(2023.7.15)
uncharted は『海図に載っていない、未踏の、未知の』の意味の形容詞です。
uncharted territory は『未知(未踏)の領域』
uncharted watersなら『未知の水域』ということになります。
使ってみましょう。
Life is like a journey along an uncharted course.
「人生は未知のコースを旅するようなものだ」
(誰と一緒に旅するかでも、いろいろ違ってきますね)
(2023.7.15)
uncharted は『海図に載っていない、未踏の、未知の』の意味の形容詞です。
uncharted territory は『未知(未踏)の領域』
uncharted watersなら『未知の水域』ということになります。
使ってみましょう。
Life is like a journey along an uncharted course.
「人生は未知のコースを旅するようなものだ」
(誰と一緒に旅するかでも、いろいろ違ってきますね)
(2023.7.10)
teleologyは『目的論』だそうです。
関連する形容詞は teleological 『目的論的な』になります。
Oxford Advanced Learner’s Dictionary の説明では
teleology
the theory that events and developments are meant to achieve a purpose and happen because of that
「出来事や進展はある目的を達成するためにあり、そのために起こるという説」
だそうです。
例文です。
He detested the advocates of teleology who arbitrarily interpreted events concerning him .
「彼は、彼に関する出来事を恣意的に解釈する目的論の提唱者たちを嫌悪した」
ついでに
detest 『ひどく嫌う』
advocate 『主唱者』
arbitrarily は『恣意的に』です。
まあ、哲学的な用語は日本語の訳語を知っても内容がよく分からないことも有るので、
あんまり気軽には使えないですね。
とりあえず、知っておいて悪いことは無いと思います。
(2023.5.7)
今日のNHKの英語ニュース記事のタイトルに、こんなのがありました。
China shows panda papa and 2 offspring back from Japan
「中国が日本から返還された父さんパンダと二匹の子パンダの姿を公開」
この中で使われているoffspring は『(人・動物の)子、子孫』の意味です。
( offspringには『生じたもの、結果』などの意味も有ります。)
気になるのが、このタイトルで 2 offspring になっていることです。
offspring の複数形は、 offspring でいいのでしょうか?
いいのです!
研究社の新英和中辞典で、
offspring の複数形は「offspring あるいは offsprings 」となっていました。
s がつかない形でも複数形としてOKなんですね。
また、この単語には不定冠詞は用いないのだそうです。
使ってみましょう。
We believed that this girl was his only offspring,
but it turned out that he had two other offspring.
「私たちはこの女の子が彼の唯一の子と思いこんでいたが、
彼には他にも二人の子供がいることがわかった。」
(・・・・)
offspring は複数形がイレギュラーな形の単語として、
TOEICの短文問題とかでも出るかもしれません。
父さんパンダがEimei、双子の娘がOuhinとTouhin だそうです。
日本でたくさんの人に親しまれていたパンダなので、
中国に帰っても快適に暮らせているといいですね。
(2023.3.9)
unearth は、『発掘する、掘り出す』の意味の単語です。
excavate や dig up が類義語になります。
例えば
They unearthed remains from the Jomon period.
「彼らは縄文時代の遺跡を発掘した」
のように使えます。
remains が『遺跡』です。
また、unearth は『(秘密や悪事などを)明るみに出す』という意味にもなります。
例文です。
His discovery led to unearth the truth.
「彼の発見が、真実を明らかにすることにつながった」
un + earth なので、
地面の下にあるものを外に出す感じなんだと思います。
(2023.2.24)
abstention は『(投票の)棄権』のことです。
最近のニュース記事に、この abstention が出ていました。
The UN General Assembly has voted 141-7 (32 abstentions) for a non-binding resolution demanding that Russia leaves Ukraine.
国連総会は、ロシアにウクライナからの退去を求める拘束力のない決議案を141対7(棄権32)で可決した。
🇺🇳 The UN General Assembly has voted 141-7 (32 abstentions) for a non-binding resolution demanding that Russia leaves Ukraine.
— TLDR News Global (@TLDRNewsGlobal) February 24, 2023
‘Against’ includes Russia, Belarus and Syria
‘Abstain’ includes China, India, Iran and South Africa pic.twitter.com/auviqyFPtO
元の動詞 abstain は、『控える、やめる、棄権する』などの意味です。
これは、以下のようにabstain from の形で使われます。
China and India abstained from the vote.
