It takes two to tango. は?-💃-#つぶやき英単語 1716

(2022.8.22)

今日の気になる英語:It takes two to tango.

これは、直訳すれば「タンゴを踊るには二人が必要」ということですが、
「(争いごとなどで)責任が双方に有る」ことを意味する表現なのですね。
「お互い様」みたいなことかもしれません。

この It takes two to tango. は
文中にtが多くて、特にトゥートゥーの繰り返しが音として面白いんですけれど、
最初に音で聞くと何と言っているのか理解しにくいかも知れません。
読めば、なるほどという感じですが。

こういう諺表現は、やはり知っていないと意味が取れないところが有りますので、
出会ったときに確認して覚えておきたいものです。
(会話の中で出てきたら、聞き返して確かめるのが一番と思います。)

wunderbarは?-🌼―#つぶやき英単語 1715

(2022.8.21)

wunderbarは、『素晴らしい』の意味の形容詞・間投詞です。

そもそもは、wonderful に当たるドイツ語の単語ですが、これが英語でも使われているのですね。英辞郎とかにも載っています。

発音が聞けるサイトで確認しましたが、
オリジナルのドイツ語では「ヴンダバー」のような発音ですが、
アメリカ英語では「ワンダバ―」のように発音されるようです。

「素晴らしい!」という場合のバリエーションとして
Wonderful!だけでなく、Wunderbar !も覚えておくといいかもしれません。

ちなみに、WUNDERBARという商品名のチョコレートバーも売られているようです。
このネーミングセンスは、Wunderbar! なのでしょうか?
(僕は結構好きだけど)

the epitome of Angels’ game -⚾-#つぶやき英単語 1712

(2022.8.18)

今日の気になる英単語:epitome
この単語の意味は『(…の) 典型、縮図』や『概略、あらまし』だそうです。

使ってみましょう。
Today’s game was the epitome of Angels’.
「今日の試合は典型的なエンゼルスの試合でした」

MLBのエンゼルスの話ですけれど、今日の試合、大谷選手がホームラン1本、3塁打1本を含む5打数4安打で4打点の活躍にも関わらず、マリナーズに11-7で負けてて、こんなのばっかりですね。普通にSweepされてますもん。
(見ててツライ感じです)

トラウト選手が近々帰ってくるみたいなので、これを機会に、皆が「エンゼルスどうしちゃった?」と思うぐらい、連勝してみたらどうでしょうか。

August じゃない augustは?―👑-#つぶやき英単語 1706

(2022.8.12)

英語の月の名前は大文字から始まるのは常識ですね。
8月は August で、これを august と書いたら単純な間違えですね。

ただ、実は小文字始まりのaugust もちゃんと辞書に載っている単語で、
『(畏敬の念を起こさせるほど) 威厳のある、堂々たる』という意味の形容詞だそうです。

augustness はその名詞で、『威厳があること、堂々たること』を意味します。
これらの語源は「立派な」の意味のラテン語だとか。

使ってみましょう。
The people lost their words at the sight of the prince’s august appearance.
「人びとは王子の威厳のある姿を見て言葉を失った」

His augustness attested to his royal lineage.
「彼の威容は王家の血筋を証明するものであった」

まあ、「威厳」ならdignity 、「威厳がある」ならdignified や majestic などの方が一般的な気がしますけど。

heebie-jeebiesは?-💢-#つぶやき英単語 1704

(2022.8.10)

今日の気になる英語:heebie-jeebiesって何?

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで読んだ英文にこの単語が出てました。

Cambridge Dictionary でのthe heebie-jeebiesの定義
strong feelings of fear or worry:
『恐怖や心配の強い感情』ですと。
発音は hiː.bɪˈjiː.biz で、the を付けて使われるのが普通みたいです。

英辞郎によると、 heebie-jeebiesは
『(恐怖・緊張などによる〕非常にナーバスな気持ち、神経過敏、ビクビクした状態』で
アメリカの漫画家Billy DeBeckの連載漫画「Barney Google and Snuffy Smith」から来ている言葉なんだそうです。
ちょっと面白い語感は、漫画が元だからかもしれません。

使ってみましょう。
The darkness gave me the heebie-jeebies .
「暗闇が私をびくつかせた」

きもだめしの季節なので、
たまには、そういうイベントで肝を冷やすのもいいかもしれません。
(僕は遠慮しときます)

bigger fish to fry は?-🐡-#つぶやき英単語 1702

(2022.8.8)

bigger fish to fry というイディオムは、
文字通りなら「フライにするためのより大きな魚」なんでしょうが、
これで『(取り組むべき)もっと重要な用事』という表現になるそうです。

これは、have bigger fish to fry の形で「もっと重要な用事がある」の意味になります。

実は、have other fish to fry でも「他にもっと重要な用事がある」の意味で、biggerの方はそれを強調したバリエーションらしいです。

ちょっと小噺 pun を一つ。

A wife talks to her husband who is doing something on the computer.
Wife  ”I need you to do something for me this evening・・”
Husband “Well, today, I have got bigger fish to fry, ・・”
Wife “Oh, I like fish. You’ve already thought of the menu for dinner even before I asked for it, thanks.”

