眠くないのに sleepy ?-🎥-#気になる英語調べ隊 2668

(2025.3.24)

sleepy は『眠い、眠そうな、眠気を催す』の意味が有りますが、
ここから転じて『活気のない、盛り上がりに欠ける』の意味でも用いられます。

新しいディズニー映画に関する記事のタイトルでこんなのがありました。

‘Snow White’ Opens with a Sleepy $43 Million at Box Office
「スノーホワイト」、興行収入4300万ドルの低調なスタートを切る

公開されたSnow White『白雪姫』のチケットセールスが4300万ドルで、これは2億5000万ドルの予算をかけた映画にしては低調ということらしいです。

ここで sleepy という単語を使ったのは、
白雪姫が毒リンゴを食べて意識を失い眠ったような状態になったことにかけているのだと思います。

それでは、この映画が sleepy になったのは、どんな毒リンゴの影響なのでしょうか?
純粋な白雪姫のストーリー以外のことを考えて作っているようなところですかね。

ノエル団長が言ってたアサインって?-📖-#気になる英語調べ隊 2667

(2025.3.23)

ホロライブの白銀ノエル団長が配信で
「企画に他の子がアサインされてたけど、回りまわって団長のところにくる」
というような話をしていました。

アサインって?

これは、たぶん assign だと思います。
assign には『(仕事・ものを)割り当てる、あてがう、与える』の意味があります。

例えば
「この仕事は誰に割り振りましょうか?」なら
To whom shall we assign this job?
のように言えます。

受ける仕事を選ぶのも、仕事を選ばず受けるのも
プロとしてその人の考え方次第でしょうね。

(関連投稿→白銀ノエルさん関係

英語で「神父、牧師」は?-⛪-#気になる英語調べ隊 2666

(2025.3.22)

キリスト教の神父さんと牧師さんって同じようなものと思いますが、
神父はカトリック教会の司祭に対する敬称で、
牧師はプロテスタント教会の管理や信者の指導をする職の人を言うそうです。

カトリックの『神父』は英語では father だそうです。
priest も『司祭、神父』の意味になります。

これに対して、プロテスタントの『牧師』は pastor と言うそうです。
他にministerという単語は、『大臣』だけでなく『牧師』の意味にもなります。

同じ神を信じる中で派閥のようなものができて、
言葉まで違ってくるのが不思議です。
宗教も人間がやることですから、人の性からは逃れられないということでしょうか。

I saw a heron today-📷-#気になる英語調べ隊 2665

(2025.3.21)

heron は鳥の『サギ』で、その中の grey heron が『アオサギ』だそうです。

I saw a bird near the river this morning.
It was a kind of heron, probably a grey heron.
今朝、川の近くで鳥を見ました。
それはサギの一種で、たぶんアオサギだと思います。

この写真では首が短いように見えますが、折りたたんでいるのではないでしょうか。

ちなみに、宮崎駿監督のアニメ「君たちはどう生きるか」の英語タイトルが THE BOY AND THE HERON になってましたね。
(関連投稿→祝受賞:Best Animated Feature の feature は❓

ノエル団長の言葉から:「イヌ科」の英語は?-🐶-#気になる英語調べ隊 2664

(2025.3.16)

団長ことホロライブの白銀ノエルさんの配信で
引越の話から、犬を飼いたいということや、キツネ・タヌキもイヌ科とかの話になり・・・。

で、この『イヌ科』、英語で何と言うでしょうか?
これは Canidae と言うそうで、『イヌ科の』は canine です。

これらの語源は、犬の意味のラテン語 canis のようです。

ついでに言うと、
『ネコ科』は Felidae で、『ネコ科の』が feline です。
語源のラテン語 felinus が猫の意味だそうです。

(関連投稿→白銀ノエルさん関係

コロンとコロン: colon and cologne-🧴-#気になる英語調べ隊 2663

(2025.3.15)

句読点の記号「 : 」のことをコロンと言いますが、
これは英語で colonです。
対句の間や、説明句・引用句の前などに用いられるものです。
(ちなみに「 ; 」はセミコロン semicolon です。)

なお、 colon は『結腸』の意味も持ちますし、
colon はコスタリカやエルサルバドルの通貨単位でもあるそうです。

これと別に、香水の類でもコロンと呼ばれるものがありますね。
英語でこれを書けば cologne で、
オーデコロン eau de cologne を略したものだそうです。
この eau de cologne は 「Cologne の水(water of Cologne)」という意味で、
Cologne はドイツの地名ケルン(ドイツ語だとKöln )のフランス語・英語名です。
コロンが18世紀初頭にケルンで初めて作られたことに由来しているわけです。

ちなみに発音記号では、
colon は kóulən か kə́ulən (コウロンかカウロン)で
cologneは kəlóun(コロウン)です。
これを両方ともコロンというカタカナ表記にしちゃうから
紛らわしいんじゃないでしょうか。


「3月の満月」の英語-🌝-#気になる英語調べ隊 2662

(2025.3.14)

本日の満月の写真撮りました。

アメリカの農事暦(The Old Farmer’s Almanac)によると、3月の満月は Worm Moon(イモムシ月)と呼ばれるようです。

温かくなって、虫が動き出す季節ということでしょう。

確かに先週よりだいぶ温かい気がします。

「だぶる」の英語は?-👥-#気になる英語調べ隊 2661

(2025.3.13)

この一つ前に書いた wind egg 『無精卵』については、
以前にも同じことを書いていて、内容がだぶっていました。
すみません。

このような時の『だぶる、重複する』は、英語では動詞の duplicate や overlap で表されるようです。

例えば
 「この記事の内容は以前の記事とだぶっている」は
 The content of this article duplicates previous articles.
 The content of this article overlaps with previous articles.
のようになります。

これは、『重複した』の意味の形容詞 duplicative を使って
 The content of this article is duplicative of previous articles.
のように言うこともできます。

なんかこの頃ぼくも記憶力があやしくて、
こういう「だぶり」とか起こりがちなんですわ。
まあ年なんでね。 

(問題のwind egg の記事は→ここ

wind egg は?-🐣-#気になる英語調べ隊 2660

(2025.3.12)

wind egg は 風の卵とかではありません。
これで『無精卵』の意味だそうです。
このwind eggの語源についてMerriam-Webster には
from the former belief that such eggs were the result of conception by the wind
「そのような卵は風による受胎の結果であるというかつて信じられていたから」
との解説が出ていました。

この他に、unfertilized egg や infertile egg も『無精卵』のことになります。
unfertilized が『未受精の』、infertile が『生殖力のない』です。

ちなみに『有精卵』は、sperm egg や fertilized eggと言うそうです。

今日のニュースに出てたICC-🚓―#気になる英語調べ隊 2659

(2025.3.11)

今日のThe Mainichi の記事のタイトル:

Former Philippine leader Duterte arrested on an ICC warrant over drug killings

フィリピンのドテルテ前大統領が麻薬取締での殺害に関してICCの令状で逮捕された
ということですね。

この中に出ているICCは
International Criminal Court 『国際刑事裁判所』の略です。
ICCは、個人の国際犯罪を裁くための常設の国際裁判所で、本部はオランダのハーグにあるそうです。

こういう国際機関って、どういう仕組みで動いているのか、いまいち分かりません。
逮捕するなら、やめてからでなく、やっている時にしたらよかったのでは?

このニュース、フィリピンの人はどう思っているのでしょうか?