見上げれば transformer ! -🙊-#つぶやき英単語 1183

(2020.5.12)

道で上を見上げると、かなりな確率でtransformerが見えるんですよ。

電柱の上に『変圧器』が有りますね。あれが transformerです。

『柱上変圧器』pole transformer というタイプです。

transformers

変圧器 のこと、カタカナで『トランス』とは言いますね。電気器具とかの電源部とかにもついてます。でも、略さないでトランスフォーマーというのは、あまり使われない気がします。

というか、カタカナでトランスフォーマーなら、子供番組というか、おもちゃ屋さん関係というか、いろいろ形が変わるロボットのこと思い浮かべちゃう人が多いかも。

電柱の上のあの機械もtransformerなんだから、人が見てないところではロボットに変身してたりするのかもしれませんが。
(そんなわけないか)

コロナ関連: サイトカインの嵐―😷-#つぶやき英単語 1182 

(2020.5.9)

コロナの 緊急事態は続いて、僕の関連ボキャブラリーも増えてきてます。

サイトカインストーム(cytokine storm)という現象がCOVID-19の重症化に関わっていると、TVのワイドショーでも説明してますね。

cytokine をOxford英英辞典で調べると、こんな定義になっています。

cytokine NOUN Physiology
Any of a number of substances, such as interferon, interleukin, and growth factors, which are secreted by certain cells of the immune system and have an effect on other cells.

Oxford dictionary 

「cytokine サイトカイン:(名詞、生理学)インターフェロン、インターロイキン、成長因子など免疫系の特定の細胞から分泌され、他の細胞に影響を及ぼす種々の物質のいずれか。」

cytokine storm のWiktionaryでの説明はこんなです。

An immune system–cytokine positive feedback reaction to certain infections and certain drugs, which occurs when large numbers of white blood cells are activated and release inflammatory cytokines, which activate more white blood cells.

Wiktionary

「(病理学)特定の感染症や特定の薬剤に対する免疫系サイトカインのポジティブフィードバック反応。大量の白血球が活性化されて炎症性サイトカインが放出され、さらに多くの白血球が活性化されることで起こる。」 なんか難しい。

要するに、免疫系を活性化するcytokineが過剰に放出されることで、自分の臓器組織を攻撃する、免疫の暴走のような現象が起こるんですね。免疫作用に必要なcytokineも、「嵐」のように出しまくったら、自分の体が危ないということです。
(過ぎたるは及ばざるが如し= Too much is as bad as too little. なんだな。)

このcytokine storm を抑えるタイプの薬剤が、重症のコロナウィルス感染症の治療薬として試されています。

抗リウマチ薬(anti-rheumatic drug)であるアクテムラ(ACTEMRA)がそれです。実はリウマチもインターロイキン(IL)-6などのcytokine が過剰に放出されて起こるとされており、アクテムラはそのIL‐6の働きを抑えるよう作用します。これでコロナのcytokine storm も抑えられれば、重症の患者さんが救われると期待されます。

アクテムラの治験(clinical trial) は大変な仕事だと思いますが、中外製薬さん、病院や関係機関の方、そこのところは迅速かつ確実に進めていただくよう、よろしくお願いします。

ラグビーTier 1のtierは何?―🏉―#つぶやき英単語 1181

(2020.5.4)

日本はラグビーのTier 1になるらしいですね。久々の良いニュース。(でも、こういうのは本決まりになってから報道した方がいいんじゃないでしょうか。)

で、tierって何? ・・・ 気になるから調べます。👍  

辞書で引くと、tier は『(上下にならんだ)段、層、列』ということです。

「3段のケーキ」は、a cake with three tiers だそうです。そういうイメージか。

tier one とか first tier というと「最上位」のことで、
tier one company なら「一流企業」です。

ラグビーの最強豪国に位置するTier 1は、今のところ以下の10ヶ国です。

South Africa 南アフリカ (ランキング1位)
New Zealand ニュージーランド (2位)
England イングランド (3位)
Ireland アイルランド (4位)
France フランス (5位)
Wales  ウェールズ (6位)
Australia オーストラリア (7位)
Scotland スコットランド (8位)
Argentina アルゼンチン (10位)
Italy イタリア (14位)

