「数の暴力」の英語は?―💯―#気になる英語調べ隊 2330

(2024.7.10)

『数の暴力』は英語では tyranny of the majority と言うそうです。

tyranny は『専制政治、暴政、暴虐、圧政』で、
majority は『大多数、大部分、多数派』等の意味ですね。

In a democracy, decision-making by majority rule is fundamental, but it should not be like tyranny of majority. Respect for minority opinions is also important.
「民主主義では多数決による意思決定が基本であるが、数の暴力のようになってはいけない。少数意見の尊重も重要である。」

まあ、特に政治の世界は数で決まるのですが、
ちゃんと議論してより良い政策を形成していくプロセスが必要ですよね。

「新紙幣」の英語は?―💴―#気になる英語調べ隊 2329

(2024.7.9)

先週、新紙幣が発行されましたね。

英語のニュースでは『新紙幣』のことを、 new banknotes と言っているようです。

例えば、こんな感じで。
The BOJ began issuing new banknotes. The hometowns of the new faces on banknotes — Eiichi Shibusawa, Umeko Tsuda and Shibasaburo Kitasato — celebrated the issuance of the bills, showing local pride.
「日銀が新紙幣の発行を開始した。渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎ら新紙幣の顔の出身地では、地元の誇りを示すものとして新紙幣の発行を祝った。」

他には bank bill が使われているのも見ました。
banknotebankbillも『紙幣』ですが、
banknoteは主に英国、bank bill は主に米国で使用されるそうです。

「吉田選手が起死回生のホームラン」の英語―⚾―#気になる英語調べ隊 2327

(2024.7.7)

MLB レッドソックスの吉田正尚選手が、ヤンキースとの試合で9回の2死から同点2ランホームランを放ちました。打ち取られればゲームセットの状況で、まさに起死回生の一発でした。

この「起死回生のホームランを放つ」は、英語でどう言えばいいでしょうか?
気になりますね。

ちょうど、研究社の新和英中辞典に出ていました。
「起死回生のホームランを放つ」は
hit a homer to pull the game out of the fire
ですと。

pull ~ out of the fire が『~を起死回生させる』だそうです。

使ってみましょう。
Yoshida hit a 2-run homer to pull the game out of the fire.
「吉田選手が起死回生の2ランホームランを放ちました」

最終的にレッドソックスが勝ったので、吉田選手の一振りは値千金でしたね。

「直立する」の英語って❓―🧍‍♂️―#気になる英語調べ隊 2326

(2024.7.7)

辞書サイトのWeblioに「みんなの検索ランキング」というのが載っています。
何日か前、このランキングの上位に『直立する』というのが入っていたのですが
これは英語だと stand erect だそうです。

へえー・・・。

でも、なんでこの言葉をみんなが検索してランクインしたのでしょうか?
わからん。

白銀ノエルさん用語13 : 「洗脳」の英語―💫―#気になる英語調べ隊 2325

(2024.7.6)

ノエル団長が使った言葉の英語調べ:
『洗脳』は英語で何と言うでしょうか?

これは brain washing または brainwashing と言います。

『洗脳する』は brainwash になります。

脳を洗うって、なんか、気持ちよさそうなんですけど・・・。

「洗脳開始」は Start the brainwashing!かな。

(白銀ノエルさん関連→ここ

白銀ノエルさん用語12:シスターのかぶっているのは?―⛪―#気になる英語調べ隊 2324

(2024.7.6)

白銀ノエル団長の新衣装の各部分を英語で何と言うか問題。

『修道服』がhabit というのを書いた流れで
シスターが頭にかぶっているものを何と言うかも調べました。
これは wimple ウィンプルと呼ばれるらしいです。

Collins Dictionary によるwimple の説明
a piece of cloth draped around the head to frame the face, worn by women in the Middle Ages and still a part of the habit of some nuns
となっています。
「顔を囲うように頭からかぶる布のことで、中世の女性が着用し、現在でもシスターの修道服の一部となっている。」のようなことですね。

研究社の新英和中辞典で wimple
『(中世に女性が用いたが,現在では修道女が用いる)ベール』と出ているので、
場合によりベール vail と呼んだ方が分かりやすいかもしれません。

vail という単語は『ベール(装飾・宗教用の婦人のかぶり物)』や『おおって見えなくするもの』などの意味になります。

団長の新衣装には口元を隠すベールもあり、これは face veil のように言うようです。





白銀ノエルさん用語10:耐久歌枠の英語は❓―♬―#つぶやき英単語 2322

(2024.7.4)

