at bay は?–⚓️–#つぶやき英単語 1320

(2021.2.7)

at bay を英辞郎で調べると、『追い詰められて』の意味が出ているのですが、
その下に Inflation remains at bay. 「インフレを食い止めている」という例文がついてるんですけど・・・?
(これは、日銀か何かがインフレを追い詰めて睨み合っているイメージでしょうか?)

別の項目として、animal at bay というのが出ていて、
これは「追い詰められた動物」というそのままの意味なので分かります。

ただ、他にも、have 〜at bay で『寄せ付けない』というのも出てます。
動詞が keep とか hold でも同様の意味になるようです。
たとえば 、keep deflation at bay 「デフレを食い止める」とか。

でも、bay 『湾』が、どうしてそんな使われ方するの? と思った方、
いい疑問です。

これはね、「湾じゃないbay 」なのですよ。僕もつい最近、オンライン英会話のトレーナーに教わったのですけど。

bay には『(猟犬の)吠え声』の意味が有り、
そこから『(猟犬に追い詰められたような)窮地、苦しい立場』にもなるんです。

猟犬を想定するとよくわかります。
at bay は、捕まりそうな動物からしてみれば窮地なわけですね。
逆に狩りをしている立場なら、動物の動きを抑えて追い込んでいて、良くやっている状態です。
この動物を不景気とか病気とかに置き換えて考えれば、
猟犬ならぬ金利政策や薬で問題を抑え込んでいるイメージになるのか。なるほど。

例文です。
Can our government keep the pandemic at bay?
「政府はパンデミックを抑えられるのだろうか?」
(こういうところで疑問形にしたくはないんですが)

ちなみに、bayには『吠える、吠え続ける』の意味も有って
The dog bays at the full moon. 「その犬は満月に向かって吠える。」
のようにも使えるんです。 
(うちの近くの犬は、救急車がサイレン鳴らして通ると必ず吠えるけどね。)


動詞のwage は?-👮‍♀️-#つぶやき英単語 1316

(2021.1.31)

wage は、名詞なら『賃金、報い』などの意味で僕も知っていたのですが、
動詞としても使われるんですね。

他動詞の wage は『(戦争、闘いなどを)遂行する』の意味だそうです。

試しに使って英文を作ってみました。

We must wage a war against drug crimes.
「私たちは麻薬犯罪に対する戦いを遂行しなければならない」

一つの使い方で知っている単語でも、違う意味も有ることを知ると新鮮ですね。
なんか知り合いの意外な面を見た時のような感じです。
It’s nice to get to know that a familiar word can have different meanings.
It’s like when finding an unexpected side of someone you know.

動詞のwage の意味は、オンライン英会話の授業で覚えました。
60歳過ぎた僕でも日々成長です。

CGDCTは? -🙈―#つぶやき英単語 1313

(2021.1.28)

ネットで見かける短縮語はいろいろありますが、
これもアニメの話題で使われてるものです。

CGDCTは、Cute Girls Doing Cute Things 
「かわいい女の子たちがかわいいことをする」です。

まあ、そういうジャンルのアニメってことですね。
どんなジャンルでもそうですけど、
中には、かなり面白いものもあります。
けいおん! とか のんのんびより とか。

宇宙よりも遠い場所 は、CGDCTに入るんだろうけど、
泣けた。

僕もいい歳の爺だけど、
アニメ面白い。
なんせ、鉄腕アトム見て育ったのだから
当たり前なんじゃないかな。

hone one’s skillsは?-👨‍🔧-#つぶやき英単語 1311

(2021.1.24)

hone one’s skills は『腕(技)を磨く』の意味です。

このhone は名詞なら『砥石』です。
これが動詞としては『砥石で研ぐ』の意味で使われ、
さらには『(技量などを)磨く』の意味にもなるわけですね。

🦄

実は、最初、僕はこの単語をhorn 『角』と混同しそうになりました。
砥石のhone の発音は hóʊn (ホウンに近い感じ)で、角のhorn の発音は hˈɔɚn (ホーンに近い音)です。

🎧

honeを使った自作例文です。
I think that taking online English lessons is one of the most effective ways
to hone your English conversation skills.
「オンライン英語クラス受講は、英会話のスキルを磨くのに最も効果的な手段の一つだと思います」

この単語もオンライン英会話で教わった表現です。
Bizmates さん、お世話になっております。

天国はまだ遠いのか−🙈–#つぶやき英単語 1305

(2021.1.10)

オンライン英会話で、ある英文について話をする議論するレッスンでの事。
その文に haven という単語が書いてあったのに、僕の目と頭はheavenと完全に勘違いしてしまってたんです。
まだまだだな。

heaven は『天国、非常に幸福な場所(状態)』ですよね。
発音はヴンに近く、発音記号で書くと hév(ə)nです。
(辞書サイトWeblio記載の学習レベルでは、レベル2、英検準2級以上、TOEIC350点以上の単語だそうです。)

これに対して、havenは『避難所、安息所、港』などの意味で、発音記号はhéɪv(ə)n。
こっちの方が、ヘイヴンに近いんですね。
(これはWeblioの学習レベル8、英検準1級以上、TOEIC860点以上の単語です。)


間違えた言い訳なんですが、
①天国って思っても何となく話の筋はそんなに変わらない文脈だったから。
②一文字eがあるかないかだけの違いなんで、そもそも紛らわしいのですよ。
 (こちとらバリバリの老眼なんですー。)

建設的な対応:これを教訓として、次回からhavenとheavenを間違えないように!
「天国はいい港のようなものである」
だから e がついてるのがheaven 天国で、eが無いhavenが港、避難所なのだ。(注1)
避難所よりは天国の方がいいから、eがついてるのだ。
駄じゃれで、違いを覚えました。💮


