quetta, ronna, ronto and quecto は何?-😵‍💫-#つぶやき英単語 1810

(2022.11.22)

単位につく接頭語として103のkilo とかはおなじみですが、
今度新しいものが4つ加わったそうです。

quetta (記号はQ) 10の30乗
ronna (R) 10の27乗
ronto (r) 10のマイナス27乗
quecto (q) 10のマイナス30乗

NIKKEIのニュース記事の中の文:
「太陽の重さは約2000クエタグラム。
 地球の重さは約6ロナ(ronna)グラムです。」
を英語にすると
The sun weighs about 2000 Qg ( quetta-grams ).
The Earth weighs about 6 Rg (ronna-grams).
のようになります。

まあこういう単位は、天文とか科学分野では必要なんでしょうね。

お金の額としたら、ちょっと桁違いすぎて理解できないぐらいです。
(もし、こんな額のお金の話が当たり前になるとしたら、スーパーインフレにしてもスーパー過ぎますから。)

ビール関係の growler は?-🍻-#つぶやき英単語 1805

(2022.11.17)

この頃知ったのですが、ビールの持ち帰り容器のことを growler と言うのですね。

The American Heritage Dictionary の説明では
4. A container used for carrying draft beer, especially a half-gallon or gallon glass jug with a gasket or screw cap.
「4. 生ビールを運ぶための容器で、特にガスケットやスクリューキャップがついた0.5ガロンか1ガロンのガラス製のジャグのこと」
となってました。

こんなやつですね。素材はステンレスや陶器などいろいろなのものもあるようですけど、茶色のガラス瓶のタイプが一般的なのかもしれません。

これを何で growler というのでしょうか?

growler の基本的な意味は、さっきの辞書で見ると
1. One, such as a dog, that growls.
「1.(犬などのように)うなるもの」なんです。
こういう、うなるような音(growl)を発するものがgrowler なんですね。
(がみがみとうるさい人もgrowler らしい)

昔(たぶん19世紀)、ビールを地元のパブから蓋をしたバケツに入れて自宅まで運んでいたそうです。当然揺れてビールが跳ねるので、蓋から炭酸ガスが抜けてゴロゴロとした音(growl) がしたんですと。なので、こういう量り売りのためビール容器をglowlerと呼ぶらしいです。

今はエコ志向のためか、growler でビール売るという店がちょいちょいあるのかもしれません。重そうだけどね。

defeat は contranym かな -🎭-#つぶやき英単語 1801

(2022.11.13)

contranym は、 merriam-webster.com での説明によると
a word having two meanings that contradict one another
「相反する二つの意味を持つ単語」
だそうです。

僕はこれまでなぜかdefeat という単語を自信をもって使えなかったのですが、
これ contranym だからなんだと思います。

名詞のdefeat を辞書で見ると
『(相手を)打ち負かすこと、打破 』 
『負け、敗北、挫折、失敗』
の両方の意味が出ています。
(勝ちなのか負けなのか、どっちなの?)

例えば、このように勝っても負けても使えるわけです。
Their defeat of the Springboks took the world by surprise.
「彼らがスプリングボクスを打ち負かしたことは世界を驚かせました」
  (これは2015年のラグビー日本代表、南アに逆転勝ち)

I was really disappointed by the defeat against England.
「イングランド戦の敗北は本当に残念でした」
   (これ2022年11/13の日本代表。イングランドにコテンパンにやられた。)

defeatは動詞で使うこともできて、その場合は『(敵・相手を)打ち負かす』の意味になります。
例えばこんな感じ。

I expect the Japanese team to defeat the French team in their next match.
「私は日本チームが次の試合でフランスを打ち破るのを期待します。」
   (本当に次の11/20はフランス戦がんばって。)

なんか、例文書いてたら、defeat も使えるような気がしてきました。

blue story は?-💧-#つぶやき英単語 1790

(2022.11.2)

blue story と聞くと、何か青春を描いた映画のタイトルみたいですが、
これで『下ネタ、下品な冗談』の意味なんだそうです。
blue jokeとも言います。

