ラグビーの審判が言ってた mitigation は❓-🏉-#つぶやき英単語 1995

(2023.5.15)

mitigation は『緩和、沈静』や『(刑罰などの)軽減』の意味の英単語です。

このmitigation がラグビー用語としも使われ、日本語訳では『軽減要因』となっています。

ラグビーリーグワンの準決勝が5/13,5/14に行われて、その中でレッドカード、イェローカードが何回か出てました。
そのレッドカードの処置を下す時に、審判が選手に No mitigation. と言っていました。
これは罰則を軽くするような理由『軽減要因』が無いと説明していたわけですね。

レッドカードは主に、相手の頭に体を当てるような危険なプレーについて出されます。
ただ、ボールを持っている選手の頭にタックルした体が当たっても、その相手選手が「急に大きく体を低くしたり動かしたりしてこと(Sudden and significant drop or movement)」が原因の一部である場合もあります。
そのような時は、それが 軽減要因 mitigationとして考慮され、完全に退場となるレッドカードではなく、イェローカード=10分間の退場(Sin-bin)になります。

それにしても、この重要な準決勝の試合の片方では、
主審を現役大学生でA級審判の古瀬 健樹さんが務めていて、レッドカードのシーンでも外国人選手に英語でどうどうと説明していました。
すごいですよね。まだ若いのに。

なお、準決勝の試合はどちらもいい試合でした。

We did it! 埼玉ワイルドナイツ決勝進出-🏉-#つぶやき英単語 1993

(2023.5.13)

ラグビーリーグワンのプレイオフ準決勝でワイルドナイツはイーグルスに勝利!
決勝進出を決めました。

以下、ワイルドナイツの英語でのツイートです。

We did it! 💙
「やりました!」

Saitama Wild Knights are going to the #LeagueOne2023 final 🏆
「埼玉ワイルドナイツがリーグワン2023の決勝へ進出」

To our fans across the 🌍 thank you so much for your support!
「世界中の私たちのファンの皆さん、応援ありがとうございます」
Here’s a pick of today’s hat-trick try scorer, Marika Koroibete to keep you warmed up until next weekend…
「今日、ハットトリックのトライを挙げたマリカ・コロインベテ選手の雄姿をご覧いただき、来週末をお楽しみに。」
(訳はアバウトですが) 

Although it was drizzling, 16,237 spectators enjoyed the exciting match.
小雨の降る中、16237人の観客が熱戦を楽しみました。

来週末は新国立競技場で決勝です。
Go, Wild Knights!

「体幹」の英語は❓-🥋―#つぶやき英単語 1992

(2023.5.12)

英辞郎で『体幹』を調べると、body trunktrunk of the body という言葉が出てきます。

このtrunk は、木について使えば『幹』を指します。
人間の体では『胴体』の意味になります。

そもそもデジタル大辞泉によると、
『体幹』とは「体の主要部分。胴体のこと。また、その部分にある筋肉。コア。」となっています。
なので、体幹=胴体=body trunk ということですね。

では、『体幹の強さ』は英語で何と言うでしょうか?
これも英辞郎に出ていて core strength だそうです。

また、『体幹を強くする』は improve core strength だそうです。
この場合の体幹は、胴体にある筋肉やその力のことを指しているので、
こういう言い方になるわけです。

なので、体の部位としての『体幹』はbody trunk で、
そこの強さに関して『体幹』と言う場合には、corecore strength と分けて考えればいいと思います。



MLBのチーム名 「テキサス・レンジャーズ」について―⚾️-#つぶやき英単語 1985

(2023.5.6)

テキサス・レンジャーズ=Texas Rangersは、MLB のアメリカンリーグ西地区に所属するチームです。
(2023.5.6 13:30、大谷選手のいるエンゼルスとレンジャーズが試合してます。
延長戦になってます。)

せっかくなので、チーム名のRangers について、ちょっと掘ってみましょう。

この元となるrange という単語は、名詞なら『範囲』などの意味ですが、
動詞として『歩き回る、さまよう』や『求めて探し回る』の意味にもなります。

なので、rangerは、歩き回ってパトロールする役目の人、例えば『森林警備隊員』などの意味になります。

ただ、チーム名のTexas Rangersは、森林警備隊とかではなく、
テキサス州にある「テキサス・レンジャー=The Texas Ranger」という公安組織の名前からとられたものだそうです。
The Texas Rangerのルーツは先住民族の襲撃に対抗するための自警団のようなもので、
当時は、騎馬で巡回パトロールする隊員がrangerと呼ばれたということらしいです。
それから200年ぐらいたって、乗り物は変わっても
The Texas Rangerは州公安局の中核をなす組織として存続しているんですね。

日本だと警察組織の名前をプロ野球のチーム名に使うというのは、ちょっと想像しにくい気がします。

(今、エンゼルスがレンジャースにサヨナラ勝ちしたみたいです。🎉)

カージナルス の cardinalは❓-🐦-#つぶやき英単語 1983

(2023.5.5)

カージナルス (St. Louis Cardinals)は、MLBナショナルリーグ中地区のチームです。
WBCで侍ジャパンで活躍したラーズ・ヌートバー (Lars Nootbaar)選手の所属チームですね。

19世紀から存続する古豪チームで、球団名の Cardinals は1900年から使用されています。当時の選手たとのユニフォームが赤い色であったため、
同じような色の鳥 Cardinal (Northern Cardinal=ショウジョウコウカンチョウ)と地元メディアが呼んだことが由来するとのことです。
この鳥は、セントルイスのあるミズーリ州の州鳥で、カージナルスのユニフォームにもしっかり描かれています。


