき英単語 1435

(2021.10.9)

visitant は、visit 『訪問する』と明らかに関係ありそうなんで、訪問する人とかの意味かと想像できると思ういます。
ただ、辞書にvisitant は『(特に霊界からの)訪問者、来訪者』と出ています。
こうなると普通のお客とかではないですね。

👻

英辞郎で『幽霊』と引くと、ghost などいろいろ訳語が出てくるのですが、このvisitannt もその中の一つです。

There is a rumor about spiritual visitants in this castle.
「この城には霊界からの訪問者のうわさが有ります」

visitant は『渡り鳥』の意味でも使われます。

In winter, this riverbank is a great place to see swans as visitants from the north.
「冬になると、この河辺では北からの渡り鳥である白鳥を見ることができます」

game pie は何?―🍖―#つぶやき英単語 1429

(2021.9.30)

game pie は、game を使ったミートパイのことです。
この場合のgame は、任天堂などとは何の関係も無く、『猟鳥、猟獣(の肉)』の意味になります。

グルメ番組などで、ジビエ料理が扱われることが有りますが、
ジビエ=gibierはフランス語で狩猟で捕獲される食用の野生鳥獣のことで、
これに当たる英語がgameなんですね。

🍗

僕はこのごろ、Amazon prime でThe Great British Bake Off という、イギリスのアマチュアベイカーがパン、パイ、焼き菓子などを作るコンテスト番組をよく見ています。

その中の課題で game pie が課題の回*が有ったのですが、
そこで使われていたgameの字幕はジビエとなってました。
ジビエの方が日本では定着しているんだと思います。
(ゲームって書いたら、肉の話だとは理解されにくいですしね。)

で、この番組でパイに使われた game =猟鳥や猟獣(の肉)は
 シカ deer (venison= deer meat)
 キジ pheasant
 ハト pigeon
 イノシシ boar
 ウサギ rabbit
 カモ、アヒル duck  
でした。
こういうのが代表的な game ということでしょう。

🍖

何やかやイギリスは狩猟とこういう料理の伝統があるんですね。

日本でもシカが増えすぎて生息数の調節が必要な場合もあるようです。
同じ命を取るのであれば、肉を無駄にしないように利用する方が
いいと思います。

*ブリティッシュ・ベイクオフ、シーズン6、エピソード7

Kookaburra は?―🐦―#つぶやき英単語 1419

(2021.9.11)

Kookaburra というのは、鳥の名前で、『ワライカワセミ』のことです。
カワセミ(Kingfisher)の仲間で、オーストラリア原産のです。
和名から分かるように、この鳥の特徴は笑っているような鳴き声に有ります。

Kookaburraという名前は、オーストラリアの現地語からの借用で、もともと鳴き声の擬音から来ているんですね。
(たしかにKukakakaという感じの鳴き声のような気がします。)

Twitter で芝刈り機のハンドルの上にKookaburra がちょこんと止まっている動画を見かけました。ここ子は笑っておらず、すました感じで映ってますけど。

ゴーヤーは英語で何?―👨‍🍳―#つぶやき英単語 1409

(2021.8.29)

『ゴーヤー(ゴーヤ)』は英語では bitter gourd と言うんですね。

bitter は『苦い』でgourd は『ウリ科の植物』なので、
bitter gourd は直訳なら「苦いウリ」です。

ゴーヤーは別名としては『ニガウリ(苦瓜)』とも呼ばれるので、
どこの国の人も、苦いウリのような実と思うんでしょうね。

そもそも、僕がゴーヤーをよく食べるようになったのは、最近じゃないかと思うんです。(注)僕のような爺の最近というのは20年前ぐらいからだったりします。
沖縄での呼称のゴーヤーが日本のどこでも使われるようになったのも、その頃からなんじゃないでしょうか。

実は、ゴーヤーという名称は、英語のgourd に由来するという説もあるそうです。
たしかに、少し似てます。
(でも、他に苦瓜の中国語の発音から来ているとの説もあるとか。)

「魚の骨がのどに刺ささった」の英語―🐡―#つぶやき英単語 1402

(2021.8.9)