白銀ノエル団長が、登録者数190万人になるまで耐久歌枠をやってまして、
これを英語でどう言うか調べます。

耐久レースはendurance raceと言うので、
この場合の『耐久』も endurance か endurance challenge ではないでしょうか。

また、Vtuberが配信で歌いまくるような『歌枠』は、 singing stream というらしいです。

これを合わせると『耐久歌枠』は
endurance singing stream や endurance challenge of singing stream
のように言えます。

「ノエルさんがチャンネル登録者190万人になるまで耐久歌枠を続けています」
Noel is on her endurance singing stream until her channel reaches 1.9 million subscribers!
「190万になる瞬間を見のがさないように!」
Don’t miss the moment it reaches 1.9M!

☆2024年7月4日 午後7時18分 190万人達成しました!
おめでとー!


(白銀ノエルさん関連→ここ

ノエル団長が「のれん」と言ったアレ-🙈―#つぶやき英単語 2319

(2024.7.1)

昨日、ホロライブの白銀ノエルさんの新衣装の発表が有りまして、
その時にノエル団長が衣装の前の方に垂れている部分を「のれん」と言っていました。

最初ぼくは、日本語なら『前だれ』と呼びそうだと思って和英辞典で引いたら apronと出てきました。
(エプロンは違うだろう!)

で、なんやかや調査を続けた結果、
この「のれん」は、英語ではpelvic curtain と呼ばれるものと判明しました。
のれんじゃなくてカーテンなのか・・・。

pelvic は『骨盤の』なので、pelvic curtain は「骨盤のカーテン」的なことです。
ついでに言うと『骨盤』は英語で pelvis と言います。

まあ、気になることは調べないとね。
今回も勉強になりました。

(白銀ノエルさん用語8:ノエル団長が「のれん」と言ったアレ)

(白銀ノエルさん関連→ここ

サイリューム(サイリウム)の英語―🌟―#つぶやき英単語 2318

(2024.6.30)

アイドルのコンサートなどで観客の持つ光るスティックはサイリュームやサイリウムと呼ばれていますね。

Weblio で『サイリューム、サイリウム』を調べると
これが CYALUME という登録商標から来ていることが分かりました。
一般名としては、光るスティックの意味で glow stick 、light stickや、化学反応で光るので chemical light のようになります。

ただ、紛らわしいのは
『サイリウム』で調べると psyllium という別の単語もあるようです。
これは『オオバコ』あるいはその一種の事や、そこから作られる生薬のことを意味するようです。
サイリウムで検索すると、確かに健康食品的なものがたくさん出てきます。

なので、サイリウムを買ってきてと言われたら
CYALUME (光るスティック)なのか、 psyllium (健康食品)なのかは確認した方がいいかもしれません。
(そんなことは、あまり無いと思うけど)

「なまぬるい」の英語―☕―#つぶやき英単語 2317

(2024.6.29)

液体などが「なまぬるい」と英語で言うには、lukewarm という形容詞が使えます。

Oxford Learner’s Dictionary の説明はこんな感じです。
lukewarm
1. slightly warm 
「わずかに温かい」
2. not interested or enthusiastic 
「興味や熱意が無い」

また、tepid という形容詞も『なまぬるい』の意味で、同じ辞書に以下のようば説明が出ています。
tepid
1. ​slightly warm, sometimes in a way that is not pleasant
「(時には心地よくない感じで)わずかに温かい」
2. not enthusiastic 
「熱意が無い」

この二つの単語とも、
基本的な意味は、液体などの物が『なまぬるい』というもので
Our meal was only lukewarm. 「私たちの食事は、なま温かいだけだった」
I don’t like tepid tea. 「なまぬるいお茶はきらいだ」
のように使えます。

また、2番目に人や態度などが『なまぬるい=熱意の無い、冷めた』の意味も持ち、
She resented his lukewarm attitude.
「彼女は彼の熱の無い態度に腹を立てた」
He was lukewarm about the project.
「彼はそのプロジェクトに対し冷めていた」
The campaign received only a tepid response.
「そのキャンペーンは冷ややかな反応しか受けなかった」
のように使えます。

コーヒーとかは、なまぬるいのは嫌ですね。