夢を夢見る的な英文-(-_-)zzz-#つぶやき英単語 1765

(2022.10.9)

「昨夜、彼女は色鮮やかな夢を見ました。」を英語にするには
① She had a colorful dream last night. でもいいのですが、
② She dreamed a colorful dream last night. でも正解です。

他動詞のdream は名詞のdream を目的語にしても使えるんですね。
ただし通常、この形になるのは上の例のcolorful dreamのようにdreamに形容詞がついている場合のみだそうです。
(例外として、詩では形容詞の無いdream a dreamの形 も見られるようです。)

これ、dreamed a colorful dreamのように、一文にdreamが2回出てきますから、知っていなければ言葉の重複が有って正しくないように感じるかもしれません。

日本語でも「馬から落馬する」は意味が重複していて正しくないとされますが、一方「着物を着る」は正しい表現ですよね。
こういうのは使い方のパターンが頭に入っているから、正誤の判断ができるわけです。

なので英語にしても、正しい文例を頭に入れることが大切だと思います。

なお、このような他動詞と同じ語源の名詞がその目的語になるものを、
「同族目的語 cognate object 」と言うそうです。
他にも、同族目的語をとるパターンがあります。
   He lived a happy life.
   She smiled a charming smile. など
こういう文法的切り口で整理するのも、正しい文例を頭に入れる助けになると思います。

about-face は?- 🙃-#つぶやき英単語 1761

(2022.10.5)

about-face はどういう意味でしょうか?

「顔について」とか「アバウトな顔」という意味ではありません。

この about-face は、『回れ右、逆戻り』の意味です。
(about にはいろいろな意味が有りますが、『向きを変えて』の意味も有るのですね)

About face ! なら号令の「回れ右!」で、主にアメリカで使われるようです。

また、about-face は『(意見、主義、方針などを)180度変える』と言う意味でも使われます。

例文です。
The president’s about-face in policy caused consternation.
「大統領の180度の方針転換は混乱を招きました。」

about も face も知っていても、正直言ってそこから about-face の意味を推理するのはほとんど難しいのではないでしょうか。

「about-face =回れ右 」と覚えてしまった方が手っ取り早い感じです。



 

cog in the machine は?―⚙️-#つぶやき英単語 1758

(2022.10.2)

今日の気になる英語:cog in the machine

cog は『歯車の歯』の意味の単語です。

なので、cog in the machineは、比喩的に『大組織の中で小さな(つまらない)役割を担う人』を意味します。
(cogだけでも。文脈上で同じような意味を表す場合も有ります。)

これは日本語でも、「組織(会社、社会)の歯車」という表現が有りますから、
どこの国の人でも共通している感じ方なのではないでしょうか。

使ってみましょう。
I don’t want to be a cog in the machine any more.
「もう、組織の歯車でいるのはいやだ。」
Without one cog, the whole machine would not run well.
You should be proud that you can contribute to society through your work.
「一つの歯車が無ければ、機械はうまく動きません。
 仕事を通して社会に貢献できることに誇りを持つべきです。」

歯車としてちゃんと動いていれば立派なものだと思いますよ。

at odds は?-😠-#つぶやき英単語 1757

(2022.10.2)

今日の気になる英語:at odds
(オンライン英会話で教材にした英文で使われていました)

at odds は『(~と)争って、調和しないで』の意味だそうです。

merriam-websterの辞書サイトで調べると、oddsには
DISAGREEMENT, VARIANCE つまり『(意見の)不一致、相違』の意味があり、
この意味では主に at odds の形で使われるそうです。

例文です。
The students and teachers were at odds about school uniforms.
「制服について、生徒と教師が対立していた」

Many people are at odds with the way the president handle the problem.
「その問題に対する大統領の対応に、多くの人が反発している」

odds には他に『見込み、勝算、賭け率』などの意味も有り、
特にギャンブル好きな人だと競馬のオッズを思い浮かべるかもしれません。
簡単な言葉こそ、いろいろな意味が有ったりしますので要注意ですね。

「親切そのもの」の英語―😊-#つぶやき英単語 1753

(2022.9.28)

「彼女は親切そのものだ」は
 She is kindness itself. という言い方ができます。

これは、
She is all kindness. でも同様の意味になるそうです。

形容詞ではなくて、
抽象名詞+ itself all + 抽象名詞の形で、これが言えるのが面白いですね。

抽象名詞+ itself を使ってみましょう。
The formula is complexity itself.
「数式は複雑そのものです」

僕も理系のはずですが
なんか数式とか出て来るだけで身構えちゃったりします。


 