カタカナ表記に関する苦情:
税金が安くて、税金逃れに使われる国=tax heaven を新聞とかにタックスヘイブンと書いてあるんですけど、タックスヘブンの方が音近いんじゃないの? 
tax heaven 税金天国でもtax haven 税金避難所でも、まあ意味が通っちゃったりするから、かえってタチが悪い感じ。

最後に(注1)
 安易に天国を避難所のように考えるのはやめましょう。(こわいです。)
天国は、その人なりの航海を全うして行きつく港なのですから。

自虐ネタは英語で何?―🥺―#つぶやき英単語 1304

(2021.1.9)

『自虐ネタ、自虐的なギャグ』は、
英語ではself-deprecating joke とか self-deprecating humor に当たるようです。

deprecate は『非難する、軽視する』の意味の動詞ですから、これがself-deprecatingになると『自虐的な』になるわけですね。

これも、オンライン英会話で覚えた単語です。

self-deprecating humor は、自分の口から出て、自分の耳や心がそれを聞いているので、
思う以上に自分を傷つけているのかもしれません。

自作例文です。
Stop saying self-deprecating humor and always try to keep a positive attitude.
自虐的な冗談言うのをやめて、いつも前向きの心持で居られるようにしなさい。


denouement は?-( ゚Д゚)―#つぶやき英単語 1299

(2020.12.31)

denouementは、劇などの結末の『大団円』です。
複雑な伏線が一気に回収されて、鮮やかに終幕を迎えるような、そんな場合に相応しい言葉かもしれません。
これは、事件・紛争の『解決、終局』の意味でも使われるようです。

denouement の語源は、「結び目をほどくこと」の意味のフランス語だそうです。
t はサイレントで、ディヌーメンみたいな発音です。確かにフランス語っぽい。
(Weblio レベル:23の単語です)

🌏

今日は12月31日だから、
あと少し地球が回ると、2020年が終わるわけですが、
いろいろあったこの年に、きちんとしたdenouementがつくのでしょうか。
奇跡でも何でも、悪かったことは今年中にちゃっちゃと解決してもらって一向に構わないんですけど、無理ですよね。

Pandemicの解決は来年に持ち越しですね。
皆さんも安全第一で、この時代を生き抜きましょう。
We’ll have to wait until next year to see the denouement of the pandemic.
Let’s live through this hard time with safety first.


クライアントとのラポー?–😲–#つぶやき英単語 1297

(2020.12.29)

オンライン英会話で、
「ビジネスの顧客とラポーを築くのが重要だ」的なこと英語で言われたのですけれど、ラポー、いやラポーァかな、何ですか?

説明を聞いて、後で辞書で見たら、 rapport =『感情的な親密さ』と出てました。
これ、最後の t は発音しないんですね。
この単語の語源は、「一致、調和的な(親密な)関係」の意味のフランス語だとか。
だから、こういう発音なのかと、納得。

🇫🇷

rapport って僕が知らなかっただけで、
ビジネス分野では、カタカナでラポールとか言って使ってるみたいです。
営業の人なら常識なんでしょうか?
これ、親密という日本語だと、違うニュアンスが加わるから、ラポールと言った方が都合いいんだと思います。
(H部長とA社のKさんが親密な関係だというと、何かきな臭い感じがしませんか? そういうドラマの影響なのかもしれないですが。)
この意味で日本語にするなら、相互の信頼関係ぐらいが無難かもしれません。

サムネイル画像

自作例文で締めます。
As a sales representative, you need to establish rapport with your clients.
「営業担当者として、あなたは顧客とのラポール(信頼関係)を築く必要が有ります」

groomは?-🏇―#つぶやき英単語 1295

(2020.12.25)

groom という単語、名詞だと馬を世話する『馬丁』の意味が有り、
動詞では『(馬などを)手入れする』の意味も有るようです。
馬との縁が深いんですかね。

🐎

また、動詞のgroom には『きちんと身づくろいする(groom oneself)』や、
『訓練する、仕込む』、『(サルなどが)毛づくろい・グルーミングをする』の意味も有ります。

『召使い』の意の中期英語がgroomの語源だそうです。

🎠

groom のもう一つの大事な意味は、『新郎』です。
これは bridegroomの省略形なんだそうです。
bride は花嫁ですけど、これに続くgroomは、召使い的な意味なんでしょうか?
それとも、仕込むとか、そういう意味?
(あまり踏み込むのはやめておきます)

spacious と spacy ―🐥―#つぶやき英単語 1294

(2020.12.24)

オンライン英会話で、
「私たちのオフィスは広々としている」と言おうとして、
口から出たのが、
Our office is very spacy. でした。

で、すぐに
Our office is very spacious. の方が正しいと教わりました。

それそれ、言いたかったのはそれ。

spacy って単語も無いわけではないんですね。
辞書引いてパッと出てくるのが
『(麻薬などで)まひした、ぼおっとした』の意味です。
(space だから宙を飛んじゃってるイメージなのかな)

でも、そんなオフィスは嫌だ!

いろいろ辞書引いてみたら
spacy でも『空間が広い』の意味も有るには有るみたいです。
This car is very spacy.  (Wiktionary に出ていた例文)

でも、メインの意味は麻薬でぼおっとしたの方かもしれないし、
spacious に比べてspacy は口語的(colloquial )なので、
ビジネスシーン想定の会話では、そりゃ訂正されますわ。

因みに音楽関係では、
spacy は『(曲が)変わった感じ、ぶっ飛んでる』のように使われるみたいです。
場合によっては誉め言葉ですね。


いやあ、間違えてみるもんですね。
それで、いろいろ分かることが有ります。
(強がりですけど)