「十五少年漂流記」の英語タイトルは?―⛵―#気になる英語調べ隊 2307

(2024.10.3)

ジュール・ヴェルヌが書いた少年向けの冒険小説『十五少年漂流記』は、
無人島に漂流した15人の少年たちが力を合わせて生活し成長していく話です。
(ぼくは子供の時に何度も読みました。)

この小説のタイトルは英語ではどうなっているかご存知ですか?

これ、
Two Years’ Vacation 「二年間の休暇」だそうです。

あの子たちは、島に二年間ぐらい居たんですね。

なお、そもそもはフランス語の小説なので、
Deux Ans de Vacances が原題で、これを直訳したのが英語タイトルになっているわけです。

日本でも「二年間の休暇」の題で出版されたケースも有るようですが、
このタイトル見ると「産休か?」とか思ってしまいそうですが。

大谷選手への愛と憎しみ:「表裏一体」の英語は❓―💔―#つぶやき英単語 2553

(2024.4.28)

大谷翔平選手が、トロントブルージェイズのファンからのブーイングを受けながら第7号ホームランを打ちましたね。
トロントのファンには悪いけど、面白い光景でした。

トロントのファンは、大谷選手がブルージェイに入るという偽情報で一喜一憂した経緯があるので、大谷選手のことは好きだけど嫌いというような感じなのでしょうか。

このような愛と憎しみが『表裏一体』という感覚を、英語ではどう表現すればいいでしょうか。

『表裏一体』に当たる英語表現として two sides of the same coin が挙げられます。
文字通りなら「同じコインの表と裏」という意味になりますね。
これを使うと
「愛と憎しみは表裏一体のものだ」を
Love and hate are two sides of the same coin.
のように表現できます。

大谷選手には、相手チームのファンから少し憎まれてもホームランを打ち続けて、
ブーイングを歓声に変えてほしいと思います。

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「三人寄れば文殊の知恵」に似た英語表現―👪―#つぶやき英単語 2201

(2023.12.1)

「三人寄れば文殊の知恵」とは「凡人でも三人集まって相談すれば、思いがけないよい知恵が浮かんでくる」という意味の諺ですね。
ここで、文殊は知恵をつかさどる菩薩のことです。

オンライン英会話のレッスンで
先生に日本語の「三人寄れば文殊の知恵」の意味を説明したら、
英語では Two heads are better than one. が同じような意味と
言われました。
「二つの頭は一つよりも良い」ということでしょうか。

英語では文殊とかが出てくるわけではないのですが、
確かに、複数人で協力すれば、いい知恵が出るという趣旨は同じですね。

まあ、どこの国でも人間は同じようなものなので、他の国で似たような諺があっても不思議ではないと思います。

久保選手のトゥワーク= twerk ❓-😂-#つぶやき英単語 2139

(2023.10.1)

サッカーの久保建英選手が、ゴールを決めた後のセレブレーションでお尻くいくいさせてたんですけど・・・。
これで、twerk 『トゥワーク』という言葉を初めて知りました。
(Weblioによると、トゥワークとは
「腰を落とした状態でお尻を激しく振るダンスの一種」だそうです。)

Kubo with the fake injury and twerk celebration 
「ケガのふりからトゥワークのセレブレーションをする久保 」

さすがに、久保選手もお尻を激しく振るとこまではやっていません。
ちょっと、「クレヨンしんちゃん」ぽい動きでしたね。

24/7 の小噺?―#つぶやき英単語 1516

(2022.2.6)

どこの国でも人ってえのは長い言葉や堅苦しい言葉を使わずに
省略したり記号にしたり、まあ古い言葉にすりゃあ符牒というような
言い換え・書き換えをするもんでして。
その中で、数字が入った符牒ってのも有るんですな。

例えば、24/7 はご存知? 
(分数? ・・・)

🌞

かの大英帝国 の言葉、英語の話なんですが、
24/7は、24 hours a day, 7days a week 。
一日24時間、週7日のことだそうです。
all the time 『いつも、常時』という意味ですが、
わが日本語で言うところの「四六時中」に似ておりますね。
四掛ける六が二十四、一日の二十四時間中ってことで、
どこの国でも人は人、同じような発想をするものでございます。

蛇足ですが、四六時中は、もともと「二六時中」だったんだそうですな。
昔の「 いっとき(一刻)」は昼や夜を六等分したものなので、
昼の六刻と夜の六刻を足した二六時はちょうど一日ということになるのでありますよ。
時の数え方が変わって言い方も改まったわけで、まさに「言葉は世につれ」ということですね。

🌛

24/7の使い方はこんな感じで。
He was exhausted from being forced to help out at his family’s 24/7 convenience store.
「彼は家業の24時間年中無休のコンビニを手伝わされて疲れ切っていた」
(セブン-イレブンなのに、24/7とはこれいかに。)

The convenience store is open 24/7.
「そのコンビニは24時間365日営業だ。」
のようにも使えます。形容詞でも副詞でも行けるタイプなんです。

今、こんな流行り病でおかしな世の中でもコンビニが有ってありがたいと思います。
コンビニの方々、いつもありがとうございます。🙇
経営される立場では感染対策からバイトさんの確保まで何かとご苦労あるかと思います。
近所に商売敵も有ったりしてむずかしいところですが、
ご家族の方にも負担が大きかったりするなら、無理に24時間年中無休でなくてもいいと思うんですけどもね。

まあ、24/7なだけに、割り切れない話ということで。