coffee of a kind は?-☕-#つぶやき英単語 1695

(2022.8.1)


coffee of a kind という表現を辞書サイトWeblioで見かけました。
これで「まずい(いいかげんな)コーヒー」だそうです。
(何で?)

この of a kind には『(あれでも)一種の、名ばかりの、怪しげな、まずい』という軽蔑的な意味があるのですね。

例えば
He is a teacher of a kind. なら
「彼は名ばかりの教師だ」です。
(親切な教師ではないので、誤解しないように)

これとは別に、one of a kind という表現があり、これは『個性派、オリジナル』の意味なんだとか。
(ちょっと紛らわしいかも)


run out of steam は?-😫-#つぶやき英単語 1688

(2022.7.23)

今日の気になる英語:run out of steam

run out of steam は『活力を失う、気力をなくす』等の意味となるイディオムです。
経済の活力とかに関しても使えます。

run out of は『使い果たす、切らす』です。
steam は『蒸気、湯気、蒸気の力』ですが、『力、元気』の意味にもなります。
なので、run out of steamで「力を使い果たす=活力(気力)を失う」なんですね。

steam が力の元というイメージは、蒸気機関から来ているんでしょうね。
run out of energy でも似たような意味で使えるようです。

使ってみましょう。
I am running out of steam because of the hot weather.
「暑い日が続いて、体力切れです。」

うーん、なんかそんな感じです。

whistle in the dark は?―😙-#つぶやき英単語 1686

(2022.7.21)

今日の気になる英語:whistle in the dark はどんな意味でしょうか?

直訳通りの『暗闇で口笛を吹く』という意味でも使えますが、
これで『空元気を出す、自信があるように装う』の意味にもなるんです。

イメージとしてはわかりやすいですね。
例えば、肝試しで暗闇の中を歩いていて、わざと陽気にふるまう人とかが思い浮かびます。

使ってみましょう。
We all knew that he was whistling in the dark in his stressful life.
「私たちは皆、彼がストレスが多い生活の中で空元気を出していたことを知っていた」

(これは、We all knew that he was pretending to be cheerful in his stressful life.
のように言い換えられます。)

まあ、空元気だけでどうにもならない場合も有りますから、
そういう時には素直に人に相談するとか助けを求めるのがいいんじゃないでしょうか。



「口答え」の英語は?―😬―#つぶやき英単語 1684

(2022.7.19)

『口答えする』は英語で何と言うでしょうか?

talk back で、reply impertinently or rudely 「生意気あるいは不作法に答える」、つまり『口答えする』の意味になるんですね。

こんな風に使えます。
He talked back to the coach about the training schedule.
「彼はトレーニングスケジュールについて、監督に口答えした」

answer back という言い方も有ります。
Don’t answer me back.
「口答えするな」

『口答え』という名詞としては、backtalkback answer などが使えるようです。
His backtalk angered his father.
「彼の口答えが父親を怒らせた」

talk back という表現が、オンライン英会話のレッスンで出てきました。

立場や意見の違いが有っても、失礼な言い方や態度は健全な議論の妨げになるので慎んだ方がいいと思います。お互いの考えを理解しようとする努力は必要ですね。

creme de la creme は?―🍰―#つぶやき英単語 1683

(2022.7.18)

今日の気になる英語:creme de la creme の意味

これ、元はフランス語で、crème de la crème の形でも使われるようです。

creme de la cremecream of the cream で、
直訳なら 「クリームの中のクリーム 」ということなのですが、
これで、『最上のもの、最高の人々』という意味になるんだそうです。

例えば、こんな風に使えます。
His school had teachers who were truly the creme de la creme.
「彼の学校には、まさに最高の教師陣がそろっていた。」

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで、この表現のことを先生(trainer) に質問したら、別の類似表現があることも教わりました。
cream of the crop でも『(集団の中で)最も優秀な人、最上の物』の意味だそうです。

例文です。
Only the cream of the crop of MLB players can make it to the All-Star Game.
「オールスターゲームに出場できるのは、MLBの中でもトップクラスの選手たちだけです。」

今週は、大谷翔平選手がMLBのオールスターゲームに出場ということで、あまり無理せずに楽しんでプレーしてくれればいいと思います。

抽象名詞+itself は?―#つぶやき英単語 1678

(2022.7.14)

kindness は『親切、優しさ』という抽象名詞ですが、
これに itself をつけて、例えば
She was kindness itself. とすると
「彼女は親切そのものだった」の意味になります。
つまり、形容詞のkindを使った
She was very kind. 「彼女はとても親切だった」に近い意味のことが
名詞のkindness を使って言えるわけですね。

なので
You are beauty itself. なら
「あなたは美そのものだ」という意味になります。
(でも、これを実際に言えるかどうかは、あなた次第ということで・・・)

pie in the sky の意味は?―🥧―#つぶやき英単語 1677

(2022.7.13)

今日の気になる英語:pie in the sky の意味は?

