英語で「顔認証」は?―🥺―#つぶやき英単語 1500

(2022.1.21)

スマホで顔認証を日常的にお使いの方もおられると思いますが、
これ英語で何というかご存知でしょうか。

『顔認証』は英語だと face authentication というのです。

authentication が『証明、立証、認証』を意味します。
動詞は authenticate で『信頼できることを証明する、本物であることを証明する』の意味になります。

ちなみに、『指紋認証』なら fingerprint authentication ということになります。

使ってみましょう。

Face authentication on smartphones is inconvenient when wearing a mask, so some people prefer fingerprint authentication for that reason.
「スマホの顔認証はマスクをしていると不便で、そのため指紋認証の方を好む人がいる」

僕はまだ指紋認証にスマホですけど、特に支障はないですけどね。

英語で「両手に花」は?―🌷―#つぶやき英単語 1499

(2022.1.20)

両側に美しい女性がいるような『両手に花』というのを、英語で何と言ったらいいでしょうか?

💐

Weblioに出ていた表現の一つは
flanked by two beautiful women です。
「二人の美しい女性が側にいる=両手に花」ということですね。

このflank と言う単語が動詞で使われる場合、
『側面に立つ、側面にいる、側面を守る、側面を攻撃する』などの意味です。

なので、be flanked by ~ で『~に囲まれている、~が側にいる』のような意味になるわけです。

使ってみましょう。
He had been flanked by two beautiful women throughout the party.
「パーティーの間中、彼は両手に花の状態だった」

be flanked by の後に続くのは美女でなくてもいいので、
She was always flanked by bodyguards. なら
「彼女はいつもボディガードに囲まれていた」になります。

ラグビーのflanker は 、スクラムの時に両側の一番脇の方で押してる人たちですけど、
flank = 『側面を守る』役割の選手ということですかね。

ついでに、例文をもう一つ。
The flanker was flanked by the opponent team’s flankers.
「そのフランカーは相手チームのフランカー達にはさまれていた」
(flank たくさん入れとけば、覚えやすいかと思って・・・)


動詞のdonは?―👕―#つぶやき英単語 1498

(2022.1.19)

don て、名詞ならマフィアのドンのdonとかの意味も有るんですが、
動詞のdon はどんな意味かご存知ですか?

動詞のdonは『(服・帽子などを)着用する、身に着ける』の意味なんですね。
この現在分詞はdonning、過去や過去分詞はdonnedの形になります。
donはput on と同じような意味ですけど、英辞郎では文語的というマークがついています。

don や put on は『身に着ける』という行動を表すので、
『身に着けている』という状態を表現するwear とは区別しておく必要があります。

🧥

使ってみましょう。
He stood up and donned his jacket.
「彼は立ち上がってジャケットを身に着けた」

因みに、英辞郎によると don の反意語は doff 『脱ぐ』です。

使ってみましょう。その2
He politely doffed his hat and greeted her.
「彼は丁寧に帽子を脱いで彼女にあいさつした」

このdondo on から来ていて、doffdo off から来ているんですと。
昔はdo on do off だったのが、それぞれ縮まった形になって現在に至るということです。
なるほど。


英語で「組み換えタンパク質ワクチン」は?-#つぶやき英単語 1497

(2022.1.18)

塩野義製薬の新型コロナウィルス用の国産初のワクチンが治験の最終段階に入ったとのニュースがありました。

塩野義製薬のリリース情報(2022.1.17)のタイトルはこんなでした。
Notice Regarding the Initiation of an Active Control Neutralizing Antibody Comparative Clinical Trial for COVID-19 Recombinant Protein-based Vaccine, S-268019 in Japan
これを訳すと
「COVID-19 組み換えタンパク質ワクチン S-268019の 中和抗体価比較試験の国内での開始についてのお知らせ」

『組み換えタンパク質ワクチン』 Recombinant Protein-based Vaccine
塩野義製薬が開発中の新型コロナワクチンがこのタイプで、
「ウイルスのタンパク質の一部を遺伝子組換え技術で作成し投与するもの」だそうです。
このタイプは副反応はおこりにくいそうですが、免疫がうまく機能するタンパク質の設定や、効果を高めるための副成分などが技術的な課題とされています。

ちなみに、Recombinant が『(遺伝子)組み換えの』の意味だそうです。
『遺伝子組み換え』は、gene-recombination になります。

💉

とりあえず、ワクチンや治療薬の選択肢が増えるのは望ましいことですので、塩野義製薬さんにも頑張ってほしいところです。
3月ごろまでに承認されたら、次に僕がブースターショットで打つのは国産ワクチンと言うことも有りうるわけですかね。

英語で「国外退去」は?―✈―#つぶやき英単語 1496

(2022.1.17)

『国外退去、国外追放』は英語で deportation と言うのですね。

deport が『(国外に)追放する』の意味を持つ動詞です。

最近のニュース記事のタイトルにdeportdeportation が使われていました。

Tennis star Djokovic to be deported from Australia after losing appeal against visa cancellation.   (nbcnews.com)
「テニスのスター、ジョコビッチ選手、ビザ取り消しに対する上訴で敗れてオーストラリアから国外退去に」

TENNIS/ Djokovic ‘disappointed’ with losing deportation appeal
asahi.com)
「テニス:ジョコビッチ、国外退去に対する訴えで敗れ失望」


こういう興味があるニュースで出てきた単語は覚えやすいような気がします。
deportation って何だっけと言う時に、あの選手がニュースになってたという風に思い出せるかもしれませんしね。
(ジョコビッチ選手には悪い気はしますけど。)

