welsh は使わない方がいいかも―🙊―#つぶやき英単語 2193

(2023.11.25)

大文字で始まる Welsh は、
『ウェールズの、ウェールズ人(語)の』あるいは『ウェール語』です。

これが 小文字始まりのwelsh になると
『賭け金を支払わずに逃げる、借金をごまかす、違約する』の意味の動詞として辞書に載
っています。

研究社の新英和中辞典では welsh について
「ウェールズ人 (Welsh) はこの語を軽蔑的な語と感じる」との注釈がついています。

意味を知っておくのはいいとして、
人の気分悪くさせる可能性がある語をわざわざ使う必要はないと思います。
ウェールズの人達とも仲良くしたいですからね。

in the doldrums は❓―🌏―#つぶやき英単語 2190

(2023.11.22)

in the doldrums というイディオムは、
『無風帯に入って、沈滞状態で、ふさぎ込んで』の意味だそうです。

Collinsの辞書の説明では
If an activity or situation is in the doldrums, it is very quiet and nothing new or exciting is happening.
「活動や状況が in the doldrums というのは、それが非常に静かで、新しい事や興奮させるようなことが起こらないことだ」
となっていました。

なお、doldrums というのは
『(赤道)無風帯、無風状態、憂うつ、ふさぎ込み、停滞状態』の意味だそうです。
(赤道無風帯は「北東貿易風と南東貿易風に挟まれた赤道付近の風の弱い地帯」のことです。)

使ってみましょう。
Our food business is in the doldrums.
「私たちの食品事業は停滞しています」

無風ってそそんなに悪くないと思うのですが、
このin the doldrums というイディオムは、停滞する等の少しネガティブな意味で使われることが多いようです。

これはdoldrum が航海用語ということを知ると理解できると気がします。
つまり、風で動く昔の帆船は無風状態ではなかなか進まないので、
無風帯にいる(in the doldrums)ということが、停滞するという意味につながると考えられます。

ニュースの言葉:dictator ―👤―#つぶやき英単語 2184

(2023.11.16)

dictator は『独裁者』ですね。
最近のニュースで、この言葉が使われていました。

Joe Biden reiterates Xi Jinping is a dictator at press conference after talks between two leaders
「ジョー・バイデン、両首脳会談後の記者会見で習近平は独裁者だと繰り返す」

reiterateは『何度も何度も繰り返す、反復して言う』の意味です。

dictator とは、たった今会談した相手に対して、かなりきつい言い方ですね。

でも意外な言葉というわけではないかな。

demography は❓―👨‍👨‍👧‍👦―#つぶやき英単語 2175

(2023.11.7)

demography は『人口統計学』です。
demographic は形容詞で『人口統計学の』の意味になります。

Collins の辞書サイトでの説明では
Demography is the study of the changes in numbers of births, deaths, marriages, and cases of disease in a community over a period of time.
「Demography (人口統計学)は、ある地域社会における出生数、死亡数、婚姻数、疾病患者数の一定期間における変化を研究する学問です。」
となっていました。

demography の demo-は「people 人々」の意味だそうです。
(democracy『民主主義の』のdemo-と同じですね。)
graphy は「記述したもの」を意味しているようです。
民衆のことを記述するということが、人口統計の基本という所でしょうか。

こういう学問の大切さは分かるのですが、
そこから日本の人口問題を何とかする知恵を出してもらえると
ありがたいんですけどね。

国の「チリ」とスパイスの「チリ」の英語は❓-🌶-#つぶやき英単語 2131

(2023.9.23)

紛らわしい案件の「国名のチリと香辛料のチリ」の英語について書きたいと思います。

国名の『チリ』は Chile で、英語での正式名は Republic of Chile です。

これに対して
唐辛子の『チリ』は 通常、chili と綴られます。

最後の文字が e と i で違いが有りますね。
そもそも、国名の方は大文字で始まるので、それほど紛らわしくはないと思うかもしれません。

しかし、
発音記号で見ると、国の Chile が tʃíli で、スパイスのchili が tʃíli
・・・同じです。
ついでに言うと、chilly 『冷え冷えする』も発音は tʃíli で同じなんです。
(こういう発音は同じで綴りや意味が違う単語は、異形異形同音異義語 homophone と呼ばれます。)