この場合のblue は『青い』ではなく、『わいせつな、下品な』の意味なんですね。
米国では、blue がそういうイメージなんですね。

何で blue がわいせつ関係なのかは諸説有るのかもしれませんが、
そういう物の検閲の時に青色をつけて識別したという説もあるようです。

使ってみましょう。
That movie is full of blue stories, so should not be shown to children.
「あの映画は下ネタ満載だから、子供には見せない方がいい。」

下ネタも嫌いじゃないですが、時と場合は考えてほしいと思います。

毎日 chin chin ! 宴会でもchin chin !―🙈-#つぶやき英単語 1789

(2022.11.1)

今日の気になる英語:chin chin あるいは chin-chin

chin chin で辞書引くと
『乾杯、こんにちは、さようなら』の意味と出ています。
(英口語の間投詞で、語源は中国語の「請請」ですって。)

これで通じるんだったら、
人に会ったら  Chin chin! 
別れ際にも  Chin chin
それでは益々の御発展を祈念いたしまして・・ Chin chin
でいいんでしょうか?

chin chin は発音記号では tʃíntʃín、カタカナで書けば「チンチン」ですね。

これ、音として面白く聞こえますけど、
外国語じゃなくたって、名古屋の人が、すごく熱いものの事を
「それ、ちんちんだから気を付けて」と言ったりしますし。

まあ、このchin chin
小学校5年生ぐらいの子に教えたら、喜んであいさつに使いそうですね。
(こんなこと書いている僕が小学校5年生レベルなのかもしれませんが)

 

chivalry は?―⚔―#つぶやき英単語 1788

(2022.10.31)

今日の気になる英語: chivalry

chivalry は『(中世の)騎士道、騎士道的精神』だそうです。

Oxford Advanced Learner’s Dictionaryの説明では
chivalry
1.polite and kind behaviour that shows a sense of honour, especially by men towards women
「特に男性が女性に対して行う、名誉を示す礼儀正しく親切な振る舞い」
2. ​(in the Middle Ages) the religious and moral system of behaviour that the perfect knight was expected to follow
「(中世において)完璧な騎士が従うべき宗教的・道徳的な行動様式のこと」
だそうです。

1の女性に対して礼儀正しく・・・という方のchivalry について、
多くの女性たちが “chivalry is dead.” 「騎士道精神は死んだ」と言っているそうですよ。
(オンライン英会話のレッスンでそういう話をしました)

まあ、鎧も剣もなく、王様もお姫様もいない世の中で、
騎士でもないのに騎士道精神持てと言われても・・・・。

dilly-dally は?-🥱-#つぶやき英単語 1782

(2022.10.25)

dilly-dally は『(決心がつかず)ぐずぐずする、時間をむだにする』という意味の自動詞です。
ちょっと面白い語感だと思います。

dally という単語が『(考えや問題を)もてあそぶ、ぐずぐず扱う』という意味で、これを繰り返してできた言葉が dilly-dallyはらしいです。
(片方をdilly にしたのは語呂を良くするためかな?)

日本語でも「ぐずぐず」が繰り返しになっているので、何か共通するものがあるのかもしれません。
まあ、繰り返しで、強調されたりくだけた感じにする効果はあると思います。

Oxfordの辞書での説明では
dilly-dally
to take too long to do something, go somewhere or make a decision
「何かをしたり、どこかに行ったり、決定を下したりするのにに時間がかかりすぎること」となっていました。(口語的で旧式の表現らしいですが)

この意味からすると『だらだらする』という日本語でもいいかもしれませんね。ちょっと音も似てますし。

使ってみましょう。
Don’t dilly-dally. You only do is wasting time.
「ぐずぐずするな。君は時間を無駄にしているだけだ。」

