今日たくさん検索された caucus は❓―🇺🇸―#つぶやき英単語 2448

(2024.1.16)

Weblio の検索ランキングで caucus という単語が今日のトップになっていました。

caucus は『(政党の)幹部会、地方幹部会』とWeblioに出ていますが、『党員集会』と言われる場合も有ります。

米国では、二大政党の地方組織が地域別に開催する『地区党員集会』が caucus と呼ばれ、大統領候補を決める集会のため注目されるようです。

この単語をみんなが知りたがったのは、これかな?

NBC News projects former President Donald Trump wins Iowa Republican Caucus.
「NBCニュース、ドナルド・トランプ前大統領がアイオワ州共和党の党員集会に勝利と予想」

へえ、そうなの。

弔意を表す「半旗」の英語は❓―😔―#つぶやき英単語 2239

(2023.1.7)

『半旗』とは、弔意を表すために旗竿の先端から半分ほど下げて掲げる旗のことです。
英語では、これを flag at half-mast (または half-staff) と言うそうです。
mast やstaff が『旗竿』の意味になります。

また、『半旗を掲げる』は、fly (hoist) a flag at half-mast のようになります。
fly は『飛ぶ、飛ばす』の意味の他に、この場合のように他動詞として『(旗を)掲げる』の意味でも使われます。
また、hoist は『(旗を)掲げる』や『(ロープなどで)巻き上げる、釣り上げる』の意味の動詞です。

2024年1月6日、熊谷ラグビー場でのベルブリッツとワイルドナイツの試合では、
リーグ旗と両チームの旗が半旗として掲げられていました。
1月1日に起きた能登地震の被害者に対する弔意を表すためと思われます。
On January 6, 2024, at the game between the Bell Blitz and the Wild Knights at the Kumagaya Rugby stadium, the flags of the league and the both teams were flown at half-mast.
This was supposedly to express condolences for the victims of the Noto earthquake that occurred on January 1.

試合前に黙とうも捧げられました。

英語で「誘導尋問」は❓-👮―#つぶやき英単語 2238

(2024.1.6)

『誘導尋問』は英語では leading question だそうです。
leading が『導くこと、誘導』の意味ですね。

Wiktionaryの説明によると、 leading question は
A question that suggests the answer or that contains the information for which the examiner is looking.
「答えを示唆する質問、または試験官が求めている情報を含む質問」
だそうです。

法廷物のドラマでも
「異議あり! 明らかな誘導尋問です。」のようなセリフが出てきたりしますね。

裁判の主尋問では誘導尋問が禁止されているそうです。
これは、質問者が言ってほしい答えを示して誘導することで、
証人の記憶をゆがめて、事実認定を誤る危険性があるためだとか。

(日常生活でも、
 誘導尋問には気を付けた方がいいかも・・・)



羽田空港事故関係の英語:ATCなど―🛫―#つぶやき英単語 2237

(2024.1.5)

羽田空港での日本航空と海上保安庁の航空機の衝突事故について
管制官と各航空機の英語での交信内容が公開になっています。
Xにもその関連の投稿が有りました。

The original transcript in English (the language of air traffic control), as well as a diagram of runway C at Haneda, have also been released.
「英語(航空管制言語)による記録原文と羽田C滑走路の図も公開された」

’ATC communications relating to the JL516/DHC-8 runway collision at HND’
「JL516とDHC-8の羽田空港滑走路での衝突に関係する交信」
’ Communications released by Ministry of Land, Infrastructure and Transport’
「国土交通省から発表された交信記録」
  JL516: JAL516便
  DHC-8: 海上保安庁のボンバルディア DHC-8-300
  ATC =air traffic control 『航空管制、航空交通管制』
  communication 『交信』
  runway 『滑走路』
  collision 『衝突』
  Ministry of Land, Infrastructure and Transport 『国土交通省』

交信内容の中で、管制官が以下のように指示しています。
’Please taxi to the runway stop position on C5’
「滑走路停止位置C5までタクシングしてください」
  taxi 『タクシングする(させる)』 
    タクシングは飛行機が地上を自力で移動すること

海上保安庁のDHC-8もC5という停止位置を復唱しており、
この通りに動いていれば着陸してくるJAL機とぶつかる事故は起きなかったと思われます。

普段では考えられないような間違いを犯す場合が誰にも有るはず。
僕も仕事始めに向けて気を引き締めないと。

地震関係の英語:aftershockなど―⛑―#つぶやき英単語 2236

(2024.1.4)

能登半島地震で大きな被害があり救助活動が続いている状況で、
英語でもこの関係の情報が多く見られます。

The death toll rose to almost 60 after a powerful earthquake hit Japan’s northwest, as aftershocks and the threat of heavy rain hamper rescue operations
「日本の北西部を襲った強い地震による死者数は約60人に上り、余震と大雨の脅威が救助活動を妨げています。」 
 aftershock=余震   

参考のため、地震に関する英語を並べてみました。

『地震』 earthquake, quake

『地震の』seismic
『地震学』seismology

『(地震の)揺れ、小地震』 tremor

『前震』foreshock
『本震』mainshock
『余震』aftershock, afterquake

『震源』hypocenter, seismic center (focus)