「中国とインドは、投票を棄権しました」
国連決議の方は、いろいろしがらみも有って、棄権する国もあるのはしょうがない気もします。そういう国でも反対ではなく棄権なんだというところが、ロシアの孤立を表しているのではないでしょうか。
でも、何とか早く戦争が終わってほしいものです。
(2023.1.23)
『新石器時代』のことを英語では Neolithic era と言うそうです。
lithic という形容詞が『石に関係した、石でできた』の意味を持ち、
Neolithic が『新石器時代の』の意味になるそうです。
(lithic という単語には、
『リチウムの、リチウムを含む』の意味も有ります。)
『新石器時代』Neolithic eraに対し、
『旧石器時代』は Paleolithic era、『中石器時代』は Mesolithic era と言います。
例文です。
In Europe, the Neolithic era corresponds to the beginning of agriculture and pastoralism.
「ヨーロッパでは、新石器時代は農耕や牧畜の開始期に相当する」
『石器時代』のことは、Stone Age というのが普通のようで、
『新石器時代』を New Stone Age とも言います。
(こっちの方が簡単ですね)
(2023.1.14)
場所や建物が『見晴らしがよい』と英語で言うには、
command a fine prospect という表現を使うことができます。
この場合、他動詞のcommand は『(高い場所・家などが)(景色を)見渡す』という意味になります。
prospect は『予想、前途、見込み』などの意味でも使われますが、ここでは『眺望、見晴らし』の意味になります。
この表現で、fine の所は good 、great や beautiful でもいいですし、
prospect の所は、view 『景色、眺望』としても同様の意味になります。
使ってみましょう。
The hotel commands a fine prospect.
「そのホテルは見晴らしがよい」
The open-air bath commands a beautiful view.
「その露天風呂からは美しい景色が望める」
どこか景色の良い所でのんびり過ごしたいものですね。
(2023.1.9)
『自然淘汰』を英語で言うと natural selection だそうです。
これ、日本語で『自然選択』とも言うので、そちらの方に近い感じです。
the Oxford Advanced Learner’s Dictionaryの説明では、
natural selection
the process by which plants, animals, etc. that can adapt to their environment survive and produce young, while the others disappear
「自然淘汰:環境に適応できる植物や動物などが生き残り、子孫を残し、それ以外のものが消えていく過程」
だそうです。
使ってみましょう。
It is believed that the giant dinosaurs eventually perished by natural selection.
「巨大な恐竜たちは自然淘汰されて滅びていったと考えられている」
人類もうかうかしていられません。
(2022.12.27)
glacial period は、科学用語で『氷期』のことです。
glacial が『氷の』の意味です。
この他に ice age『氷河時代』との用語があり、区別して使われています。
『氷河時代』ice age が、気候が寒冷で氷河が発達した状態にある長い期間を指します。
この氷河時代中で、特に寒冷で氷河が著しく発達した時期が『氷期』glacial periodです。
氷河時代でも氷期にはさまれた比較的温暖な時期を『間氷期』interglacial period と言います。氷河時代の中に、何回かの氷期と間氷期があるイメージですね。
一般に『氷河期』という言葉も使われていますが、これでは氷期と氷河時代のどちらの意味か曖昧になるので、科学用語としては推奨されないとのことです。
確かに、氷河期の英訳語にはglacial period も ice age も出てきますので、どっちか分かりません。
(英語の方も、科学的な文以外では混同されている可能性が有りますけど)
現在、世界的には氷河が後退する状況ですが、また氷期がやってくるまでの間氷期 interglacial period である可能性が有ります。
現在、アメリカに大寒波が来ているそうですね。
そのニュースの中で氷河期が来たようだというコメントが有りました。
これって、glacial period なのか ice age なのか・・・・。
そんなすぐに氷期になるわけでもないと思いますしね。
(2022.12.13)
『ナスカの地上絵』のこと、英語では Nazca Lines と言うのだそうです。
merriam-websterのNazca Linesの説明は
site in southwestern Peru containing geometric shapes and animal figures of pre-Inca origin measuring up to hundreds of feet in length and best viewed from the air
「ペルー南西部の遺跡で、プレ・インカ時代の幾何学的な形や動物が描かれており、その大きさは数百フィートにも及ぶため空からよく見える」
山形大学のチームがドローンなどを使ってNazca Lines を新たに168か所も見つけたそうですね。やりますね。
なんか落書きみたいなタッチの絵も有って、親近感を感じます。
このおかっぱの人とか、他にもネコとか・・・。
でも、どうやって描いたのか、
そもそも空からしか見えないものを何で描いたのか
不思議です。
(神様に見せようとしたのかな?)
Japan university researchers discover 168 additional Nazca Lines figures https://t.co/ovTq5FVZTj
— The Mainichi (Japan Daily News) (@themainichi) December 11, 2022