パソコンで何かをしている夫に、妻が話しかける。
妻「今晩、お願いがあるのだけど・・・」
夫 「えーと、今日はやらなきゃいけない大切なこと(bigger fish to fry)があるんだけど・・」
妻「あら、私、お魚好きよ。 
私が頼む前から夕飯のメニューを考えてくれてたのね、ありがとう。」

えーっ、面白くない?
やっぱりフライは上がるもので、落ちには不向きか。

trimer と trimmer -🙈-#つぶやき英単語 1701

(2022.8.7)

えーっ、最近書いたNo.1998の中で、ちょっと typo がありまして、
爪切りの言い方の一つ nail trimmer を、mが一つしかないtrimer と打ってました。
こそっと直しました、ごめんなさい。

でも、スペルチェックに引っかからなかった気がするんですけど・・・。
それもそのはず。
mが一つのtrimer という単語は実在してて、辞書にも載ってるんです。
(このように間違えたスペルが、他の意味の単語と偶然同じになった場合には、当然スペルチェックでは抽出されません。単語として有るんですから。)

trimer は化学用語で『三量体、トリマー』。同一分子が3個結合してできた化合物のことだそうです。
元になる分子である単量体 monomer が2つ重合したのが二量体 dimerで、3つが 三量体 trimer なんですと。また、このような数分子が重合した化合物をまとめて、オリゴマーoligomer と言うとか・・・・。

ちなみに、
三量体のtrimer の発音は、 tráimər (トゥライマ)で
刈込用具のtrimmer は、trímər (トリマ) なので、違うんですね。

なんだ、リスニングなら間違えなかったのに。
いや、すみませんでした。

関連投稿→summary と summery

「てへぺろ」の英語は?-😝-#つぶやき英単語 1696

(2022.8.2)

『てへぺろ』をえいごでなんというでしょうか?
辞書に載ってなさそうな言葉ですけど、偶然見つけてしまいました。

なんと、My bad! というのを辞書サイトのWeblio で調べたら、『てへぺろ』という訳語が一番最初に出てました。
その他には、『わたしのせいです、ごめんごめん』とか出てくるんで、自分の責任を認めて軽く謝る感じの表現なんですね。
(でも、てへぺろのインパクトが大!)

たとえば、
「心臓に対するリスクから、オンタリオ州が若い成人にモデルナよりファイザーのワクチンを勧める」との記事に対するTweetで、My bad!が使われてました。

They gave out millions of doses of Moderna before saying, “Sorry! My bad!
何百万回もモデルナ投与しておきながら、「ごめん、てへぺろ」だと。

お役所が、本当にMy bad!といったわけではないですが、
これ「てへぺろ」って訳すと、無責任さが際立ってしまう感がありますね。
(お役所は、My bad!すらも言わないということかもしれませんが)

coffee of a kind は?-☕-#つぶやき英単語 1695

(2022.8.1)


coffee of a kind という表現を辞書サイトWeblioで見かけました。
これで「まずい(いいかげんな)コーヒー」だそうです。
(何で?)

この of a kind には『(あれでも)一種の、名ばかりの、怪しげな、まずい』という軽蔑的な意味があるのですね。

例えば
He is a teacher of a kind. なら
「彼は名ばかりの教師だ」です。
(親切な教師ではないので、誤解しないように)

これとは別に、one of a kind という表現があり、これは『個性派、オリジナル』の意味なんだとか。
(ちょっと紛らわしいかも)


run out of steam は?-😫-#つぶやき英単語 1688

(2022.7.23)

今日の気になる英語:run out of steam

run out of steam は『活力を失う、気力をなくす』等の意味となるイディオムです。
経済の活力とかに関しても使えます。

run out of は『使い果たす、切らす』です。
steam は『蒸気、湯気、蒸気の力』ですが、『力、元気』の意味にもなります。
なので、run out of steamで「力を使い果たす=活力(気力)を失う」なんですね。

steam が力の元というイメージは、蒸気機関から来ているんでしょうね。
run out of energy でも似たような意味で使えるようです。

使ってみましょう。
I am running out of steam because of the hot weather.
「暑い日が続いて、体力切れです。」

うーん、なんかそんな感じです。