abandonedとabundant-🤔-#気になる英語調べ隊 2436

(2025.2.24)

abandon は『捨てる、見捨てる』の意味の動詞なので
abandoned は『(見)捨てられた、放棄された』の意味の形容詞になります。
(abandonの過去・過去分詞形もabandoned ですけどね。)

以前ぼくは、これとabundant 『(あり余るほど)豊富な』という単語が
紛らわしいと思って、ちょっと苦手でした。

発音記号では、
捨てるの abandon は əbǽndən、見捨てられたのabandoned は əbǽndənd で
abundant は əbʌ́ndənt なので明らかに違います。
ただ、僕の耳だと音で聞いて間違える可能性も有るかなと・・・。
いや、ちゃんと聞けば平気か・・・。

使ってみましょう。
The inhabitants must have abandoned that village because of that disaster.
「住民たちはその災害のために村を捨てたに違いない。」

There are plans to renovate that abandoned building.
「その見捨てられたビルを改装する計画がある」

The country has abundant natural resources.
「その国には豊富な天然資源がある」

こういうの紛らわしいからこそ、
まとめて覚えちゃった方がいいというのが結論でしょうか。

JAFのFは?-🚙-#気になる英語調べ隊 2435

(2025.2.22)

今日、JAFのロードサービスカーを見かけました。
あのJAFって何の略称でしょうか?

JAFは、Japan Automobile Federationの略で、
日本名は一般社団法人「日本自動車連盟」です。
なので、このJAFのF、Federation は『連盟』ということですね。

例えば「全日本剣道連盟」の英語名も
AJKF = All Japan Kendo Federation だそうです。

ただし、連盟のついた名称でも、英語名でFederation 以外を使う場合も有ります。
全米看護連盟:National League for Nursing (NLN)
公益財団法人日本ピアノ教育連盟:Japan Piano Teachers Association (JPTA)
のように、League や Association も連盟の意味で用いられています。

また、Federationは他の場合には『連邦、連合』という訳語にもなります。
例えば、Russian Federation は、ロシアの国名「ロシア連邦」の英語表記ですし、
Japan Business Federation は「日本経済団体連合会(経団連)」のことです。

sewer は heteronym-🪡-#気になる英語調べ隊 2427

(2025.2.12)

sew という動詞は『縫う』なので、
これにer のついたsewer は『裁縫をする人、仕立屋』の意味になります。

ただ、sewer には『下水管、下水道、下水本管』の意味もあります。

これらは綴りは同じですが、発音が異なります。
『裁縫する人』のsewer は、発音記号 súːər で、スーアのような発音になります。
これに対し、『下水管』のsewer は、発音記号でsóuər でソウアのような発音です。

このsewerのように同じ形で発音や意味が異なる単語のことを、
『同形異音異義語』 heteronym と言うそうです。

in the know は?-🤔-#気になる英語調べ隊 2426

(2025.2.11)

in the know というイディオムは、
『(機密などを)よく知っている、(内部の)事情に通じている』
の意味になるそうです。

Merriam-Websterの説明では
in the know
: in possession of exclusive knowledge or information
 「独自の知識や情報を持っている」となっていました。

使ってみましょう。
First, I would like to hear from those in the know.
「まず、事情通の人たちから意見を聞きたい。」

He is in the know on the issues.
「彼はその件の内情に詳しい」

このイディオムは
オンライン英会話のレッスンで出てきて覚えました。

Health is Wealth -😷-#気になる英語調べ隊 2425

(2025.2.4)

Health is Wealth は「健康は富」ということ。
元気でないと働けないし。

インフルエンザになってしまいました。
健康の大切さを思い知っているところです。

ノエル団長のお言葉:win-winの対義語はlose-lose?-⚔-#気になる英語調べ隊 2420

(2025.1.26)

ホロライブのノエル団長が配信で
「win-win の反対は lose-lose か?」と言っていましたが
それ正解みたいです。

win-winは『(交渉などで)両者に有利な』で、
これと反対の lose-loseは『両者に不利な、お互いに損をする』になります。
辞書にも出ています。

(関連投稿→白銀ノエルさん関係

「経験則」の英語は?-📈-#気になる英語調べ隊 2416

(2025.1.23)

『経験則』とは、経験をベースに得られた法則のことですが、
英語ではこれを empirical rule と言います。

empirical が『経験的な』の意味です。

例文です。
Heinrich’s law is an important empirical rule in the field of workplace accidents.
「ハインリッヒの法則は、労働災害の分野で重要視される経験則です。」

「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在する」というのがハインリッヒの法則です。
これは原理から導き出される法則とは違いますが、安全を考える上では重要な経験則になっています。
何かヒヤッとしたことが有ったら、それを放置しないで、その原因を取り除いておくことが大切です。

なお、『経験則』で辞書を引くと empirical rule の他に、
rule of thumb という表現も出てきます。
これは正確ではないが実用になる方法を指すようで、
『経験から得た方法、おおざっぱなやり方』のような意味にもなります。
直訳すれば rule of thumb は「親指のルール」ですが、これは昔の木こりが親指で寸法を測っていたことに由来するらしいです。

one of a kind は大谷選手のこと?―⚾―#気になる英語調べ隊 2410

(2025.1.17)

one of a kind は『ユニークな、他に例のない、唯一無二の』の意味です。

これ、大谷翔平選手みたいなことと思っておけば間違いなさそうです。

2024年9月20日、大谷選手が50-50を達成した時のMLBのポストで、
この表現が連発されています。

Shohei Ohtani
One-of-a-kind achievement
One-of-a kind moment
One-of-a-kind player

大谷翔平 唯一無二の偉業 唯一無二の瞬間 唯一無二の選手

確かに大谷選手は、one of a kind だと思います。

関連投稿⇒大谷選手関係

walk the talk は?―🚶―#気になる英語調べ隊 2409

(2025.1.16)

walk the talk は似た音の繰り返しになっていて面白い表現ですが、
これで『自分の言ったとおりのことをする、有言実行する』の意味だそうです。

walk the walk という表現でも、
『(口先だけでなく)物事をきちんと実行する』の意味になります。

また、talk the talk というのも有って
『言うべきことを言、きちんと話す』という意味と英辞郎に出ています。
ただ、これは walk the talk や walk the walk とともに使われて、
「言うことは言う(けどやらない)」ということを表すのに使われる場合が有るようです。

例えば
He is the man who can talk the talk but can’t walk the talk.
なら
「彼は言うことは言うが、実行できないやつなんだ。」
のようないみですね。

この walk the talk という表現を
僕はオンライン英会話のBizmates のレッスンで覚えました。

crow って鳴き声由来だよね―🐦‍⬛―#気になる英語調べ隊 2401

(2025.1.7)

『カラス』は英語でcrow ですけれど、
crow ってなんかカラスの声真似になっているような気がしませんか。
発音記号で króu で、カタカナで書けばクロゥのような音です。
これ、 r を意識して舌を奥に引いてゆっくり言うと、カラスの鳴き声に似てきますよね。

諸説あるのかもしれませんが、
crow は 実際にこの鳥の鳴き声に由来する名前とも言われています。

また、crowには『おんどりの鳴き声、(赤ん坊の)喜びの声』という意味も有り、
成り立ちとして少なくとも擬音語から来ていると考えるのが自然でしょう。

実は日本語の『カラス』も、鳴き声の「カラ」と鳥を意味する「ス」が合わさってできたと言われており、鳴き声に関係した名称であることでは共通しています。

カラスは身近な鳥で、その声の特徴を多くの人が知っているので、
鳴き声に関係した名前が付けられるのは当然な流れかもしれません。