ビジネスで使われるstreamline は❓-🚄-#つぶやき英単語 1988

(2023.5.8)

streamline は名詞なら『流線(形)』の意味です。
これは、形容詞『流線形の』や『流線形にする』の意味の動詞としても使われます。

しかし、ビジネスの話の中では、このstreamline が違った意味になり、
『(仕事・生産などを)合理化する、能率化する』を表す動詞としても使われるのだそうです。

使ってみましょう。
We will further streamline our production processes in order to compete in the steel sector.
「鉄鋼分野での競争に勝つため、我が社はさらに生産プロセスを合理化します」

企業も本当の意味での合理化・能率化を進めてほしいものです。
その場限りで人を減らすのが、合理化ということではないと思いますので。

juggleは❓-🎪-#つぶやき英単語 1952

(2023.4.5)

動詞のjuggle には、もちろん
『ジャグリング(ボールやナイフなどを空中で扱う曲芸)をする』の意味があります。

「彼はボール4個でジャグリングできる」は、
自動詞: He can juggle with four balls.
他動詞: He can juggle four balls
のように表せます。

ただ、juggle は他の意味で使われる場合も有ります。

例えば、juggle は
『(複数の仕事などを)巧みに処理する、上手に扱う』の意味にもなります。
たぶん、ジャグリングのように次から次へと仕事をこなしていくイメージなのでしょう。例文)He is juggles the two roles of artist and manager.
「彼はアーティストと経営者という二つの役割を両立している」

また、juggle は『(数字・事実などを)ごまかす』の意味にもなります。
例文)He juggled the figures concerning his income.
「彼は収入に関する数字をごまかした」

また、juggle は野球で『(ボールを)あぶなっかしい手つきでとる、お手玉する』の意味でも使われます。これはジャッグルとしてカタカナ語にもなっていますね。


cloudy liquid は❓-🍹-#つぶやき英単語 1895

(2023.2.8)

cloudy liquid は、「雲の液体だから雨」というわけではありません。
これで「濁った液体」の意味になるのだそうです。

cloudy は『曇った』の意味の形容詞ですけれど、
『雲のような、曇りのはいった、かすんだ』や『濁った』の意味にもなるんですね。

使ってみましょう。
The glass was filled with a cloudy liquid.
「そのグラスには濁った液体が入っていました」

なお、cloudy はガラスや鏡に対しても使えて
cloudy mirror なら「曇った鏡」だそうです。
Wipe that cloudy mirror.
「その曇ったかがみをふいてください」
のように使えます。

何にしても
cloudy liquid =濁った液体 は知らないで出てくる表現ではないので
覚えちゃいましょう。

slam dunk の意味いろいろ-🏀-#つぶやき英単語 1846

(2022.12.24)

バスケットボールのダンクシュートというのは、高く跳んでゴールの真上からボールをたたき込むシュートですね。
slam dunk は『強力なダンクシュート』のことになります。
(ちなみにダンクシュートは、英語ではshoot という単語は使わずに、dunk shotまたは単にdunk と言うそうです。)

このslam dunk は、バスケ用語以外に
『簡単なこと、簡単に達成できること』や『必然的結果』などの意味になるのだそうです。

使ってみましょう。
The movie has attracted the interest of people of all ages.
So, the box-office success is a slam dunk.
「その映画は幅広い年齢層の人びとの関心を集めている。
 だから、興業的な成功は必然だ。」

映画 THE FIRST SLAM DUNK が好調なようですね。
Kinokuniya USAさんでもプッシュしているみたいです。

In celebration of the release of the movie THE FIRST SLAM DUNK comes the release of THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE, a book full of special illustrations and interviews with the author! A bonus manga chapter featuring the story of Ryouta is also included!
映画 THE FIRST SLAM DUNKの公開を記念して、スペシャルイラストと著者インタビューが満載の「THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE」が発売!
さらに、リョータの物語を描いたおまけ漫画も収録!

mold は鋳型とカビでややこしい―🍮-#つぶやき英単語 1843

(2022.12.21)

川柳風ですけど
「mold は鋳型とカビでややこしい」というのはホントの事。

mold という単語には、(溶かした材料を入れて形を造る)『型』の意味が有ります。
溶かした金属を形にするための『鋳型』や、キッチンで使う『ゼリー型』などもmold ということになります。

ただ、ややこしいことに
mold には『カビ』という意味も有ります。
blue mold と言えば『青かび』のことです。

型とカビが同じmold なので、両方が話に出てくる場合も有ると思います。
例えば、こんな感じで。

Camembert cheese is made by a process in which curds are formed into a lump in a mold and then sprayed with white mold dissolved in water.
「カマンベールチーズは、カード(凝乳)を型で塊状に成形し、白カビを水に溶かしたものを噴霧するプロセスで作られます」

この文には、型とカビの二つのmold が話の中に入ってますから、やはり少し紛らわしいかもしれません。
(それにしても、カマンベールチーズの表面の白いのってカビなんですか?)

