ニューヨーカーは震度を知らない?―🤔―#つぶやき英単語 2235

(2024.1.3)

ニューヨーク・タイムズ紙は、日本の震度がリヒタースケールのマグニチュードとは異なることを理解していないのかもしれません。
The New York Times may not understand that the Japanese seismic intensity differs from the magnitude on the Richter scale.

彼らの記事には「この地震では日本の震度で7.6が記録された」とありますが、実際には最大震度は7で、リヒタースケールのマグニチュードが7.6でした。彼らは二つを混同しているようです。
Their article said ’The earthquake registered 7.6 on the Japanese seismic intensity scale…’, but in fact, the maximum seismic intensity was 7 and the Richter scale magnitude was 7.6. They seem to confuse the two.

Good luck comes by cuffing. ―😔―#つぶやき英単語 2234

(2024.1.2)

英語の諺にこんなのが有ります。 
Good luck comes by cuffing.

cuff は『平手打ちする』の意味の動詞ですので、
これは「幸運は平手打ちをして通り過ぎる」のようなことでしょうか。
日本語の諺の「好事魔多し」に近い意味だそうです。
幸運の次には悪いことが起きたり、上手くいっている時に邪魔が入ったりするのは
洋の東西を問わずに有る事なのでしょう。


正月のめでたい気分も吹き飛ばすように
自然災害や事故のニュースが続いて・・・。

自分たちレベルで防げる不幸は寄せ付けないようにしたいものです。
餅をのどに詰まらせたりしないようにしないと。


英語見出し:議員事務所の家宅捜索―👮―#つぶやき英単語 2230

(2023.12.29)

最近の国会議員事務所が家宅捜索されたというニュースで、
見出しはこんな英語になっていました。

Lawmaker’s offices raided over LDP funds scandal
「自民党資金スキャンダルで議員事務所を家宅捜索」

動詞のraid は基本的に『急襲する』という意味ですが、
ここではreided で「家宅捜索された」ということになってます。
(reid は名詞では『急襲、襲撃』や『(警察の)手入れ、強制捜索』などの意味があります。)

ちなみにLDPは、 Liberal Democratic Party 『自由民主党』のことですね。
党名は理想を掲げているのかもしれませんが、現実を見ると・・・。

山本投手関係:「傷口に塩」の英語は❓―🧂―#つぶやき英単語 2229

(2023.12.28)

「傷口に塩」は、「傷口に塩を塗る」としても使われ、
「良くない状況で重ねて悪いことが起こる」「傷ついた心をさらに痛めつける」といった意味になります。

「傷口に塩を塗る」は英語では pour salt on the wound になります。
pour salt は「塩をかける」ですけど、そこを除けば日英ほとんど同じ表現ですね。

日本語でも「傷口に塩」だけで通じますが、 英語でもsalt on the wound だけで使われる場合も有るようです。

また、「傷口に塩をすり込む」という言い方も有りますが、
英語でも rub 『すり込む』という動詞を使って、同じように rub salt in the wound とも言うようです。

日本語でも「泣きっ面に蜂」など類似の表現も有りますが、
英語でも
add insult to injury  「ケガさせたうえで侮辱する」
twist the knife 「(刺した)ナイフをひねって傷口を広げる」
等の表現が同じような意味になります。


MLBのドジャースに入団が決まった山本由伸選手ですが、
彼の代理人が
「山本はサンフランシスコは大阪に似た美しい街と思っていて、
ドジャースじゃなければサンフランシスコ ジャイアンツに山本が入った可能性が有った」
と明らかにしたそうです。
Reddit には、これに対するジャイアンツファンらしい人のコメントで
 Salt on the wound… 「傷口に塩・・・」
というのが出ていました。
(確かにジャイアンツファンにとっては聞くだけツライかも)

fall for は❓―😻―#つぶやき英単語 2226

(2023.12.25)

fall for は『(人・モノに)にほれ込む、が好きになる』や
『(計略・宣伝に)にひっかかる、だまされる』の意味だそうです。

例えば、以下のように使えます。
She fell for Shohei right away.
「彼女はすぐに翔平にほれ込んだ」

She fell for the TV ads and bought the supplements.
「彼女はテレビ広告にだまされてそのサプリを買った」


同じfall for でも、
ほれ込むのはいいですけれど、だまされるのは不快ですよね。
実際は、似たようなものなのかもしれませんけど。

大谷選手は Sho stopper❓―🏈―#つぶやき英単語 2225

(2023.12.24)