英語で「海底火山」は?―📰―#つぶやき英単語 1495

‘(2022.1.17)

トンガの海底火山の噴火のニュース、
特に気象衛星から見た噴火の規模が大きくてびっくりしました。

これに関するThe Guardian の記事のタイトルは
Tsunami hits Tonga after underwater volcanic eruption
海底火山の噴火に伴い津波がトンガを襲う」

記事の一部を引用すると
People have been forced to flee their homes and streets and buildings have flooded as tsunami waves crashed into Tonga’s main island of Tongatapu, following a huge underwater volcano explosion.
海底火山の大爆発に伴って、トンガの主要な島であるトンガタプ島に津波が押し寄せ、人々は避難を強いられ、道路や建物が浸水している。」

📰

『海底火山』underwater volcano や『海底火山の噴火』underwater volcanic eruption と言う表現が使われています。

Weblioでは『海底火山』の訳として submarine volcano が出ていましたが、
今回のニュースの記事ではあまり見かけませんでした。

噴火したのは Hunga Tonga-Hunga Ha’apai という火山だそうですが、
被害など少なければいいなと思います。


「あり得るってば」の英語―🤬―#つぶやき英単語 1494

(2022.1.16)

英辞郎に出ていた会話形式の例文で、
日本語訳は以下の通りなのですが、
元の英語分かりますか?
🙉「あり得ませんよ」
😼「あり得ます」
🙈「あり得ないって」
😾「あり得るってば」

正解は
🙉 No way.
😼 Way.
🙈 No way!
😾 Way!
です。

no way は『決して…ない』の意味の副詞として、以下のように使われます。
There’s no way I’m resigning.
「私が辞職するなんてあり得ない」

これ No way. のように間投詞的に使うと
『あり得ない、無理だ、だめだ、とんでもない、そんなわけない』の意味ですね。

この no wayの対比として、way が『確かにあり得て』の意味になります。
これは主に、No way. 「無いよ」と否定された時に、Way. 「有るんだ」と返す場合に使われるようです。

上の会話で、
😼 Way.「あり得ます」から、 😾 Way! 「あり得るってば」 と
記号!一つでちょっとエキサイトしている感じになって面白いと思いました。

いつか No way! 「それは無いわ!」と言われたら、
Way !! 「有るってばよ !!」と全力で返してみたいと思います。

by the day は?―📅―#つぶやき英単語 1493

(2022.1.15)

by the day という表現がオンライン英会話のレッスンで出てきました。

by the day は『一日一日、日ごとに』の意味になります。
なので、day by day と同じような表現なんですね。(こっちはよく知ってたけど。)

例えば
The case numbers of COVID-19 infection are increasing by the day.
「COVID-19の感染者数が日に日に増えています」
のように使えます。 
by the day のところは、もちろん day by day でもいいですね。

(コロナの件、状況は今良くないですが、一日も早く収まってくれるのを願うばかりです。)

🗓

ついでに言うと、
by the day は、これとは異なった場面でも使われることがあります。
賃金などに対して『日決めで』という意味の表現にもなるんです。

これは例えば
Their wages were paid by the day.
「彼らの賃金は日給で支払われた」
のように使います。

work by the day なら『日給で働く』ということです。

こういう簡単な単語の組み合わせの表現でも、
ここぞという時になかなか口から出て来ないかもしれません。
いつでも出せるように「身に着ける」には、とりあえず試しにでも使ってみるのが大事なんじゃないでしょうか。

queue-jumper って?―🐇―#つぶやき英単語 1492

(2022.1.14)

queue-jumper って、何を跳ぶ人なのかって感じですけれど、
これで『(順番を無視して)列に割り込む人』のことなんですね。

queue が『(順番を待つ人などの)列』のことなので、
queue-jumperは、順番とか跳び越えて列に入ってくるような、要するに割込みをする人です。

『(順番を無視して)列に割り込む』というのは、jump the queue でいいそうです。


queue は主に英国で用いられて、cue も同じ意味で使われることがあるようです。

他に line も『列』の意味の単語ですから、
jump the line でも同様に『列に割り込む』の意味になります。
他にもcut in line や put in line でも同じ意味になるようです。

何にしても
列に割り込む人って本当に許しがたいですよね。
Those who jump the queue are really unacceptable.


右回りと左回りの英語―↪―#つぶやき英単語 1491

(2022.1.13)

『右回り』なら right-hand turning 、
『左回り』なら left-hand turning という言い方が有ります。
「右回りに回る」ならmake a right-hand turn のように言えます。

これだと、右、左という日本語と対応しているので分かりやすいですね。
では、rightやleft を使わないで、同じことを言う表現はご存知ですか?

🔃

それは
『右回り』なら clockwise rotationで、
『左回り』は counterclockwise rotation と言うのです。
こっちの方が和英辞典で引けば、最初に出てくるかもしれません。

これ『時計回り』と『反時計回り』じゃないかという文句も有るかもしれませんが、
つまるところ、右回り=時計回りで、左回り=反時計回りということです。

clockwise が『時計回りの、右回りの』あるいは『 時計回りに、右回りに』 で、counterclockwise が 『反時計回りの、左回りの』 や 『反時計回りに、左回りに』 の意味になりますね。

〆に例文書きます。

「この歯車が右回りに回ると、隣の歯車は左回りに回ることになる。」
If this gear rotates clockwise, the neighboring gear will rotate counterclockwise.