then president は?-📰-#つぶやき英単語 1763

(2022.10.7)

今日の気になる英語:then president

then という単語は、
I was living in Tokyo then.「当時は東京に住んでいた」のように
『その時は、あの時は、当時は』という意味の副詞として使われますね。

実は、このthen には『当時の』の意味の形容詞として使う用法も有るんですね。
なので、then president は『当時の大統領』ということです。

例文です。
The then president promised to increase the welfare budget.
「当時の大統領は福祉予算の増額を約束した」

オンライン英会話のレッスンで読んだ英文にthe then president として出ていたんですけれど、定冠詞のthe にthenが続くので語呂が悪いというか、なんか違和感を感じました。。
Weblioの辞書サイトでは、この形容詞のthen のところに
「この用法を好まない人もいる」とわざわざ注がついていました。
やはり、語呂が悪いからなんじゃないかしら。

まあ、かえって覚えちゃいますけどね。

August じゃない augustは?―👑-#つぶやき英単語 1706

(2022.8.12)

英語の月の名前は大文字から始まるのは常識ですね。
8月は August で、これを august と書いたら単純な間違えですね。

ただ、実は小文字始まりのaugust もちゃんと辞書に載っている単語で、
『(畏敬の念を起こさせるほど) 威厳のある、堂々たる』という意味の形容詞だそうです。

augustness はその名詞で、『威厳があること、堂々たること』を意味します。
これらの語源は「立派な」の意味のラテン語だとか。

使ってみましょう。
The people lost their words at the sight of the prince’s august appearance.
「人びとは王子の威厳のある姿を見て言葉を失った」

His augustness attested to his royal lineage.
「彼の威容は王家の血筋を証明するものであった」

まあ、「威厳」ならdignity 、「威厳がある」ならdignified や majestic などの方が一般的な気がしますけど。

go nuts はどんな意味?―🥜―#つぶやき英単語 1670

(2022.7.6)

今日の気になる英語 : go nuts はどんな意味?

go nuts で『気がふれる』『熱狂する、怒り狂う』の意味です。
以下のように使えます。

 She would go nuts with despair.
 「彼女は絶望で気がふれてしまうだろう」
 His fans went nuts when he won the game.
「彼が試合に勝った時、彼のファンたちは熱狂した」
He went nuts when he found his bike stolen.
「彼は自転車が盗まれたのを発見して怒り狂った」

nut は『(堅い殻 の) 木の実』ですけれど、
『変わり者、狂人』や『熱心な愛好者、~狂』の意味も有るんですね。
gun nut だと『銃マニア』です。

これが、nuts になると形容詞として『気が狂った、~に夢中で』等の意味を表します。
そして、一般に go + 形容詞で『~になる』という表現になるので、
go nuts で「 狂ったようになる」の意味と解釈できます。

nut という言葉は、他にもねじ関係のナットも意味します。
俗語としては男性の体にあるタマもそう言うらしいんですよ。
いろいろあるわけですね。

captain は動詞にもなる―🏉-#つぶやき英単語 1656

(2022.6.22)

また、ラグビー関係からなんですが、
ハドレー・パークス選手の記事を見て、captainという単語は動詞でも使うんだなと。
日々、発見です。

captain は他動詞として『(チームの)キャプテンをする、率いる』の意味が有るんですね。船長とか機長をする場合でも使えます。

Hadleigh Parkes will captain a very new side to face Spain with the likes of Ed Byrne, Tom Woods, and Seabelo Senatia all on the team sheet.
「ハドレー・パークスが、エド・バーン、トム・ウッズ、セアベロ・セナティアのような新しいメンバーを率いてスペインと対戦する。」

バーバリアンズ(Barbarians)とスペインとの試合の話で、パークス選手がのキャプテンということですね。バーバリアンズは、試合ごと・ツアーごとに選出・招待された世界の一流選手で編成される伝統あるラグビーユニオンクラブだそうです。

記事で使われているパークス選手の写真がワイルドナイツのユニフォーム姿で、いい感じです。ついでに、僕が撮ったパークス選手の写真も貼っときます。

blanket banって毛布禁止?-🚫-#つぶやき英単語 1650

(2022.6.16)

blanket ban はどんな意味でしょうか?

blanketと言ったら『毛布、ブランケット』で、ban は『禁止』ですけれど、
毛布禁止ではありません。

実は blanket には、形容詞としての使い方も有って
『全面的な、包括的な』の意味になるんです。

なので、blanket ban は『全面禁止』ということなんです。

blanket は『(毛布のように)一面を覆うもの』という意味もあり、
こういうところから、全てをカバーする、つまり『全面的な』の意味にもなるのですね。

使ってみましょう。
Animal rights groups are calling for a blanket ban on hunting.
「動物愛護団体は狩猟の全面禁止を求めています」

ちなみに
blanket authority は『包括的権限』で、blanket contract なら『一括契約』だそうです。