また、スパイスの chili は、実は chile という表記をされることも有るのだそうです。
なかなかの紛らわしい案件じゃないでしょうか。

なお、chili は メキシコ原産の唐辛子で、国のChileとは特に関係が無いようです。


今年のラグビーワールドカップ にチリが出場していて、
次はラグビーの母国のイングランドと対戦します。
初出場ということもあり、チリはちょっと応援したくなるチームです。


2015年の南ア戦は「ホントに鳥肌もの!」の英語-🏉-#つぶやき英単語 2116

(2023.9.8)

「ホントに鳥肌もの!」って、Real goosebumps stuff! でいいんですね。

X(ツイッター)にこんな文が載ってました。

Real goosebumps stuff!
Japan’s win over the Springboks in 2015 was one of the greatest Rugby World Cup upsets in history!
「ホントに鳥肌ものだ!
2015年、日本代表がスプリングボクスに勝利したことは、ラグビーワールドカップ史上最高の番狂わせのひとつだった!」

そうだよね。確かに、あれはすごかった。

またラグビーワールドカップが始まるので、
今年も日本チームの素晴らしいパフォーマンスを期待しましょう。

Go Brave Blossoms!

英語で「サモア人、トンガ人、フィジー人」は❓-🌏―#つぶやき英単語 2079

(2023.8.4)

『サモア』は Samoaで、『サモア人』は Samoan

『トンガ』は Tongaで、『トンガ人』は Tongan

『フィジー』は Fiji で、『フィジー人』は Fijian

『イタリア』は Italyで、『イタリア人』は Italian

『チリ』は Chileで、『チリ人』は Chilean

『イングランド』は Englandで、『イングランド人』はEnglander、English man

もう一度
『サモア』は Samoaで、『サモア人』は Samoan

『アルゼンチン』は Argentina で、『アルゼンチン人』は Argentine、Argentinean

ラグビー日本代表の試合
7/22 Japan 22 – 24 Samoa
7/29 Japan 21 – 16 Tonga
8/5 Japan vs Fiji
8/26 Italy vs Japan
Rugby World Cup ↓
9/10 Japan vs Chile
9/18 England vs Japan
9/29 Japan vs Samoa
10/8 Japan vs Argentina

Go Japan!

low-lying は❓-🏝-#つぶやき英単語 2068

(2023.7.24)

low-lying は『(土地が)低い、低地の』や『低くたなびく』の意味の形容詞です。

例えば、以下のように使われます。
People in low-lying island countries consider rising sea levels a serious problem.
「海抜の低い島国のに人々は、海面上昇が深刻な問題だと考えている。」

Low-lying clouds are tinted by the setting sun.
「低くたなびく雲が夕日に染められている。」

オンライン英会話 Bizmates のDiscovery Lessen で読んだ英文に、この単語 low-lying が出てきてました。

uncharted は❓-🌍-#つぶやき英単語 2059

(2023.7.15)

uncharted は『海図に載っていない、未踏の、未知の』の意味の形容詞です。

uncharted territory は『未知(未踏)の領域』
uncharted watersなら『未知の水域』ということになります。

使ってみましょう。
Life is like a journey along an uncharted course.
「人生は未知のコースを旅するようなものだ」

(誰と一緒に旅するかでも、いろいろ違ってきますね)

teleology は❓-👨‍💻-#つぶやき英単語 2054

(2023.7.10)

teleologyは『目的論』だそうです。
関連する形容詞は teleological 『目的論的な』になります。

Oxford Advanced Learner’s Dictionary の説明では
teleology
the theory that events and developments are meant to achieve a purpose and happen because of that
「出来事や進展はある目的を達成するためにあり、そのために起こるという説」
だそうです。

例文です。
He detested the advocates of teleology who arbitrarily interpreted events concerning him .
「彼は、彼に関する出来事を恣意的に解釈する目的論の提唱者たちを嫌悪した」

ついでに
detest 『ひどく嫌う』
advocate 『主唱者』
arbitrarily は『恣意的に』です。

まあ、哲学的な用語は日本語の訳語を知っても内容がよく分からないことも有るので、
あんまり気軽には使えないですね。
とりあえず、知っておいて悪いことは無いと思います。