英語で「組み換えタンパク質ワクチン」は?-#つぶやき英単語 1497

(2022.1.18)

塩野義製薬の新型コロナウィルス用の国産初のワクチンが治験の最終段階に入ったとのニュースがありました。

塩野義製薬のリリース情報(2022.1.17)のタイトルはこんなでした。
Notice Regarding the Initiation of an Active Control Neutralizing Antibody Comparative Clinical Trial for COVID-19 Recombinant Protein-based Vaccine, S-268019 in Japan
これを訳すと
「COVID-19 組み換えタンパク質ワクチン S-268019の 中和抗体価比較試験の国内での開始についてのお知らせ」

『組み換えタンパク質ワクチン』 Recombinant Protein-based Vaccine
塩野義製薬が開発中の新型コロナワクチンがこのタイプで、
「ウイルスのタンパク質の一部を遺伝子組換え技術で作成し投与するもの」だそうです。
このタイプは副反応はおこりにくいそうですが、免疫がうまく機能するタンパク質の設定や、効果を高めるための副成分などが技術的な課題とされています。

ちなみに、Recombinant が『(遺伝子)組み換えの』の意味だそうです。
『遺伝子組み換え』は、gene-recombination になります。

💉

とりあえず、ワクチンや治療薬の選択肢が増えるのは望ましいことですので、塩野義製薬さんにも頑張ってほしいところです。
3月ごろまでに承認されたら、次に僕がブースターショットで打つのは国産ワクチンと言うことも有りうるわけですかね。

心に響く resonate ―♬-#つぶやき英単語 1488

(2022.1.10)

最近のオンライン英会話のレッスンでも出てきたんですけど
resonate という言葉、なんか好きです。

そもそもresonate の意味は、自動詞なら『鳴り響く、(~に)共鳴する』です。
他動詞の用法も有って、その場合は『鳴り響かせる、共鳴させる』になります。
『共振、共鳴する(させる)』の意味で、技術用語としても使われます。

なんでこの単語が好きかというと
resonate は、「心に響く」という場面でもよく使われて、一種の比喩的な表現としてもきれいな言葉だと思うのですよ。
日本語でも同じように心に響くと言うので、感覚的に理解しやすいところもポイント高いです。

人の心に響くと言うには、
resonate with か、 resonate in one’s heart という形を取ります。
例えば、こんな風になります。

His speech resonated with the people.
「彼のスピーチはの人々の心に響きました。」

What words will resonate in your heart?
「どんな言葉があなたの心に響きますか?」

このブログ、基本的に自分の勉強のためにコツコツ書いているのですが、
たまには誰かに響くことがあったら嬉しいです。ホント。

regular triangle と right triangle は?―🍕―#つぶやき英単語 1432

(2021.10.5)

regular triangle は『正三角形』
right triangleは『直角三角形』です。

正三角形は、他に equilateral triangle という言い方も有ります。
直角三角形は、right angled triangle ともいいます。

まあ知ってるか、知らないかなんですが
特に日本語で考えたものを英語にしようとした時に
すっと出て来なかったりします。
知ってたはずなのに、出て来ないときの
気持ちの悪さったら・・・。

だから、知ってる言葉でも反復して使って
英語も日本語もイメージと結びついているようにしたいものだと
思うわけです。

What is that regular triangular sign?
「あの正三角形の標識は何ですか?」

First, cut a rectangular piece of paper to make two right triangle.
「まず、長方形の紙を切って、二つの直角三角形にしてください」

とか。

rein もあるんやで。―🐎―#つぶやき英単語 1340

(2021.3.21)

前にrain『雨』とreign 『君臨、統治』が同じ発音ということを書いたんですが、
こういう同音異義語 homonym って基本的に「紛らわしくて面白い」と思うのです。

でね、オンライン英会話Bizmatesのレッスンで、
興味深い英単語の例としてこのrain とreign を挙げたら、
南アフリカ在住のダンディーな先生が「まだまだだな」みたいな感じで
「rein という単語も同じ発音なんやで」
と教えてくれたのですよ。(英語でですけどね)

確かに、おっしゃる通り、
reinは辞書で見てもrain 、reign と同じ発音 (発音記号 réɪn) でした。
これは『(馬につける)手綱』の意味なんですと。
語源は「抑えるもの」の意味のラテン語だそうです。

🏇🏾

ついでに言うと、
rein には『(幼児などにつける)安全ひも』や『統御、抑制』などの意味もあり、
『手綱で操る、制御する』の動詞としても使われるとのこと。

やっぱり、英語の事を聞ける相手がいるというのは、いいです。
勉強になりますね。