 

music to someone’s ears は?-📯-#つぶやき英単語 1752

(2022.9.27)

music to someone’s earsは『(言葉・話などが)(その人の)耳に心地よい』という意味のイディオムです。
その言葉や情報が、音楽に聞こえるほど心地よい、うれしいものということですね。

Wictionaryの説明では
music to someone’s ears
(idiomatic) Some good news; a spoken expression or a sound which is pleasing;
a welcome remark or information.
「(慣用句) 良い知らせ、話す言葉や音で心地いいもの、うれしい発言や情報」
のようになっていました。

この表現使ってみましょう。
What he said was music to my ears.
「彼の言葉は、耳に心地いいものだった」

音楽でもいろいろありますから
デスメタルみたいな発言とかいう場合もあるかもしれませんけど。

face the music は?-🎸-#つぶやき英単語 1748

(2022.9.23)

face the music は、「音楽に向き合う」みたいに見えますが、
これで『(自分の行為の結果に対して)進んで責任を取る、いさぎよく批判を受ける』の意味だそうです。
(政治家の方々に覚えていただきたいイディオムですね。)

Cambridge Dictionary の定義で face the music は
to accept criticism or punishment for something you have done
「自分がしたことについて批判や罰を受け入れること」
となっていました。

使ってみましょう。
If you have made a mistake, you have to face the music.
「もし過ちを犯したのなら、責任を取らねばなりません」

この表現が何に由来するかは明確ではありませんが、
一つの説では、軍隊で兵士が不名誉除隊させられるときに、ドラムなどの演奏とともに罷免される慣習があったためとか。
(見せしめってやつですかね。)




live in someone’s head rent-free は?-🤯-#つぶやき英単語 1744

(2022.9.19)

今日、気になった英語表現:live in someone’s head rent-free

rent-free は『賃貸料無しの』ですから、
live in someone’s head rent-free は直訳なら「家賃無しで人の頭に住む」ですが、
実はこれで
『(考えたくない物事・思い出したくない嫌な人・大好きな物事などが)頭から離れない』の意味なんだそうです。

最近見たMLB エンゼルスのファンのコメントで、こんなのが有りました。

Mike Trout be living rent free in mariners’ fanbases’ heads
(引用元はReddit)

「マリナーズファンたちはマイクトラウトのことが頭から離れることがない」

トラウト選手はマリナーズ戦でとりわけ良く打つので、一部のマリナーズファンからは目の敵にされているようです。
最近も試合を決めるようなホームラン打ってますから、
トラウト選手がマリナーズファンの「頭の中に家賃を払わずに住みついている」のは確かかもしれません。
(トラウト選手は高給取りなので、家賃請求してみたらどうでしょう?)

work one’s tail off は?-🐭-#つぶやき英単語 1741

(2022.9.16)

work one’s tail off は『一生懸命働く、身を粉にして働く、全力で取り組む』の意味だそうです。オンライン英会話Bizmates のレッスンで覚えました。

これには work one’s ass off という同じ意味の表現も有って、ass 『尻』よりもtail 『しっぽ』の方が下品じゃないみたいです。

辞書に説明が見当たらないんで、あくまで僕の解釈ですが、
「しっぽ(or お尻)を落としてしまうぐらい動き回って、忙しく働くということ」なのでしょうか。

この表現を使う時に、主語がWe のような複数形なら、tailも複数のtailsにする必要が有ります。

使ってみましょう。

He worked his tail off to pay off his debts.
「彼は借金を返すために必死で働いた」

We worked our tails off despite the lack of manpower.
「私たちは人手不足の中、懸命に働いた」

忙しいのは仕事があるということで、ある意味幸せなんでしょうけれど、
「しっぽ」を落としてしまうような働き方は、ちょっとやばいと思います。
笑顔になれないような、あまりにひどい状況なら、しっぽを切って逃げ出すのも手かもしれません。(まじで)

clean as a whistle は?-🎷-#つぶやき英単語 1740

(2022.9.15)

(as) clean as a whistle は、『とても清潔で、清廉潔白で』の意味を表すイディオムです。

オンライン英会話 Bizmates では短いエッセイを読んで内容について話すレッスンが選べるのですが、それに出てきて覚えた表現です。

例えば
I had faith that the politician was clean as a whistle.
「私はその政治家が清廉潔白だと信じていたのです」
He polished his motorcycle as clean as a whistle.
「彼は彼のオートバイをきれいに磨き上げた」
のように使えます。

このイディオムで、なんでwhistle がきれいな物の基準なのか、いろいろ説はあるみたいなのですが、いまいちよく分かりません。
その中には、
「笛はデリケートで少し汚れがついただけでも音が悪くなるので、いつでも清潔に磨いておかなければいけないものだから」という説明も有りました。
そんなものなのかもしれません。