nose をWeblio(研究社 新英和中辞典)で見ると 最初に名詞の意味として『鼻』と出ているのは当たり前ですが、 その少し下に 『(好奇心・おせっかいの象徴としての)鼻』と・・・。 鼻って、いつからそんなものになったの?
そう言えば poke one’s nose into 『(他人のことに)口を出す、干渉する、首を突っ込む、余計な詮索をする』 という使い方が有ります。 例文) You always poke your nose into my affairs. 「あなたはいつも私のことに首を突っ込むのね」 (pokeを put, push, stick にしても同様の意味になります。)
nose は動詞としても 『詮索する、干渉する』の意味でも使われるのです。 例文) Stop nosing into her affairs. 「彼女のことを詮索するな」
形容詞の nosy も『詮索好きな』や『知りたがって』の意味になります。 例文) Don’t be nosy . 「詮索はやめてくれ」
Oxfordの辞書での説明では dilly-dally to take too long to do something, go somewhere or make a decision 「何かをしたり、どこかに行ったり、決定を下したりするのにに時間がかかりすぎること」となっていました。(口語的で旧式の表現らしいですが)
この意味からすると『だらだらする』という日本語でもいいかもしれませんね。ちょっと音も似てますし。
使ってみましょう。 Don’t dilly-dally. You only do is wasting time. 「ぐずぐずするな。君は時間を無駄にしているだけだ。」
でもまあ、書くのなら誤解はされにくいので、ここではあえてheartful とhurtfulを合わせて使ってみましょう。 He said heartful words, but she took them as hurtful. 「彼は心のこもった言葉を発したが、彼女はそれを傷つける言葉として受け止めた。」 ちなみにこの文も He said heartfelt words, but she took them as hurtful. の方が普通かもしれません。
「溺れる者は藁(わら)をもつかむ」という諺がありますが、 この英語バージョンは a drowning man will grasp at straws a drowning man will clutch (catch) at a straw とかだそうです。
Cambridge の辞書での説明は a drowning man will clutch at a straw said about someone who is in a very difficult situation, and who will take any available opportunity to improve it 溺れる者は藁をもつかむ 「非常に困難な状況にある人が、それを改善するために可能な限りの機会を手に入れること」となっていました。
drowning manは「溺れてる人」、straw は『藁、わら』で grasp at 、 clutch atあるいは catch atは『(…を)つかもうとする』の意味になります。
GRAMMARISTというサイトの説明には The expression sticky fingers came into use in the mid-1800s and calls to mind an image of paper money sticking to someone’s fingers, as if the criminal weren’t really planning to steal. 「sticky fingersという表現は1800年代半ばに使われるようになり、紙幣が指にくっつき、まるで犯人が本当に盗むつもりがなかったかのようなイメージを思い起こさせる。」と書いてありました。
Wiktionaryの説明では Backache of the lumbar region or lower back, which can be caused by muscle strain or a slipped disc. 「筋肉疲労や椎間板ヘルニアなどが原因で起こる背中の下部や腰部で起こる痛み」 だそうです。
それについてのツイートでこんなのがありました。 Check Tomiyasu’s pocket… Salah is still there 「冨安のポケットを調べて。まだサラーがそこにいるから。」 何これ?
実は、be in someone’s pocket というイディオムがあり、 to be controlled or strongly influenced by somebody 「誰かに強く支配されたり影響されたりしていること」 という意味になるんだそうです。
この試合でリバプールのフォワードのサラー選手を完全に抑え込んでいたんで、この表現を使うと Salah was in Tomiyasu’s pocket. 「サラーは冨安のポケットの中にいた=サラーは冨安に抑え込まれていた」 という状態だったんですね。 だから、 冨安選手のポケットの中を見たら、まだサラー選手が居るんじゃないかと・・。 (冨安君、すごいよ。ドラえもんみたい。)