日本 は今まで下のくくりのTier 2でしたが、現在のランキングはScotlandとArgentinaの間の9位ですから、11チーム目のTier 1 になる資格は十分にありますね。

Tier 1になるというと、強豪国の国際試合に日本代表がどう組み込まれていくかが興味深いところです。ヨーロッパ主体のSix Nations、南半球のRugby Championshipのいずれかに入るのでしょうか。(もしかしたら国際試合の枠組みやtierの制度など、ラグビー界が大きく変わっていくきっかけになるのかもしれません。)

変化に伴って、日本国内のリーグのあり方などの議論も出てくるのでしょうか。プロリーグの構想もあるんですよね。日本のラグビー関係者の方々もここはよく考えて、良い道筋をつけていただきたいと思います。楽しみに見守ります。

Chop chop はなんでなの?-📺-#つぶやき英単語 1180

(2020.5.3)

5月になっちゃいました。コロナで家に居て、TVでもそんな話題ばっかりで正直しんどい感じ。

僕はけっこうAmazon Prime videoでやってる海外ドラマを見てます。英語聞こうと思って見てるんですけど、まあ結局は字幕頼みになっちゃって・・・。でも時々はこれで英語の表現を覚えることもありますよ。

Chop chop!って『早く早く!、急いで!』という意味なんですね。ちょっと面白い語感で、もちろん俗語です。簡単なので、TPOによっては使えそう。

これカリブの島を舞台にした推理物のドラマ「ミステリーinパラダイス」で何回も出てきたので自然に覚えました。ちょい悪でいい感じのドウェイン巡査も言ってたと思います。

この chop chop 、オンライン辞書のWeblioで調べてびっくり。

From Chinese Pidgin English, from Cantonese 速速 (cuk1 cuk1, “quick”).

https://ejje.weblio.jp/content/chop+chop

語源は、中国ピジン英語や、広東語の速速から、ですと。

(ピジンは現地語と混じってできた方言のような言語らしい。)

🇨🇳

速速なら漢字で意味わかりますね。うーん、中国からなのか。

Chop chop!、速速!という感じで、COVID-19の流行も終息してくれませんかね。

BCPって何だっけ?-🤔-#つぶやき英単語 1179 

(2020.4.29)

頭文字をとった略語(initialism)というのは便利で多用されていますが、元の言葉を知っていた方がいいですよね。

例えば、BCPというのは Business Continuity Plan あるいは Business Continuity Planningの略語です。

Business=事業、Continuity=継続、Plan=計画ですから、日本語では『事業継続計画』ということになります。

英語での簡単な定義は以下のようになります。

A business continuity plan (BCP) is a plan that describes how a company will continue to function in the event of some kind of emergency, disaster, or incident.

Safeopedia.comでの説明

「事業継続計画(BCP)とは、何らかの緊急事態、災害や事件が発生した場合に、企業がどのように機能を継続していくかを記述した計画です。」

多くの会社が事業継続計画BCPを作って持っているはずで、それに従った対処がされていると思います。ただ、今回のコロナウィルス感染症による危機的状況は想定から外れた部分が多くあるかもしれません。どんな事態にも対応できる実効性のある計画になっているか、そのための体制を普段から整備してきたか、企業の「心がけ」が問われる状況ですね。

木の「こぶ」って英語で何?―#つぶやき英単語 1178 (2020.4.26)

街路樹とかで、瘤(こぶ)ができてるの見たことありますか?

例えば、こんなの。

木の瘤に当たる単語として、burl があります。(これは米国英語で 、英国式ではbur あるいはburrだそうです。)

他にgnarlやknotという言い方もあります。

樹木の瘤 burl は、局部的に組織の異常成長が起こってできたもので、傷や細菌などがその原因になるそうです。

このburlの中には、特異な木目が美しく木材として貴重な物があるらしいです。バール材、burl woodで調べると出てきますが、家具とか、高級自動車の内装、エレキギターの素材にも使われてるようです。

自然は木の瘤にまで美を与えてるんですね。

Nature gives beauty even to a burl tree.