『断層』(geologic) fault
『活断層』active fault

『群発地震』 swarm earthquakes, (earthquake) swarm
『火山性地震』 volcanic earthquake

『震度』 seismic intensity, intensity on the Japanese (seven-stage) seismic scale
  『震度5弱』intensity 5 lower
  『震度5強』intensity 5 upper
「日本の7段階の震度の7を記録する」
register 7 on the Japanese seismic seven-stage intensity scale
     (震度についての関連投稿→こちら

『マグニチュード』magnitude(of earthquake), magnitute on the Richter scale
「マグニチュード7.6の地震」
   7.6-magnitude earthquake

『液状化』 liquefaction

『地割れ』crack, fissure, opening (in the ground)

『津波』 tsynami

『津波警報』tsunami warning

『緊急地震速報』 EEW (Earthquake Early Warning)

以上

ニューヨーカーは震度を知らない?―🤔―#つぶやき英単語 2235

(2024.1.3)

ニューヨーク・タイムズ紙は、日本の震度がリヒタースケールのマグニチュードとは異なることを理解していないのかもしれません。
The New York Times may not understand that the Japanese seismic intensity differs from the magnitude on the Richter scale.

彼らの記事には「この地震では日本の震度で7.6が記録された」とありますが、実際には最大震度は7で、リヒタースケールのマグニチュードが7.6でした。彼らは二つを混同しているようです。
Their article said ’The earthquake registered 7.6 on the Japanese seismic intensity scale…’, but in fact, the maximum seismic intensity was 7 and the Richter scale magnitude was 7.6. They seem to confuse the two.

Good luck comes by cuffing. ―😔―#つぶやき英単語 2234

(2024.1.2)

英語の諺にこんなのが有ります。 
Good luck comes by cuffing.

cuff は『平手打ちする』の意味の動詞ですので、
これは「幸運は平手打ちをして通り過ぎる」のようなことでしょうか。
日本語の諺の「好事魔多し」に近い意味だそうです。
幸運の次には悪いことが起きたり、上手くいっている時に邪魔が入ったりするのは
洋の東西を問わずに有る事なのでしょう。


正月のめでたい気分も吹き飛ばすように
自然災害や事故のニュースが続いて・・・。

自分たちレベルで防げる不幸は寄せ付けないようにしたいものです。
餅をのどに詰まらせたりしないようにしないと。


英語見出し:議員事務所の家宅捜索―👮―#つぶやき英単語 2230

(2023.12.29)

最近の国会議員事務所が家宅捜索されたというニュースで、
見出しはこんな英語になっていました。

Lawmaker’s offices raided over LDP funds scandal
「自民党資金スキャンダルで議員事務所を家宅捜索」

動詞のraid は基本的に『急襲する』という意味ですが、
ここではreided で「家宅捜索された」ということになってます。
(reid は名詞では『急襲、襲撃』や『(警察の)手入れ、強制捜索』などの意味があります。)

ちなみにLDPは、 Liberal Democratic Party 『自由民主党』のことですね。
党名は理想を掲げているのかもしれませんが、現実を見ると・・・。

山本投手関係:「傷口に塩」の英語は❓―🧂―#つぶやき英単語 2229

(2023.12.28)

「傷口に塩」は、「傷口に塩を塗る」としても使われ、
「良くない状況で重ねて悪いことが起こる」「傷ついた心をさらに痛めつける」といった意味になります。

「傷口に塩を塗る」は英語では pour salt on the wound になります。
pour salt は「塩をかける」ですけど、そこを除けば日英ほとんど同じ表現ですね。

日本語でも「傷口に塩」だけで通じますが、 英語でもsalt on the wound だけで使われる場合も有るようです。

また、「傷口に塩をすり込む」という言い方も有りますが、
英語でも rub 『すり込む』という動詞を使って、同じように rub salt in the wound とも言うようです。

日本語でも「泣きっ面に蜂」など類似の表現も有りますが、
英語でも
add insult to injury  「ケガさせたうえで侮辱する」
twist the knife 「(刺した)ナイフをひねって傷口を広げる」
等の表現が同じような意味になります。


MLBのドジャースに入団が決まった山本由伸選手ですが、
彼の代理人が
「山本はサンフランシスコは大阪に似た美しい街と思っていて、
ドジャースじゃなければサンフランシスコ ジャイアンツに山本が入った可能性が有った」
と明らかにしたそうです。
Reddit には、これに対するジャイアンツファンらしい人のコメントで
 Salt on the wound… 「傷口に塩・・・」
というのが出ていました。
(確かにジャイアンツファンにとっては聞くだけツライかも)

fall for は❓―😻―#つぶやき英単語 2226

(2023.12.25)

fall for は『(人・モノに)にほれ込む、が好きになる』や
『(計略・宣伝に)にひっかかる、だまされる』の意味だそうです。

例えば、以下のように使えます。
She fell for Shohei right away.
「彼女はすぐに翔平にほれ込んだ」

She fell for the TV ads and bought the supplements.
「彼女はテレビ広告にだまされてそのサプリを買った」


同じfall for でも、
ほれ込むのはいいですけれど、だまされるのは不快ですよね。
実際は、似たようなものなのかもしれませんけど。