ドジャースに加入した大谷翔平選手が、アメリカンフットボール観戦に訪れたことが話題になってました。

その話題について
Sho stopper! というXの投稿が有りました。
これは、show stopper という言葉と Shohei をかけているようです。

show stopper は
『(ショーが一時中断されるほどの)拍手喝采の名演技、人目を引く物・人』という意味だそうです。
大谷選手が、野球以外のスポーツの会場に行っても注目を浴びるshow stopper であるということですね。

今日は、大谷選手が、No.17の背番号をゆずってくれたジョー・ケリー投手の奥さんのアシュリーさんにポルシェをプレゼントしたというニュースも有りました。
大谷選手のやる事は予想を超えてくるから、目が離せません。
やっぱり、Show stopper 、いやSho stopper なんだと思いますね。

ドジャースの prolific offseason ―⚾―#つぶやき英単語 2224

(2023.12.23)

山本由伸投手もドジャースに入るとそうですね。🎉
このことをCBS News のXがこんな風に書いていました。

The Los Angeles Dodgers prolific offseason continues, as the team has reportedly inked Japanese starting pitcher Yoshinobu Yamamoto to a 12-year contract.
「ロサンゼルス・ドジャースの華々しいオフシーズンが続く。
 同チームは日本人先発投手、山本由伸と12年契約を結んだとのこと。」

prolific は『多産の、実をたくさん結ぶ、多作の』の意味です。
大谷選手と山本選手を獲得したので、
ドジャースにとってまさに prolific offseason ですね。

inkは、名詞ならそのまま『インク』ですが、
動詞としては『(契約書などに)署名をする』の意味にもなるそうです。

ドジャースで日本人選手コンビが活躍するのが楽しみです。

slush fund は❓―💴―#つぶやき英単語 2222

(2023.12.21)

slush fund は、『(特に政治の世界における)不正資金、裏金』だそうです。

Xで最近この単語がちらほら見かけます。

Japan prosecutors to probe largest LDP faction over slush fund scandal
「検察、自民党最大派閥の裏金スキャンダルを調査へ」

The faction formerly led by slain PM Shinzo Abe asks its members to sell tickets to the fundraising parties. Members received kickbacks when their sales exceeded quotas.
「故安倍晋三首相がかつて率いた派閥は、資金集めのパーティーのチケットを売るよう所属メンバーに依頼した。
その売り上げがノルマを超えた場合にメンバーはキックバックを受け取っていた。」

slush fund という単語、政治家の方々から教わった形ですね。
教わりたくはなかったですけどね。

このごろ耳にする kickback って❓―💰―#つぶやき英単語 2218

(2023.12.17)

『キックバック』って、この頃、政党とか政治家がらみのニュースで耳にしますね。

元の英語の kickback は『(強い)反動、はね返り、割戻金、リベート、ぴんはね』の意味の名詞です。

動詞として使われる kick back は、『蹴り返す、逆襲する、リベートとして払う』等の意味だそうですよ。

自民党の話は、派閥が集めたお金を政治家にキックバック(割戻金)を渡して、それを会計処理をきちんとせずに裏金にしたということでしょうか。
(ルールを作る政治家がルール違反してどうするんですか!)

米津玄師さんのKICKBACKは、アニメ「チェンソーマン」の曲として、ぶっ飛んだ感じでいいですけどね。
あれは、チェンソーの反動や、逆襲というような意味からつけられた曲名かな?

大谷選手の「同じ方向を向いている」は何て訳されてたか?-⚾―#つぶやき英単語 2217

(2023.12.16)

大谷選手がドジャース入団の記者会見で、勝つために一番大切なことは何かと聞かれて
「全員が勝ちに(対して)同じ方向を向いているというのが大事だと思う」のように答えていました。

この『同じ方向を向いている』を通訳の一平さんは、英語で on the same page と表現していました。

on the same page は直訳なら「同じページの上にいる」的なことですが、
辞書サイトWeblioの説明によると
『同じように考えている、同じ見解を持つ、意見が一致している』という意味になるそうです。
当り前ですけれど、大谷選手の言ったことにマッチしてると思います。

それにしても、その場ですっと訳せる通訳の人って、すごいですよね。
英語、日本語の双方向の変換が瞬時にできないといけないですから、なおさらです。
(あやかりたいです。)

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