1177)上の奥歯がぐらぐらの英語は?

つぶやき英単語1177 (2020.4.24)

なんか奥歯がぐらぐらします。硬いもの噛んだときに、ちょっとやばい感じがしたんだけど。だんだん悪化してるような。

🦷

「上の奥歯がぐらぐらする」は英語で

My upper back tooth wobbles.

上の奥歯は upper back tooth でいいんですね。molar 『大臼歯』という言い方もあります。

因みに、下ならlower です。前歯は front tooth。

wobble は、『ぐらぐらする、揺れる』です。物が不安定、体がふらつく、声がふるえる、気持ちが揺れる、どれにでも使えるそうです。

This table wobbles. 「このテーブルはぐらぐらする。」とか。

🤭

ちょっと歯茎も痛くなってきて3時に目が覚めてしまいました。

歯医者には行きたくない、いろんな意味で行きたくない !

1175)コロナ関連用語をCambridgeに教わる

つぶやき英単語1175   (2020.4.19)

Cambridge dictionaryの最近のツイートで、こんなのが有りました。

「最近、Coronavirusのニュース記事でこんな単語を見たことがありますか?  下のコメント欄で、これらの言葉使って練習してみてください。 安全に過ごして!」みたいな。

外ほっつき歩かないで英語の勉強してろ、ということですね。

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epidemic 名詞 「 同時に多くの人々が特定の病気になること」=『(病気の)流行 』です。 😐これは、よく見る。

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pandemic 形容詞「(病気が)地域内のほぼすべてに、または人々、動物、植物のグループのほぼすべてに広まっている」

名詞のpandemicもありますね。😐もはやパンデミックは身近な日本語です。

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Mitigation 名詞 「何かの有害、不愉快あるいは悪さの程度を減らす行為」=『緩和、軽減』 😐なるほど。

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Zoonosis 名詞 「動物から人間に広がる病気」=『動物原性感染症』 😐動物園の名前ではないのだな。

👉

Cambridge dictionary さんの言う通り、英作文で使ってみました。

We are used to seasonal flu epidemics. 「 私たちは季節性インフルエンザの流行には慣れています。」

Unlike these, recent COVID-19 is an impact for us, being pandemic. 「それとは違い、最近の新コロナウィルス感染症はパンデミックとなり、私たちに大きな影響を与えています。」

One of the mitigations against this is city lockdown.

「これを緩和する対策の一つが都市封鎖です。」

For the first time, we have realized that a zoonosis could give rise a real risk for our society.

「私たちは、人畜共通感染症が私たちの社会に真のリスクをもたらす可能性があることを初めて認識しました。」

😐おかしなところが有ったら、教えてください。勉強させていただきます。

1173)contract 2 これは捕まえないと。

つぶやき英単語☆(2020.4.10)

こんな意味もあるのか contract

辞書で見つけた例文 :

Smuggling bosses routinely put out contracts on witness

Oxford Dictionary of English

「密輸のボス達は、目撃者を消すために日常的に殺し屋を雇っている」

😎

contract には、『殺し屋を雇う契約』の意味があるんですね。俗語ですが。

まあ、普通の人はドラマか映画のセリフぐらいしか、こんな使い方のcontract には出会わないんじゃないんでしょうか。ゴルゴ13みたいな。

(実際にこんな意味のcontractが飛び交うような場所には行きたくありません)

😒

ついでの話: この文、Google翻訳だと「密輸ボスが日常的に証人との契約を結ぶ」になっちゃうんですけど。

意味全然違うじゃないの。まだまだだね。

1172)コロナで覚えたcontractの意味

つぶやき英単語1172  (2020.4.9)

contract というと『契約(する)』の意味で馴染みのある単語なんですが、それだけじゃないんです。

⚓️

ニュース記事の見出しで、こんなのがありました。

At least 100 sailors on US aircraft carrier contract COVID-19

by Victoria Gatenby01 Apr 2020 GMT+3

「米空母の乗組員の少なくとも100名が新型コロナウィルス感染症にかかる」

⚓️

contract には『(病気に)かかる』の意味もあるんですね。へえ。