「魚の骨が喉に刺さった」は英語で言うと
 I got a fishbone stuck in my throat. 
でいいんですね。
この中のstuckは、『刺す、突き刺す』の意味の動詞 stickの過去分詞形です。

🎣

Recently, while eating grilled fish, I got a bone stuck in my throat.
Well, even a sardine bone shouldn’t be taken lightly. It was quite painful.
Gargling, the bone came out of my throat, and I thought it was gone.
A few days later, I still had a strange feeling in my throat, so I ended up going to an ENT (Ear, Nose and Throat) hospital.
最近、焼き魚を食べていた時に骨が喉に刺さったんです。
いや、イワシの骨でも馬鹿にしちゃいけませんね。けっこう痛いもの。
うがいをしたら骨がのどから出てきたので、その時は取れたと思ったんですが、
数日しても喉に違和感があり、結局、耳鼻咽喉科の病院に行きました。

The doctor used a fiber scope to look at my throat, but he inserted it through my nostril. Well, it was quite thin, so it went in through my nostril easily, and I was a little relieved.
Yes, there was a fish bone. A short, shiny white one, stuck vertically. It seemed that only the tip of the fish bone had broken off and remained.
お医者さんが、ファイバースコープを使って喉を見たんですが、あれ鼻の穴から入れるんですね。まあ、かなり細いので、楽に鼻の穴から入って、ちょっとほっとしました。
魚の骨、有りました。きらっと白く光った短い魚の骨が、垂直に刺さってました。うがいでとれた魚の骨の先っぽだけが折れて残ってたようです。

Another fiberscope was used for this bone removal procedure, but it was thicker than the previous one. It hurt my nostril.
After a few minutes, the fish bone was eventually removed.
この骨を取る処置には別のファイバースコープ使うんですけど、それがさっきのより太いのです。鼻の穴が痛い。
数分間の後、なんとか魚の骨は取れました。

I don’t want to eat grilled fish for a while.
I’m worried that my right nostril might be getting bigger.
しばらくは、焼き魚は食べたくありません。
右の鼻の穴が大きくなっていないかも心配です。

あの日見た鳥の名前は?―🐦―#つぶやき英単語 1385

(2021.7.3)

散歩の途中、ふと気が付くと近くに鳥がいたので、写真を撮りました。

ふだん、しげしげと鳥を見たことがなく、
カラス、スズメ、ツバメでないことは確かですが、
「キミだれだっけ?」という感じで
英語の名前どころか日本語名すら分かりませんでした。

で、ネット で調べました。
「黄色いくちばし 黄色い足 鳥」で検索。ポチっと。
30秒で解決しました。
サントリーの愛鳥活動 日本の鳥百科にそっくりの絵がありました。
恐るべしYahoo。

結論:この子はムクドリです。
英語では Starling (White-cheeked Starling 、Grey Starling)と言います。

一説によると、
Starling の日本名 ムクドリは「ムレキドリ(群木鳥・群来鳥)」に由来すると言われているそうです。
The Japanese name for Starling is said to come from the word “Murekidori,” which means “birds that flock to trees or birds that come in flocks.

僕もムクドリの名前はもちろん知っていました。
この辺にもたくさんいるみたいで、夕方ごろ、電線の上で集会やっている鳥がいるのは気づいてたんですけど、あれがムクドリで、こんな見た目というのは初めて理解しました。(断片的情報がつながる瞬間というやつでしょうか)

Starlings on cables

僕も、できれば周りにいる鳥や虫や草の名前ぐらいは知っておきたいと思います。
ついでに英語の名前も覚えれば一石二鳥というものですし。

Diamondbacksは?―⚾―#つぶやき英単語 1377

(2021.6.14)

メジャーリーグのエンゼルスとダイヤモンドバックス の試合をTVで見てて、
ヘビが野球のボールを加えているマークがそこここに有るのに気付きました。
あれはダイヤモンドバックスに関係するマークで、ガラガラヘビなんですね。

