ラグビーのクロコダイル・ロールは?―🐊―#気になる英語調べ隊 2338

(2024.7.17)

週末のラグビーの試合でも起こったのですが、このごろ『クロコダイル・ロール 』Crocodile roll でペナルティーになるケースが目立っている気がします。

Crocodile 『クロコダイル(アフリカ・ア異議るジア・アメリカ産の大型のワニ)』は、大型の獲物に嚙みついたままで自分の体を回転させ肉を食い千切ると言います。
ラグビーで、このワニのような動きで相手の選手をどけようとする Crocodile roll は非常に危険なプレーで、最近これを禁じるルールが厳格化されたようです。

ラグビーのルールの説明英文に以下のように出ています。
New definition:
Crocodile roll: A prohibited action where a player laterally rolls/twists or pulls a player, who is on their feet in the tackle area, to ground. The action often lands on the player’s lower limbs
新しい定義:
「クロコダイル・ロール: 禁止されている行為で、プレーヤーがタックルエリアで立っているプレーヤーを地面に向かって横にロール/ツイスト、または、プルをするという禁じられた行為。この行為ではしばしば、プレーヤーの下肢に落下する。」

このクロコダイル・ロールを禁止する理由は以下のように説明されています。
Rationale: Player safety. While low in number, these actions continue to cause long-term injuries in many players. The Shape of Game meeting showed clear support for removing the specific action in law.
「理論的根拠:選手の安全。
数は少ないものの、こうした行為は多くの選手に長期的な負傷を引き起こし続けている。シェイプ・オブ・ゲーム会議では、特定の行為を法律で撤廃することへの明確な支持が示された。」

なるほど。選手のケガを防ぐためなら、Crocodile rollを厳格に禁止するのは理解できますね。

この前の日本 vs ジョージア戦では、この反則でのレッドカードが日本チームの数的不利につながりました。今、厳しく適用されているようなので、次の試合では日本の選手の方たちも、無理に相手をはがそうとしてこの反則を取られないようにしてほしいです。
第一、お互いに重篤な負傷を防ぐことになるので、全てのラグビーチームで徹底してもらいたいものです。

Xに出ていた南アフリカ vs アイルランド戦でのケースは、本当に痛そうです。

Hard to watch this…
Crocodile roll needs to be stamped out of the game.
「これは見ていられない・・・
ラグビーからクロコダイル・ロールを排除する必要がある。」

バーバリアンズとは❓―🏉―#つぶやき英単語 2310

(2024.6.23)

6/22に、ラグビーの堀江翔太選手がバーバリアンズ の一員として、フィジーと対戦しました。キックも蹴ってましたね。

バーバリアンズ Barbarians は、バーバリアン・フットボール・クラブ Barbarian Football Club の通称です。
barbarian は『野蛮人、野蛮な人』の意味ですから、「野蛮なやつら」的なチーム名になります。確かにラグビー選手は、ピッチ上ではすごい音立ててぶつかり合っているので、まあそういうチーム名をつけるのも理解できます。

このバーバリアンズは、世界の一流選手を試合・ツアーごとに招待して構成される伝統あるラグビーチームです。今回は、ラグビーリーグワンの埼玉ワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督がバーバリアンズを率いていた関係か、堀江翔太選手の他にもワイルドナイツから、クレイグ・ミラー、ジャック・コーネルセン、ラクラン・ボーシェ、リアム・ミッチェルの各選手も名を連ねていました。

Xには引退が決まっている堀江翔太、サム・ホワイトロックの両選手がトロフィーを持つ写真が載っていました。
サム・ホワイトロック選手はワイルドナイツでもプレーしていたので、ぼくの好きな選手の一人です。この試合が日本とニュージーランドのラグビー・レジェンドの最後の試合になるかと思うと、感慨深いものが有ります。
お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

How many Wild Knights are in the picture?
この写真で何人のワイルドナイツがいるかですが、
ワイルドナイツ関係者として、堀江翔太選手、ラクラン・ボーシェ選手とロビー・ディーンズ監督と、元ワイルドナイツのサム・ホワイトロック選手が写っています。
なので4人でしょうか。
もしかしたら、クレーグミラー選手の頭が写っているかも・・・違うかな。

英語で「アザミ」は❓―📷―#つぶやき英単語 2304

(2024.6.17)

今日、道端にアザミが咲いていたので写真を撮りました。

『アザミ』は英語では thistle だそうです。

Collins の辞書サイトでの説明では
A thistle is a wild plant which has leaves with sharp points and purple flowers.
「アザミ(thistle)は、鋭いとげのある葉と紫の花を持つ野草です」
となっていました。

このアザミ= thistle はスコットランドの国花なんですね。
なので、スコットランドのナショナルチームのラグビージャージには、
thistle のマークが入っています。

スコットランドのラグビー選手にとって、このthistle のマークを胸にプレーすることは最上の名誉のようです。

「狼の群れ」の英語は❓―🐺―#つぶやき英単語 2302

(2024.6.15)

 5/26日、ジャパンラグビーリーグワンの2023-2024シーズンの決勝で東芝ブレイブルーパス東京が埼玉パナソニックワイルドナイツに勝利し、王座につきました。

 ブレイブルーパスは、 Lupus が狼座という星座の名前でもあり、チームのマークやマスコットは赤い狼で統一されています。今年のブレイブルーパスは、勇猛な狼の群れのようなチームだったと思います。

 英語では動物ごとに群れの言い方が違っていて、狼の『群れ』については pack という単語が使われます。
 なので、
 「今年のブレイブルーパスは、勇猛な狼の群れのようなチームだった」は
 This year’s Brave Lupus was a team like a pack of valiant wolves.
のように言えます。

