鉛 lead がやっかいな件―🩶―#気になる英語調べ隊 2353

(2024.11.19)

鉛(なまり)はやっかりなのですよ。

まず、伝統的な和名があり、当然ながら英語名とは全然違います。
英語では鉛は lead です。

この英語名のlead と元素記号のPbは関係ありません。
Pbはラテン語のplumbumに由来するそうです。

その上、
英語名のlead は『導く』の意味の動詞のlead と同じ綴りなのに
発音が違います。
『鉛』のlead の発音記号は léd(レッド)で、
『導く』のleadは líːd (リード)です。

なので、元素記号、和名、英語名が似ても似つかないのに加え
英語名の発音が、同綴りのよく見る単語と発音が異なるわけで・・・。
いろいろ要注意なのですね。

ちなみに
日本語の「鉛(なまり)」は
「なまる」という言葉と関係していて「軟らかい金属」ということから来ているとか。

(元素関係の関連投稿→ここ
(leadの過去・過去分詞がleadedになる場合がある件→ここ

英語で「顔をつぶされる」は❓―🤬―#気になる英語調べ隊 2352

(2024.11.18)

『顔をつぶされる』は lose face でいいらしいです。
日本語が受け身っぽい言い方になっているのに、
英語はそうじゃないですが、その辺は柔軟に考えましょう。

lose face は『恥をかく、面目を失う』などとも訳せます。
(面目を失うがlose faceには一番近いかもしれません)

例えば、
If he fails, his boss will lose face.
「彼が失敗したら、彼の上司の顔がつぶれる」
のように使えます。

まあ、部下をカバーするのも上司の仕事ですからね。

ノエル団長の言っていたICLは?―👁―#気になる英語調べ隊 2350

(2024.11.17)

団長こと白銀ノエルさんが ICLという視力回復手術を受けたと言ってました。
ICLって?

ICLは Implantable Contact Lens の略です。
直訳だと「埋め込み式のコンタクトレンズ」ですが、
一般には「眼内コンタクトレンズ」と呼ばれているようです。

眼の中にこの眼内コンタクトレンズを移植することで、視力を良くする方法なんですね。
へえ。

なんか角膜にメス入れるみたいなので大変そうだけど、
ノエル団長の話では、そんなに時間はかからないようですし、
その日からすぐに良く見えるみたいです。

いいな、と思ったけれど、
僕は老眼だから手遅れだろうなあ。

(白銀ノエルさん関係いろいろ→ここ

when it comes to は?―💻―#気になる英語調べ隊 2347

(2024.11.13)

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで、
ある先生がよく when it comes to という表現を使ってるのに気付きました。

これは『~のことになると、~に関して言えば』の意味なので、
けっこう汎用性のある表現だと思います。

例えば、
When it comes to food, there are many things he cannot eat.
「食べ物に関して言えば、彼には食べられない多くものがある。」
のように使えます。

今度、自分でも使ってみようと思います。

cold constitution は?―🥶―#気になる英語調べ隊 2344

(2024.11.10)

cold constitution という言葉を辞書で見つけたのですが、
どんな意味でしょうか?

cold は『寒い、冷たい』ですね。
constitution と言うと『組織、構造、憲法』などの意味がありますので、
cold constitution で「冷たい組織」とか思うかもしれませんが、
辞書に出ていたのは違います。

実は、constitution は『体質』を意味する場合があり、
cold constitution で『冷え性』の意味になるそうです。

例えば
「私は冷え性だ」なら
I have a cold constitution.
のように言うことができます。

ちなみに、
I am sensitive to (the) cold. でも同じような意味になります。
『冷え性』もsensitivity to (the) cold のようにも言えます。