The Arizona Diamondbacks, D-backs, are a MLB team based in Phoenix, Arizona.
The team name derives from a venomous snake, Diamondback Rattlesnake.
「アリゾナ・ダイヤモンドバックス(D-backs)は、アリゾナ州のフェニックスを本拠地とするMLBチームです。
この球団名は Diamondback Rattlesnakeという毒ヘビに由来します。」

🐍

Diamondback Rattlesnake(または単にDiamondback) の日本語の名称は
『ダイヤガラガラヘビ(ヒシモンガラガラヘビ)』です。

和名から分かるように、
diamondback は「背中にダイヤ(ひし形)の模様がある」ということなんですね。

ちなみに、Diamondback と呼ばれる生き物は、このヘビの他にも、
diamondback terrapin 『ダイヤモンドガメ』
diamondback moth 『コナガ』
などもいるそうです。

K-9の意味がわかった!―🐶―#つぶやき英単語 1373

(2021.6.4)

昔、K-9というタイトルの映画を見たことがあります。TVでやってたんで。
警察犬がでてくる映画だったんですが、内容はよく覚えていません。
ただタイトルは印象に残っていて・・・。

そしてつい最近になって分かったのです。

K-9は canine という単語から来てて、当て字みたいなものなのですね。
canine は『犬、イヌ科の動物』や『イヌ科の、犬のような』の意味ですと。
canine の発音は kéɪnɑɪn だからK-9 ですか。なるほど。

最近、オンライン英会話でエッセイの内容について話すレッスン中に、
canine という単語が出てきて、はたと気が付いてしまったわけです。

これを気が付くのに、四半世紀を要したわけですが、
まあ気が付いた自分をほめとこうかと思います。

RランチでLランチ―🐄―#つぶやき英単語 1371

(2021.5.30)

ランチって言ったら lunch =『昼食 』ですけれど、
r で始まるランチもあるんですね。

ranch は『(大)牧場、農場』です。

英英辞典でのranch の説明は
A large farm, especially in the western US and Canada, where cattle or other animals are bred and raised. Oxford Dictionary
「アメリカ西部やカナダを中心に、牛などの動物を飼育している大規模な農場のこと」

昼食の lunch の発音記号は lˈʌntʃ で、
大牧場の ranch は rˈæntʃ なので全然違うんですけど、
なにせ僕の日本語耳は L と R の区別に自信がないもので、
まあ紛らわしいと思っちゃうわけですよ。

開き直って両方入れた自作例文書きました。
I look forward to lunch at your ranch.
「あなたの牧場での昼食が楽しみです。」

(大牧場主の知り合い居ないなぁ、残念ながら。)

ドクダミは英語で何?―🧐―#つぶやき英単語 1370

(2021.5.29)

ひさびさに早起きをしたので、カメラを持って散歩。
道端で見つけたのがこの植物。
ドクダミですね。

英語の名前は知らなかったので、調べました。
(Wikipedia さん、ありがとうございます。)

『ドクダミ』の学名は Houttuynia cordata だそうです。
英名はというと、いろいろな呼び方があるようです。

まず fish mint、fish leaf のようにfish がつく名前が有ります。
これは、独特の香りが魚みたいだということらしいです。

他に、chameleon plant や lizard tail という爬虫類系の名前も。
(これは何だろう。においか。形からきてるのか?)

heart leaf は、ハート形の葉を見れば分かりやすい名前ですね。

(注、学名は確かですが、英語名は似たような植物の名前を当ててしまっている場合が有るので要注意です。)

ちなみに和名のドクダミは、毒を抑える薬効があるということで、
そういう意味の「毒矯み」という名から来ているらしいです。
(矯めるは「形の悪いものを直して見栄えよくする」という意味です。この漢字は矯正のキョウですね。)

子供のころ住んでいた家の裏手の日陰にドクダミがたくさん生えていて、なんかすごい匂いだったことを思い出しました。
そのせいか、僕はドクダミって、においが強烈だから毒のつく名前でディスられてるのかと思ってました。

早起きは三文の得というか、トリビア1個分ぐらいの得にはなりますね。