「僕ヤバ」のリアクションから:This man is denser than Mercury・・・-🦾-#つぶやき英単語 2122

(2023.9.14)

アニメ「僕の心のヤバイやつ」に対する英語のリアクション動画の中で、
主人公の市川のことを
”This man is denser than Mercury” と言っていました。

dense という形容詞には、
『密度が高い』と『鈍感な』の両方の意味が有ります。

なので、denser than Mercury だけを素直に読むと
「水銀(Mercury)より密度が高い (dense)」になります。
ちなみに、水銀は室温で密度13.6 g/cm3 で、鉄や銅や鉛よりも密度が高い金属です。

結局、上の文は
「とてもdense(高密度)な水銀より、この男の方がdense(鈍感)だ」
つまり
「この男はとてつもなく鈍感だ」という意味の
ひねった言い方になっているわけです。

これがEnglish Joke というやつでしょうか?
勉強させていただきました。

日本代表、ラグビーWCで対チリ戦勝利の英語記事タイトル―🏉-#つぶやき英単語 2119

(2023.9.11)

昨日、ラグビーワールドカップで、日本チームがプールDでの初戦でチリに42-12で勝利しました。

今日は、この試合に関する英語記事のタイトルをいくつか見てみましょう。

BBC
Japan 42-12 Chile: Rugby World Cup debutants beaten in Toulouse
「日本 42-12 チリ:ラグビーワールドカップの初出場チーム、トゥールーズで敗れる」
  *debutant は『初舞台の俳優、 社交界に初めて出席する人』の意味ですが、
  もっと一般化して『デビューする人』の意味でも使われるようです。
  ここではdebutants を初出場チームと訳しました。

The Gardian
Japan too strong for Rugby World Cup debutants Chile in bonus-point win
「ボーナスポイント獲得して勝利の日本、ラグビーワールドカップ初出場のチリには手強過ぎた」
 *ボーナスポイントは4トライ以上取って勝つともらえるみたいです。

The Japan Times
Chile Makes Rousing Rugby World Cup Debut as Japan Wins
「日本の勝利だったが、チリは熱のこもったワールドカップデビューを飾る」
  *rousing は『興奮させる、熱のこもった』の形容詞

The Asahi-Shinbun
Japan down brave Chile to take World Cup Pool D lead
「日本、勇敢なチリを下してワールドカップ・プールDで首位に立つ」

The Mainichi
Rugby: Japan cannot rest on laurels after Chile win as England await
「ラグビー:日本はチリ戦に勝利も、イングランド戦が待ち受けるので浮かれてはいられない」
*laurelは『月桂樹』ですが、『名誉、栄冠、勝利』の意味にもなります。

とりあえず、日本代表、初戦に勝ってよかったです。
特に、松田選手はプレースキックが直前のテストマッチでよくなかったので心配してましたが、全部きっちり入れたのはさすがだと思いました。
確かに、次は難敵のイングランドですが、日本代表やるときはやってくれると思います。
がんばって!

decent と descent -✔-#つぶやき英単語 2108

(2023.8.31)

英単語の書き込み式のドリルをやっていたんですけど、
前の方を見直してみたら、『下降、下り坂、堕落』等の意味のdescent と書くはずのところに、s の抜けた decent と書いてあるのを発見。

decent だと『きちんとした、まともな、かなりの』などの意味ですね。
当り前ですけど
s の一文字有るか無いかで、意味が全然違ってしまいます。

ちなみに
『きちんとした』のdecent の発音は díːsənt で、
『下降』のdescent の発音は disént です。
アクセントの位置から違うので、これは区別しやすい方ですね。

まあ、うっかりミスレベルの話なので、
次には間違えないはず・・・。
何ごとも、間違えながら覚えていくものだと思っておきましょうか。

ポーコックさん、declassified は❓―🇦🇺-#つぶやき英単語 2087

(2023.8.11)

パナソニックワイルドナイツでもプレーした元ラグビー選手のDavid Pocockさんは今オーストラリアで議員として活躍されています。

ポーコックさんのツイートから気になる英単語・表現を拾ってみましょう。

move a motion『動議を提出する』
  make a motion も同じ意味になります。
  motion が『動議』です。
  
declassified 『秘密区分を外した』
 classify に『機密扱いにする』の意味が有り
  declassify が『機密指定から外す』です。

crossbench 『無所属議員(席)』

など

なお、ONI は Office of Naval Intelligence 『海軍情報局』だと思われます。

訳は以下のような感じになります。
「今日、私は政府に対し、ONI気候リスクアセスメントの機密解除されたコピーを開示するよう動議を提出した。
労働党と連立与党は、公開させないために反対票を投じた。
オーストラリア国民は、気候変動がもたらす国家安全保障上の脅威について知る権利がある。」

David Pocockは、ラグビーではジャッカルの名手として知られていました。
タックルで倒された選手を安定した足腰と長い手で抑え込んでボールを出せなくするが彼の得意技だったわけです。

今は環境保護派の無所属議員としてがんばっているようですが、
政府や与党にとってもけっこう手強い相手なんじゃないでしょうか。
(少なくとも彼にタックルされたくはないと思いますし・・)

「減点主義」の英語は❓-💯-#つぶやき英単語 2018

(2023.6.7)

『減点主義』は、ミスや問題などがあると減点していく人事などでの評価方法ですね。
これを英語では demerit system と言うそうです。
demerit は『デメリット、欠点、落ち度』の意味になります。