これは直訳なら「空中のパイ」ということですが、空においしそうなパイが浮かんでても届かないので食べることができないわけですね。
なので、
pie in the sky は『現実にはあり得ない事、実現できない夢、絵に描いた餅』のような意味になります。

例文です。
A: His invention is a breakthrough that solves the energy problem.
B: I think his idea is only a pie in the sky.
A: 彼の発明はエネルギー問題を解決する画期的なものだ。
B: 僕は彼のアイデアは絵に描いた餅に過ぎないと思う。

これが pie-in-the-sky の形では、『現実にはあり得ない、絵に描いた餅の』等の意味の形容詞になります。

pie-in-the-sky project なら、「非現実的なプロジェクト」になります。
こういうものに関わってしまうと大変なことになるのかもしれません。

「あっけにとられる」の英語 は?-😯-#つぶやき英単語 1667

(2022.7.3)

今日の気になる英語:『あっけにとられる』の意味の英語表現は?

『あっけ(呆気)にとられる』とは、「驚きあきれること」です。
呆気は、驚きなどでぼんやりした状態のことなんですね。

この『あっけにとられる』を和英辞典で引くと、
be taken aback byという表現が出てきます。

例えば、
I was taken aback by his harsh words of criticism.
「私は、彼の激しい批判の言葉に、あっけにとられた」
のように使えます。

この場合のaback は副詞で、主にこの表現でのみ使われるようです。
aback には、航海用語として『逆帆(になって)』との意味があり、
この逆帆というのは船の帆の裏側から風が当たる事らしいです。
ですから、be taken aback byは、何かに不意を突かれて驚いてあわてることを、
突然に帆の裏から風が吹きつけて不安定な動きをする船の様子になぞらえた表現と考えられます。

ラグビーの話ですけど、
大切なフランスとのテストマッチの直前になって、日本代表から何人もコロナ陽性による離脱者が出る状況については、あっけにとられるとともに非常に残念に思いました。
これは主にラグビーの神様に対する愚痴ですけど。
山沢選手が、フランスチームのディフェンスを切り裂くところが見たかったなあ。

大谷君の姿は chef’s kiss ?―👨🏻‍🍳-#つぶやき英単語 1664

(2022.6.30)

今日の気になる英語:chef’s kissはどんな意味でしょうか?

Los Angeles Angels のツイートで、こんなのかありました。
 These unis in this lighting?
 *chef’s kiss

この chef’s kissDICTIONARY.COMでの説明は以下の通りです。
Chef’s kiss is a gesture and expression meant to show something is perfect or excellent. The gesture is made by pinching the fingers and thumb of one hand together (often in an OK sign), kissing them, and then tossing them dramatically away from the lips. Its tone can be sincere or ironic.
「シェフのキスとは、何かが完璧であるか優れていることを示すことを意図したジェスチャーや表現です。このジェスチャーは、片手の指と親指を合わせて(多くの場合、OKサインのようにし)、キスをした後、唇から大きく投げるようにして行われます。その表現は、真面目なものであったり、皮肉なものであったりします。」
(イメージですけど、イタリアンシェフがボーノと言う時のジェスチャーはこんなじゃないですか。)

なので、Angelsのツイートは
 These unis in this lighting?  
 *chef’s kiss* 
 このユニフォームと光の当たり具合?
 (シェフのキス的なジェスチャー=「カンペキ!!」) 
ということなんですね。        

これは、マウンドで特別デザインのユニフォームを着た大谷選手に、いい感じに光が当たっている写真ですね。

光もユニフォームもいいんだろうけれど、元の被写体がいいから・・・。

toe the line は?-👟-#つぶやき英単語 1662

(2022.6.28)

今日の気になる英語;toe the line はどんな意味?

toe と言えば、『足指、つま先』の意味の名詞でおなじみですが、
動詞として『つま先で触れる』の意味にもなります。

なので、toe the line で『(競走などで)スタートラインにつま先をつけて立つ』の意味になるんですね。

例文です。
The first runners of the ten teams toed the line.
「10チームの第一走者がスタートラインに立った。」

ただ、このtoe the line というイディオムには他の意味も有ります。
これで『規則に従う、統制に服する』の意味でも使われるのです。

使ってみましょう。
All members are expected to toe the party line.
「全メンバーが党の方針に従うことが期待されている。」

この表現は、オンライン英会話Bizmates の教材記事に出ていて覚えました。