wipe the slate clean は?―🧽―#つぶやき英単語 1433

(2021.10.6)

wipe the slate clean は、比喩的な表現(figurative expression)で、
『過去のことを水に流す、行きがかりを捨てる』という意味だそうです。

この場合のslate は『石板』のことです。
昔、石板にチョークで書いた文字などを消すために、布で拭いていたんですね。
このことを語源として、
wipe the slate clean は直訳なら「石板をきれいに拭く」ですけれど
『水に流す』的な意味になったわけです。

自作英文です。
The politician believed the slate was wiped clean by the election.
「その政治家は、選挙結果によって行きがかりはなくなったと信じていた」

あまり過去にこだわるのもどうかと思いますけれど、
すぐに水に流しちゃうのもどうかと思います。
特に政治的なスキャンダルは、きちんと説明してもらわないと。
石板もきれいに拭けていないんじゃないでしょうか。

.comは?―🐣―#つぶやき英単語 1430

(2021.10.2)

URLに.comというドメイン名がついているのを多く見かけますが、
このcomは、commercial の略なんですね。
要するに商用のサイトということを表しているわけです。

🧮

お気づきかもしれませんが、このブログのURLには.com がついてるんですけど
全くもって商用のサイトではありません。

実は、ドメインの原則を知らないで、.comにしてしまったんです。
(無知と言うのは恐ろしいもので・・・)

これは、どうするべきですかね。
ドメイン変えてもいいんですけど、
また1からやらないといかんのでしょうか。うーん。

動詞のstomachは?―🍜―#つぶやき英単語 1426

(2021.9.25)

名詞の stomachは『胃、腹』ですが、使い方によっては『食欲、好み、気分』の意味にもなります。
  I have a pain in my stomach. 
  「胃に痛みが有ります」
  I had no stomach for a debate.
  「議論する気分ではなかった」  など。

この他に、stomachは動詞としても使われるんです。
  I don’t stomach fish.
 「私は魚を食べない(私は魚が苦手だ)」
この場合は、stmachは『(~を)食べる』という意味です。

また、同じ動詞として
 I can’t stomach insults to my family.
「私の家族への侮辱は我慢できない」
のように、『(侮辱などを)我慢する』という意味でも使われるんですね。

上の動詞の意味は、stomach を「腹に納める」というイメージで捉えると、
食べるは文字通り腹に納めることですし、
我慢するは「(侮辱などに対し)文句を言わずに腹に納めること」として理解できるんじゃないでしょうか。


 

tricks of the trade は?―😎―#つぶやき英単語 1425

(2021.9.23)

tricks of the trade は、決して、プロ野球選手のあっと驚くトレードや、貿易関係でのごまかしの事ではありません。
Weblio辞書で、 tricks of the trade は『専門的なやり方、専門的な知識、専門的な技術』と出ています。

trickという単語には、
『たくらみ、ぺてん、策略、いたずら、手品、芸当』などいろいろな意味があり、他に『(物事を上手にやるための)やり方、こつ、秘訣』という意味もあります。

trade という単語も『商業、貿易』などの意味でよく使われますが、
the trade という形で『~業、~業界』や『同業者(仲間)』の意味になります。

なので、
tricks of the trade は「同業者の仲間内で知られるやり方やコツ」ということなんです。専門家が知っている裏技や裏情報なども、これに当たると思います。
また、『商売のコツ』という訳になる場合も有ります。

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで読んだ英文に、この表現が出てきました。
まだまだ、毎日新しい発見が有ります。

Shigellaは?―🦠―#つぶやき英単語 1423

(2021.9.21)

Shigella は『赤痢菌』です。この菌は経口感染して急性腸炎を引き起こします。
病名の『細菌性赤痢』は shigellosis というそうです。

このShigella という病原菌の属名は、1898年に赤痢菌を発見した志賀潔先生にちなんでつけられたものだそうです。(確かに、シゲという音が日本語っぽい。)
日本人研究者の名前が病原菌の学名に使われている唯一の例ですと。