また
I have bad (poor) circulation.
「私は血行が悪い」のような言い方でも、
実質的に「私は冷え性だ」という内容にもなります。

寒くなってきましたね。
足の先が冷たく感じる僕は冷え性なんでしょうか。
年のせいかもしれませんが。

 

steel oneselfは?-🔨-#気になる英語調べ隊 2338

(2024.11.4)

steel oneself という表現があります。
steel は名詞なら『鋼』ですが、ここでは動詞です。

動詞のsteel は、 steel oneself の形で以下の意味になります。
: to make (oneself) ready for something difficult or unpleasant
 「困難なことや不愉快なことに対して備える」
: to fill (oneself) with determination and courage
 「決意と勇気をみなぎらせる」
Merriam-Webster

研究社の新英和中辞典でも
「心を固くする、心構えする、心を鬼にする」などの訳が出ていました。

使ってみましょう。
She had to steel herself for bad news.
「彼女は悪い知らせを覚悟せざるをえなかった」

Because of the quality problems, we steeled ourselves for a decline in profitability.
「その品質問題のために、私たちは収益の低下を覚悟していた。」

鋼が硬いというイメージから、このような表現ができたと思うと、
なかなか面白いと思います。
(オンライン英会話、Bizmates のレッスンで覚えた表現です。)

ノエル団長関係:「嘘だと言ってよ」の英語は?-💻-#気になる英語調べ隊 2336

(2024.11.2)

本日、白銀ノエルさんがモンハンワイルズOBTの配信をやってて、
システムトラブル(?)の時に「嘘だと言ってよバーニィ」と言ってました。

英語でこれを言うと、Say it ain’t so, Bernie! となります。

これ自体はガンダム関係の台詞らしいのですが、それもオリジナルではなく
100年以上前の元ネタが有ります。

1919年に、アメリカ大リーグ・ワールドシリーズでの八百長にからんで
ホワイトソックスの8選手が追放されるブラックソックス事件が起こりました。
この中のジョー・ジャクソン選手が裁判所から出てくる時に、
子供が Say it ain’t so, Joe! 「嘘だと言ってよ、ジョー!」と叫んだとされています。
(実際は “It ain’t true is it, Joe?” 「本当じゃないよね、ジョー」だったらしいですが。)

ぼくは、ガンダムの方はよく知らなかったのですが、
大リーグの方のエピソードはなぜか知っていました。
それぞれの世代の常識というものがあるということでしょうか。

(白銀ノエルさん関連→ここ

turn the tide of は?-⚾-#気になる英語調べ隊 2334

(2024.10.31)

turn the tide of は『~の流れを変える(一変させる)』の意味になります。

A single play can turn the tide of a game.
「たった一つのプレイが試合の流れを一変させることもある。」

MLBのワールドシリーズ、ドジャースとヤンキースの試合でも、
なんか一つのエラーが流れを変えたような気がします。

何にしても、ドジャース優勝おめでとう。🎉

Ghost Legは?―🎃―#気になる英語調べ隊 2328

(2024.10.25)

ハロウィンにかこつけるわけではありませんが、
ghost leg はどんな意味でしょうか?

ghost は『幽霊』で、leg は『脚』ですから、
直訳なら「幽霊の脚」ということですね。
(日本の幽霊は、脚が無いのが定番ですが・・)

実は、ghost leg は『あみだくじ』のことで、
ghost leg lottery とも言うようです。
(何でかは分かりません。
あなたの後ろにいる顔色の悪い人にでも聞いてみたらどうでしょうか?)

コイではない carp は?―🎣―#気になる英語調べ隊 2327

(2024.10.24)

carp と言えば魚の『コイ』ですが、コイ以外の意味になる場合もあります。

実は、carp は口語的な表現では
『あら探しをする、口やかましく咎める』の意味の動詞として使われるそうです。
自動詞なので carp at や carp about の形をとるようです。

例えば
He is always carping at me.
「彼はいつも私に文句をつける」
のように言えます。


「コイ」と「口やかましく咎める」がなぜ同じcarp という単語なのかは、単純に言って語源が違うからだと思います。

口やかましい人の様子が、口をパクパク開けているコイに似ているからという理由でできた言葉ではないのは確かです。