ここのファンの応援も面白くて、ときどき狼の遠吠えみたいな声を出します。
チームとファンも一体になって、一つの狼の群れなのかもしれません。

Once a Wild Knight, always a Wild Knight ―⚔️―#つぶやき英単語 2287

(2024.5.31)

埼玉パナソニックワイルドナイツから、の単団の発表が有りました。

Saitama Wild Knights announce the departure of six players this season
埼玉ワイルドナイツ、今季6選手の退団を発表

We extend our heartfelt gratitude and support as they embark on new challenges
新たな挑戦を始める選手たちに、心からの感謝と応援を送ります

Once a Wild Knight, always a Wild Knight ⚔️
一度ワイルドナイツの選手になれば、ずっとワイルドナイツの仲間です ⚔️

Let’s continue to champion Japan rugby together! 💙
これからも一緒に日本ラグビーを盛り上げていきましょう!💙

champion は動詞として『擁護する、支持する』の意味を表す場合が有ります。)

堀江翔太選手、谷昌樹選手、内田啓介選手、松田力也選手、スリアシ トル選手、マーク アボット選手、これまでありがとうございました。
これからの新しい挑戦を応援します。

堀江翔太選手のmoniker は❓―🏉―#つぶやき英単語 2285

(2024.5.29)

moniker は『名前、呼称、あだ名』だそうです。

Shota Horie of the Saitama Panasonic Wild Knights has been popularly known by his moniker “Lasbos (the final boss)”.
埼玉パナソニックワイルドナイツの堀江翔太選手はラスボスというあだ名で親しまれてきました。
The Rugby League One final, including its conclusion, was a dramatic match that was a fitting end for the retiring final boss.
ラグビーリーグワンの決勝は、その幕切れも含めて、引退するラスボスに相応しいドラマチックな試合でした。

ありがとう堀江選手。

*『ラスボス』はfinal boss や end boss のように言うそうです。

「功労賞」の英語は❓―🏉―#つぶやき英単語 2284

(2024.5.28)

『功労賞』は、distinguished service award あるいは単に distinguished service と言うようです。
distinguished が『顕著な、すぐれた』で、 service が『功績、功労』の意味になります。

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24アワードの表彰式が5/27にありました。

ワイルドナイツのXの英語版では以下のように受賞結果の紹介がりました。

It was a fruitful League One 2023-2024 Award ceremony yesterday for our Wild Knights
「私たちワイルドナイツにとって、昨日のリーグワン2023-2024の表彰式は実り多いものでした。」

Runners-up: Atsushi Sakate 🏆
「準優勝:坂手淳史」

Best 15:
Lood de Jager 🏆
Damian de Allende 🏆
Dylan Riley 🏆
Jack Cornelsen 🏆
Taiki Koyama 🏆
「ベスト15:
ルード・デヤハー
ダミアン・デアレンデ
ディラン・ライリー
ジャック・コーネルセン
小山大輝」

Distinguished Service: Shota Horie 🏆
「功労賞:堀江翔太」

スティーラーズの山下 裕史選手、 グリーンロケッツの田中 史朗選手とともに功労賞を受賞した堀江翔太選手。受賞おめでとうございます。
引退を決めて戦っていた今シーズンの雄姿は忘れません。
お疲れさまでした。

ラグビーリーグワン:runner up は❓―🏉―#つぶやき英単語 2282

(2024.5.26)

runner up は『(試合・競争などで)2位の人・チーム、次点の人』の意味です。

Xより
Saitama Wild Knights are runners up in this seasons League One championship! ⚔️🏆
An unbeaten season ended in a 20-24 loss to Toshiba Brave Lupus Tokyo and the team take second place
「埼玉ワイルドナイツが今シーズンのリーグワンで準優勝!⚔️
不敗できたシーズンは東芝ブレイブルーパス東京に20-24で敗れて終わり、チームは2位となった」

本当に激しい試合でした。
僕たちファンはワイルドナイツの奮闘を誇りに思います。
いい試合をありがとう。
It was a really intense match.
We fans are proud of the Wild Knights’ effort.
Thanks for a great game.

ラグビーリーグワン:「3位」の英語は❓―🥉―#つぶやき英単語 2281

(2024.5.25)

 今日、ジャパンラグビーリーグワンの3位決定戦、サンゴリアス対イーグルスの試合が有りました。 

この『3位決定戦』を英語で言うと、 the third-place match になります。
third place が『3位』ということですね。

Xにはこんな風に出ていました。
Tokyo Suntory Sungoliath clinch third place in the 2023-2024 League One playoffs with an epic 40-33 victory over Yokohama Canon Eagles
「東京サントリーサンゴリアスが横浜キヤノンイーグルスに40-33で劇的勝利を収め、2023-2024リーグワンプレーオフの3位を決めた。」

両チームにチャンスが有ったと思いますが、最後のトライでサンゴリアスが決め切った感じです。いい試合でした。

ラグビーリーグワン:「入れ替え戦」の英語―🏉-#つぶやき英単語 2280

(2024.5.24)

『入れ替え戦』は英語では Promotion and relegation と言うらしいです。
(Weblio調べ)

Promotion が『昇格』で、relagation が『降格』ですね。

Xでは、promotion/relegationのように表記されているのを見ました。
Some familiar faces will be on the pitch tonight as Will Genia and Quade Coopers’ Kintetsu Liners play Greig Laidlaw’s Urayasu D-Rocks in the this weeks first promotion/relegation clash
見慣れた顔がピッチ上に。
ウィル・ゲニアとクウェイド・クーパーズが所属する近鉄ライナーズと、グレイグ・レイドローが所属する浦安D-ロックスが、今週の最初の入れ替え戦で戦う。

入れ替え戦は、勝つと負けるで大違いですから、きびしいですね。

(D-Rocksが勝って昇格を決めたみたい)