赤痢は、発展途上国の帰国者で多く発生しており、容易に経口感染することから日本国内での発生例も少なくないそうです。
赤痢という日本語の病名は、その症状である「出血性の下痢」を表したもの。
(つらそう。)
コロナでも赤痢でも、手洗いをきちんとするのが予防の基本ですね。

inability と disability は ?―🧐―#つぶやき英単語 1421

(2021.9.19)

ability と言えば『できること、能力、技量、才能』の意味の名詞です。
基本的に不可算名詞と考えられます。

これに接頭辞 in-がついた inability は『できないこと、無力、無能』という反対の意味になります。

一方。接頭辞のdis-がついた disability は『無能、無力、無資格』の意味も持ちますが、
その他に可算名詞として『(身体などの)不利な条件、障害』の意味でも使われます。
(inability はこの障害の意味では使わないようなので、 disability と使い方と意味を混同しないよう注意ですね。)

Disabilities should not be considered as inability.
障害があるからといって、能力がないと考えてはいけません。

Kookaburra は?―🐦―#つぶやき英単語 1419

(2021.9.11)

Kookaburra というのは、鳥の名前で、『ワライカワセミ』のことです。
カワセミ(Kingfisher)の仲間で、オーストラリア原産のです。
和名から分かるように、この鳥の特徴は笑っているような鳴き声に有ります。

Kookaburraという名前は、オーストラリアの現地語からの借用で、もともと鳴き声の擬音から来ているんですね。
(たしかにKukakakaという感じの鳴き声のような気がします。)

Twitter で芝刈り機のハンドルの上にKookaburra がちょこんと止まっている動画を見かけました。ここ子は笑っておらず、すました感じで映ってますけど。

Pearly Gates は?―⛩︎―#つぶやき英単語 1418

(2021.9.9)

このthe Pearly Gates というのは、『真珠門=天国の門』のことだそうです。
pearly は『真珠の(ような)』の意味ですね。
オンライン英会話のレッスンで、来世 afterlife という話題の中で、教わりました。

聖書の「ヨハネの黙示録(Revalation)」に出てくる言葉で、
天国に12の門が有り、それぞれが1個の真珠でできているのですと。
だからGates と複数形なんですね。

⛪

まじめに聖書とか読んでない無知な人間の感想なのですが、
けっこう天国の門、いっぱいあるんですね。

だって、改札口でも12か所も有ったら、
待ち合わせで間違えそうじゃないですか。

zest は? ―🎂―#つぶやき英単語 1413

(2021.9.2)

The Great British Bake Off という、ケーキやパンを焼くコンテストの番組を見ていたら、よくzest という言葉を使っているのに気付きました。

zest には、『(風味を添えるために用いる)かんきつ類の皮』という意味があるんですね。
だから、lemon zest や orange zest といえば、ケーキ作りなどに使うレモンやオレンジのの皮の小片のことなんです。

She added orange zest to the chocolate cake for flavoring.
「彼女は風味付けのためにチョコレートケーキにオレンジの皮の小片を加えた。」

🍊

ZESTには、他に『風趣、妙味』という意味も有り、以下のように使えます。
His deep voice gave a zest to his performance.
「彼の深い声が演技に趣を与えていた。」

zest はさらに、『熱意、強い興味』も意味します。
He had a youthful zest.
「彼には若々しい熱情が有った。」

同じ英単語でも、いろいろ意味が有って
「おもしろむずかしい」ですね。

do or die とか do-or-dieとか―😠-#つぶやき英単語 1412

(2021.9.1)

do or die は『(成功するために)死ぬ気でやる』っていうことですね。

使い方はこんな感じです。
They seemed determined to do or die.
「彼らは死ぬ気でやる覚悟のようだった。」

ハイフンを入れてdo-or-die だと『必死の覚悟の、食うか食われるかの』という形容詞になります。

It was a do-or- die situation.
「やるかやられるかの状況だった。」

まあ、気持ちは分かりますけれど、
言葉の上の事でも、何かやるときに死ぬとかdie とかを持ち出さない方がいいんじゃないでしょうか。

生き生きとがんばって、それで成功できればいいですね。