時間は大事ですから、ぐずぐず・だらだら・dilly-dallyしてはいられませんね。




sticky fingers は?-👈―#つぶやき英単語 1775

(2022.10.18)

sticky fingersは『盗癖』という意味なんですね。
have sticky fingers で『盗癖がある』です。

sticky は『ねばねばする、粘着する』の意味があるので、
sticky fingers は文字通りだと「くっつきやすい手」というようなことです。

GRAMMARISTというサイトの説明には
The expression sticky fingers came into use in the mid-1800s and calls to mind an image of paper money sticking to someone’s fingers, as if the criminal weren’t really planning to steal.
sticky fingersという表現は1800年代半ばに使われるようになり、紙幣が指にくっつき、まるで犯人が本当に盗むつもりがなかったかのようなイメージを思い起こさせる。」と書いてありました。

確かにそういう人が捕まったら
「あっしは盗るつもりは無いんですよ。
でも、なぜかお金の方から手にくっついてきちゃうんで・・・」
とか言いそうなイメージが有ります。

盗みって言っても、ルパン的な大泥棒というよりは
スリとか置き引きのイメージですね。

使ってみましょう。
There are not a few people in this area who have sticky fingers.
「この辺じゃ盗み癖のある人間は少なからずいます」

日本だと、平気で荷物置いて席取りしてたりしますけど、
まあ、ちょっとは用心したほうがいいかもしれませんね。

toss-up は?-🪙-#つぶやき英単語 1774

(2022.10.17)

toss-up という名詞は『五分五分の見込み、予測できない現象』の意味だそうです。
これは、もともと『(表か裏かで物事を決める)コイン投げ』のことで、そこから意味が広がった感じですね。

Oxford Advanced Learner’s Dictionaryでの定義は
toss-up
a situation in which either of two choices, results, etc. is equally possible
「2つの選択肢、結果などのうち、どちらも同等の可能性である状況」
だそうです。

使ってみましょう。
‘Have you decided which wire to cut?’
‘No! It’s a toss-up between the red and the blue.’
「どっちのワイヤーを切るか決めたか?」うか
「まだだ。赤か青かまるで予測できない。」

話はそれますけど、ドラマや映画で「爆弾の赤と青のワイヤーどっち切るか」という場面がよく出てきますが、あれは1974年の映画「ジャガーノート(Juggernaut)」がオリジナルらしいですよ。

lumbagoは腰痛-🏥-#つぶやき英単語 1773

(2022.10.16)

lumbago は 『腰痛』で、発音は lʌmbéigou (ラムベイゴウ)です。
ラテン語由来なので医学用語っぽいですね。

Wiktionaryの説明では
Backache of the lumbar region or lower back, which can be caused by muscle strain or a slipped disc.
「筋肉疲労や椎間板ヘルニアなどが原因で起こる背中の下部や腰部で起こる痛み」
だそうです。

この説明文中の lumbar が『腰の』なんですね。
(これ、lumber 『材木』と一字違いで紛らわしいので注意です。
発音もlʌ́mbərで同じです。)

『腰痛』はlumbago 以外では、low back pain とも言えます。
backache も『背中の痛み』ですが、たいていは『腰痛』を指します。
a bad back も同じように『腰痛』の意味で使われるようです。

使ってみましょう。
Ichiro has been hospitalized for acute lumbago since yesterday.
「一郎は急性腰痛症で昨日から入院しています。」

His father has also suffered from low back pain for many years.
「彼の父親も腰痛を長年患っています。」

His brother has a bad back and doesn’t play golf anymore.
「彼の兄は腰が悪くて、もうゴルフはしません。」

His mother and sisters always complain of backache.
「彼の母親や姉たちは、いつも腰痛を訴えています。」

But his 90-year-old grandfather has no back problem at all.
「でも、彼のおじいさんは90歳でまったく腰に問題がありません。」

(昔の人でもピシッと姿勢の良い方がいらっしゃいますからね。)