『減点主義』の他の言い方としては、points-off system も有ります。

使ってみましょう。
Personnel evaluations within this company are based on a demerit system.
「この会社の人事評価は減点主義に基づいている」

あまりに減点主義が幅を利かすと<
守りに入ったような人しかいなくなって、組織としては活力を失うかもしれませんね。

Trump氏に関する記事の英単語-📰-#つぶやき英単語 1990

(2023.5.10)

トランプ前大統領に関するThe New York Times の記事から、気になる英単語を調べてみました。

Jury Finds Trump Liable for Sexual Abuse and Defamation
「陪審団、トランプ氏の性的虐待と名誉棄損の責任を認める」

 jury『陪審員(団)』
 liable for『に対して(法律上の)責任がある』
 defamation 『中傷、名誉棄損』

A jury of six men and three women awarded the writer E. Jean Carroll $5 million in damages. Donald J. Trump called the verdict a “disgrace.”
「男性6人と女性3人からなる陪審団は、作家のE Jean Carrollに対する損害賠償 500万ドルを認定した。Donald J. Trumpはこの評決を恥ずべきものと呼んだ。」

 この場合の award は『(賠償金などを)認める』
 verdict 『評決』 
 disgrace 『恥辱』

More than a dozen women have accused Mr. Trump of sexual misconduct over the years, but this is the only allegation to be affirmed by a jury.
「長年にわたり十数人の女性がトランプ氏の性的不正行為を告発してきたが、陪審員によって認定されたのはこの申し立てのみである。」

 misconduct 『違法行為、職権乱用、不行跡,非行』
 allegation 『(まだ証拠の無い)申し立て、主張』

記事の最初の部分で、もうおなかいっぱいな感じです。
年貢の納め時という言葉が思い浮かびました。




英語で「乾燥剤」は❓-☔-#つぶやき英単語 1966

(2023.4.18)

desiccant が『乾燥剤』のことだそうです。
desiccant agent や desiccating agent も同じ意味になります。

desiccate が『乾燥させる』を意味する動詞です。

desiccator は『乾燥器』のことですが、デシケーターとも言われてますね。
(デシケーターは、サンプルやカメラなどを入れておいたりして、僕もお世話になっている感じです。)

この前の土曜日は熊谷ラグビー場で雨の中試合を観戦していたのですが、
けっこうリュックの中にまで浸水していました。
干したんですけど、中の方がじめっとしていて、これ乾燥剤でも入れといた方がいいかもと思って・・・・。

で、『乾燥剤』って英語で何だっけ? と辞書で調べる流れになりました。

新しい単語を覚えれば、ずぶ濡れのラグビー観戦も意味があったという感じです。
(次の試合では、我らがワイルドナイツにスカッと勝ってほしいですけどね。)

「脱線」の英語は❓-🚃-#つぶやき英単語 1946

(2023.3.30)

『脱線』は英語でderailment です。

これは動詞だと derail で『脱線させる、脱線する』の意味になります。
de+rail で「レールから外れる」という感じでしょうか。

そういう鉄道事故があれば、これらの単語が使われます。
例えば
Watch: The East Palestine, Ohio, train derailment is just one of more than 1,000 train derailments that happen every year. WSJ breaks down the most common ways trains come off the tracks.
「注目: オハイオ州イーストパレスチンで発生した列車脱線事故は、毎年1,000件以上発生している列車脱線事故のひとつに過ぎません。WSJでは、列車が線路から外れる最も一般的な原因を解説しています。」

そんなに頻繁に脱線事故起こるものなんでしょうか?

鉄道に関しては、日本は安全性・正確性を誇れますね。

difference と deference -📚―#つぶやき英単語 1939

(2023.3.24)

difference は『違い、差異』ですが、
これに似ているdeference は『服従、尊敬、敬意』の意味なんですね。
ちょっと紛らわしいですね。

発音はと言うと
difference は発音記号で dífərəns (ディファレンス)で
deference は défərəns (デファレンス)です。
違うことは違うのか・・・。

使ってみましょう。
Blind deference to the leader endangers the organization.
Isn’t it more natural to have differences of opinion?
「リーダーへの盲従は組織を危うくします。
 意見の相違がある方がより自然ではないですか?」

紛らわしい単語は、ペアにして覚えてしまえばいいかと思います。

「がれき、残骸」の英語は❓-⛑-#つぶやき英単語 1918

(2023.3.3)

『がれき、残骸』に対応する英単語を辞書で調べると、
rubble
debris
wreckage  などが出てきます。

これらの単語をこの頃よく見かけます。
ウクライナ関係の記事:
Rescuers working through the night were able to pull 11 people from the rubble but others remained trapped.
「夜通し作業したレスキュー隊は、11人をがれきの中から救い出すことができましたが、他の人たちは閉じ込められたままです。」

トルコ関連の記事:
“With the completion of debris removal activities, we are starting the reconstruction and revival of our region,”
がれきの撤去作業の完了により、地域の復興・再生が始まります」

ギリシャ関連の記事:
Greek rescuers comb through train crash wreckage as hopes fade
「ギリシャの救助隊が列車事故の残骸を調べ、希望が薄れていく」

戦争、災害、事故といろいろ大変なニュースが有りますね。
なんとか、人が防げるものは防ぎたいところですが・・・。