そもそも、cardinal はカトリック教会の高位聖職者『枢機卿』という意味があり、その枢機卿の衣のような『深紅、緋色』という意味にもなり、その色の鳥の名前にもなったわけです。

ちなみに、cardinal には『きわめて重要な、主要な』の意味もあり、
語源は「ちょうつがいの、主要な」の意味のラテン語だそうです。
枢機卿=cardinal というのは、こちらの方の意味から来ているのだと思われます。

大谷選手のムーンショット!-🌝―#つぶやき英単語 1979

(2023.5.1)

MLB Angels の大谷選手のすごいホームラン「ムーンショット」が話題になっていますね。

“Ohtani’s blast had a 39 degree launch angle. There had not been a single home run with that launch angle or higher hit to center field since Statcast debuted in 2015.” The homerun’s height was almost double the average homerun.
訳)
大谷選手のホームランは、打ち上げ角が39°だった。スタッドキャストのシステムができた2015年から、これ以上の角度でセンターに放たれたホームランは1本もない。
このホームランの高さは平均的なホームランのほぼ2倍だった。
(from reddit)

blast は『突風、爆発』などを意味する単語ですが、
野球に関しては『強打、猛打、ホームラン』の意味になります。
Statcast は「MLBで導入されているデータ解析ツール:ステレオカメラやレーダーを使用して選手やボールの動きを高速・高精度に分析するためのもの」だそうです。

また、この大谷選手のホームランの軌道を示したツイートも出ていました。
Trajectory of Shohei Ohtani’s 114.3 mph, 39° moonshot home run
162 feet high, 7.0 seconds of hafeet ng time
訳)
大谷翔平選手の114.3mph、39°のムーンショットホームランの弾道
高さ162フィート、滞空時間 7.0秒

trajectory は『弾道、曲線、軌道』
moonshot はこの場合は『高く上がった打球、ムーンショット』です。
 (宇宙関係だと、moonshotは『月ロケットの打ち上げ』だそうです)
・114.3mph は、114.31.61×1.61=183.9km/h
 162feet は、162×0.30=49.4m になります。

とにかく、美しいホームランでした。

野球の「ノック」は英語で何?-🥎-#つぶやき英単語 1978

(2023.4.30)

昔の野球漫画だと、千本ノックみたいな守備特訓をしているシーンがよく出てきました。
(「巨人の星」や「キャプテン」とか・・・)
それほど激しくなくても、コーチなどが各守備位置の選手に打球を放つノックは、一般的な守備練習で行われていますね。

このノックは英単語のknock から来ていると思われますが、
これには『強く打つ』や『たたくこと』の意味は有っても、特に野球のノックのことを意味する言葉ではないようです。

では、あの『ノック』は英語では何と言うでしょうか?
これは、fungo だそうです。

細かく言うと、
野球用語のfungo は『ノック、ノックしたボール、ノックバット』の意味です。
また、ノックによる守備練習=シートノックは、単にfielding practice と言うそうです。
(野球用語のノックやシートノックは和製英語だったんですね)

バットのメーカーのツイートでも fungo という単語が出てました。
Perfect fungo bat for short range just like the video.
A good defense begins with the good fungo.

「このビデオのような短い距離用の完璧なノックバットです。
良い守備は良いノックから始まります」
あるいは「良いノックバットから」かもしれません。

なお、このHakusoh というのは株式会社 白惣という日本メーカーらしいです。

大谷選手関係:「3者連続ホームラン」の英語は❓-⚾-#つぶやき英単語 1973

(2023.4.25)

MLB Angels のウォード選手、トラウト選手、大谷選手が、対Royals 戦で3者連続ホームランを放ちました。

この『3者連続ホームラン』のこと、英語のニュース記事やツイートで
back-to-back-to-back homers (home runs)のように表現されています。
back-to-back homers なら2者連続ホームランなので、もう一つ足した感じになっていますね。(ハイフンは、ついてない形でも使われます)

SHOHEI OHTANI MIKE TROUT AND TAYLOR WARD HAVE HIT BACK TO BACK TO BACK HOME RUNS!!
「大谷翔平、マイク・トラウト、テイラー・ウォードが3者連続ホームランを打った!!」

The Free Dictionary の説明
back-to-back-to-back は 
A phrase used to describe three things that happen in a row, one right after another.
「3つのことが立て続けに起こることを表現するときに使うフレーズ」だそうです。

3者連続ホームランは本当にすごいと思いますし、
ここで打つ大谷選手かっこよすぎます。
Angels もこういうのをきっかけに連勝してほしいですね。

大谷選手を形容する言葉が尽きる❓-⚾―#つぶやき英単語 1971

(2023.4.23)

大谷翔平投手の対ロイヤルズ戦での好投があったので、Reddit などで彼に関する多くの英語コメントがされていました。

その中で、こんなのも有りました。
I ran out of adjectives to describe him.
「彼を表現する形容詞を使い果たした」

ここで
run out of は『を使い果たす、切らす』の意味おかで、
adjective が『形容詞』ですね。

大谷選手はamazing とか hot とかいろいろ言われてますけど
確かにパターンが出尽くすぐらい多くのコメントがされている気がします。
    (関連投稿:大谷選手が英語でどう表現されているか
          大谷選手の投球をどう形容するか    )

いっそのこと考え方を変えて
大谷選手を表現する新しい言葉を造った方がいいのかもしれませんね。

埼玉ワイルドナイツ ロビーさんの言葉-🏉-#つぶやき英単語 1970

(2023.4.21)

先週の敗戦後の
埼玉ワイルドナイツ、ロビー・ディーンズ ヘッドコーチの言葉:
There are no guarantees of success other than you bring to the table.
「自分で獲得してきた物以外に、成功を保証するものは無い」
というような意味でしょうか。

深い。